この記事では、先生の不倫相手への制裁漫画「不倫被害者の会」～サレた復讐、代行します。３巻のネタバレ・感想を紹介します。
「不倫被害者の会」～サレた復讐、代行します。３巻のネタバレ紹介
驚愕の制裁方法を使う葵
ピンポーン。
千佳達家族の部屋のチャイムが鳴ります。
「誰だろう」と玄関に出る千佳。
「隣に越してきた四葉です。ご挨拶に伺いました」と手土産を持って立っていたのは葵。
挨拶を交わし隣の部屋に帰る葵。
部屋に帰ると男性が。
男性は「その、さ、君。なんで俺みたいな冴えない独り身の男のところに来たんだ？」と葵に訊ねます。
困惑する男性に近付き、「教えてあげる。あなたのタネが欲しかったからよ」とキスをして服を脱ぎ始める葵。
「それとも私とじゃ嫌？」と葵が聞くと「い、いや全然。と男性。
ゴムを付け本番を始める２人。
今回の葵の行動は男性のタネが欲しかった為でした。
千佳が葵からの手土産を開けると中には高級菓子が入っていました。
１人で越してきたと言う葵の言葉に隣は確か冴えない中年が１人で住んでたはずなのにと不思議に思うのでした。
数日後、千佳は晴斗とカフェにいると声を掛けられ見ると葵の姿が。
「偶然ですね。よければ、ご一緒してもいいですか？」と言われ快諾する千佳。
他愛もない会話をする２人。
千佳がこのカフェのガランティーヌが美味しかったのに無くなっちゃったと悲しそうな顔をしていると自分は得意で作れるから今度家に来てと千佳を誘う葵。
葵の部屋に行きお菓子やご馳走を振舞ってもらい、千佳と晴斗は大喜び。
すると晴斗が「ねえママ、この美味しいごはん、パパにも食べさせたい！」と言い「パパはお仕事だからダメなの！」と千佳が言うと「そっちのパパじゃない！本当のパパのほう！」と答える晴斗。
慌てて「そ、そういうことは言わないの」と晴斗に言いますが、葵をチラッと見て話し始める千佳。
自分の今の夫は２人目で前の夫とは不倫で別れ、今の夫が晴斗を可愛がってくれるから結果的には良かったと語る千佳。
「へぇ、それは大変だったね」と葵。
食事も終わり、デザートもあると葵が言うと晴斗は寝ていました。
「あら、また今度にする」と葵が聞くと食べると返事する千佳。
お茶に何かを入れた葵。
するとそれを口にした千佳は眠ってしまいました。
それを確認した葵は冷蔵庫から「タネ」を取り出し温め、「あなたの言うイケメンかはわからないけれど、晴斗くんのような元気な子を産んでね」とスポイトで千佳に注入していきました。
後日、葵は千佳からデキたかもと報告を受けていました。
隆志に伝えたのか訊ねると「うん、喜んでる。まだわからないのに娘のつもりで計画してる。晴斗もお兄ちゃんになるんだよね」と晴斗の頭を撫でる千佳。
その後家にいると隆志が帰って来て千佳に「ポストにこんなの入ってたんだけどどういうこと？」と聞いてきました。
その紙には「あナタの奥さんは托卵している」と書かれていました。
これはどういうことと訊ねる隆志にイタズラだと返す千佳。
「でもお前晴斗は」と言う隆志に「この子は隆志の子だって！本当だって」と千佳は言います。
隆志はＤＮＡ鑑定をしてくれと言ってきますが、千佳はもちろん承諾。
千佳は隆志以外とはしていない為、絶対の自信がありました。
しかしまさかの隆志の子供を否定する結果が出てしまい驚愕します。
信じてと隆志に懇願しますが離婚届けを突き付けられてしまう千佳。
すがりつく千佳は突き飛ばし隆志は出て行くのでした。
葵の制裁の後に手に入れたもの
ある日の不倫被害者の会のセミナーで涼介は葵の制裁の結果にを聞きました。
隆志は千佳と別れて新しい彼女と歩いている写真を見て、「これで千佳に残ったのは托卵で生まれた子供たちだけ、ですか」と暗い表情の涼介。
「でもそれはあんんまりじゃ」と言う涼介に「そうですか？涼介さんを苦しめた当然の報いですよ」と葵。
「報い、ですか。僕はこれで報われたのかわかりません。」と答える涼介に「あなたは傷ついているんです。今はわからないかもしれないけど傷つけられた相手に、制裁が加えられたという事実が救いになるの日が来ます」と涼介の手を握り微笑む葵。
「すみません。でもあなたが私の気を晴らすためにしてくれたということは分かりました。今日は失礼します」と去って行く涼介に「少なくとも私は救われたのよ」と呟く葵なのでした。
ピンポーンと涼介の部屋のチャイムが鳴りました。
涼介が出るとそこには赤ちゃんを抱いた千佳と晴斗が立っていました。
「虫のいいことだって分かってるけど、晴斗をひきとってくれないかな」と千佳。
涼介は笑顔で晴斗を抱きしめるのでした。
そして今日も誰かが不倫被害者の会のセミナーで体験談を語るのでした。
「不倫被害者の会」～サレた復讐、代行します。３巻の感想・考察
今回の葵が行った制裁は他人のタネで千佳に托卵させることでした。
その為に葵は知らない男からタネを集めるという驚愕の準備をしていました。
本当に制裁のためなら手段を選びません。
そして、うまく着床させ、さらに手紙を投函して千佳の家庭を破壊しました。
千佳からすればあり得ないことですがＤＮＡ鑑定で結果が出てしまった為どうにもなりません。
葵から制裁を聞いた涼介は、やはり子供を使った制裁のためか、涼介の性格的なものかあまりいい顔はしませんでした。
たしかに今回のやり方はあまり気分のいいものじゃありません。
ここまでする葵にはどんな過去があるのか気になります。
しかし、その結果全てを失った涼介の元に晴斗が戻ってきました。
それだけが今回涼介にとって良かった出来事でした。
次回はどんな被害者が来るのでしょうか？
まとめ
以上、「不倫被害者の会」～サレた復讐、代行します。３巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
千佳への制裁は托卵。
まさかの方法で千佳への制裁の準備を始める葵。
なぜ葵はここまでのことが出来るのでしょうか？
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