この記事では、深原にな先生の漫画『初恋事変』8巻のネタバレ・感想を紹介します。
『初恋事変』8巻のネタバレ紹介
孝一との初デートで緊張する沙奈
デートが久しぶり過ぎてどうしたらいいか分からず、とんでもなく緊張でドキドキの沙奈。
「こうなったからにはやるしかねえ!!」と覚悟を決めるのでした。
そんな沙奈に「おーい。幸井?」と声を掛ける孝一。
「ごめん、お待たせ」と声を掛けられ「わーーーーっ」と思いっきり驚く沙奈。
孝一は「そんな驚かなくても」と困った感じです。
「悪い、ぼーっとしてて」と孝一をチラッと見る沙奈。
普段孝一と違いキラキラして見え「さ、さっさと行くぞ!!」とドキドキしてさっさと歩き始めるのでした。
カフェに入った2人。
沙奈はとにかく落ち着こうと必死です。
席に着き待っているとパフェが運ばれてきました。
孝一は「お洒落な店だね」と言い、沙奈曰く千佳が予約を譲ってくれたのだそう。
千佳に写真を送るように言われていた沙奈は写真を撮ることに。
写真撮影が済むと孝一が「こういうところ、よく来るの?」と質問してきました。
沙奈は「いや最近は全然。昔はよく、来てたんだけど」と返しながら、思い出したくないのに大和との日々を思い出してしまいます。
少し曇った沙奈の表情に「どうかした?」と心配する孝一。
慌てて「いやっ、なんでもねーよ」と返事しパフェを口に運ぶ沙奈。
食べた瞬間、沙奈の顔はぱあああっと明るくなり「く~っ、久々のパフェは沁みるぜ~」と感動。
その様子を見た孝一は「ははっ、そんなに?」と笑います。
沙奈は孝一にも食べるか訊ねると「いいの?じゃあ、はい」と、あーんと口を開けてきました。
その光景に「なっ何やってんだバカ!!自分で食え、おら」と大慌てでパフェをズイッと差し出す沙奈。
孝一は「えー、いいじゃん別に。みんな俺達のことカップルだと思ってるよ」と不満そうにしますが、そういう問題じゃないと一喝されてしまいます。
「じゃあ、恋人になったらしてくれる?」と質問する孝一に「考えとく」と返す沙奈。
沙奈は「いつからだろ。こいつの言葉がどこまで本気か考えるようになったの」と自分に問いかけるのでした。
その後2人は映画館へ。
映画館に来るのは久しぶりだと言う沙奈は孝一は良く来るのか訊ねます。
孝一は「映画館も来るし、家でも観るよ。父の趣味でホームシアターがあるから」と返します。
それを聞いた沙奈は「マジ!?すげーな」と驚くとともに、千佳が孝一の家は大地主だと言っていたのを思い出しました。
あの話は本当だったのかと驚きつつ、普段の生活はどんな感じなんだろと考え「まだ知らないことばっかりだ」と思う沙奈。
映画が始まり感動的なストーリーの映画に泣きそうになる沙奈でしたが、孝一にバレたら恥ずかしいと必死に耐えます。
孝一のことだからすました顔で見ているだろうと孝一を見ると目には涙が溜まっていました。
すぐ見るのを止め「なんだ、同じとこで泣いてんじゃん」と少し安心する沙奈なのでした。
映画が終わり「お前も感動して泣いたりするんだな」と孝一に伝える沙奈。
予想外の言葉に「幸井、俺のことなんだと思ってんの?」と呆れ顔。
沙奈は「いっつもすましてて、かっこつけた奴。はは!でもそうでもなかったんだな」と返します。
「かっこ悪かったってこと?」と少し困った顔をする孝一に「いや、そっちの方がいいと思う」と返すのでした。
「それなら安心した」とぎゅっと沙奈の手を握り、繋いで歩こうとする孝一に「おい!」と沙奈は顔を赤くして怒るのでした。
好きな人がいることを公表したい大和
「洋服みたいから付き合ってよ。手はお店に着くまで、ね」と言われ、沙奈は「着くまでだからな」とドキドキしながらも緊張はしていないのでした。
「そうだあたし、カフェも映画も街に出て遊ぶことも大好きだったんだ。そんな風に思うことなんてもう二度とないと思ってた」と思い出す沙奈。
2人が歩いていると大画面に大和が主演の映画の予告が流れ、それを見た沙奈は思わずぱっと手を放してしまいます。
「あ」と気まずそうにする沙奈に「やっぱり気になる?北見のこと」と孝一は質問。
「ごめん」と謝る沙奈に「なんで謝るの?」と不思議そうにする孝一。
元カレの話なんて嫌だろうし、未練があるわけでもなく早く忘れたいと話す沙奈。
すると孝一は溜め息をつき「幸井は本当に真面目だなぁ」と自分の胸に沙奈を引き寄せ、全て忘れる必要はないし、大和との楽しい思い出は大切にしたままでいいと伝えます。
孝一の優しい言葉に癒されていく沙奈でしたが、その後に続いた「まぁでも、相手は俺じゃなくてもいいんだから」と自分を利用するくらいの気持ちで良いという孝一の言葉に「なんだそれ。人には優しいくせに、なんで自分のこと、そんなどうでもいいみたいに言うんだよ」と怒りがこみ上げてくる沙奈。
孝一に「待てコラ!!」と叫び、腕を引っ張り引き止めます。
そして、孝一に今日誘ってくれた感謝と「久しぶりに出掛ける気になれたのも、お前のおかげなんだからな」を伝える沙奈。
その言葉に「そっか。わかった」とクスッと笑う孝一なのでした。
場面は変わり、大和の楽屋。
「大和、勉強熱心なのはいいけど、少しは休まないと」と大和の身体を心配するマネージャーの関。
「大丈夫です。今回の役、難しい言葉が多いんでしっかり確認しておきたくて」と台本を読みながら返事をする大和。
大和のせいで気が休まらないと苦言を言う関に、大和は適当に休んでくださいと笑います。
そんな会話をしていると関から、単独のドキュメンタリーの密着カメラが今日から入ることを告げられます。
台本を閉じた大和は「その番組のことなんですけど、俺、好きな人がいるって公表してもいいですか?」と真剣な顔で質問する大和なのでした。
『初恋事変』8巻の感想・考察
久しぶりにデートをすることになり緊張しっぱなしの沙奈。
孝一がグイグイ来るので赤面しっぱなしです。
カフェに行き、映画館と久しぶりの楽しいデートを満喫した沙奈でしたが、大画面に大和の作品の予告が流れて気まずい空気に…。
そんな沙奈を優しい言葉で癒す孝一でしたが、その後続いた自分をないがしろにする発言に怒る沙奈。
そして、今日誘ってくれた感謝を伝えるという、なんかこの2人が付き合っても最高のカップルになりそうな気がしました。
しかし、大和の場面でドキュメンタリーの密着カメラが入ることマネージャーの関から告げられた大和。
好きな人を公表したいと関に伝えるという展開に。
普通に考えたら若手で注目株の大和のお願いは通らない気がしますが果たして…。
まだまだ波乱の展開が起きそうな予感がします。
まとめ
以上、『初恋事変』8巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
孝一とデートをすることになり緊張でドキドキの沙奈。
自分が街に出掛けたりするのが大好きだったことを思い出し、久しぶりに楽しく過ごすのでした。
もし、同じような非日常な恋愛漫画が気になるという方は、以下作品もおすすめですよ(^^
- 闇深:
- エロ:
- 伏線:
- 著者:千代
- 巻数:8巻(完結)
高校教師のラブリンが女子生徒・幸子に禁断愛を寄せるも、その異常性愛っぷりはガチサイコ。夜な夜なベッド下で全裸で息を潜め、熟睡中の幸子を相手にするド変態。完璧な仮面と戦略で邪魔者を蹴散らす、一直線な恋は逆にピュアと言えるのか…。
- 闇深:
- エロ:
- グロ:
- 著者:千田大輔
- 巻数:10巻完結
ある日、コスチュームカードをキャラに実装させるバトルゲームの世界に転送される渋谷メイ。痛覚が伴うグシャっと毎回やられて精神ボロボロ。そこへ救世主の同級生で上位ゲーマー秋葉が協力するも謝礼は性的なアレ…。仮想&現実でも地獄のメイが取った行動とは?
- 闇深:
- エロ:
- 伏線:
- 著者:海道ちとせ
- 巻数:8巻(連載中)
元隣人のイケメン留学生が、壮絶な過去の記憶にフタをした幼なじみと同居し、彼女を自分なしでは生きられないよう着実に洗脳していくヤンデレ漫画。賛否両論の中でいよいよ最終回へ突入!
- 闇深:
- エロ:
- 魔性:
- 著者:長崎さゆり
- 巻数:6巻(連載中)
魔性女を描く伝道師・長崎さゆりの最高傑作。虐待→覚醒→多重人格→サイコ男を操り、嫉妬錯乱の女を人生終了させるという若干小学生の激動ストーリー。人間のあらゆる欲望が彼女の周りで蠢き、人間の進化の如く適応能力を発揮して打破するシーンはため息もの!
- 闇深:
- SF:
- グロ:
- 著者:宮月新/向浦宏和
- 巻数:8巻(完結)
真琴と危機迫る病床の妹だけが昨日にタイムリープ。翌日を迎える手段が「その日人を殺すこと」と判明。いじめ主犯や暴行魔、サイコ女をターゲットに確実に日数を進めるも、このSFを暴いてくる異常刑事とも鬼バトルを展開。絶望感が病みつきになる完結作!