この記事では、Gyou Team/ハスキー先生の漫画『カノジョの弱みを握ったら』1巻のネタバレ・感想を紹介します。
『カノジョの弱みを握ったら』1巻のネタバレ紹介
弁護士事務所の底辺に位置する慎太郎
地位の高い職業、それは医師・教師・博士など彼らは成功者として圧倒的に優位な立場にある。
弁護士もそうだ、しかも大きい事務所ならステータスはますます上がる。
東慎太郎もその恩恵を受ける1人だ。
とあるホテルで慎太郎は女性と激しく行為中。
女性は息を切らしながら「はぁっ、ねぇ、私にゲームで悪口言った奴、訴えてくれるの?」と質問すると「そうだなー、口でシてくれるなら考えてみるよ」と慎太郎は答えます。
女性は「後でちゃんと訴えてよ」と言いながら口で奉仕。
女性のテクニックで最高潮を迎える慎太郎。
自分はちゃんとしたから約束ちゃんと守ってよと念を押す女性。
慎太郎は笑顔で「分かったよ」と答えるのでした。
事も終わり裸でゲームの話をする女性に適当に相槌を打ちつつ先に着替える慎太郎。
ラフな格好の慎太郎に弁護士がそんな格好で良いのかと質問されます。
慎太郎はニヤッと笑い「俺は会社で着替えるから」と答えます。
女性はエリートの弁護士みたいだと感心。
女性と慎太郎はゲームで知り合い、昨日初めて会ってその日のうちに体の関係になったのでした。
女性は慎太郎のことをただのゲーム廃人だと思っていましたが、今では法律事務所勤めだと信じていました。
慎太郎は特に嘘はついておらず、きちんと社員証がいる有名で規模の大きい、国内でも5本の指に入る法律事務所で働いていました。
ただ慎太郎は弁護士でもなければ弁護士の補佐をする事務職員でもありませんでした。
「凛々花ちゃーん!おはよう!」と受付の女性に声をかける慎太郎。
「あぁ、はい」とぞんざいの扱いをされます。
その理由は慎太郎が少し特殊な職員だからでした。
慎太郎はこの法律事務所の契約社員で、今は休職中の叔父のコネで入社したのでした。
一応肩書きはセキュリティチームの所属ですが、あくまで書類上だけで実際はビルの入り口で警備をしたこともありませんでした。
慎太郎の仕事場は知る人ぞ知る会社の隅にある通信室でした。
ほとんど倉庫のような場所で洋がする仕事は、職員は弁護士のパソコンが壊れたら直すことだが、それすらない日は浄水器のボトルの交換くらい。
この事務所で一番暇な為みんなにバカにされていますが、慎太郎からすれば何もしなくてもお金が貰えるから不満はないのでした。
欠伸をしながらのんびりしていると、突然ガンッとそこらへんにある物を蹴飛ばし「東くん!!何回呼べば分かるの」と怒る女性が現れました。
ビクッとして「な、何の用ですか?」と姿勢を正す慎太郎。
「何よその態度。私はここに来ちゃダメなのかしら?」と睨む女性。
彼女は支援チームの北園美葉室長で何かと慎太郎に突っかかってきます。
自分が来ない様にちゃんと働けばいいと慎太郎を怒る美葉。
わざわざここに来るのはお偉いさんの前ではいびりづらいから。
浄水器の上が汚れていた、ちゃんと掃除しているのか等大した用事ではないようです。
慎太郎は自分が事務所の底辺だからとこの理不尽な状況を受け入れるしかないのでした。
散々喚き散らしてドアを乱暴に閉め「ったく!時間の無駄だわ!」と去って行く美葉。
些細なことで文句を言ってくるためイラつきもしますが、慎太郎にはとっておきの物でストレス発散。
おもむろに机の引き出しからタブレットを取り出す慎太郎。
入社したばかりの慎太郎がたまたま見つけた謎のタブレットは適当にケーブルを繋げば事務所の色んな場所をのぞき見が出来るのでした。
おそらく前の会社のセキュリティチームが設置したものが何故かそのまま放置されていました。
最初は会社に報告しようとした慎太郎ですが、変に疑われるのも嫌なため誰にも言っていません。
なぜならこれを使えば普段はお高くとまってる奴らの裏の顔や下品な素顔が見れてストレス発散になるから。
しかし良い事ばかりではなく、時には見たくないものを見る事になる場合も…。
今日も望月と言う社員が凛々花にセクハラをしていました。
苛立つ慎太郎ですが結局は見て見ぬふりをすることに。
気分は悪くても慎太郎のような下っ端が平和に過ごすためにはおとなしくするしかないのでした。
痴漢被害を助けた若い女性は弁護士
慎太郎はタブレットを閉じ電車で帰宅。
その車内でまさかの光景が…。
それは慎太郎の事務所の弁護士が若い女性のスカートの中を盗撮している現場でした。
恍惚に満ちた表情で一心不乱に盗撮する男。
更に盗撮だけでなく堂々と触り始めます。
慎太郎は痴漢されている女性が声を出せない様子なので声をかけるか迷います。
知らない奴が犯人ならいけますが、同じ事務所の奴のためこれから目をつけられたらと躊躇してしまいます。
すると「ちょっと!何してるの?最ッ低。そんな事して恥ずかしくないの?汚らわしい。早くその子から離れなさい。それとも、あなたがした事拡散されたい?」と男を睨む女性。
凛として男に挑む女性を見て、自分が叔父から言われた言葉を思い出す慎太郎。
「他人の事にむやみに首を突っ込むな。痛い目に遭うぞ。仕事できなくても良い。でもこれだけは必ず守れ。事務所の中で起きた事は全部知らないふりをしろ」と言いつけられていました。
だからあのタブレットで何か見ても言わないし、実際その方が平和に過ごせたから。
弱者が生き延びるためには仕方ないと自分に言い聞かせていました。
今も最低な現場を目撃しても自分より地位が上の相手なら見過ごすしかないと思っていた慎太郎。
それとは対照的に「その手をどけなさい!」とスマホを構え一喝する女性。
「あの女、若そうだけど大丈夫か?」と心配する慎太郎。
周りの乗客も状況に気付き「痴漢か?」とざわつき始めます。
男は「き、君!見間違いだろ!失礼じゃないか!?」と汗だくで反論しますが「あら、どこからどう見ても変態の犯罪者じゃない。それに証拠もあるのよ?」と男にスマホをチラつかせる女性。
男は慌てて言い訳をし「お、俺じゃない!」と走り去るのでした。
しかし本当は証拠なんてなく被害者にそのことを伝えお詫びする女性。
被害者も「た、助けてくれてありがとうございます!」と頭を下げます。
それを見ていた他の乗客も「あの女凄いな。まだ若いのに勇敢だ」と感心するのでした。
慎太郎も「若いって凄い。若い頃の俺だってあんな事できないよ」と苦笑いを浮かべます。
ところがその後、慎太郎はおかしなことに気付きます。
先程の女性が何故か慎太郎と同じ方向に向かっていました。
そのまま事務所の社員証を使って同じ建物内に入る女性。
新しい秘書か事務員か等考えながら、結局同じエレベーターに乗り込む慎太郎。
エレベーターを降りしばらく歩いたところで足を止める女性。
不思議そうにする慎太郎に「さっき同じ電車に乗ってましたよね?」と質問する女性。
気付いていたのかと思いながらも「あ、はい」と答える慎太郎。
「普通の人ならまだしも、ここで働いている人がまさか何もしないなんて。あなた、法律事務所の社員ですよね?最低ですね。恥ずかしくないんですか?」と冷ややかな目で慎太郎に告げる女性。
初対面でいきなりこんなことを言われ「こ、この女何なんだ!?」と困惑する慎太郎。
相手はここの弁護士だったため何も出来なかっただけで、自分だってそれを知っていたら何も出来ないだろと女性に怒りが込み上げてくるのでした。
反論しようとしたところで受付に到着。
慎太郎が文句を言おうとすると「初めまして!お待ちしておりました。よろしくお願いしますね。湯浅先生!」と受付で挨拶を受ける女性。
それを聞いた慎太郎は「せ、先生!?あんなに若いのに、もしかしてこいつ、弁護士なのか!?」と驚愕するのでした。
事務所を舞台に色々なピンチを迎える人々
その後、みんなの前で紹介される女性。
「湯浅芹菜です。よろしくお願いします」と挨拶をする芹菜。
最年少で司法試験に合格した天才、美人、高嶺の花、今後が楽しみと周りからも期待されている芹菜に、弁護士で天才だからあんなに堂々と出来たのかと見つめる慎太郎。
この事務所の男を虜にする芹菜を見つめ「俺みたいな底辺とはそもそも話しちゃいけない人だった事に今更気付いてしまった」と自分の居場所へと向かう慎太郎なのでした。
受付では凛々花が芹菜のニュースを見ながら「かっこいいなぁ。私より年下なのに」と感心していると「ん~?皆、歓迎会に行ってるのか?ならちょうど良かった。俺は凛々花に用があるんだ」と不気味な笑いを浮かべながら現れた望月。
一気に不安そうな顔になる凛々花なのでした。
その頃、自分の職場に辿り着いた慎太郎が溜め息をつきながら扉を開けると「遅かったじゃない。東くんがいない間に私、こんな物見つけたんだけど?」と美葉はタブレットを指差します。
「さ、最悪だ!美葉さんにバレるなんて!」と焦る慎太郎。
「これ説明してもらえるわよね?」と詰め寄る美葉に、今まで自分がしてきたことを思い出し絶望します。
考え抜いた答えは「美葉さんの言う事なんでも聞きます!だから、見逃してください!!」と跪く慎太郎。
「本当?何でも、するのよね?クビが嫌ならちゃんとやりなさい」と椅子に座る美葉。
「な、何をさせられるんだ?」と不安になる慎太郎なのでした。
そんなことをさせられている慎太郎とは別の場所で望月に裸にされる凛々花。
望月は「凛々花は脱いだら凄いと思ってたけど、やっぱり俺の予想は当たってたな。さあ、始めようか?」と嫌らしい笑みを浮かべます。
どうやら凛々花の弱みを握った望月は体の関係を要求します。
逆らえない凛々花は仕方なく口で望月を奉仕。
しかし、弱みをチラつかせ強引に行為を始める望月なのでした。
また違う場所では芹菜の元へ現れた痴漢弁護士。
新人ごときが生意気なと体で謝罪しろと芹菜に要求してくるのでした。
舞台は再び慎太郎と美葉。
美葉にタブレットの事を追及され、本当のことを話すか迷う慎太郎。
本当のことを話そうとしたところを遮り「まあ、どうせエロ動画でいっぱいなんでしょう?」と見当違いのことを言い出す美葉。
タブレットの正体に気付いていないことに気付いた慎太郎は「犯罪者よりは変態の方がまだマシだ」と美葉の話に合わせます。
慎太郎の股間を見ながら「随分正直に言うのね」と美葉。
続けて「こういうの、彼女に怒られない?」と質問しますが「俺、彼女いないんで」と恥ずかしそうに答える慎太郎。
「そうだったの。だから彼女の代わりにこんな物に頼るしかないなんて、東くんって可哀そうな子。私、可哀そうな人を放っておけないの。だから、私が助けてあげるわ。言ってる意味、分かるわよね?」と美葉は言いますが慎太郎はさっぱり…。
「さ、さぁ。俺にはイマイチ」と答える慎太郎に「察しが悪いわね。さっき何でもするって言ったじゃない。なら何をすべきか分かるでしょ?」とやたら挑発してくる美葉。
そんなはずはと戸惑っていると「ダメそうね。ならセキュリティチームに報告するしか」と去ろうとする美葉。
「ちょっと待ってください!!何でもします!本当です!!」と後ろから抱き着き、胸を鷲掴みする慎太郎。
「何よ、いきなり。あなた今の状況分かってるの?」と言いつつも慎太郎の大きなモノに興奮気味の美葉。
「俺、全部見せますから!美葉さん、俺を食べてください!」と懇願する慎太郎なのでした。
『カノジョの弱みを握ったら』1巻の感想・考察
弁護士事務所を舞台に色々なことが巻き起こるお話。
主人公の慎太郎はとにかくうだつの上がらない残念な男。
自分の立場から厄介ごとは見て見ぬふりという最低な男です。
モニターの画像を上手く使えば簡単に色んな立場の弱い人を救える気がしますが、それはせずひっそりと過ごす慎太郎。
結果、電車内での痴漢を見過ごし、新人天才弁護士の芹菜からも白い目で見られてしまいました。
今回は慎太郎、凛々花、芹菜がピンチを迎えましたが、まあ芹菜は大丈夫でしょう。
慎太郎と凛々花が心配です。
慎太郎は何かムフフな展開の様ですが、凛々花は深刻そうです。
果たしてどんな展開になるのか、次回のお話が楽しみです。
まとめ
以上、『カノジョの弱みを握ったら』1巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
大手弁護士事務所で働いていると自慢する慎太郎。
しかし、彼の居場所は1番下の地位で弁護士でもないのでした。
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