この記事では、増田ちひろ/裏地ろくろ先生の漫画『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』9話のネタバレ・感想を紹介します。
『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』9話のネタバレ紹介
深月たちと別れ再び1人になる雄介
トラックで市役所へ向かう雄介達。
何故か冬が来てからゾンビ達は屋内に姿を消していました。
しばらくすると市役所が見えてきました。
市役所はまわりを水辺に囲まれているためゾンビの侵入は防げるようです。
すると「やあ!」と声をかけられトラックを停める雄介。
どうやら市役所の人間らしく、雄介達を地下へと案内します。
特に不審な動きは無い中、連絡も取らず連携が取れている様子に烏合の衆ではなさそうだと感じる雄介。
地下駐車場に着くと治安維持のため武器は没収とのこと。
持ち込む隙も無さそうな様子なので従う雄介。
武器を手渡した雄介は車内を指差し、怪我をした子供がいるから診てほしいと伝えると医務室へと案内してくれる男性。
医務室へ行くと牧浦という女性の医師が隆司を診察。
事の経緯を話し「あの、大丈夫でしょうか?」と心配する深月に牧浦は今の時点では心配無いと伝えニコッと微笑みます。
それを聞いた深月は安堵し「はい、ありがとうございます」と感謝を伝えます。
診察を終えると避難者の情報をまとめる為か避難者カードなるものを書くことになりました。
書き終わった雄介達はこの施設でのルールの説明を受け寝泊まりする部屋に案内されます。
途中の廊下やホールでは避難者達がなごやかに談笑している姿を見て、うまくいっているのかと思う雄介。
しかし案内された部屋は少し雰囲気が暗く、おそらく放送を聞いて新しくやってきた避難者が集まった部屋の様です。
案内してくれた男性は隆司用にと布団を用意してくれ、何かと良くしてくれるのでした。
雄介は隆司を看病する深月から少し離れ、男性に「もうひとり子どもの遺体が車にある。墓を作ってやりたいんだけどいいか?」と小声で質問。
男性は「奴らに嚙まれたのか!?」とビクッとしますが「いや、人間にやられた」と暗い表情で伝える雄介。
男性は「あぁ、そうなのか。子どもがなぁ、やりきれんよ」と同情するのでした。
話も終わった雄介は「良かったな、医者がいて。見ててやるから先に寝ろ。お前も寝てねーだろ」と深月に伝え、深月は雄介の膝で横になります。
深月を寝かした雄介は「3日後には救助が来る。避難した先にはどれくらいの人間が生き残っているのか。無事な場所はどれだけあるのか」と考え、これからどうなるかなと考えながらウトウトし始めます。
いつの間に眠ってしまった雄介は深月が部屋に戻って来た音に目を覚まします。
起こしてしまったことを謝りながら雄介の毛布の中に入る深月。
そして雄介の胸に顔を埋め「武村さん。ありがとうございます。色々と」とお礼を言い「いいさ」と答える雄介なのでした。
外も明るくなり「そろそろ起きるか」と雄介が考えていると「深月!」と急に呼ぶ声が。
「あっくん」と目を丸くする深月。
敦史もここに避難していたようで、名簿で深月の名前を見つけ慌ててここに来たのでした。
深月を心配していた敦史でしたが、雄介と同じ毛布に包まっていることに顔色を変え「深月、ちょっと話がしたいんだけど、いいか?」と訊ね、深月は雄介をチラッと見ます。
「行ってこい」と伝えた雄介は彼氏かなと感じ、面倒臭いことに巻き込まれそうな予感がするのでした。
その後「深月のこと、今までありがとうございました」と頭を下げる敦史。
面倒臭そうに「どういたしまして。あいつはどうした?」と訊ねる雄介に「これからは僕があいつを守ります。もう迷惑はかけません」と敦史は宣言。
深月の保護には感謝しつつもこれからは身内だけでやっていくと言う敦史に「いや別に?お前はあいつの彼氏かなんか?」と質問すると「そうです。付き合ってます」と答える敦史。
隆司の世話や食料など大丈夫かと確認する雄介に「分かってないみたいですね」とここの状況を説明。
ここの運営を仕切っている牧浦に自分が言えば色々と融通が利くと言います。
「へぇ、そりゃいいな」と笑う雄介。
そんな雄介に「感謝してるとは言いましたけどね、なんでここに優がいないんですか。俺、あいつとも仲良かったんですよ」と雄介に怒りをぶつける敦史なのでした。
優の埋葬をする雄介。
深月に責められるならまだしも敦史に責められるのは納得いかないと感じつつも「まぁ、もういいか。身内がガキの面倒も見るっつーなら」と諦めにも似た気持ちになります。
本当なら優の埋葬も深月や敦史に任せるべきだが意固地になってるのかなと感じる雄介。
優を埋葬した場所に花を添え「お前も運河なかったな」と呟くのでした。
埋葬も終わり救助前にマンションに放置した時子を解放しなきゃと考える雄介。
散歩をしながら警備の穴が無いか探します。
そんなことを考えながら歩いていると盛大に咳き込む女性が。
「おい」と慌てて駆け寄る雄介を咳き込みながらも制止する女性は牧浦でした。
「大変失礼しました」と謝る牧浦。
「吸いますか?」と煙草を差し出す牧浦に「いや煙草は、最近吸ってないんで」と答える雄介。
「それはいいですね。煙草はあまりよくない」と笑う牧浦に何で吸おうとしてたんだと雄介は呆れ顔。
牧浦は周りに吸っている人が多く気分転換になると思い吸ったが駄目だったとのこと。
「まあ、そんな楽しめるものではないあ、ですかね」とたどたどしい敬語で話す雄介に「言葉遣いは気にしなくてもいいですよ」と牧浦は言います。
ここのトップだと聞いたからと答える雄介に、自分はお飾りの副会長だからトップではないと伝える牧浦。
「それより、埋葬見てました。ご兄弟だったんですか?」と質問する牧浦に、優との関係や今までの経緯を話せる範囲で話す雄介。
話を聞いた牧浦は自分たちが責任を持ちますと雄介に伝えます。
「そろそろ戻ります。引き留めてすみませんでした」と牧浦は部屋に戻って行き、1人残された雄介。
「ま、これはこれで自由になったってことなんかね」と考えます。
少し前に深月に謝罪と別れの挨拶を済ませていた雄介。
「夜になったら一回街に戻るか」と呟くのでした。
『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』9話の感想・考察
せっかく市役所に辿り着いて助かったかと思いましたが、敦史の登場で深月たちと別れる決意をした雄介。
最近は雄介と深月は良い関係を築いていただけに敦史には腹が立ちます。
しかも彼氏を名乗っていましたが確か幼馴染なだけだったような気がしますが…。
嫉妬から嘘をついているなら最低な男です。
今回登場した牧浦はかなりのんびりした女性で癒されました。
牧浦は深月たちを責任を持ってみますと言っていたので安心した雄介は、夜市役所を抜け出すようです。
個人的には深月たちと別れてほしくないですが、このまま別れてしまうのでしょうか?
次回のお話も気になります。
まとめ
以上、『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』9話のネタバレ・感想考察の紹介になります。
市役所で再会した敦史から自分が深月の面倒を見ると言われた雄介。
その話を聞いた雄介は深月たちと別れる決意をするのでした。
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