この記事では、COMIC ヤミツキ掲載漫画『小悪魔教師サイコ』13話のネタバレ・感想を紹介します。
『小悪魔教師サイコ』13話のネタバレ紹介
心春の秘策はUSB充電器型盗撮カメラ
放課後、人気のない3Cの教室にいる篤也と心春。
また今日も何か起こるかと思ってやってきたという心春に、とぼけた篤也はあたかも今気付いたという素振りでエピペンを拾い、健吾を心配します。
生徒の幸せを守るために教師になったという心春、エピペン破壊は健吾の幸せを侵害しているとみなし、犯人生徒に対処すると宣言します。
対処、と聞いて唾を飲む篤也、いつも困り笑顔になり、犯人は僕じゃないし先生の目前でエピペン拾ったし、と弁明。
そしてもう遅いから帰ると言い教室をあとにしようとしますが。
そこで心春がコンセントからUSB充電器を抜き、実は盗撮カメラだと明かします。
エピペンを破壊した犯人も映っている筈だといい、篤也の返答も待たずにスマホで録画を再生し始めます。
昨日の4限にカメラを仕掛けると、さっそく気付いた御海あみが無断で自身のスマホ充電に使用。
結果としてカモフラージュが完璧になり、用心深い犯人にも気付かれなかったようです。
そして今日のHR直後には、広樹が健吾のペンケースをわざと落としたかのような告げ口をして、健吾をけしかけた篤也が。
さらに記録を遡ると、左手で黒板にカサイハヤメロと書く人影、クラスで唯一の左利きの辻くんは当日欠席であり、右手を大怪我していた篤也の犯行と見て矛盾しません。
どうしてそんなことをしたのかと尋ねる心春。
まだシラを切る篤也は、もし仮に自分が犯人だとして、男性である自分と密室で二人で会うなんて危険だと思わなかったのかと、少し脅してきました。
しかし全く意に介していない心春、社会的弱者を演じる篤也なら、この場において弱者的立場の心春に社会が味方するのも分かるはずだと。
そして何より、卑怯な方法しか使わない犯人が直接暴力など振るうわけがないと。
そこでついに舌打ちしてため息をついた篤也は眼鏡を外し、態度が一変しました。
リアルサイコパスを煽る中二病サイコパス
開き直った篤也は、自分に干渉しすぎないほうがいいと警告。
そうは思わないが、とさらりと付け足しながら、どうして2年生のときに健吾の机にハチの死骸を入れたのかと心春が聞くと。
ニヤニヤする篤也、自分は人口の1%のサイコパスなんだとドヤり。
あ然とする心春にお構い無しで、自己陶酔気味な篤也は自分語りを展開。
人が毒でどのように苦しみ息絶えるのか見たかったと。
さらに無口でコワモテの広樹を悪役にして、何でも彼のせいにしておくことで自分は動きやすいと。
そしてカッター等の嫌がらせは、心春を怖がらせてから優しく寄り添って、手懐ける算段だったようです。
全く怖くなかったですがと笑顔の心春、毒針で苦しむ人間が見たいならハチの死骸を置くのではなく直接ぶっ刺せば良かったのに、と急に真顔に。
置くだけでは刺さらない可能性が高く、やり方がまどろっこしいという指摘に、いつ刺さるのかのドキドキ感を楽しんでいたと慌てて取り繕う篤也。
そうですかと無関心に答えた心春、とにかくクラスメイトの幸せを侵害するなと再度警告。
しかし篤也、サイコパスの衝動は誰にもとめられないから約束しかねると、お花畑状態で心春に背を向けます。
そうですよね、あなたがそういう人間なら止めようがない、と同意する心春は、篤也の背後からイスを思いっきり振りかぶっていました。
『小悪魔教師サイコ』13話の感想・考察
心春に背中は向けてはいけませんね…。
まぁ正面からでも目を潰してくる人ですから、ターゲットになった時点でゲームオーバーですが。
一度犯人とバレるや、聞いてもない犯行のタネ明かしをツラツラ述べてドヤる篤也、本当は早く誰かに気づいてほしかったのかもしれません。
自分は世にも珍しく恐ろしいかのサイコパスであるぞ、と。
その割にはやっていることが小さく、広樹と健吾を仲違いさせた他には実害はほとんど出ていないし(自分の指はボロボロにしてますが)、そこまで悪い生徒とも思えなくなってきましたが…喧嘩を売った相手が悪すぎます。
前学校のときと同様、可哀相になるくらい徹底的に排除されるのでしょうね…。
特に心春のサイコパスを知った人間は、基本的に社会的抹殺か実際に殺害されるかで口封じされると思われるので、篤也には命の危機が迫っています。
まとめ
以上、『小悪魔教師サイコ』13話のネタバレ・感想考察の紹介になります。
盗撮カメラにより犯行が決定的になった篤也、開き直って自分はサイコパスなのだと、これまでの犯行の動機を述べ、今後も辞めるつもりはないことを表明、心春に排除対象認識されてしまいました。
もし、同じようなエログロ・サスペンス漫画が気になるという方は、以下作品もおすすめですよ♪