この記事では、COMIC ヤミツキ掲載漫画『小悪魔教師サイコ』15話のネタバレ・感想を紹介します。
『小悪魔教師サイコ』15話のネタバレ紹介
荒れ果てた教室で生徒の心を掴む心春
篤弥の家にやってきた心春、忘れ物の鞄を届けただけで家に上がることはしませんでした。
しかし鞄の中には心春からの手紙が忍ばせてありました。
翌朝、机と椅子がめちゃくちゃな教室に騒然とする3C一同。
健吾はエピペンがないことにも気付き、礼香を疑ったり広樹につっかかったり。
そこへ入室してきた心春、グチャグチャのエピペンを拾い、自分がうっかり踏んでしまったようだと言って弁償を約束します。
小心者篤弥はスマート交渉のつもりが自爆
一方篤弥は、授業は欠席、しかし放課後に化学準備室に現れますーー心春からの手紙に呼び出されて。
不登校防止に呼び出したという心春、篤弥に近付こうとしますが篤弥の方は警戒度MAX。
そして篤弥からは「今後心春も健吾も襲わない」代わりに「心春も今回の件を他言しない」でほしいという『対等な』提案が。
それで『対等』とは正気かと軽く嘲笑する心春ですが、篤弥は本気も本気。
篤弥の嫌がらせで負傷した者は篤弥本人のみ、エピペン破壊に関しては謝罪はいくらでもするが誠意など無いと。
何故なら、篤弥は健吾が大嫌いだから。
誰とでも分け隔てなく話し、自由に楽しそうに生きる無敵の健吾が疎ましく、ハチの死骸を机に入れて一瞬でも勝った気に浸りたかったと。
それが予想以上の大事になり、犯人探しが始まったために見た目がコワモテの広樹を犯人に仕立て上げたのが昨年度。
それで終われると思いきや3年次も同じクラスになった上、広樹から真犯人だと疑われている気がした篤弥。
クラス全体規模のトラブルを起こして、嫌疑がかからぬよう撹乱していたというのが一連の全容でした。
卒業まであと1年、これを秘密にするなら健吾は安全、篤弥も不登校にならない、自分にも幸せになる権利はあるはずだと、自信ありげに心春を説得する篤弥。
しかし…ここで心春から残念なお知らせが。
実はすべての会話は、心春が招待した広樹により扉越しに聞かれていたのです。
『小悪魔教師サイコ』15話の感想・考察
鬼の形相で入ってきた広樹への篤弥のリアクションは最高ですね(笑)
これで篤弥の提案は完全に却下されました。
もともと『対等』とは誰がどう対等なのかよくわからない提案ではありましたよね、メリットが篤弥寄りすぎて(笑)
教室のトラブルには元々心春は動じていませんし、襲われることもさして怖くはないでしょうね、心春本人は。
守るべき生徒の安全が脅かされる場合には、そんな交渉などしなくとも彼女は自ら手を下して犯人を抹消しにかかるでしょう。
不登校を避ける、生徒の幸せの権利…なども心春側のメリットとして上げていましたが…心春のターゲットになった生徒は、生徒として扱われませんからね…。
不登校どころか…最悪この世から消されてしまうわけですから…。
今回のように広樹たちや学校に真相が伝わることは、心春の歯牙にかかるよりよっぽど真っ当でマシな結果だと思います。
この流れからは、篤弥は心春による毒牙の餌食にはならなさそうなので、ちょっと安心しました。
しかし、心春先生の猟奇的サイコパス具合がまだ発揮されておりませんので…もう少し他のトラブルが発生してくるかもしれませんね。
まとめ
以上、『小悪魔教師サイコ』15話のネタバレ・感想考察の紹介になります。
エピペンは自分の不注意だとして誠実に対応した心春は生徒の心を掴み、さらに化学準備室に篤弥を呼び出すと、篤弥の犯行自供をしっかり広樹に聞かせました。
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