この記事では、赤みつ先生の漫画『ワタシダケレス』４巻のネタバレ・感想を紹介します。
『ワタシダケレス』４巻のネタバレ紹介
再びスタンプが押されたポイントカード
「もしかして亮介ってＥＤ？」と疑念を抱くハルカ。
そして今までのことを思い出し、それなら逃げ腰だったのも納得。
でもなぜ風俗にと考えましたが、もしかしたプロなら何とかなるかもと藁にも縋る思いで行ったのではと考えます。
しかし、流石に都合良く考え過ぎかと思いつつも、10年間夫婦として過ごした亮介を信じたいと願います。
本当にやむを得ない利用でもなければ裏切ったりしないと切に願うのでした。
とにかく「ＥＤ」も視野に入れ、妻として自分に出来ることをしようと決心するハルカ。
会社で再び調べものをします。
リサ子が現れ「恒例の社内ＰＣ私的濫用ね」と言いますが「家だとゆっくり調べものできなくて」と開き直るハルカ。
「なに？今度はＥＤ？ダンナさんＥＤだったの？」とリサ子が質問。
「本人から聞いたわけじゃないんですけどね～」と返すハルカに「でも風俗行ってたんでしょ？」と当然の矛盾を突かれしどろもどろになるハルカ。
リサ子に旦那が「ＥＤ」ならどうするかと聞くと、一応病院へという答えが返ってきます。
それを聞いて実際に相談されてないから、ささやかなことで支えたいというハルカ。
ひとまず夫婦の時間を大切にし、そういう気持ちが戻ってくるのを待つと宣言するハルカに「やれることは全部なんでもやるべきだと思うよ。がんばって！」と優しくエールを送るリサ子。
感動するハルカをよそに「ほんとにＥＤだったら風俗なんか行かず、まずは妻に相談するんじゃないかな。自分からはいきなり言いづらいにしても、誘われて拒否するタイミングで言えばお互いラクじゃない。そんなふうに前向きに尽くしたら、何か変わるのかな。私はそこまでがんばれなかったんだけど」と自分とハルカを比べてしまうリサ子。
家に帰り食卓を囲んだハルカ達。
ハルカは率先して亮介や子供たちと会話をし、他愛もない日々のことや愚痴などいつでも話せる相手がここにいると伝えたかったのでした。
お風呂上りソファーに座る亮介と一緒にビールを飲もうとするハルカ。
隣に座ると少し身構える亮介に、そんな気はないと話題を逸らすため動物番組を一緒に観ます。
するとテレビから「テナガザルは霊長類ではヒトを除き唯一、一夫一婦制です。ウワキをする者がいないわけではありませんが、きわめて稀です」となんともタイムリーな内容で、更に気まずくなる２人。
ハルカはテナガザルが気軽に触れ合っているのを見て羨ましく感じます。
亮介に寄り掛かりたいと思いつつも、プレッシャーを与えてしまうと我慢するハルカ。
これでは風俗通いが発覚する前と同じだと思うのでした。
考えてみれば普段から仲良く相手を思いやって支えあって、プレッシャーとか与えなかったがその結果がレスでした。
それに気付いたハルカはポロッと泣き出します。
涙するハルカに慌てる亮介。
テナガザルに感動したと誤魔化すハルカですが、プレッシャーを与えずにどうやって解決していいのかますます悩むのでした。
その後、とある日曜日。
亮介はカンタとコータを連れて公園へ出掛けて行きました。
ハルカは掃除機をかけながら、昨日は珍しく土曜出勤で遅かったのに子供の相手をしてくれてありがたいと感謝していました。
ふとタンスの上に亮介の財布を発見。
例のポイントカードが気になったハルカは、財布から取り出し確認。
そこには昨日の日付のスタンプが押してあったのでした。
『ワタシダケレス』４巻の感想・考察
本当に「ＥＤ」なのかはさておき、とにかくプレッシャーを与えず、夫婦の時間を大切にして待つことにしたハルカ。
しかし、その日々はポイントカードを発見する前の生活と何も変わっていないことに気付くのでした。
ますます悩むハルカにさらなる追い打ちが…。
それは珍しく土曜出勤した日にスタンプが押されたポイントカード。
我慢して支えてきたハルカはこの事実にどうするのでしょうか？
そして、これは描かれるか分かりませんが、なんだかんだハルカの心配するリサ子にも暗い過去がありそうです。
そちらも描かれたらいいなと思いました。
次回はどんな展開になるのでしょうか？
まとめ
以上、『ワタシダケレス』４巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
「ＥＤ」かもしれない亮介にプレッシャーをかけずに支え、どうしたらいいか悩む日々を送るハルカ。
しかし、再びポイントカードにスタンプが押されているのでした。
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