この記事では、白石なぎさ先生の漫画『レンタル妻』5巻のネタバレ・感想を紹介します。
『レンタル妻』5巻のネタバレ紹介
今回はキャストがNGを出すお客様
「本当に申し訳ありません。今日限りで辞めます」と深々とお辞儀をして謝罪するミユ。
「店長、悪いのはミユさんじゃなくて」と庇うスタッフ。
店長は「うーん。とりあえず詳しく話してもらえるかい?」とどうしてこういう結論に至ったのか訊ねるのでした。
前日、ミユはある依頼主の元へ向かっていました。
スタッフから今回の依頼主はVIPですが対応したキャスト全員がNGを出しているらしく、詳しい内容は言えないそうだがすごく気難しい人だそうで、店としてもミユが引き受けてくれて助かるが無理はしないように行きの車内で説明され、少し緊張した様子のミユ。
依頼主の一条家の前に着き、何かあったら指輪の救援スイッチを押すようにと言われ、ミユは深呼吸して家の玄関を開けます。
「ただいー」と入った瞬間、「遅いっ!!客を待たせるなんて貴女仕事をなんだと思ってるのかしら?」と一喝する女性。
急な出来事に言葉を失い「女性?この方が今回のお客様?」と驚くのでした。
部屋に通され、当主の慎之助がいつでも正妻を迎えられるように夫としての意識を高めることが依頼内容だと伝えられます。
そんな話をしていると4時になりそろそろ慎之助の帰宅時間だそうで、着替えて玄関で待つように言われます。
用意された着物に着替えつつ、「妻」も始まっていないのに既に大変な目にあったミユですが、気を取り直し着替えて玄関へ。
車から降りる音と運転手に怒鳴る声が聞こえてきます。
そして玄関のドアが開き眼鏡をかけた男性が入ってきました。
「お、お帰りなさい、あなた」と挨拶するミユにニヤッとし、カバンをミユの横に落とし無視して母親の元へ行く慎之助。
カバンを拾うミユに「おい、風呂」と命令する慎之助。
背中を流していると「そこはもういい。次はコイツだ」と自分のモノを示す慎之助に「私は妻よ。ソープ嬢ではないわ」と断るミユ。
そんなミユに「お前は今、一条家の嫁だろう?主人の俺に口応えするのか?」とギロリと睨む慎之助。
「だからこそ言ってるのよ!これじゃあまりにも」と返すミユに「度胸のよさは認めよう。だが自分の立場をよく考えて発言するんだな」と浴室から慎之助は出て行くのでした。
食事が始まり、食事を食べようとするミユに慎之助がグラスを差し出し「ミユさん、お酌!」と母親が注意。
ビールを飲み干しグラスを叩きつけ「こんな不味い酒は久しぶりだ!」と怒り「寝る」と部屋を出て行く慎之助。
「妻たる者、夫の行動の先を読めなくてどうするのですか!妻のプロが聞いて呆れるわね」と怒る母親に謝るミユ。
母親は「片付けはいいから慎之助さんの部屋へ行きなさい。挽回する最後のチャンスよ」と慎之助の部屋に向かわせるのでした。
慎之助の部屋に入ると「おかしいと思ったんだ。サービス拒否、口応えはする、気も利かない、ランキング圏外じゃ当然か?その割には高い金払わせて。これじゃあ詐欺だろ。文句言ってるだけで金もらえてイイご身分だな」とスマホを見ながらミユに罵る慎之助。
違うと弁明しますが「まあ、なんでもいいけど商売女の仕事だけはちゃんとやってくれよ?この後の仕事次第で店へのクレームは考え直してやる。せいぜい俺を楽しませてくれよな」とミユに言います。
慎之助は自分のモノを「咥えろ」と命令。
そして、ミユの頭を掴み無理矢理奥まで突っ込みます。
そのせいで吐いてしまうミユに「オイ、部屋を汚すな。後でクリーニング代を請求しないとな」と睨む慎之助。
そのまま「あ、あなた、私まだ何もしてもらってないのよ」と言うミユに「当たり前だ。売女のお前にしてやることなどある訳ないだろう?」と行為を始めます。
「そんな、これじゃあまるで」と緊急事態用の指輪を使おうとするミユ。
しかし、ミユの腕を掴み無理矢理行為を進めていくのでした。
部屋の外では「ミユさん、上手くやってくれたかしら?」と母親が様子を見に来ました。
そっと中を覗くとミユへ暴言を吐きながら無理矢理行為を行う慎之助の姿があるのでした。
行為が終わると反抗的な態度は許してやると吐き捨てる慎之助に思いっきりビンタするミユ。
2人で口論が始まり収拾がつかない状態になっていると「お止めなさい!」と部屋の外から一喝する母親。
「ミユさん、今すぐここから去りなさい」と言われ青ざめるミユ。
これがことの顛末でした。
店長は「話はわかった」と伝え、改めて謝罪するミユ。
スタッフも必死でミユを庇って店長と話していると一条から電話が入ります。
電話に出た店長はお詫びをしていましたが、なぜか最後は「今後ともどうぞよろしくお願いします」と電話を切ります。
電話を終えた店長の話によると、母親は慎之助の夜の態度を知らずミユや他のキャストにお詫びをしたい、そして今度こそ慎之助を指導してほしいと言われたそうです。
「そういうことだから、これからもよろしくねミユさん!」と言われ涙するミユなのでした。
『レンタル妻』5巻の感想・考察
今回は厳格な一条家が舞台のお話でした。
かなり男尊女卑が酷く、キャストが全員NGを出すというかなり気難しい依頼主でした。
ミユならと思いましたが全くダメでした。
さらに夜のお世話もかなり無理矢理なこともあり、仏のようなミユでも流石に怒り手を挙げてしまいました。
その結果、ミユは責任を取って辞めるという流れに…。
しかし、電話で慎之助を夫としてしっかり指導してほしいと母親から連絡があるのでした。
意外に息子に甘い母親かと思いきや、そこはしっかりしていて驚きました。
厳格ですが、常識は持ち合わせている母親で良かったです。
これでミユはまた働けます。
次の依頼主はどんな人なのでしょうか?
まとめ
以上、『レンタル妻』5巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
突然責任を取って辞めると言い出すミユ。
その理由はある依頼主の元での仕事が理由なのでした。
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