この記事では、Boco/ハギョン先生のエロシチュ青年漫画『はらはら恋々』24巻のネタバレ・感想を紹介します。
『はらはら恋々』24巻のネタバレ紹介
隙だらけの涼子を助ける杏里
客の自慢話を笑顔で聞きながらも内心退屈な杏里。
別の席にいた涼子も同じ気持ちだったようですが、こちら退屈な気持ちを隠すつもりはないようで大あくびをします。
驚く客に謝りつつも飽きたと平然と言う涼子。
杏里は何やってんのとドン引き。
客は苦笑いしながら店の外で遊ぼうかと言いますが、彼氏がいると断ります。
それでもその分金を払うと必死で食い下がる客に、いくら積まれてもアフターには行かないと突っぱねるのでした。
すると客は涼子に気付かれない様にグラスに薬を混入。
そのグラスの酒を飲まそうとする客に気付いた杏里は、突然大声をあげ生理用品を涼子に貸してくれと言い出します。
持ってないと言う涼子を無視して控室に連れ出す杏里。
控室に着くと煙草を吸い出す杏里を見て、どういうことなのかと怒る涼子。
杏里はさっきの客がグラスに薬を入れたと伝え、こんな仕事するならしっかりしろと説教。
それを聞いた涼子は杏里の頭を撫でます。
その手を払いのける杏里にお礼を伝え、席に戻って行く涼子。
席に戻った涼子は薬を入れた客に自分のグラスを差し出し、飲んでくれたら全部許すと誘惑。
当然薬が入っていることが分かっているので躊躇する客。
そんな客を笑いながら追い詰める涼子なのでした。
仕事も終わり何故か一緒に歩く涼子と杏里。
杏里はなんでついてくるのかと質問しますが、たまたま同じ方向だと言う涼子。
嫌そうにする杏里の腕に絡みつき、一緒に行こうと涼子は笑います。
歩きながら涼子はこのくらいの時間が1番好きだと話します。
他人が起きたり仕事を始める時間に休む感じがするからと話す涼子に、他人は涼子を見てキャバ嬢としか見えないと呆れた様子の杏里。
その理由は涼子の服装で、杏里はスウェットでしたが涼子は仕事のドレスのまま。
着替えくらい持ってきなさいと呆れる杏里。
杏里の指摘にすごい、プロのキャバ嬢だと感嘆する涼子。
その言葉にイラつく杏里に、一緒に飲みに行こう等杏里のことを気に入った様子の涼子なのでした。
何故かそのまま家に連れて行かれた杏里。
杏里から彼氏は仕事の内容を知っているのかと聞かれ、まさかと答える涼子。
そして部屋の鍵を解除し中に入るとそこには何故か浩一の姿が…。
今日は休みなのか訊ねると、午前半休を取って話したいことがあると浩一。
浩一の姿を見た杏里は驚き、空気を読んで知らないフリをしてとお辞儀をしながら初めて会った風を装います。
しかし杏里の願望も虚しく浩一は杏里が名乗る前に名前を呼んでしまい、最悪とお辞儀しながら来たことを後悔する杏里なのでした。
ついに涼子に別れ話を切り出す浩一
2人は知り合いだったのかと怪しむ涼子に、大した関係ではないと答える杏里。
そんな2人の間に割って入り、涼子にキャバクラで働いているだろと指摘する浩一。
涼子は撮影のモデルだと答えますが、杏里とどこで知り合ったのかと質問されてしまいます。
その質問には答えず逆に浩一に何で杏里の名前を知っているのか質問する涼子。
浩一は店で会ったと答えたため、今度は涼子が怒り出します。
2人の争いを呆れた様子でしばらく見ていた杏里でしたが、邪魔みたいだから帰ると伝え帰ろうとします。
しかし涼子はそれを止め、浩一は帰っていいと言い出し困惑する杏里。
話を戻し、家賃の件を涼子に訊ね、涼子はキャバクラで遊んでいたのではと浩一を責めます。
何も言い訳はせず、浩一は涼子に別れを切り出します。
浩一に最低だと伝えますが、渋々承諾する涼子。
ただ別れる前に払った家賃を返すよう浩一に伝えます。
浩一はすぐに返すし別れたから家から出て行くよう涼子に指示。
2人のやりとりを見守っていた杏里も止めようとします。
涼子は涙を流しながら家を見つけてからでいいかと浩一に質問。
好きにするよう伝え、その間自分は他で暮らすと冷たく言い放つ浩一。
あまりに素っ気ない態度に困惑し、やましいことがないなら出て行かなくてもいいのではと涼子は言いますが、浩一は顔を見ることなく謝罪し部屋から出て行くのでした。
2人きりになった涼子は杏里を見ますが、杏里にもこの状況は分からない様子。
2人でしばらく言い合いをしましたが、ボロボロ泣き出す涼子を見て何とも言えない空気が流れます。
杏里はここに来たことを心底後悔するのでした。
翌日、会社ではボーっとする浩一の姿がありました。
令司はその様子を注意し、自分が頼んだ仕事は終わったのかと訊ねます。
するともう終わってまとめてメールしたと言われ、ばつが悪そうに何も言えない令司。
そんな浩一を見つめる恵麻。
そのまま時間は過ぎ、遅くまで1人残って仕事をする浩一。
そこへ恵麻が現れ、取引先の帰りにUFOキャッチャーでGETしたと熊のぬいぐるみを浩一に渡します。
浩一のバイトの着ぐるみにそっくりだと言われ笑う浩一。
浩一はぬいぐるみを見つめ、自分が恵麻が思うほど良い人間ではなかったら今みたいに優しくしてくれないだろうと恵麻に質問。
それを聞いた恵麻は、もしそうだとしても自分が良い男にする、だから嫌いになる選択肢はないと微笑み、そのまま2人はキスをし始めるのでした。
『はらはら恋々』24巻の感想・考察
ついに涼子に別れ話を切り出すことが出来た浩一。
それでもお互い嫌いというワケではないので、何だかこちらまで苦しくなる展開でした。
ただこのままの状態で恵麻と付き合う訳にもいかないので仕方なかったのかなと思います。
しかし、別れてからの浩一は抜け殻のような状態に…。
恵麻に自分は思っているより良い人間ではないと伝えますが、恵麻から帰ってきた言葉は自分が良い男にするという力強い言葉。
恵麻は本当に最高な女性だなと思いました。
次回はどんな展開が起こるのか、楽しみです。
まとめ
以上、『はらはら恋々』24巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
涼子に別れ話を切り出した浩一。
涼子は怒り出しますが、浩一はごめんとだけ告げ部屋から出て行くのでした。
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