この記事では、週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の『アオアシ』24巻(収録話数)のネタバレ・感想を紹介していきます。
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『アオアシ』24巻の発売日と収録話数
こちらはまだ公表前でしたので、過去の発売ペースから予想してみました。
◇『アオアシ』の発売ペース
- 20巻:2020年4月28日
- 21巻:2020年7月28日
- 22巻:2020年10月30日
- 23巻:2020年2月24日
『アオアシ』の単行本は約3ヶ月ペースで発売されているため、24巻の発売日は2021年5月28日頃と予想できます。
話数一覧 | 掲載日 |
241話 | 2021年1月4日(5・6合併号) |
242話 | 2021年1月25日(8号) |
243話 | 2021年2月8日(10号) |
244話 | 2021年2月15日(11号) |
245話 | 2021年2月22日(12号) |
246話 | 2021年3月1日(13号) |
247話 | 2021年3月8日(14号) |
248話 | 2021年3月15日(15号) |
249話 | 2021年3月29日(17号) |
250話 | 2021年4月5日(18号) |
こちらは予想なので、23巻が発売され次第、正式な収録話数へ更新予定です。
それでは続いて、気になるネタバレを見ていきましょう!
『アオアシ』24巻の全話ネタバレ紹介
『アオアシ』24巻の収録話数は全部で10話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!
槇村の執念
槇村は身長の小ささは自覚していたが、それでもエスペリオンは家族だと思っていたため、身長を理由に切り捨てられた事に怒りを覚えました。
それ故に厳しい環境である青森星蘭へと進学し、やる事は何でもやると決意する槇村。
清吉は最初から目がおかしくなっていた槇村を気に入り、個人練習を課すようになり、槇村もまたそれで上手くなるならと受け入れて練習に取り込みます。
その結果、槇村はGKとしての基礎能力、天性のセービング能力、ボールに対する悪魔的な執念を身に着けたのです。
現在に至り、高杉が蹴ったシュートを片手で止めた槇村。
それによって、青森星蘭の逆襲が始まろうとしていたのです。
大混戦
槇村のスーパーキャッチで得点を阻止されてしまったが、福田監督は彼の事を称賛していました。
秋山も槇村が日本代表に選ばれた時はショックだったと思っていたのです。
槇村のキャッチのおかげで勢いを取り戻した青森星蘭はマークにつくスピードが速くなり、そのせいで秋山にボールが渡ってもパスできる場所がありませんでした。
しかし、それでも冨樫にボールを繋いだがゴール前から飛び出した槇村がボールを蹴って阻止します。
試合前、最悪でも前半は同点のまま終えてほしいと言っていた福田監督。
フィールドは混戦状態になり、秋山は羽田がシュートを撃とうとするのを防ぎ、すぐさま前線にボールを蹴り出し、桐木が一気にゴールへと迫ったのです。
不利
槇村の言葉によって冷静になった青森星蘭はよりハイプレスを強め、フィールドは混沌の状態になります。
秋山が折角上がってきたのに、これでは数的有利では無くなったと察する葦人。
このままでは監督の思惑通りに行かなくなると察した葦人は上がろうとするも、阿久津に止められました。
橘はボールを保持していましたが、どうすればいいのか分からない状態になっていたのです。
青森星欄はストーミング戦術を発揮していて、エスペリオンを翻弄していました。
橘はファールを受けてしまい、そんな彼を葦人は励ましたのです。
試合再開後、葦人はこぼれたボールを拾いました。
視野
葦人は広い視野で、敵も味方も混沌の状態だからこの状況を味方にすれば勝てると思っていました。
葦人は攻めようと思えば攻められましたが、そうしてしまえば以前の二の舞になると思ったのか、無闇に攻めずに広い視野で見て、動ける状態だった山田にパスを出し、敵味方を驚かせたのです。
しかし、山田は青森星蘭の守備に阻まれてボールをこぼしてしまいます。
そうしたら再びボールを拾う葦人。
すぐさまパスをすると共に味方を鼓舞し、次にボールが来る予測位置へと向かいますがその予測が狂い始めます。
その原因は葦人と同じ広い視野を持つ北野の存在でした。
全てを支配する男
北野の存在が葦人の予測を外させてしまいます。
大友は今の状況は両チームとも厳しいけど、北野がボールを持った瞬間、嫌な感じがすると思っていたのです。
そして北野はドリブルを仕掛け、どんどんエスペリオン陣内に切り込んでいきます。
北野の動きを予測しようとするも、またも外れてしまう葦人。
北野に触発されて青森星欄の選手達も動き出し、次第にゴール前へと迫ります。
ボールはジェイに渡り、彼はシュートを撃とうとするも葦人に阻止されます。
葦人は一旦ボールを出そうとするも、そのボールを狙ってかすめ取る北野。
葦人は破れかぶれで突撃していくが、北野に簡単にあしらわれるばかりか予測が歪む感覚を覚えます。
福田監督も今は葦人以上の視野を持ち、この混沌を支配している北野の独壇場だと思っていたのです。
そして北野はクロスを上げます。
窮地
北野がゴール前にクロスを上げると、各選手が一斉に走り出します。
そして選手が爪先にボールを当て、秋山はキャッチしようとするも間に合いませんでした。
しかし、阿久津がお腹で止めると共に秋山がすぐに掴んだのでゴールを阻止しました。
それでも終始青森星蘭のペースなので、苦戦を強いられるエスペリオン。
そのせいでポゼッションが出来なくなり、選手達、特に橘と馬場に疲れが見え始めます。
一旦給水時間となり、福田監督は橘と馬場を呼んである策を話すと2人もそうだし、皆も動揺したのです。
そして福田監督は皆に2人をキーにして乗り切るぞと言うのでした。
マンツーマン
福田監督はタイムの中で橘と馬場を鍵にして逃げると言いつつ、馬場には北野のマンツーマンにつくように指示したのです。
やがてタイムが終わり、青森星蘭は北野を中心に攻めようとしていました。
しかし、馬場がマンツーマンでピッタリとついていたので、選手達は北野にパスを出せませんでした。
北野は振り切ろうとするも、懸命に食らいついていく馬場。
前日の夜、3年の集まりで馬場はどんな役割もやると言いながら、同世代や後輩が目立つから影が薄くなっていったが、それでもエスペリオンに入れたのは嬉しいから締まらないプレーをする奴には怒ったりしたと言います。
続けて、プロになれそうは選手達がいるなら、ならせてやろうとプレーしていたら気持ちが楽になったと言う馬場。
現在に至り、馬場は懸命に北野をマンツーマンを抑え込むも、葦人は北野は普通じゃないと感じているので、このままいけるのかと不安に感じていました。
躊躇
馬場は10分以上北野のマークについていて、これまで走り回っているにも関わらずぴったりとマークしていました。
完全にぴったりとマークしていたので、青森星蘭の面々も10分間の間、北野にパスできずにいました。
福田監督からマークする相手の背中に手を触れる事で、相手の動きを読む事が出来ると教わっていた馬場。
北野に対してこのまま抑えると言い放つ馬場。
そしてアディショナルタイムへと移行し、北野は馬場にマークされた状態で走り出し、パスを出すように要求します。
味方はパスを出し、北野は馬場を振り切ってボールをキープすると、一気にゴール前へと攻め上がったのです。
それでも追いかけた馬場がボールに触れた事で、ボールの軌道は僅かに逸れます。
葦人はボールを拾おうとするも、向かってくる北野の背後にトリポネの幻影が出てきて、躊躇してしまいます。
そして北野は葦人を抜き去り、ノーマークの羽田にパスしようとしたら阿久津が阻止してボールを弾くと、葦人に躊躇するなと叱咤したのです。
福田監督は橘にボールを回せと指示します。
騙し
時は福田が作戦を話す時に遡ったのです。
馬場と共に指名された橘は攻守で走り回ってヘロヘロな自分に何が出来るのかと不安に思っていました。
そんな中、福田は皆に何とかしのぎってボールを奪ったら橘に回すように言い、橘は自分よりも高杉や遊馬の方がいい筈だと言います。
そうしたら、セレクションや武蔵野戦での橘の素質にかけると言う福田。
大友も気楽に行けと橘に言います。
そして福田は橘にこれまで懸命に走ってくれて有難うと言いました。
現在に至り、ボールは桐木に渡っていたが中々抜けませんでした。
橘は疲弊しているため、大した働きは出来ないと甘く見ている青森星蘭の選手。
そして桐木から大友にボールが渡り、続いて橘へとボールが繋がろうとします。
時は再び作戦の時に遡り、福田は今の橘を見た青森星蘭は軽く見る筈だからそれを利用して騙せと言ったのです。
続けて橘は真面目で落ち込みやすいが、その度に成長していると言う福田。
その言葉を聞いて、橘はちゃんと見てくれているんだと感じます。
そして現在に至り、パスを受けた橘はすぐさまゴールの方を向いて走り出したのです。
十分な働き
パスを受けた橘はゴールへと向かっていき、ゴール前まで攻め上がります。
槇村は素早く守備陣に指示を出し、橘の動きを封じました。
味方も迫っている中、橘はシュートを撃とうとしたが森山が防いだのです。
しかし、森山が足で触れたボールは全然流れなかったので、そのままシュートを撃った橘。
槇村は抜かれてしまうも何とか指で触れる事で軌道を変える事で、守り切りました。
前半戦が終わってしまい、橘は点を取れなかった事を悔やむが、青森星蘭の面々は自分達はこれだけ追い詰めたのに点が取れなかった事を悔やんでいたのです。
橘はもう動く事が出来ず、そんな彼によく頑張ったと労う福田監督。
そして福田監督は同点で終わったから、ここからは2人を投入すると決めていました。
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『アオアシ』24巻の感想・考察
見返す…?
槇村がここまで上手くなったのは厳しい練習を己に課したと言うのもありますが、一番は自分を身長が低いと言う理由で見捨てたエスペリオンへの強い敵意だったと思います。
それ故にエスペリオン戦が自分を捨てた事を後悔させてやる、見返してやると思っているので、アドレナリンが高ぶっていて、点を取るのは容易い事ではないなと思いましたね。
抜け出す方が活躍する…?
混戦状態になっていますが、それは裏を返せば青森星蘭はエスペリオンの選手達に対するマークが中々しにくくなっていると言う事なのだと思います。
この混戦をいち早く脱出できた方が、勝利に近づく事になるのではないでしょうか。
葦人が活躍する…?
混沌としているフィールド内で、ボールを拾う事に成功した葦人。
この状況だからこそ、葦人の全体を見れる目が必要になって来ると思います。
それ故に彼がこれから活躍し、エスペリオンに先制点を生み出す好機を作るのではないでしょうか。
北野が動く…?
次回は北野が本格的に動くと思います。
これまでも動いていたと思いますが、本気で動いていなかったと思います。
しかし、青森星蘭もすぐさま先制点を欲しいと思いますので、ここいらで北野が本格的に動き出すのではないでしょうか。
葦人の上位互換…?
今回の話から、北野は完全に葦人の上位互換の感じがしますね。
能力値も北野の方が高いですし、視野の広さは同じだとは思いますが質に関しては北野の方が上ですからね。
葦人はプレー能力は格段に北野より下ですから、北野は葦人の上位互換だと言わざるを得ないかもしれません。
福田監督が授けた作戦とは…?
福田監督が作戦を伝えた際、直接伝えられた橘と馬場もそうですが、皆も驚いていましたね。
内容から察するに2人を中心にして、攻めるように指示したのではないでしょうか。
今は追い詰められていますが、攻撃こそ最大の防御と言わんばかりに攻めさせるのだと思います。
必死…?
北野は1年時ながら青森星蘭の主軸であり、常にスタメンと言う訳ではない馬場が食い下がってマークにつき続けられるのは、3年生の意地ですね。
自分が抑えないと点を取られ、しまいにはこのまま負けてしまうかもしれないし、試合に出れない3年生達の人生を台無しにさせてしまうと思いから必死なのでしょう。
先制点のチャンス…?
北野がパスを受けたため、青森星蘭は得点のチャンスだと思って一気に攻め上がったと思います。
しかし、阿久津によって阻止されてしまい、前のめりで攻めたと思いますので、守りはがら空きとなっている筈です。
そこで橘にパスを出す事で、先制点を取ろうとしているのではないでしょうか。
数少ないチャンス…?
これはこの前半戦では、数少ないチャンスとなるでしょうね。
相手は橘がこれ程の動きを見せるとは思っていないので、慌てている状態です。
それにDF陣を抜き去っている状態なので、橘一人で決める事になると思います。
浮足立つ…?
青森星蘭の選手達は点を取れなかった事を悔やんでいましたが、これは好機となるでしょうね。
青森星蘭はとても果敢に攻めていて、エスペリオンよりも得点のチャンスがありましたが、モノに出来ませんでした。
それによってもしかして点が取れずに終わるのではないかという不安が過ぎり、浮足出すと思います。
まとめ
以上、『アオアシ』24巻の発売日と収録話数予想、ネタバレ・感想考察の紹介になります。
では、最後までお読みいただきありがとうございました(^^