こんにちは、マドです!
この記事では、単行本『アオアシ』18巻のネタバレと感想を紹介します!
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アオアシ18巻のネタバレ
アオアシ18巻のは10話分と予想されますので、順番にネタバレ紹介していきますね。
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Point1(180話)
船橋戦は早くもアシトの読み通りに…!
エスペリオンvs船橋戦がいよいよキックオフ。
アシトの構想では、トリポネと二原にボールが集まるところを阻止するのが最優先。
ただ早速、二原の強靭なガタイで驚異のダッシュ力を見せつけられ、ルーズボールを抑えきれない大友。
観客席では、強靭な肉体と加速力を持つ二原を、ブラジル代表選手のフッキを重ね合わせるほど。
高杉は、先制攻撃となる「例の形」が仕掛けられない中でも、想定内として落ち着いた守備配置を指示。
トリポネにはCB阿久津。日本代表戦で互いの実力は把握済み。ビタ付けの守備でない分、ややトリポネの動きに分がある感じ。
阿久津を交わして、フリーになったトリポネに二原からパスが通り…と思いきや、
“よし、詰めろ!!”
その阿久津の指示前に、すでにアシトと遊馬のタッグが詰め始め、一旦戻すトリポネ。
しかし、ボールが行き渡ったと思いきや、今度は冨樫が詰めに入り、船橋からしたら息つく間のない連動守備を展開するエスペリオン。
再度、二原にボールが渡るも、アシトと桐木が前後で挟み込み、ついにボールをキーパーへクリア成功。
船橋の夏目監督は、守備以上に前線の2名(栗林・高杉)が降りて来ないこと。
それほどまでに、守備への信頼を置いていると…
アシトは、守備固めに成功し、例の形で攻撃に切り替えられると確信。
この試合で大量得点を実現できる!そんな高揚感が溢れ出ていますが、果たしてこのまま予定通りに進むのか…
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Point2(181話)
完全に振り切られてしまったアシトは…
船橋の攻撃を防いで、早く「あの形」で攻撃のスイッチを入れる!
しかし、高杉の想定が叶うかどうかは、ディフェンス陣の3人に懸っているわけで…
そうこうしているうちに、船橋のサミィからギリギリのスライディングでボールを渡してしまう松永。
船橋高の夏目監督は、エスペリオンの動きから何か嫌な予感を察し、先取を断固防ぐことを念頭に置きます。
ボールを奪取した船橋は、先程と違い、今度はトリポネと二原が外サイドにワイドして、中を固めるつもりの小早川とアシトの裏を付きます。
これで完全に個人技の勝負になり、特にアシトにはフィジカル的に二原に劣る分、スピードで交わされないことを意識。
しかし、二原の強靭なガタイからはありえない、ストップ&ダッシュで軽々フリーにしてしまい、ハーフラインからパスを受けると態勢に…
でも、船橋の安田は阿久津が恐ろしく良いポジションにいる為、カットのリスクを考え、一度戻します。
“おおいおくれよ!安田くううん”
そう戯れる余裕の声を上げていきなりストップするもんだから、アシトが止まらずにタックルする形になり、ファール。船橋にフリーキックをチャンスを与えてしまいます。
“重戦車にプロペラ機が突っ込んで止める気か?阿呆は大変だな”
そう言い捨てた阿久津の背中を、放心した顔で眺めるアシト。
フリーキックは外れ、再度マーク相手を確認するディフェンス陣。
富樫はトリポネをマンマーク。そして、二原は松永か阿久津かという時…
“二原は俺に!俺に当たらせてください!もう一回…必ず止めます”
一度でも抜かれたら志願交代しろと、呆れる阿久津。
そして、アシトは目を瞑り、二原の動きを再現するイメージを沸かせます。
その光景に、きな臭さを感じ取った夏目監督は、エスペリオンにスイッチが入る前に先取点が取らなければ相当厳しい戦いになると呼びかけます。
完全にアシトは敵ではないと見なされ、余裕の二原ですが…
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Point3(182話)
大友に送ったサインで二原崩しに成功!?
船橋の二原を必ず止めると宣言するアシト。
一方、大友は二度もマークを剥がされて、フッキを彷彿とさせるようなフィジカルと瞬発力に打つ手なしと思いあぐねます。
ただ、二原の後ろからアシトのアイコンタクトを受け、何かを察した大友。
“あっちのチームのほうが、一人二人多いんじゃないかって気がしてきたわー”
観客席に座る紀子としては、マズイ状況だと危惧するものの、“目が生きてる。だから、大丈夫”とアシトの考えを察します。
パワー型のエスペリオン・松永すらもショルダーチャージで跳ね除ける、重戦車の二原。こんなのを誰かまともに止めれるのか…
船橋ボールとなり、トリポネは冨樫がガッチリマーク中なので、アシトが付いている二原にボールを渡す流れになります。
鼻歌交じりに余裕の二原。しかし、今後は“振りほどかせない”と二原の動きを読みながらマークを外さないアシト。
“空中から旋回して、重戦車を見張ってるプロペラ機”だと自分を例え、さらに大友が二原から見て前方の絶妙に嫌な位置にいます。
“原始的なサッカーの見本のようなプレー”だと福田は評価するも、ただ泥臭いマークだけでは無理がある…
そんな時、二原の運動能力がものを言い、アシトを振り切ってフリーになり、時任からボールを呼びます。
しかし、ボールが渡るや否や、“来い大友ォ!!”と合図を送るアシト。
前方から一方に向かってきた大友と、後方のアシトの挟み討ちが成功し、二原からボールを奪取。
アシトの作戦は見事的中。
まず、フィールド全体の動きから、二原だけに絞り込み、予測範囲の拡張。
あとは、イメージに沿ってしつこくマークに付き、大友に目で指示を送り、二原のルートを限定。振り切った先も、まんまと大友と嵌めて取れる位置。
大友は小回りのきく小型戦車、自分はレーダー付きのプロペラ機と評するアシト。
側から見ていた阿久津も“できるなら最初からやりやがれ”と、もどかしさを募らせます。
クリアしたボールは、船橋のサミーに渡りますが、焦ってトリポネにロングパスを出し、冨樫のマークを振り切りながら、振り向きざまシュート。
キーパー正面でキャッチされ、そのままボールはロングスローで栗林の元へ…
“いかん”
船橋の夏目監督が懸念していた、エスペリオンの作戦がついに決行されます!
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Point4(183話)
中途半端なポジションの高杉だが…
“よし。ようやく来た”
栗林に渡ったボールを基軸に、エスペリオンのターンが始まります。
案の定、船橋の守備は二人がかりでのマーク。戻りも早く、守備も一級の実力。
しかし、栗林の神的なキープ力を前に、押さえ込むのに精一杯の船橋。
(クッソオオオ!人間じゃねーよこいつ!)
十分なタメを作り、エスペリオンが例のフォーメーションに着くことができ、高杉、遊馬、桐木へと前方にじわじわパスが回りだします。
ただ、あまり見ない中途半端なポジショニングに、怪訝な表情を浮かべる船橋・夏目監督。
船橋の守備陣の見立てでは、エルペリオンに迷いがあると、深くは追求せず。
“今だ!!!”
桐木からボールをもらうと思いきや、それをスルーする高杉…!?
小早川に渡り、再びパスを繰り出すもパスカットする船橋。まさかの、小早川がミスなんてと、ざわつくベンチですが、実はそうではなく…
(難しい…やっぱり難しい…)
そう反芻する高杉は、この攻撃型をJr.ユース時代に作った、福田監督の言葉を思い出します。
5年前から、監督・福田が構想するこの攻撃型には、当時12歳の高杉たちには難しすぎる内容でした。
高水準を目指しすぎる福田に、さすがに物申す高杉ですが…
“お前ホントまじめだよなー。マジで口に出して言うかね”と、笑いながら答える福田。
高い要求は、実現可能ないい選手が揃っているから。それは、平をはじめ他のメンバーも同じ考えでした。
いつかそうなる…
それが、船橋戦だと過去の自分に訴えかけるように、高杉のスライディングでボールを奪い返し、再び例の攻撃に切り替え。
さらに、今まで一緒にプレーしてきた平に見せるためにも、必ず成功させる…!
高杉のプレーに息を飲み、ベンチから見守る平。
“今だ、やれ!!”
福田からの合図で、再びパスでつなぎ出すエスペリオンの攻撃陣。
ペナルティーエリアに入る直前に、高杉と栗林がクロスして、ポジションチェンジ。
そのタイミングで、大友からのパスを遊馬がスルーして、高杉に渡り…
(なんでこいつ…フリーになった!?守備陣が分断されてる…どうして!?)
船橋キーパーは、全く何が起こったかわからず、目の前でシュートを放つ高杉に硬直。
想いを乗せた一撃は、果たして決まるのか…!?
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Point5(184話)
例の形で先取したと思ったら…
“何が起こった!?どうして抜け出してこれたんだ、こいつ!?”
戸惑う船橋のキーパーの前に現れた高杉。放ったシュートはゴールネットを揺らしましたが…
ホイッスルが鳴り、結果はオフサイド…!
せっかくの先取点が無しになり、みんなが気落ちしていなければいいがと、気にするベンチ。
ただ、平だけはあの難儀を極める攻撃が形になり、ひとり感動。
それはピッチ上のメンバーも同じ。
実践で一度も通用しなかった「あの形」で、ゴールまで行けたことが大きな自信に繋がり…
“みんなぁ!!次は決めれる!!”
士気が一気に上がり叫ぶ高杉と、それに答えるメンバー。尋常でない一体感に包まれるエスペリオン。
再び、同様に「あの形」でパスを回していき、どうしても翻弄される船橋。
中央、左サイド、右サイドの3方向からしか、ゴールに近く手段はないはず。
それを理解して、固めているはずがなぜか崩される…!?
斜め移動するエスペリオンに、一体誰をマークするべきか一瞬の迷いが生じる。
中からサイドに行った栗林がペナルティーエリアに入る手前で、また中に入りボールを受け取る…と思いきや、スルーして走りこんできた高杉に渡ります。
(見ているか平。実現不可能と思われていたことが…永遠にできないと思えたようなことが…できるようになる)
それは、圧倒的な仲間の信頼があってのこと。
エスペリオン愛のある平が、このプレーを見て心踊らずにいられるか…!
一方、船橋の夏目監督は、エスペリオンが3レーンではなく「ファイブレーン」の概念で動いていると気づき、信じられないという表情。
“決めろ!高杉!”
栗林の声を乗せて、今度こそ先取点のゴールネットを揺らす高杉が放ったシュートですが…!?
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Point6(185話)
前人未到のフォーメーションが完成!?
ファイブレーンの存在に気づいた、船橋の夏目監督。
その実態がついに解明され、エスペリオンの練習時の回想シーンが開始。
そもそも、サッカーのフィールドは大きく次のように分かれます。
- センターレーン
- アウトサイトレーン×2
この鉄則ディフェンスは、センターに人数を寄せて守ること。
一方、両アウトからは、ゴールを狙うのが極めて困難なため手薄でも問題とされないわけです。
そして、ここから福田がスペイン時代に得たファイブレーンを取り入れます。
つまり、センターとアウトの間に2本のハーフレーンを組み込むことです…!
ディフェンス2枚が背後にいる時、エリア直前でセンターにボールが渡っても、ゴールを視界に入れることすら難しい…
(できても、あてのない振り向きざまシュートくらい)
でも両サイドにハーフレーンがあれば、センターを含めボールを出せる選択肢は3人になり、かつハーフレーンからならゴールを視界に入れられます。
さらに、アウトレーンが180°しか動けないのに対し、ハーフレーンは360°動ける自由度も抜群。
ただ、この説明を受けても、今まで“ハーフレーン”という言葉ではないにせよ、ポジショニングとしては意識してきたと言うアシト。
ただ、それは現実的でないことを伝えますが、“大事なのは、そこをハーフレーンという名前をつけてまで、意識することなんだ”と捉え直す伊達。
それは、“11人全員で共有する”という、尋常でないチーム力を要し、それを今のエスペリオンなら実現できるというわけです。
基本となる理想の形は、常にトライアングル形態になっていること。
❶1列前の味方同士が同じレーンにいてはいけない。
❷2列前の味方同士は、同じレーンではなくてはいけない。
❸1列前の選手は適切な距離感を保ち、できるだけすぐ隣のレーンにいなければいけない。
それと、もし同じレーン上で直前の選手と被ってしまった場合、すぐに隣のレーンに移る必要があります。
同時に、3番目も1番目の選手と同じレーンに移り、トライアングルを作らないと成立しない超難関なフォーメーションとも言えるわけです。
非現実間でいっぱいの1年生メンバーですが、福田自身が日本でも世界に通用するチームが作れると意志は固く…
“お前らならいつか、この夢のようなサッカーを実現させてくれるんじゃないかって思うよ”
そして今-
高杉が放ったシュートがネットに突き刺さり、ついに先取点をものにしたエスペリオン…!
そして、ベンチの平に“見たか平!?”と、自分たちのサッカーが夢の5レーンを成功させた喜びを爆発させます。
これを受けた船橋の夏目監督は、信じられないと言葉に出すほどの驚き。
福田は試合を一戦単位ではなく、常に世界を見据えていると気づき…
“恐るべし、福田”
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Point7(186話)
5レーンを崩されかけたところにアシトが…
5レーンが成功し、監督以外の船橋メンバーも気づいた様子。
“バイエルンだ。おそらく、グアルディオラ(監督)…5レーン。素晴らしい”
トリポネも未知の攻撃スタイルの正体が分かり、ハイレベルのエスペリオンを称賛。
そして、エスペリオンの勢いは止まらず、再度5レーンを実施し、完全に後手となる船橋。
ただ、後ろのSBでその様子を見ているアシトは、見事な連携プレーに感動すると同時に、
(俺も加わりてえ!!)
実はアシトは、足の技術が認められずに、5レーンへの参加はチーム会議でNGとされたのです。
ただ、ひたすらウズウズして仕方ないアシトは、ふとエスペリオンが船橋に抑えられている状況に気づきます。
“バックパス多くなったよ。気のせい?”
それは観客席からも同様に、エスペリオンの攻撃が進まないことに気づきます。
ディフェンスのエキスパートの船橋は、本領発揮。
目には目をと5レーン対策の5バックを即興で作り上げて、見事順応させます。
4バックに対して効果絶大の5レーンなので、これではあまりに分が悪い。
下手すれば、ワンミスで一気にカウンターを取られる…
“青井ィ!上がれ!”
栗林が叫びながら、船橋ディフェンスを崩す方策を投げかけます。
5バックを揺さぶるためにも、SBの動きを5レーンに加える見立て。
俯瞰力の高い、アオシならではの仕事とも言え、まさかの指令…!
この時とばかりに集中を高めて、上がっていくアオシ。
(前がかりってことは、CBも高い位置取るってことだ)
冨樫も指令の元、5レーンに触発されてウズウズした体を前に持っていきます。
ボールは冨樫の戻され、アオシに渡り…
アオシの上空アングルでは、手前の栗林と桐木のトライアングル。
その様子を見た遊馬は、アシトの足元スキルが気になり、フォローのためにアシトと同じハーフレーンに入ります。
それに気づいたアシトは、桐木と遊馬のトライアングルに変更。
センターレーン中間の桐木からのバックパスを貰い、ダイレクトで同じハーフレーンに入ったトップの遊馬へキラーパス。
全く意表を突かれた船橋と、想定通りに仕事を果たしたアシトに笑みを見せる栗林。
“5レーンはお前向きだよ、青井”
もはや、足元スキルのタイムロスも余裕でカバーできる能力が、アシトには備わっていると…
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Point8(187話)
アシトの俯瞰プレーに成す術なし…!?
遊馬に向かっていったボールは、若干勢いが強くラインアウト。
ただ、タイミングは完全に船橋の虚をつくようなキラーパス。遊馬もグッドサインを示し、完全にペースはエスペリオン。
船橋側は、遊馬のマークに付いていたサミーのミスだと判断し、気を取り直すも、何か腑に落ちない様子。
“5レーン…最っっっ高!!”
興奮高まりゾクゾクしているアシトに、栗林をはじめチームメンバー、そして監督・福田も2点目獲得を確信。
エスペリオンの狭小トライアングルで、正確無比なパス回しに、5バックの船橋も振り回されるばかり。
最初は攻めあぐねていたのに、SB(アシト)が上がった途端に歯車が一気に回転していったと分析する船橋。
アシトが5レーンを最高と評価する理由は何か…?
3レーンではパスの出しどころが“だいたいあの辺”という感じで、範囲も大まか。
でも、5レーンは「待ち」と「出し」のタイミングをはっきり共有できる!
どこにいてもトライアングルができるし、メンバー誰もがいてほしい最高のポジショニングが取れる。
(き、気持ちいい〜〜っ!!)
船橋の夏目監督からしても、ミス以外でボール奪取は至難の域だと、眉間にしわを寄せますが…
アシトがワンテンポ遅いトラップを見せ、コーチもそこが崩せると指摘。
しかし、それ以上にボールの散らし方が見事すぎて、技術を圧倒的にカバーしていると考え改め直す夏目。
この出来事を、全てを把握しているメンバー・栗林は、今のアシトを“水を得た魚”と評価。
つまり、エスペリオン随一の「俯瞰の目」により、難関な5レーンすら超理想型の俯瞰図が次々と流れる状態とのこと。
“さあ、点を取ろうか”
アシトの攻守コンプリートの布石は、まさに打たれたと…
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Point9(188話)
やはりエスペリオンはただの高校サッカー!?
5レーンの虜になって、完全にゲームを動かしているアシト。
攻守コンプリート…
栗林も言っていた、船橋線で摑めるなら世界に通用するとの期待は、今現実になろうとしているわけです。
前半残りわずか、遊馬から栗林にボールが渡り、そのまま上がっていったアシトにパスが通りますが…
高杉がクロスを上げるよう叫びましたが、トリポネの弟・サミーの徹底マークによりかなり厳しい状態。
夏目監督もアシトの実力では突破は無理と睨んでいるよう。
ただ、周りが見えすぎている今のアシトは、そのままカットインして、ゴール端がガラ空きなのを抑えてシュート…!
若干、センタリングのようなシュートなのが気になりましたが、案の定、難なくキーパーにキャッチされます。
それを確認した船橋側は、猛攻カウンターに切り替え。
一瞬でトリポネにボールが渡り、類い稀な俊足とドライブテクで大友と冨樫を抜き去ります。
かろうじて栗林が追いつき、シュートコースを塞ぐも、その前にベスポジにいた二原にパス。
完全フリーのシュートフォームに入ったところ、阿久津がスタイディングで防ぎ、こぼれ球をキーパーが飛び込んでキャッチ。
前半終了のホイッスルが鳴り響き、先取点を維持したまま後半へ。
ただ、エスペリオン、特にアシトはこの一瞬の出来事に、映像研究では感じ取れなかった圧倒的スピード感に放心状態。
一部始終を見た結果、夏目監督は安心したように確信を込めて言います。
“このチームはバイエルンじゃなかった。ユースだ”
以下、19巻のネタバレ記事になります!
※訂正:189話は本来18巻に含まれます。
https://dramad-tv.com/2019/09/14/aoashi-19kan/
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アオアシ18巻の感想・考察
完全にナメられるアシト
案の定、二原との運動能力の差が顕著になったわけですが、このままでは済まないのはいつもの事。
アシト特有の俯瞰力が、二原封じへの成功の鍵となるのか見ものですね!
二原封じのポイントとは?
以前、日本代表の北野蓮も評価していた、アシトの俯瞰する能力が発揮されましたね!
フッキ相手にアシトの体格ではまず勝ち目はないのは分かります。
それを捉えた上で、大友のポジショニングと勘の良さを信じ、二原に対する見えない2枚マークを成立させたのは、すごすぎますね。
もはや、ディフェンス側でゲームメイクをしているとも考えられますね。
そして、作戦の火蓋が切られたわけですが、栗林に渡ったボールがどう捌かれるのか、気になりますね〜!
完璧な正確さが求められる攻撃とは?
高杉を中心とした例の攻撃…その正体が気になりますが、プレー中、エスペリオン陣が一体何をしているのかがイマイチ良く分かりませんでしたね。
5年前から温めていた攻撃で、おそらくまだ一度も成功させたことがない戦術でしょう。
ポジショニングの魔術師かと思える福田監督。
全員が中途半端な位置に立つことで、敵を撹乱させる作用を生むわけです。
ただ、これは一歩間違えれば味方を食うような、諸刃の作戦。
敵の守備陣の動きを研究し抜かないと、立ち回らなくなるリスクがあるとも見れます。
特に、遊馬のスルーから先の動きが“難しい”とされるゾーンなのかもしれませんね。
次号で、その攻撃の全容が明らかにされることを願いたいです。
誰も成し遂げたことのない攻撃とは!?
サッカー漫画によくあるチートレベルの選手や技の応酬ではなく、一見地味と思われるフォーメーションによる攻撃ですが、大いにチーム力を実感させられました。
しかも、ユースJr.時代から練習を積み上げてきて、実践では一度も繋がったことのないわけですからね。
ユースJr.メンバーの一人だった平が、この攻撃形の完成に感動以外の何があるでしょう。
言葉以上に、平とともにピッチに立ちたいメンバーの思いが、成功へと導いたとも捉えられますね。
5レーンという異次元レベルの攻撃
解説を見る限り、これはチートとも言えるハイレベルな攻撃形態だと改めて認識…
決められたパターンもないため、フォーメーションと呼んでいいのかも疑問なところ。
敵の動きだけでなく、味方でさえも、先の動きを推測しながら、条件反射のように移動を繰り返さないといけないわけです。
これは、個々の俯瞰力が大いに問われます。
ただ、最初は唖然とせざるをえない戦略ですが、相手の動きを研究し尽くした上では、味方の性格や敵の動きパターンから予想はいくらでもできます。
アシトの俯瞰力が爆発…!
ディフェンスでも大友とのアイコンタクトで、二原を2対1でのはさみ打ちで崩しましたが、それ以上に5レーンで能力開花したアシト。
いわゆる、周りの動きを読む能力がものをいう5レーン。
まさに、アシトがキーパーソンであり、ゆくゆくは司令塔にも成り得るくらいの能力を持っているとも言えるでしょう。
ディフェンスが上がれば、もしカウンターされてもオフサイドトラップを仕掛けやすいため、その辺も戦略に含めたら最強ですね…
アシトの実力ではゴールを狙えない!?
5レーンでは、圧倒的ゲームメイカーになったアシト。
彼、上空からマップ化したような視界を持ち合わせているわけですね〜。
船橋側の動きを動画研究していたため、その描写もしっかり活きている。
他のエスペリオンメンバーも、5レーンに気をとられることなく、本来の能力を出せるので、手のつけようがないですね。
あとは、アシトを徹底的にマンマークしてミスを誘うくらいでしょうか…
いずれにせよ、船橋側の打開策がどうなるのかが気になりますね〜!
アシトがクロスをあげなかった理由とは…
シュートコースは申し分ないはずも、アシトのシュートパワーが船橋を脅威させるには程遠いことが分かりました。
攻守コンプリートにこだわりすぎて、チームの決定打を奪う働きになっては、元の木阿弥。
しかも、横一線にエスペリオンの攻撃陣の数は十分足りていたはず。
チーム内に立ち込めてきた暗雲を、どう振り払っていくのか、栗林には分かっているっぽいですが…
まとめ
以上、『アオアシ』18巻のネタバレと感想・考察の紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^
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https://dramad-tv.com/2019/05/17/aoashi-free/