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GIGANT(ギガント)4巻の発売日やネタバレ感想!コクーンタワー崩壊?

この記事では、奥浩哉さんの漫画『GIGANT(ギガント)』4巻ネタバレ・感想を紹介していきます。

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GIGANT(ギガント)4巻のネタバレ

4巻の見どころは全部で10話分(予想)あり、さっそく順番にネタバレしていきますね。

  • Point1(29話)

    人間巨人を駆逐すると後ろから…

    部屋の窓ガラスを割って伸びてきた巨人の手に、逃げ惑う零は、とうとう捕まり絶体絶命…!

    カッターナイフを掴み取り、巨人の手の甲を一直線に切り裂き、

    “あ”あ”あ痛ぃって”ぇぇ”

    と騒ぎ出し、そのタイミングで逃げ出す零。そして消えていった巨人おっさん。

    翌朝、路上には巨人に殺された人たちが血だまりの中、倒れているこのようの光景ではない日常。

    テレビを見ながら朝食の時間を過ごす横山田一家。会社に行きたい、買い物に行きたいと、父母はいつもの日課が通らないことに不平を言うわけです。

    気になったETEの投稿欄に目をやると、巨人らを応援して東京都民をディスる異常なコメント。

    その中に、“パピコ釈放運動委員会”アカウントを発見。前回の破壊神との戦闘で、東京の監視カメラを見ると、人に危害を与えていなかったことが証明されたのです。

    パピコが無実だと判明しホッとする零。

    テレビでは、自衛隊による攻撃が始まり、生身の巨人を一斉射撃。

    駆逐に成功した…と思ったら、“ズン”とロボットが渋谷駅の後ろから登場し、自衛隊が退避…!

  • Point2(30話)

    ロボを撃破した自衛隊の株爆上げ…

    おそらく全長200mはありそうなハリウッド映画に出てくるようなロボットが、渋谷の街を蹂躙しだしました。

    当然ロボなので、胴体から複数初のミサイル発射。たちまち、渋谷のビルが倒壊し、コンクリートや鉄筋の雨が降り注ぎます。

    これには自衛隊も成す術なし。もはや撤退するしかない自衛隊に、テレビも無残な渋谷を隠すようにCMに入り、総理からコメントを入れます。

    ニュースサイトを見ても、崩壊していく渋谷の写真記事に絶望する零は、コメント欄を見て驚愕。

    “この後に及んでパピコを釈放しない政府は虐殺者と変わらない。速やかにパピコに土下座して泊めてもらってほしい”

    そのまま、渋谷から新宿に向かって横断し出したロボ。それに対して、自衛隊のヘリ数機がミサイルや戦車の砲撃が効き始め、ついにロボを撃破。

    リアルタイムのテレビを見ながら、ガッツポーズをして歓声を上げる父ですが…

  • Point3(31話)

    新たな破壊神が3体降臨した新宿って…

    静かな日常に戻り、学校へ向かう零。ふとすれ違った女性がパピコかと思い振り返るも、そんなはずはなく…

    電車に乗ると中吊り週刊誌広告に目を向け、パピコ釈放の是非、自衛隊の功績などがバンッと見出しに出ていました。

    ETEの中では、10万人しか減らせていないとブーイングが殺到。高みの見物の田舎者や、判断の遅れで甚大な被害を出した首相への批難の嵐。

    パピコのTwitterアカウントを見ると、ツイート0件にもかかわらずフォロワー数556万人以上というバズり具合に間を丸くする零。

    その時、緊急地震速報が鳴り響き、電車が緊急停車すると、天から破壊神が3体降臨して…

  • Point4(32話)

    女子高生が猛ダッシュしたものの…

    破壊神が動くだけで道が陥没し、もう人類レベルで制御不能な規模で、避難しようがない一小市民たち。

    あり得ない光景に、女子高生2人も足早に逃げまといますが、無数の瓦礫が降ってきて、その下敷きとなった友人はおそらく即死。

    数十分前には考えられないような状況に、泣き叫ぶ黒髪ストレートヘアの女子高生。

  • Point5(33話)

    コクーンタワーが吹き飛ぶ圧巻さに…

    新宿の街に降り立った破壊神により、次々と破壊されるビル。さらに、コンクリートの破片が火の粉のごとく無数に降り注ぎ、地上は混乱の極み。

    5歳くらいの男の子が、頭から流血している亡き母を目の前に泣き叫ぶという地獄絵図。

    “ママー!ママー!”

    一人の女子高生にアングルが向けられ、学校帰りだったのか制服姿で必死で逃げまとう姿が…

    外国人の男性が動かない妻を抱きかかえて泣き叫びます。

    “Noooooo….Why this!? Ahhhhh…”

    さっきの女子高生が泣いている男の子を見つけて、手を引いて再び走り出します。

    “うああ”あ” もう駄目だ!!”

    横で並走する男性の叫び声も虚しく、落石の数は勢いを増していきます。

    破壊神はとうとう、新宿の名物コクーンタワーと並びのビルを、パンチ一撃で中央から破壊し、見るも無残に倒壊

    現実とは思えない状況に2人は立ち尽くし、女子高生は男の子を抱きしめます。

    すると、その横を自衛隊の戦車が走り、一斉に破壊神に向かって砲撃開始

    しかし、シールドのようなものをまとっているのか、一切の攻撃が無に帰す。

    最早、打つ手なしか…!?

  • Point6(34話)

    パピコに下された指令とは…?

    拘置所内の面会部屋に入り、円型の穴が空いたアクリル版の向こうで、険しい表情を浮かべる上層部っぽい男性と話すパピコ

    その後、警視庁か国防省のトップであろう人物から、パピコに指令が伝えられるセリフなきシーンが描かれます。

    その頃、電車の車窓から、崩壊し行く新宿を目の当たりにしている零。

    “駄目だ…終わる…”

    横たわり微動だにしない妻を見下ろし、泣きはらす外国人男性。

    倒壊するビルからパラパラと人が落下していく、信じられない光景をただ呆然と眺める女子高生と男の子。

    ヤケを起こした警察官が、破壊神に向かって気が触れたように叫びます。

    “なんなんだ お前らあ ふざけんな 俺を潰してみろぉ!!”

    コンクリートの塊が目の前に降ってきて、吠えながらも逃げる警察官

    意を決した外国人男性が、近くに来ていた女子高生と男の子に、“This way!! Come with me!!”と言って、2人と連れ立って走り出します

    上空には、バラバラバラと回転音を鳴らした自衛隊ヘリが、新宿に向かって一直線。

    ただ、機内では未だに現実感が持てず空虚な会話を交わすばかりの隊員たち。

    “まあ、とりあえず俺達は…あっちにいる おねーちゃんを新宿まで届ければいーんだよ”

    隊員に混じり、シートの一席に座っているのは、自分の使命を滲ませつつクールな表情を浮かべるパピコがいて…

  • Point7(35話)

    舐め腐った自衛官がアワアワしすぎて…

    ヘリが現場に向かっている最中、機内にいる自衛官たちは全然状況を掴めていないのか、好き勝手な疑問を飛ばし合っていました。

    パピコを知らねーのか。装着しているスーツがNASA開発の超伸縮素材で、なぜアッチ系の女優が運ばれているのか理解不能、といった様子。

    隣の席からは、ファンで実物がめちゃめちゃ可愛い…命懸けで守る、と意気込む隊員もいる始末。

    一体どっちが守る・守られる側なのか訳が分からない感じに…

    パピコが大きくなれることを聞き、ユーチューブにアップされていた六本木戦の動画はCGだろーと、全く信じていません。

    結論、パピコと自衛官との関係が分からないまま、現場上空に近づきます。

    “おっ、もうそろそろ…おいおいおいおい

    窓から見下ろす新宿の街は、各所で黒煙が上り、その前方には破壊神が戦闘機を殴って撃墜する光景に一同声も出ないほど驚愕

    一方、“俺を潰してみろおおお”と、拳銃を連射する警官。完全に理性がぶっ飛んで自分に陶酔。

    しかし、飛んできたコンクリの破片が頭にぶつかり、地面に倒れ、上空の自衛隊のヘリを虚に見上げます。

    ヘリからは自衛官たちが全員、パラシュートをつけて脱出

    すると、パピコは歩き出し…

  • Point8(36話)

    パピコがついに新宿に召喚され…

    あたしを、いさせて欲しい。あなたの救世主のままで。

    そんな気持ちを抱きながら、自衛隊のヘリからダイブするパピコ。

    “こわいーこわいーこわいこわい”

    堪らず、パラシュートを広げて、眼下の破壊された新宿の街と、建物を踏み歩く破壊神たちを見るパピコ。

    地獄絵図のような状況に息を呑み、周りの落下中の自衛官たちの目の前で巨大化。スーツが弾けとび、たちまち全裸になるパピコ。

    電車では車窓から、煙が舞う新宿の街を遠目に見ていた零

    熱り立っていたものの我に帰り、仰向けになり上空を眺めている警官

    地上に降り立った自衛隊は、あまりの大きさにもはや成す術なしと悟った表情

    “お母さん死にたくない!いやああああ”

    “死にたくない死にたくない”

    ビル屋上で、人々の悲鳴が虚しく響き、破壊神の暴走は止まることはなく激しさを増し…

    そんな状況で、突然上空から着地したのが、巨大化した全裸のパピコ…!

    国民が一斉にその姿を見て、一体何を思ったか…

  • Point9(37話)

    パピコが直視できない状態に…

    巨大化した全裸のパピコが新宿の街に降り立ち、いよいよ3体の破壊神とのバトルが始まりますが…

    その様子が全国放送され、パピコを応援する大衆の声。

    Twitterでも立て続けにツイートが入り、破壊神の撃破に望みを託します。

    しかし、今度の破壊神は圧倒的な戦闘力の違いがある上に、1対3という不利すぎる状況

    完全なるワンサイドゲーム。

    滅多打ちされるパピコに絶望の悲鳴をあげる大衆。その中に、ワンセグで電車内で戦闘の中継を見守る零。

    ついに、首を掴まれ、足を引っ張られ、このままでは首がもげる状態になってしまうパピコ。

    Twitterでも、放送規制にかかる、無残すぎてTV消したという声も上がり、早くも絶体絶命に追い込まれます。

    何もできず、打つ手なしの零を含む都民たちは…

  • Point10(38話)

    パピコが突然消えて…破壊神がズタズタに!?

    “只今 ETEに動きがあったみたいです”

    ニュースキャスターが発表した内容は、もはや東京滅亡を示唆する内容。

    それは…

    【パピコがバラバラになって死ぬ】

    どこもかしこも、この投票結果に絶望の色を浮かべて、誰ともなく喚き声が漏れ出します。

    首と足を左右に引っ張り合い、このままでは完全にもげて分裂してしまう危険信号のパピコ。

    (ちほさん…)と何度も呼びかける笑顔の零が、脳内映像で流れ出し、絶対に失いたくない思いが涙となってこぼれ落ちます。

    その頃、電車内に閉じ込められた零は、乗客が錯綜しまくっている速報を行き交せ、カオスな状態に…

    “えっ?パピコが死んだ?首が取れたって!!”

    “そもそも…一人じゃ無理あったって”

    そんな車内でうずくまりながら、何度も嘘だと言葉にする零ですが…

    “え?違くない?一瞬で消えたみたいに見えたけど…”

    このツイートを目にした瞬間、パピコが原寸サイズに縮んだと覚りました。

    その勘は当たり、新宿のビル群をすり抜けて、破壊神の足元を走り抜けるパピコは叫びます。

    “負けてたまるかっ!!”

    ニュースの報道カメラも、消えたパピコの存在を確認できずパニック。

    “ちがう…あの時と同じだ…”

    こんなことでパピコは死ぬはずない、と信じる零。

    そんな時、突如一体の破壊神がまるで虫でも追っ払うような挙動に…!?

    パピコは破壊神の体を登っていき、内部に入ったと思ったら、そこで巨大化!

    “いけ…いけ!!

    画面に向かって叫ぶ零の想像通り、パピコが破壊神を内部から食い破り、ついに一体撃破でき…

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GIGANT(ギガント)4巻の感想・考察

新キャラの女子高生は誰?

少年を助けた女子高生が、今後レギュラーキャラになる可能性は大きいでしょうね。

零との関係も見どころですが、その前に新宿から脱出しないと!

自衛隊の砲撃が無力すぎて、どうにも…パピコも飛んでこれないし、どうなるのか心配…

破壊の作画が素晴らしいの一言

破壊神の壮絶な破壊活動の作画ですが、新宿の伊勢丹付近、東京モード学園が入っているコクーンタワーなど、超繊細に描かれていています。

それが、惜しげも無く破壊されていく絵が凄すぎて、自分がその場に居合わせているかのような気分になります。もう唖然ですね…

パピコに挽回のチャンスあり…?

戦闘機を手づかみして降り落とす破壊神。

日本最大の武力を持ってもカスリ傷一つ与えられない現実には、計り知れない虚脱感を覚えましたね…

さすがの政府も、死刑囚でもある最終兵器パピコを投入せざるを得ませんね。

頼むからパピコがフルボッコにされても、零が冷静であるようにと願います。電車から抜け出して、破壊神に向かって疾走するのだけは勘弁。

進撃の巨人じゃ無いから、パピコの理性は保たれたまま。零を庇ったパピコは負傷し、被害拡大となるのが関の山ですからね…

警官がブチ切れるのが…リアルすぎ!

パニックの極みを目の当たりにして、警官がぶっ壊れるシーンが最高でした!

どう転んでも勝ち目なしの相手に、投げやり感MAXでオフェンス一色になる心理状態。

市民を守る立場やプライドが崩壊し、無力さを全身に突きつけられると、タガが外れて自分最強説の信者になるというわけです(笑)

極限状態になると、我が身が可愛いという次元を超えてくるんですね〜。

その一方、身内の死を直視した男性と男の子は、しっかり意地でも生存への道を辿ると、脳が洗練されている様子が伺えました。

驚異的な作画力以外に、人間の本性が垣間見れる、奥浩哉さんの作品は偉大なり…

自衛官の余裕の会話が凍りつく!

パピコを完全にか弱い女優と見なして、余裕をかましながら会話を楽しむ自衛官。

きっと非常事態という概念も災害時くらいが限界なんじゃないでしょうか。

破壊神の存在を目の当たりにして、あの目をひん剥くような表情は、もはや爽快でしたね。

常識がぶっ壊れる瞬間と、今まで舐められていたパピコが、勇敢に立ち向かおうとする逆転の対比が素晴らしい…

あと、さすがの警官も人間でしたね。石ころレベルの破片であえなくダウン。

あんな状況になれば、ふざけんなという怒りと、どうにでもなれ的な投げやり感になるのはもはや致し方ないですね…

再び作画が神すぎて合掌…

もはや、リアリティの塊と言っていいくらいの作画力ですね…

新宿の街にスカイダイビングした経験があるのかしらと思うほど、空撮したような絵。

そして、興奮状態から諦めの境地に至った人物のなんとも言えない儚げな表情。

また、パピコの全裸姿がもはや性の対象ではなく、人類救済の存在として大衆目線に立っている自分がいました。

破壊神が数体いる中で、どうやって抗戦するのか…パピコの戦闘能力が問われるシーンになりますね…!

パピコのグロ描写は実現不可…!?

パピコに期待が集まるも、やはり破壊神3対相手は無理がありますね…

このまま続くと、かなりエグい結果になりかねません。

零もそれなりに覚悟を決めるべきか…

政府もパピコに死刑判決に対する特赦を出しましたが、こうなることを見越していたはず。

実際、パピコがやられた場合、死体はどうやって処理するのでしょうか?

いろいろ面倒な疑問が多すぎるので、勝たなくていいから逃げ恥精神で頼みます!

巨人の内部は脆いという弱点

拳一つでビルを破壊する硬度を持つ外面とは、打って変わって脆弱な内部だった破壊神。

ただ、この事実をパピコがデータとして持っていたわけではないため、ほぼ賭けに近い攻撃だったと考えられます。

それか、バトル中にその事実に気づいたのか…

ただ、破壊神の知能がどの程度かによりますが、パピコが伸縮自在であることがインプットされれば、単調な内部の巨大化攻撃は使わせないはず。

もはや、東京存続の行方は、完全にパピコの双肩にかかっているため、次の手がない時点で終わりを意味しますからね…

まとめ

以上、『GIGANT(ギガント)』4巻のネタバレと感想・考察の紹介でした。

最後までお読みいただきありがとうございました(^^

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