こんにちは、マドです!
この記事では、週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の『アオアシ』19巻の、
- ネタバレや感想・考察
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をまとめて紹介していきます!
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アオアシ19巻のネタバレ
19巻の見どころは全部で10話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!
※訂正:本来189話は18巻に含まれます。
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Point1(189話)
アシトがクロスを上げなかった理由が…
船橋のカウンターを間一髪防いだエスペリオン。
先取して後半を迎えられる状況には変わらないもののの、福田はア
シトを見ながら不穏な表情。 自分らの5レーンが現状では諸刃に近いと、船橋のスピードに面食
らう大友。 ただ、こんなことで5レーンを控えるわけもなく、むしろ船橋のお
家芸を見れたことを好機と捉える高杉と桐木。 大友同様に動揺したアシトでしたが、シュートに行って攻められた
なら問題ないと、次に切り替えを促す高杉。 アシトも、むしろ船橋のカウンターの速攻性を学習でき、俯瞰視点
で動きの隙があるかイメージを固めます。 ただ一点、小早川にクロスを上げずにカットインした理由を問う栗
林。 アシトは単純に、見えていなかったと答えます。
すると、怪訝な表情の福田から声を掛けられるもアシト。
ただ、それは引き続き5レーンを動かすようにとの指示でした。
本当は、SB本来の役割であるディフェンスに徹するよう言うつも
りでしたが… タガが外れたアシトの能力を見てみたい。
そんな衝動が勝ったのという福田ですが…
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Point2(190話)
船橋が見せた神対応とは…!?
前半終了後のハーフタイム直前。
船橋メンバーたちから、妙な笑みを向けられたエスペリオン。
5レーンが崩されたわけでもなく、勝機を確信したような雰囲気とも違う。
-場面は、ハーフタイム中の船橋陣営-
エスペリオンは相手として不足なしという大きな手応えを感じ、メンバー一同が共感。
“楽しいなぁ、おい”
状況的には1点ビハインドなので、そうも言っていられない。
でも、5レーンという超高校級プレイ、プロを養成するため優秀な選手が集められたユースの存在。
どれをとっても、自分たちが今まで対戦した中で、最も充実感のある試合。
そんな、高揚感に満ちた中でしたが…
フェンス越しからトリポネに向かって、外人を起用するなんて卑怯だと、ヤジを言っているオッさんが登場。
通行人立ち入り禁止の場所なのに、勝手入っているマナーの悪さもあり、サミーは睨みつけるような表情になりかけます。
ただ、トリポネは4年前のことを思い、感情的になるなと制します。
そんな空気を一変するかのように、二原がオッさん2人の前にヌッと現れ…
“日本人ですよ。父親が外国人ていうだけで”
そして、トリポネより自分を覚えていってくれと全力でアピールしだし、その場が船橋チームの色に一変しました。
その後、他のメンバーたちが、丁寧にスタンド席に移動してもらうよう案内。
夏目監督も、今のメンバーの雰囲気の良さを実感。
エスペリオンは船橋チームの実力を100%引き出すと、確信を持って伝えます。
“エスペリオンに勝ちたい”
そう返事で答えるトリポネ。
ユースというプロ養成チームと渡り合えるのも、この戦い抜いた11人の戦友がいるおかげだと、過去の思いを語り始めます。
その表情を見て、なぜトリポネが笑っているのか尋ねる夏目監督。
“今日のエスペリオンが素晴らしすぎて”
類を見ない対戦チームに出会えた喜びと、そのチームを船橋メンバーで打倒できる理想の実現。
さらに、この試合を通して、チームがまた成長できる…!
そう言うトリポネから、内から湧き上がる闘志が見えた夏目監督は伝えます。
“勝つ策を与えよう”
今の船橋チームならやってくれると信じ…
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Point3(191話)
トリポネと二原が入れ替わったせいで…
いよいよ後半戦がスタート!
観客席を移動し、花の元で一緒に見たいとやってきた杏里は、そこでアシト母と初対面。
5レーンという難解極まるサッカーに挑戦し、世界レベルになろうとしている…
高揚感を隠せない杏里は、浮かない顔で試合を見ている花へ、“選手に失礼”と軽く物申します。
さて、ピッチではアシトは一人自問していました。
小早川にクロスを上げなかった理由は、本当にただ見えてなかったからなのか…
俯瞰力ではエスペリオン随一というアシトが…?
ふと、気づけば船橋のトリポネと二原のポジションが左右逆になっていて、戸惑いの中で後半開始のホイッスルが鳴ります。
とにかく、トリポネのマークに付くアシト。
ただ、猪突猛進型の二原とは違い、周りをガンガン活かすトリポネは、タイプが真逆ですぐに順応できず…
二原もワントップ気味の位置から下がらず、いつでもボールをもらえる態勢。
トリポネにサラッとパスを通させてしまい、“マーク外すんじゃねえ!”とアシトに檄を飛ばす阿久津。
アシトはここで、自分が慌てていると自覚。
フィールドマップ上にした俯瞰視点を発揮し、ラストパスがトリポネに渡る直前に阿久津に指示。
カットインに成功し、ボールはアシトの元へ来ました。
ちゃんと見えていることに安堵し、冷静に自己分析したところ…
小早川にクロスしなかった理由も、あえて“見なかった”から。
アシトが蹴り込むべきコースこそ、最も得点率が高いと判断したわけです。
得点には繋がらず、カウンターの恐怖を味わったものの、それに怯む必要もない。
(今からそれを証明する!!)
その様子に気づいた栗林は、自分の想像を超えるプレーを見せろと、アシトを鼓舞し…
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Point4(192話)
人数不足でも5レーンが成り立つワケは…
栗林の呼び声とともに、前線へと上がっていくアシトですが…
“なんか味方の動き、重くない?”
スタンドで観戦中のアシト母がそう思うように、エスペリオンのメンバー半数のダッシュが鈍いと気づくアシト達。
やはり、船橋のカウンター攻撃を警戒して、迂闊に5レーンを仕掛けることに迷いが生じていると…
一度、栗林からボールを受け取り、ゴールキーパーまで戻すアシト。
冷静になるアシトは先程、警戒する中にも、自分のスイッチに反応してくれたメンバーはいたと振り返ります。
栗林、高杉、桐木、遊馬…
キーパーから、再びCB阿久津にボールが回ったところで、俯瞰的にフィールドの動きをイメージ。
“阿久津さん”
ボールを呼んだアシトに届いたパス。
誰もがDF上での立て直しのパス回しが行われると踏みますが…
そのままダイレクトに、前線の栗林まで強烈なロングパスが飛ばされ、味方メンバー以外はまさに虚をつかれた状態。
栗林から桐木にボールが渡り、小早川にあげるべきか判断。
桐木を呼ぶ、両サイドにいるハーフレーンの高杉と遊馬。
ただ、現時点では人数不足で完成系でない5レーンに、船橋も圧をかけてきます。
すると、マイナス方向のバックパスをする桐木。
そこに走りこんできたアシトは、ボールを受け取るや否や、ダイアゴナル(斜め移動)で中に切り込んでいきます。
SBが中に来て一体何をしようとするんだ!?
そして気づいたのは、アシトにぴったり並走する栗林の存在。
当然、船橋は得点力のある栗林にマークを付けるところ。
アシトは前方の高杉にパスし、それを走りこんできた栗林に戻すワンツー…
と思いきや、なんと栗林がスルー!
そして、並走していたアシトに渡り、完全フリーの状態に…!
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Point5(193話)
船橋とのフィジカルの差が出てしまい…
つかめ、つかめ…と、アシトの頭にあるのは、攻守コンプリートの2文字のみ。
栗林のスルーから渡ったボールを運び、センターに高杉が出てくるのを見やります。
ここでクロスをあげるが吉という判断のはずですが、またしても前半同様に中へ切り込んでいくアシト。
ゴールマウスを目視し、今度こそ確実に…と思いきや、船橋の2枚DFに挟まれて右側を塞がれてしまいます。
そして、視覚から船橋のサミーにボールを弾かれ、トリポネにカウンター狙いのロングパス。
ただ、阿久津が絶妙な位置でマークに付き、サイドの二原にパスを送るトリポネ。
それを見ていた冨樫が、二原のマークに間に合い、すぐには攻め込ませない態勢にします。
不敵な笑みのまま、二原はまたトリポネにパスしますが、ここで戻ってきたアシトがパスカットを仕掛け、宙に上がったボール。
取られたら取り返す…このアシトの闘志に一目おく観客。
そして、ヘディングでクリアすれば窮地を脱せられると思ったアシト。
しかし、トリポネが足を頭上に上げてボールを捉えて地面まで戻し、アシトとの身長差とフィジカルの違いを見せつけます。
アシトを抜いたトリポネですが、直接シュートは打てない阿久津の壁。
サイドからペナルティエリア内に走りこんできた二原に、キラーパスを送るトリポネ。
そして、二原がシュートと見せかけて、そのまま中にクロスを上げます。
ただ、タイミングよくトリポネよりも一歩先に出てきたアシト。
完全に、クロスが出る地点を読んでいたのかと、トリポネも絶賛。
エスペリオンは誰もが、アシトがこのままクリアできると思いました。
“す・ば・ら・し・い”
トリポネは言葉を放つと同時に、アシトの身体を凌駕する足の長さと一歩の幅で、わずかの差で倒れむようなシュート…!
ボールはそのままゴール隅のネットを揺らし…
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Point6(194話)
ベンチ入りの日々を送ったトリポネ?
常識を覆すような同点ゴールを決めたトリポネ。
このゴールに葦人を始めとした多くの者達が、唖然としていました。
阿久津が葦人に詰め寄るが、葦人は今もなお動揺を隠せません。
審判の笛が鳴り響くが、ゴールポストにぶつかったGKの秋山が立ち上がらないので、一旦タイムになります。
そしてヒビが入っている事が明らかになり、秋山はこのまま守ろうとしていたが、コーチの判断で交代になります。
伊達コーチは、どうしてトリポネがスカウト候補に乗らなかったのかと疑問に抱き、船橋と言うチームとそこでの急成長があったと答える福田監督。
4年前、トリポネは船橋学院のサッカー部に所属していたが身体能力を生かせず、チームプレーも出来なかったのでベンチ入りの毎日を送っていました。
そして弟・サミーから船橋に行くという連絡を受け、心のこもらないエールを送ったのでしたが…
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Point7(195話)
差別発言で頭にきたサミーは…!?
驚異的なプレーでゴールを決めたトリポネは、4年前の出来事を思い出していました。
やがて船橋に進学した弟のサミーは、技術こそ拙いが抜群のスタミナを見せて、特待生候補にまで昇りつめます。
そして視察にやって来た夏目監督はトリポネに対して、燻っている理由は仲間を信用してないからだと言います。
しかし、監督の言葉の真意を理解できずにいるトリポネ。
そんな彼に夏目監督は幾ら身体能力は良くても、仲間の価値を理解できないのならそれまでだと断じるのでした。
やがて特待生を決めるための地元クラブとの練習試合が行われようとしていました。
試合前、クラブの選手達はサミーが外国人で日本語を喋れないので言いたい放題言います。
今までもこのような経験があり、誰も助けてくれないと決めつけているトリポネは我慢し、サミーにこっちに来るように言います。
しかし、我慢の限界に達してクラブの選手に体当たりするサミー。
これがきっかけで大騒ぎとなってしまいます。
サミーはサッカーに関する悪口ならまだしも、外国人だからと言う色眼鏡で悪く言われるのは我慢ならないと悔し涙を流しながら言います。
協議の結果、サミーはベンチスタートとなってしまいます。
試合が始まり、やがてフリーキックのチャンスを得ます。
チームメイト達はトリポネに蹴るようにボールを渡しました。
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Point8(196話)
トリポネの才能を妬んだ相手チームは…
チームメイトからフリーキックはお前が蹴れと言われ、戸惑いを見せるトリポネ。
彼らもサミーを馬鹿にされた事に憤りを感じており、人一倍怒りを抱いているであろうトリポネのために試合をすると言います。
そして肌の色とかの理由で貶める者はこのチームにはいないと断言するチームメイト達。
トリポネはフリーキックを外してしまうも、余りの威力に相手チームは唖然とします。
それからチームメイトは懸命にボールをトリポネに繋ぎ、トリポネはボールを大事にしつつ、力任せではなく体をしならせるようにシュートを撃ってゴールを決めます。
ここからトリポネは3得点を決め、4対0で勝利しました。
トリポネ一人にボールを集めた事で、相手チームの監督は選手が自信を失ったと非難します。
対して夏目監督は試合前の騒ぎの当事者であるサミーを出さなかったがそっちは出したと、相手チームの監督の言動から教育者として恥を知れと断じました。
そして現在に至り、チームのために尽くす事を決意して闘志を燃やすトリポネ。
対して葦人は今までの相手では最強の相手だが、負けたくないと言うのでした。
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Point9(197話)
トリポネの驚異に萎縮した葦人は…
過去の事を思い出していたトリポネに対して、夏目監督もまたトリポネの言葉を思い出していました。
昔、夏目監督に誰も日本人扱いをしてくれない事を告げていたトリポネ。
対して夏目監督は日本代表となって活躍するようにアドバイスしたのです。
彼の言葉を聞いたトリポネは自分と似た境遇の者の希望になろうと決意します。
そんなトリポネとチームメイトに委縮し始める葦人。
それは他の仲間達も同様で、福田監督は葦人を下げようとします。
一方で、夏目監督は葦人があの時クロスを選択しなかった事を未熟と評したが、もし予想を超えるプレーをしていたらエゴを突き通せていたと、彼を末恐ろしく感じていました。
その葦人はトリポネに対する委縮により、これまで築いたものが崩れていく感触を感じ、逃げ出したい気持ちになってしまいます。
そんな彼の脳裏に花の顔が浮かんできました。
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Point10(198話)
発売後に更新予定
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Point11(199話)
ヤケになった葦人は腕で…
トリポネに対して恐怖を抱いた葦人は、花の姿を思い浮かばせますがサッカー以外は必要ないと思って彼女の姿を消しました。
福田監督はやけくそになっている葦人を見て、嫌な予感を感じていました。
トリポネにボールが渡り、シュートコースを断つよう指示する阿久津の命令を無視してボールを奪いに向かう葦人。
彼は自分にはトリポネを止める術はないが、逃げたくないという胸中を抱いていたのです。
そんな葦人の行動をやめさせようと叫ぶ福田監督。
彼の声が届いた葦人は脳裏に花の言葉や仲間や家族の姿が思い浮かび、やけくそを止めようとするも止められなかったのです。
止む無く右腕でシュートを止めますが、これが故意と見なされて審判からレッドカードを提示されてしまいます。
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アオアシ19巻の感想・考察
わずかなミスも許されない、針に糸を通すように繊細な5レーンの
どこか一箇所が崩れないか、虎視眈々と狙っていた船橋。
両チームともシュートまでのルートは違えど、得点力はズバ抜けて
アシトの狙いは、あくまで攻守コンプリート。
それは栗林も理解の上ですが、あの俯瞰力の申し子が、なぜクロス
アシトのこだわりが奏功するのかが気になりますねー
船橋チームが神対応すぎ…
ハーフタイム中の船橋チームメイトが、まさかの神対応で好感度MAXでした!
浅はかな批評を下す、モラルゼロの外野のオッさんに対しても、物腰低い対応で場を収束させるジェントルマン。
さらに、トリポネやサミーに少なからず心の傷を見て、それすらも配慮して逆に士気を高めるという…
まさに、戦友と呼ぶにはふさわしい、高校サッカーではトップクラスの結束力を見せてくれましたね!
こんな対応見たら惚れてまいますよ…
アシトの俯瞰力はチートか…?
メンタル面では、まだ不安材料のあるアシトですが、それは経験を重ねて行けばおのずと安定してくるはずです。
メンタルが整えば、アシトの持つ俯瞰力が最大限に発揮され、「少し先の未来が見える」くらい、類まれな能力に磨き上げることも可能でしょう。
もちろん、対戦選手やチームメイトの動きの研究は怠らないこと前提の話。
ラストパスを潰されるほど、堪(こた)えるのもはありませんからね…
しかも、栗林がゲーム中にアシトの能力がどこまで伸びるか、楽しんでいるわけです。
もはや、アシトがエスペリオンの次期司令塔を担う日も近いのでは…
5レーンは5人でも完成系に達する?
船橋のカウンターを受け、守備をイメージして100%攻撃に集中できなくなってしまうのは当然のこと。
ただ、人一倍5レーンへの思い入れの強い、またチーム力の壁を超えることに執着心を持つメンバーだけは、今に全てを賭ける思いでしたね!
意図を察する…
つまり、これができれば、5レーンは最悪5人でも成り立つことを示したわけです。
トリポネがアシトを認めた部分は?
トリポネにとって脅威の対象とは、予測不可能な選手だと、描写からも捉えられます。
アシトの俯瞰力については、エスペリオンの一部メンバーのみが認めているところ。
ただ、カウンターからの戻りの速さと、ゴール前の嗅覚は、代表選手レベルも唸らせるというのは新しい進化が期待できると伺えますね。
まさかの同点ゴールを奪われましたが、このトリポネのフィジカルの差を乗り越えないと、代表という道には程遠いところ。
きっと、この点がアシトの弱みを克服できる、ターニングポイントになるはずです。
トリポネが成長した話が明らかになる…?
仲間との連携と、卓越した身体能力を駆使して点を取ったトリポネ。
しかし、昔の彼は自らの身体能力を活かす事が出来ず、チームメイトとコミュニケーションを取らなかったので孤立しており、常にベンチ要員扱いでした。
今はちゃんと出来ている事から、ある出来事がきっかけになったのは間違いありません。
この事から、その理由が明らかになるのではないかと思われます。
トリポネはチームメイトとコミュニケーションを取らなかった事から、日本人が彼のプレーを変える事は実質的に不可能です。
なので、彼と同郷の外国人との出会いがきっかけになるのではないでしょうか。
その外国人もサッカー選手で、チームプレーは大事だと言われた事で連携をするようになったのではと思われます。
チームメイドの真意とは…?
試合前に対戦相手の選手達に肌の事を侮辱されて暴力沙汰を起こしてしまったサミー。
サミーはサッカーの事で何を言われても構わないが、肌の事で悪しく言われるのは悔しいと口にしていたのをチームメイト達は聞いていました。
そしてフリーキックのチャンスでトリポネに譲りました。
普通だったら身体能力は高いが、それを使いこなせていないトリポネに譲るなんて事はしません。
ここまでのサミーの頑張りを見てきたチームメイト達は、きっとサミーが感じていた悔しさを同じく感じていたのかもしれませんね。
本来なら自分達が仇を取ってあげたいが、恐らく兄であるトリポネが自分達以上に悔しく思っているはずなので譲ったのだと思います。
そしてトリポネがフリーキックを決め、チームメイト達は自分を信頼してフリーキックを託したと感じる展開になるのではないでしょうか。
チームメイトを完全に信頼したトリポネ…?
今回の話で、トリポネがどのような形でチームメイト達を信頼するようになっていったのかが明らかになりました。
トリポネは肌の色の事で色々と差別を受けており、今のチームメイト達も差別してきた連中と一緒なんだろうなと思っていました。
しかし、彼らは一切差別してはいないと断じ、その証拠に有言実行と言わんばかりに相手チームのプレッシャーを受けながらも懸命にトリポネにパスを渡しました。
口だけでは何とでも言えるので、行動で示さないと相手は信用する事は決してありはしません。
それ故に、チームメイト達は行動でちゃんと示した事から、トリポネは彼らを信用し、同時に体の使い方もこうすればいいんだと、自分自身で学んだという一石二鳥の結果を得る事が出来ました。
同じ境遇の者に希望となりたいトリポネ…?
今回の話で、トリポネは自分と同じように日本人として生まれて育ったのに外人扱いする事に関して不満を抱いていました。
しかし、夏目監督に日本代表になれば同じ境遇の者達の励みになると言ってもらえた事で、自分と同じように夢や仲間を見つけてほしいという願いを持つようになりました。
それ故に自分と同じ境遇の者達の希望になりたいと思っているのではないでしょうか。
日本生まれで日本育ちなので、トリポネにも日本代表になれる可能性はこれからの活躍次第で有り得る事だと思われます。
もし夏目監督の言った事を実現させることが出来れば、トリポネと同じ境遇の者もトリポネみたいに頑張れば自分も彼みたいになれると思って明日も頑張ろうと考えるはずだと思います。
退場で良かった…?
今回の話で、葦人が右腕を使ってトリポネのシュートを阻止しましたが、それが故意にやったと見なされて退場処分となってしまいました。
退場にはなってしまいましたが、結果的に言えば退場で済んで良かったのではないかなと思います。
あのままなりふり構わずに向かっていったら、良くて大怪我、最悪選手生命を絶たれる恐れがあったからです。
策もなしにトリポネに向かっていったのも彼への恐怖が本能に刻み込まれ、例え怪我をしてでも止めないといけないという思いがあったからなのでしょう。
しかし、監督の声で仲間や家族の事を思い出し、このまま行ったら自分ではなく彼らを悲しませてしまうと考えて右腕で止めたのだと思います。
そう考えると退場で済んで良かったんじゃないかなと思います。
まとめ
以上、『アオアシ』19巻のネタバレと感想・考察の紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^
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