姉妹逆転ゲーム〜ずっと嫌っていた美しすぎる姉〜5巻のネタバレ感想！

この記事では、コミックなにとぞ連載漫画『姉妹逆転ゲーム〜ずっと嫌っていた美しすぎる姉〜』5巻のネタバレと感想を紹介します。

姉妹逆転ゲーム〜ずっと嫌っていた美しすぎる姉〜5巻のネタバレ感想

“ずいぶんいい暮らししてるんだねノバラ”

イケメン蒼衣と優雅な生活を送っているノバラに、疑問が晴れないスミレ。

すると、蒼衣が有名人のスミレに会えたことに感激していますが、視線が全然動かず…

“実は俺、目が見えないんだ”

そう言い、8ヶ月前のノバラとの出会いを語る蒼衣。

事故で両親を失い、光の明暗のみを残し失明した蒼衣は、自暴自棄になり崖から身を投げようとしました。

すると、ちょうど近くにいたノバラに引き止められ、人生を一緒にやり直そうと二人で立ち上がります。スミレが芸能界を干される情報を売って…

それを察し、スミレはノバラの本当の姿を言おうとするも、わざとキレイな外見をイメージさせる言葉にまとめます。

何の魂胆があって言ったのかは不明ですが、いずれ蒼衣を略奪しようと匂わせる口ぶりのスミレ。

翌日、スミレの洗濯物の山に苛立ったノバラ。つい、叩き落としたところ、紛れて出てきたのは「紫ノ宮リラ」の名刺。

キッチンを見ると暗がりの中、“許せない紫ノ宮…全てあの男のせいよ”と、ブツブツ独り言をいう不気味なスミレの姿が…

3人で買い物に行った際、美男美女に邪魔なブスが付いていると、周りからコソコソ言われる始末。

しかも、隙あらばキスしようとしたり、寝取ろうとするスミレを間一髪で止めるノバラ。

“椿が知ったらどう思うか！？”

旦那に引き取られた一人娘の椿。ノバラも嫌味全開に「赤ちゃんの人形」を買ってきたり、下手な料理を作らせたり、外見以外ダメダメなスミレに恥をかかせます。

とうとう取っ組み合いの姉妹喧嘩が始まり、その反動で壁に頭をぶつける蒼衣。

すると、一瞬視界上のノバラの輪郭が浮かび上がり、医者からも視力回復の見込みがあると診断され一時入院。

“良かったねー蒼衣くん。退院したらお祝いしなくちゃね”

帰りに運転するノバラの横で喜ぶスミレ。

しかし、蒼衣がノバラの外見を知ったらと思うと、急に怖くなり泣き出し、車を降りて例の崖っぷちで頭を抱えるノバラ。

色々察したスミレはここぞとばかりに、蒼衣の視力が戻ったら、スミレがノバラになると言い出し、ブチ切れるノバラ。

取っ組み合いの果て、崖から海に落ちた二人は、そのまま浮かんでくることはありませんでした。

さらに、その様子をどこからか動画でとっていた何者かがいて…

“まさか、こんなにうまくいくなんてね！あなたの読みは正しかったわね。晴臣”

どうも、と一言添える晴臣は、一体どんな策略をしていたのでしょうか…？

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姉妹逆転ゲーム〜ずっと嫌っていた美しすぎる姉〜5巻の感想・考察

司馬晴臣の画策(スミレ編)

最終的に月島姉妹二人を潰そうと企んだのが司馬晴臣と紫ノ宮リラだとしたら、一体どこからが始まりだったのか…？

考えうるに、まずはスミレを生活破綻に追い込むことが先決。これは、光の会社を一時的に傾かせて養育費の援助を止めることで終了。

加えて、椿の鳴き声を聞いて、虐待の疑いがあると通報を入れ、世間的なバッシングを受けさせること。

その結果、椿を光のもとに親権移動することは必然の流れとなります。

司馬晴臣の画策(ノバラ編)

次にノバラと蒼衣が死の淵で出会ったのは、偶然なのかという話。

これが偶然だとしたら、2人の生活のためにスミレの情報を売ったと考えるのは自然。

ですが、スミレに輸血して救い、光との結婚を自ら破断させたノバラが、今更スミレに復讐しようとは考えないはずです。

おそらくあの家自体は、蒼衣の両親の遺産。

あるいは、晴臣がノバラの状況を知り、一時的に足がつかないように援助したかでしょう。

スミレをけしかけた週刊誌記者も、晴臣の息のかかった人物。ノバラと再会すれば、姉妹同士の啀み合いで共倒れしてくれると想定したわけです。

司馬晴臣のメリットは何？

ただ、大きな疑問にぶつかります。

姉妹を潰すことで司馬晴臣に何のメリットがあるのか？という点です。

すでにスミレとは自分の事務所と縁を切り、何の関わりもなくなったはず。

漫画の中では、紫ノ宮が光をモノにしたいが為に、椿の親権移動をさせ、スミレを事故死に導いたと捉えられます。

裏で操っていたのが晴臣だとして、利益至上主義の彼にとって残るものは何もありません。

それに、姉妹逆転ゲームの主人公2人が死んでしまうことも、ちょっと考えにくい部分。

今後の展開がどう意表を突いてくるのか、伏線回収も含めて次回が気になりますね。

まとめ

以上、『姉妹逆転ゲーム〜ずっと嫌っていた美しすぎる姉〜』5巻のネタバレ感想でした。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^