毒親

血の轍10巻の発売日とネタバレ感想!吹石に優しくされた静一は!?

この記事では、ビッグコミックスペリオール連載の押見修造さん原作『血の轍』10巻の、

  • 発売日
  • ネタバレ感想・考察
  • 無料で読む方法

をまとめて紹介していきます!

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『血の轍』10巻の発売日はいつ?

こちらはまだ公表前でしたので、過去の発売ペースから予想してみました。

◇『血の轍』の発売ペース

  • 4巻:2018年9月28日
  • 5巻:2019年2月28日
  • 6巻:2019年8月30日
  • 7巻:2019年12月26日
  • 8巻:2020年4月24日
  • 9巻:2020年8月28日

『血の轍』の単行本は約4〜6ヶ月ペースで、第4金曜あたりに発売されていることから、10巻の発売日は2020年12月24日頃と予想できます。

こちらは、あくまで予想なの公式発表され次第、更新していきますね!

『血の轍』10巻のネタバレ

10巻の見どころは全部で9話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!

※79話〜87話まで収録予定。

『血の轍』79話のネタバレ

静子が嫌いになる…

静一は自分をしげちゃん同様に突き落としたのが静子なのを思い出します。

静子は自分を人形に扱っていたのか、自分の事が嫌いだったのではないかと考える静一。

そして全ての記憶を取り戻した静一は、自分は世界で一番嫌いなのが静子なのを自覚したのでした。

年が明け、実家に静子の弁護士がやってきて、静子は精神鑑定され、しかも動機が曖昧だから捜査の裏付けが不十分だからと言います。

そして動機がしげちゃんの顔が静一に見えたから突き落としたというものだったので、かれた笑いをする静一。

それから4月になり、静一は学校へと行ったのでした。

『血の轍』80話のネタバレ

吹石が優しくしてくれる…

学校に来て、教室へと入った静一だったが、クラスメイトは白い目を向けてくるばかりか、静子の事に対して悪口を言ってきます。

しかも、その悪意は吹石にも向けられたので怒って教室から出ていく静一。

静一は自分に構ってくれる吹石に迷惑をかけてしまった事を謝罪すると、吹石は静一の苦しみに気づけなくてごめんと謝ってきて、しかも一緒に逃げようと言い出し始めます。

何で自分と一緒にいるんだと吹石に聞く静一。

そうしたら吹石は母親が男と出ていった事を話し、静一を一人にしたくなかったからと答えるのでした。

『血の轍』81話のネタバレ

『血の轍』82話のネタバレ

鬱憤晴らしと告白…

お互いの母親の絵を体操着の袋に書いた静一と吹石。

そして静一は両手で持てるくらいの大きな石を手にして、振り上げて投げ落とします。

次に頭上から思い切り石を投げ落とすことで、絵はボロボロになったのです。

そして何度も石を投げ落としていくうちに、恍惚な表情を浮かべながら何度も死ねと叫びながら投げていく静一と吹石。

2人はボロボロになった袋を川へと投げ捨てると、キスを交わします。

静一は自分の傍にいてと言うと、吹石は了承するのでした。

『血の轍』83話のネタバレ

決別…

改めて刑事からの取り調べを受ける静一でしたが、母親の静子と決別したいと思っているので、母の事は忘れたし、理解したくもないと言い放ったのです。

それから家に弁護士が来て、静子の精神鑑定が終わることを報告します。

静一は学校を休ませていて、引っ越す事も考えていると弁護士に話す一郎。

一郎は精神鑑定が終わったら静子に会おうと言いますが、静一は拒絶しました。

弁護士が去った後、一郎が酒を飲んで寝ている間、静一は吹石と電話をして、引っ越しの事を話すと何時か2人で暮らしたいし、吹石さえいれば他にはいらないと言ったのです。

そして外には雪が降っていたので、吹石に報告する静一。

『血の轍』84話のネタバレ

突然の来訪…

静一は午前3時半前に目を覚まし、外を見ると雪が積もっている状態でした。

防寒具を着て、外へと出た静一はまるで子供のようにはしゃいでいると、何かを引きずるような音が近づいてきました。

それは静子が突き落したしげるであり、彼がここまでやって来たことに驚きを隠せない静一。

明らかに寒がっているのに、静一に会いに来たと言うと一緒に遊ぼうとしげるが言ったので、静一は家に入るように言うが彼は入る気がありませんでした。

そうしたらしげるがあの山へ行こうと言い出して動き出し、静一は後を追いました。

『血の轍』85話のネタバレ

因縁の山…

足を引きずるように山へと向かうしげるの後を追いかけて、山へと登っていく静一。

倒れたしげるに帰るように促しても帰らないし、しげるにしげちゃんと呼ばれて困惑する静一はそれでも後を追っていきます。

そして到着した場所は、静子が2人を突き落した場所でした。

しげるは笑みを浮かべながらこっちに来るように言うが、目が笑っていないように感じる静一。

そうしたらしげるは静一の事を再びしげちゃんと言い、自分は静一とも言いました。

『血の轍』86話のネタバレ

完全におかしくなっているしげる…

しげるが突然自分は静一だと言い始めたので、困惑するしか出来ない静一。

続けてしげるは静一がしげるだと思っているのか、かわいそうと言うと間髪入れずに半分死んでいるし、歪んでいると言いつつ、自分を置き去りにしないでほしい、自分が完全に歪んでしまう前に戻してほしいと言います。

ここまで呆然としながら聞いていた静一は意を決して、置いていかないし、完全に戻せないかもしれないけどかわいそうじゃないし、自分も半分死んでいるけど生き返られると言ったのです。

そしてここに何時までもいないで帰ろうと言う静一。

対するしげるはそれなら自分は誰なのかと聞くと、静一はしげるだよと言います。

そうしたらしげるは自分はママであり、ママは自分にくっついていると言い出したので静一は言葉を失ったのです。

『血の轍』87話のネタバレ

拒絶する…

しげるが自分がママだと言い始めたとき、背後の森から静子の声がします。

しげるは静子をここに来るように言いつけ、背後では女性の人影が生まれようとしていたのです。

これは幻であり、真っ赤な嘘だと否定する静一。

対するしげるは頭の中で静子を消しただけでは逃げられないし、本当のことを隠したまま逃げても何処にも行けないと言います。

自分の苦しみが分かるわけがないと言い返す静一だったが、目の前にはしげるがおらず、代わりに静子がいたのです。

何がそんなに苦しいのかと聞いてくる静子。

対する静一は静子は自分から自分を奪ったし、奴隷のように静子の言う事には従った自分を何度も始末したし、苦しかったと胸の内を吐き出しました。

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血の轍10巻の感想・考察

友人らに虐められる…?

理由はどうあれ、静子が逮捕された事は学校にも伝わっているはずなので、静一は生徒達に虐められるのではないでしょうか。

虐められないにしても、当面の間は殆どの生徒や先生から白い目で見られる可能性も十分にあるでしょう。

シンパシーを感じた…?

吹石は、母親が男と出ていった事を静一に話してくれましたが、これは今の静一が当時の自分の状況と似ていたから話したのだと思います。

これは所謂似た者同士となった事を意味し、吹石は静子が逮捕されたと同時に静一にシンパシーを感じたのでしょう。

結ばれる…?

お互い同じ心の傷を持っている静一と吹石は鬱憤を晴らすかのように、何度も母親の絵が描かれた袋をボコボコにすると、告白しました。

同じ心の傷を持っているので、きっと問題なく結ばれる事になるのではないかと思います。

完全に袂を断つ…?

まぁ、自分の事を突き落としたのですから不信感は募る筈ですし、嫌悪するのは当然の事だと思います。

しかし、静子が母親だと言う事には変わりないので、どう足掻いてもついて回るため、完全に袂を断とうと考えて今回の言動や態度をしたのだと思いましたね。

復讐…?

足を引きずっているという事はまだ完治していないと言う事でもあるので、こうしてしげるが来たという事は復讐に来たのではないでしょうか。

静子が逮捕されたのはしげるも知っていると思いますので、その恨みを静一にぶつけようとしているのかもしれませんね。

頭がおかしくなってる…?

しげるが自分の事を静一と言ったので、確実に突き落された時の影響で頭がおかしくなっているのではないでしょうか。

突き落された影響で脳に影響が起きて、そのせいで怪我をした状態で山へ行こうと言い出し、自分の事を静一だと言ったのだと思います。

これは悪夢…?

もうここまで来たら、現実じゃなくて悪夢なんじゃないかなと思いますね。

静一は静子の事を見捨てたので、夢の中にしげるに憑依した状態で静一の前に現れて、自分の事を見捨てた静一を苦しめているのかなと思いますね。

幻…?

こうまで来ると静一は幻を見ている感じがしていますね。

静子の事を忘れようとしている静一に対し、静子は自分の事は永遠に忘れないでねと言わんばかりにしげるの姿をした幻として出現したんじゃないかなと思いますね。

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まとめ

以上、『血の轍』10巻のネタバレと感想・考察の紹介でした。

押見修造さんの繊細な絵のタッチと人間のドロッとした部分をもっと感じたい、という場合は以下作品たちもおすすめですよ。

\山田金鉄さん新作『かさねと昴』/

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