ワケあり親

薬屋のひとりごと8巻(最新刊)の発売日と収録話数!ネタバレあり!

この記事では、月刊ビッグガンガン連載作品『薬屋のひとりごと』8巻の、

  • 発売日収録話数予想
  • ネタバレ感想・考察
  • 無料で読む方法

をまとめて紹介していきます!

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『薬屋のひとりごと』8巻の発売日と収録話数

こちらはまだ公表前でしたので、過去の発売ペースから予想してみました。

◇『薬屋のひとりごと』の発売ペース

  • 4巻:2019年2月25日
  • 5巻:2019年7月25日
  • 6巻:2020年3月25日
  • 7巻:2020年11月24日

『薬屋のひとりごと』の単行本は約5ヶ月ペースで発売されているため、8巻の発売日は2020年4月24日と予想できます。

ちなみに、『薬屋のひとりごと』8巻の収録話数予想とタイトルのまとめです。

話数一覧 タイトル
35話前編 後宮ふたたび
35話後編
36話前編 青薔薇と爪紅
36話後編
37話 羅漢の視点では人の顔=将棋の駒
38話 最新話←今ココ

ちらは予想なので、8巻が発売され次第、正式な収録話数へ更新予定です。

それでは続いて、気になるネタバレを見ていきましょう!

『薬屋のひとりごと』8巻の全話ネタバレ紹介

『薬屋のひとりごと』8巻の収録話数は全部で6話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!

『薬屋のひとりごと』35話前編のネタバレ

疲れと悩みは別もの

壬氏によって仕事を任されることなった猫猫は、玉葉妃もいる後宮に改めて出入りすることになります。

入って今のところは、難なく過ごせていると猫猫は感じているようです。

しかし、自分が雰囲気的に後宮へ行くのが合わないのではないかと感じています。

人の噂話に花を咲かせて仕事をしないものがいたりして、猫猫は色々と疲れ果ててしまっている感じです。

そこへ1人の使いがやってきて、どこかへと連れて行きます。

その行き着いた先は、人生で大きな悩みを抱えた李白だったのです。

『薬屋のひとりごと』35話後編のネタバレ

李白が狙っている白鈴の身請け金は?

呼び出された猫猫は、李白が惚れている白鈴小妓の身請け金を言って驚愕。

即金で銀1万を用意するのは到底できない李白は意気消沈。

年収で銀千枚では、他の身請け候補の役人や大旦那への勝算はほぼゼロ。

ただ、白鈴が夜に負け戦をしたことがない色欲魔にもかかわらず、李白が丸2日も相手をしてケロッとしていたのを思い出します。

猫猫にとって白鈴は、乳児期に母乳をもらった母親のような存在で、色欲と同じく母性を持ち合わせていると認識。

李白も20代半ばでありながら、白鈴ひとすじの真面目で将来性もある男。

そこで猫猫は、李白に服を脱ぐように言って、筋肉隆々な肉体美を観察し、“これならいける”と思います。

最後に、白鈴への推進ネタとして、下着も脱ぐよう言って周りがザワザワしたところ、壬氏が登場。

結局、連れ戻されて事情を話すよう不信感たっぷりで見下ろす壬氏。

とりあえず、李白の身体はバランス良く武官らしい鍛錬された肉体だと称賛。

それを聞いた壬氏は、自分も良い体をしていると意地を張り出し、その辺で猫猫は白鈴には合わないと一声入れて収束。

と思いきや、さっそく壬氏が向かったのは再び李白のもと。

白鈴という妓女などに取り入っている自分をバカにしに来たのかと、不穏な心境の李白。

しかし、意表をつくように、身請け金として銀2万を提供すると話し出す壬氏。

警戒心が強く達観している猫猫が懐いている男であると一目置き、将来有望な武官とは繋がりを持っておきたい。

そう口説き始めた壬氏ですが、きっぱり断りをいれる李白。

自分が妻として迎え入れたい女は、自分の稼ぎで手に入れるのが男だと、胸に手を当てて直立不動。

納得いったような表情で、今度話がしたいと席を立つ壬氏に、一体なんだったんだ?と腑に落ちない李白ですが…

『薬屋のひとりごと』36話前編のネタバレ

ある軍師から無茶な青薔薇を要求され

白鈴から届いた手紙を読む猫猫。

内容はオババは口うるさいけど、自分はまだまだ現役だと。

それに、異国では白馬の王子様が迎えに来てくれるとの逸話があると、男性関係は豊富だけど、いつまでも夢見る女である白鈴。

猫猫の見立てでは、李白が気に入られさえすれば身請け金も莫大ではなくなり、せいぜい銀5千といったところ。

二人が縁することに現実味を感じながら、最後に不穏な一言が…

“あの人が来て身請けの話をしていたから、禿(かむろ)が勘違いしたのだと思う”

察した猫猫もいい予感がしない様子で…

一方、壬氏から突然「青い薔薇(そうび)」を探して欲しいと頼み事。

その辺の知識に疎いと考えた猫猫は、開花は2ヶ月以上も先と言って断り、肩を落とす壬氏。

しかし、園遊会の主催がとある軍師と聞いたため、白鈴のあの人と同一人物と察した猫猫は意地でも引き受けることにします。

さっそく水晶宮に温室を準備し、薔薇を百株ほど置いて入念に育てていく猫猫。

足の怪我が疼き出し、高順が監視役として小蘭を連れてきて、ついに蕾を芽吹かせることに成功。

水晶館の女官が鬱陶しく様子を覗いてくるので、爪紅(マニキュア)をして見せて、うまく気を逸らさせます。

そして、青い薔薇の蕾から白い花が開き始め、全開までには届かないまでも、壬氏も驚き賛嘆。園遊会当日、参加した壬氏は…

『薬屋のひとりごと』36話中編のネタバレ

青薔薇の作り方と猫猫の戦略

青薔薇を献上した壬氏の視界に…

この時期に青いバラを咲かせることなど到底不可能。

そう思っていた周りの宦官たちの嫉妬の視線を一身に浴びつつも、皇帝以上の存在と言われる楼蘭妃の実父・子昌(シショウ)に向かい、優雅に献上する壬氏。

他の宦官が感情的なオーラを発していれば、何を思っているのか明瞭で対処法に困ることはない。

しかし、この子昌は何を考えているのか皆目検討もつかない…

壬氏としては、厄介な存在。だからこそ、こちらは笑みを絶やさないと、壬氏の心得をを思案します。

ふと、後ろを振り向くと、羅漢が前席の宦官のカツラをパコっと取る、おふざけをして遊んでいるではないか…

なぜ、奴が無礼行為に当たらないのか…と、腑に落ちない壬氏。

羅漢としては、嫌みを感じるほど見事な青薔薇を見せつけられ、活け手である猫猫の姿を探したものの、やはりいないと物足りない様子。

青薔薇の作り方を猫猫が伝授!

園遊会から戻った壬氏は、さっそく猫猫から青薔薇が出来たカラクリを聞きます。

  • 白いバラの根元を青色の水につけて放置する
  • 茎が色素ごと吸い上げて花びらが染まる

ただ、その分かなりの手間を要したとのこと。

  • 黒く染まった茎と蔓を全てむしる
  • 園遊会直前まで根元に色付き水を染み込ませた綿を固定
  • そもそもバラが咲くかどうか…

今回も昔もやり方は同じで、以前は宮廷内に暇な人物が、同じ要領で行っていたと推測する猫猫。

きっと女を口説く道具が欲しかったと、壬氏好みの言葉を付け足します。

ふと、猫猫が紅爪(マニキュア)を塗っていることに気付き、珍しがる壬氏。

もし、鳳仙花と方喰(かたばみ)があれば、より鮮やかな赤を作ることができた。

自分の小指の爪が歪んでいるため、引き立たせることも微妙だが、と気にしている猫猫。

ふと、高順に頼んでおいた「何か」を思い出し、聞くとすでに用意済みとのこと。

これで、いけ好かない羅漢を一泡吹かせることができるとほくそ笑みます。

軍師・羅漢の目の前に現れたのは…

誰にも何事にも興味が向かないものには、何の感慨も沸かない羅漢。

宴が終わり解放された羅漢は、歩きながら周りの人間たちを将棋の駒に例えながら、内心で何を判断で適材適所とするかを思案。

無茶だと思われた青薔薇を本当に完成させた壬氏たちに、何か嫌味でも言わなきゃ治らないと思い、周りをキョロキョロ探す羅漢。

すると、見事な鳳仙花の紅爪が目に留まり、その手の持ち主に視線を上げると、真の目的である猫猫とご対面!

『薬屋のひとりごと』36話後編のネタバレ

姐さんの身請けを賭けた将棋バトル

将棋盤を差し出した猫猫は、羅漢に勝負を挑むことになります。

勝負は5回。先に3勝した方が勝ち。

ハンデはどうするかと色々提案されるも、キッパリ断る猫猫。

そして気になる賭けの代償は次の通り。

羅漢勝利:猫猫が自分の子供になる

猫猫勝利:緑青館の妓女を一人身請けしてもらう

羅漢の要望に動揺する壬氏ですが、すんなり受け入れる猫猫。

ただ、猫猫は現在雇用中の身のため年季明けになると聞き、ちゃっかり囲い込んでいる壬氏を見て嫌らしくニヤける羅漢。

一方、猫猫の要望については承諾し、他にはないかと聞く羅漢ですが…

ルールは毒酒を飲むこと?

5つのコップにキツめの蒸留酒を注ぎ、そこへ粉末の薬を内3つに入れてシャッフルする猫猫。

もし、3つ飲んでしまった場合、猛毒に変わると説明。

1戦ごとに勝者が選んで、敗者に飲ませるため、なかなかエグい考えだと思う壬氏と高順。

さらに、もし試合放棄をした場合、強制的に負けというルールも加えます。

猫猫は将棋が弱すぎるけど問題なし?

色々と揺さぶりを掛けている猫猫を見て、一筋縄ではいかない軍師・羅漢を相手に何か考えがあるのかと巡らせる壬氏。

ただ、当ては完全に外れ、瞬く間に2敗する猫猫。

基礎を知っているだけの猫猫は羅漢の相手にはならないと察します。

蒸留酒でほろ酔い気分になっているが、あと1杯でもしかしたら毒に変わる危険だってあるのに…

毒に当たっても猫猫の免疫力ならなんとかなるが、不安すぎる…

壬氏がモヤモヤ不穏な気持ちの中、まさかの猫猫が勝利。

娘に毒を飲ませるわけにはいかんからなーと、お情けで勝利を譲る羅漢。

羅漢が一口飲んでなぜか倒れる?

選ばれたコップを持ち、薬というのは味があるのかいと聞く羅漢に、一口飲めば違いが分かると返す猫猫。

実質、3杯目には毒になるなら、羅漢は2回までは負けられると計算し、猫猫も自分も無傷で済むやり方をあえて取るとは抜け目のない…と勘ぐる壬氏。

コップを口にして飲んだ羅漢の感想は「しょっぱい」。

つまり、薬に当たってしまったため、毒の恐怖はなくなり、勝負は羅漢が圧倒的優勢。

しかし、「あつい…」と言って、バタンと横に倒れる羅漢。

まさか本物の毒を混ぜていたのではと、さすがに公人相手として焦る壬氏。

それに対し「酒は百薬の長」と、正しいことを言っていたと自ら肯定する猫猫。

つまり、羅漢は下戸で単純に酔って眠っているだけとのこと。

腰に下げていた瓢箪にはジュースが入っていた…

それに、猫猫が入れたのは薬ではなくアルコールの吸収が良くなる塩と砂糖とのこと。

要は、最初からこうなると決めていたのか、と呆気にとられる壬氏。

本題の妓楼の花を選ばせようと言った猫猫は、羅漢を担がせて緑青館を目指します。

『薬屋のひとりごと』37話のネタバレ

羅漢の視点では人の顔=将棋の駒

幼少期から人の表情が視認できない羅漢は、声や所作、体格などで認識する事を教えられます。

すると、そのうち人の顔が将棋の駒に見え、優秀な叔父は(飛)車。

武の才はなかったものの、家柄のおかげで指揮側に就くことができ、将棋や碁の要領で手腕を振るいました。

そして、大人になり付き合いで入った妓楼で名手と噂の妓女・鳳仙(フォンシェン)と囲碁対決。

見事に完敗し、それ以降は何年もの逢瀬が続くものの、鳳仙の商品価値が上がり、3ヶ月ペースで会う形となります。

ある日、好事家の戯れで鳳仙に身請けの話があると耳にしますが、羅漢の立場ではとても手の出る額ではない。

そんな折、囲碁を打つ鳳仙が賭けをしないかと誘い、勝てば自分が好きなものを与えると。

しかし、身請けの立場にもかかわらず、お互いに惹かれあっていた2人はついに事を済ませます。

身籠ってしまった妓女の商品価値は下落。いつ追い出されてもおかしくない身。

すぐに引き取ろうと思うも、叔父が失脚してしまい、その遊説を任された羅漢。

その後、3年の時を経て鳳仙の家を訪れますが、時すでに遅し。

部屋の中で、ふと気になった袋を開けてみると、そこには鳳仙の荒んだ小指が入っていて…

すぐさま、緑青館に飛んで行きますが、当然鳳仙はおらず、茫然自失で全てを悟った羅漢は自責の念に慟哭。

その後も羅漢は緑青館を訪れ、叩かれようが構わず、鳳仙の子供がいるはずだ、合わせてくれと頭を下げる日々。

虚な表情で緑青館の傍で座っていると、小さい女の子が酢漿草(かたばみ)をむしっていました。

尋ねると薬にすると言って、「猫猫」と叔父に呼ばれて走っていき、叔父に掴まる小指を見て…

鳳仙そっくりの独特の形をしていて、それが我が娘だと確信。

駒に囲まれただけの生活から、娘と一緒に抜け出して共に暮らしたい…、そう切に痛感する羅漢ですが…

最新話のネタバレはこちら!

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『薬屋のひとりごと』8巻の感想・考察

自分のことより他人のこと

悩みごとはないけど、仕事をやる上で気にかかることがあります。

ですが、そんなことよりも仕事をしない人に出会ってしまい疲弊してしてしまうのは現実でもありえる話です。

そんな中で誰かの相談に乗る猫猫は、人助けの精神があるように見えます。

羅漢の行動の先手をとる猫猫

いつも不意を突かれてメンブレする猫猫ですが、今回はかなり用意周到かつ羅漢の思惑を読み解いた仕掛けをしてきましたね。

高順に用意させたものが何なのかは想像できかねますが、おそらく羅漢の戯れを不発に終わらせる切り札になるはず。

周りの顔が漢字に変換された羅漢ビジョンもなかなか味がありますが、唯一猫猫だけは素顔に見えていたのも、決戦を煽る感じでハラハラします!

羅漢の相性も手の内?

勝ち確定の中、優雅に酒を飲みながら駒を進めていたとは…猫猫の戦略は相変わらず怖いですね。

酒の弱さを知らないわけがない羅漢ですが、あえて負ける理由はないはず。

あまりに薬→毒のインパクトが大きく、自分が下戸であることすら忘れてしまったとも考えられますね。

ともあれ、これでスポンサーが確保できたので、仕返しも兼ねて今回は猫猫の圧勝になりそうですね!

羅漢が猫猫の顔を認識できる理由

羅漢は現在でいう「相貌失認」だったと思われます。

寝ても覚めても将棋の世界で育ってきたから、品格を表す意味では、顔が駒になるのは親密度やスペックが反映されて分かりやすいですね。

でも、鳳仙と猫猫だけははっきりと顔が視認できたのは気になるところ。

血縁者というなら父や叔父が駒になる理由がなく、気になる女という括りではいささか弱い。

運命共同体という特別枠だけが見えているという事なんでしょうかね…

まとめ

以上、『薬屋のひとりごと』8巻の発売日と収録話数予想、ネタバレ・感想考察の紹介になります。

では、最後までお読みいただきありがとうございました(^^

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