この記事では、ビッグコミックスペリオール連載の押見修造さん原作『血の轍』12巻の、
- 発売日
- ネタバレや感想・考察
- 無料で読む方法
をまとめて紹介していきます!
『血の轍』12巻の発売日はいつ?
こちらはまだ公表前でしたので、過去の発売ペースから予想してみました。
◇『血の轍』の発売ペース
- 4巻:2018年9月28日
- 5巻:2019年2月28日
- 6巻:2019年8月30日
- 7巻:2019年12月26日
- 8巻:2020年4月24日
- 9巻:2020年8月28日
- 10巻:2021年1月29日
- 11巻:2021年6月28日
『血の轍』の単行本は約4〜6ヶ月ペースで発売されていることから、12巻の発売日は2021年11月28日頃と予想されます。
こちらは、あくまで予想なの公式発表され次第、更新していきますね!
『血の轍』12巻のネタバレ
12巻の見どころは全部で9話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!
※97話〜105話まで収録予定。
裁判所と鑑別所…
警察署で一夜を過ごした静一は裁判所に向かう事になります。
裁判所に到着すると、静一は警察官の指示でコードを着るように言われ、その通りにしてフードを被って裁判所に入ります。
裁判所で自分がやった事を伝えた静一は、処分が決まるまでは鑑別所に行く事になったのです。
鑑別所に到着すると黒服の男性から服を脱ぐように言われ、その通りにするも体のあちこちを見られ、精神的苦痛を味わう静一。
それからジャージに着替えて部屋に入ると、男性から生活についての説明を受ける静一。
説明し終えた男性が出ていくと、静一は正座して座るのでした。
面会…
鑑別所に送られた静一は職員から面会があると言われ、部屋へと向かいます。
そこには弁護士の江角がおり、彼女は付添人になった事を告げるも静一は警戒していました。
江角は色々と尋ねるも、警戒しているせいか曖昧な答えしか言わない静一。
そして江角が帰ろうとした際、静子は自分がここにいる事を知っているのかと聞く静一。
対する江角はそれはまだ不明だけど、調べてみると言って去って行きました。
独房に戻った静一は職員の指示で内省をするように命じられ、その通りにすると静子の事を思い浮かべていたのです。
そうしたら静子の幻が現れ、褒めてくれたのです。
静子の感情…
鑑別所にいる静一の前に調査官の宮下が現れました。
静一の事に関して知っている宮下は色々質問していくが、静一は何も言いませんでした。
そんな彼を見て、何か書きたい事があれば書けばいいと言う宮下。
その後、静一は何か書こうとしたら、父親の一郎と弁護士の江角が来たので会う事になりました。
一郎は静一の事を信じていると言うのだが、ずっと無言だった静一。
やがてこの事を静子は知っているのかと聞くと、江角は伝えたけど、その際悲しんでいたと答えます。
部屋に戻った静一はどうして悲しんでいたのかと自問自答していたのです。
静一の中での静子…
寝ている静一を起こした静子は、彼に対して自分の事を考えて人殺しと口にします。
静一は起きるも今のは夢だったので静子はいなかったが、凄い汗を掻いていたのです。
翌日、宮下にノートを見せる静一。
ノートを拝見した宮下は静一にとって静子は大切な存在だと認識しつつ、その事を肯定した静一に対して自分でその事を自覚し、自分で決める事が大事だと言います。
対する静一は否定するも、静子の事ばかり考えていたのです。
その後、取り調べを受けて房へと戻る静一。
そして今度は検事がやって来て、静子がしげるは自分が落としたのではなく、自分から落ちたと供述を変えた事を伝えられ、驚きました。
違う供述…
検事は静子はしげるを落としたわけじゃ無く、自分から落ちたと供述していると静一に話します。
それ故に本当に落としたのを見たのかと聞く検事。
静一は最初は肯定するも、やがてもしかしたらはっきり見てないかも、心の中で落とせと思ったから静子が落としたと思ったかもしれないと言い出します。
検事は叔父と叔母が静子を土下座させたのかと聞くと、静一は肯定したのです。
しかし、検事は静一に姿を見せたくなかった、2人が怖くてそうしたと静子が言っていた事を話したので、唖然とする静一。
それ故にもう一度話すように言う検事だが、静一は自分の今までは何なんだと錯乱し始めました。
まともな話が出来ない状態なので、一度房に戻された静一。
そしてしげるの遺体を思い出すと、その遺体が自分は何故命を落としたのかと静一を責め立てます。
そうしたら蝶が現れ、蝶がいた場所に光になると静子の姿が露わになりました。
静一はそんな静子に手を伸ばしたのです。
報告…
静一は面会室で父親の一郎と弁護士の江角に会います。
母子の事があったからか一郎はやつれており、静一も静子の事があったせいか元気がありませんでした。
そんな静一に静子が釈放された事を話す一郎。
静一の証言が曖昧だったため、しげるからの証言が取れないため、伯母の憶測の可能性もあるため等があって釈放されたのです。
静子は静一の事を心配していて、いずれ会いに来ると言っていたと伝える一郎。
因みに今日はテレビの人達が来ているため、来れなかったのです。
また3人でやり直そうと言う一郎に対し、静一は唖然としていました。
来ない…
面会室に来た静一だったが、静子はいませんでした。
静一の事で色々動揺しているからすぐには来れないが、必ず来ると言う一郎。
静一は半信半疑になりながら、この日は事情聴取を受けて眠りにつきます。
翌日、静子の事が気になって食事とかが手につかなかったのです。
そして江角と会い、今後の事を話し合いつつ、静子は来ると江角の口から語られるが、静子は来ないと言う静一。
江角はちゃんと反省の言葉を述べれば、家に帰れると言うのだが、静一は家は無いと言うのでした。
その後、静一は眠りにつくと静子を探す夢を見て、涙を流すのでした。
無表情の静子…
そして審判廷へと行き、裁判を受ける事となった静一。
今回の静一の事件の関係者が集まり、中には一郎もいました。
そして静子も駆けつけましたが、無表情で子供が裁判を受けるのにする顔ではありませんでした。
一郎に何か言葉をかけるように言われた静子。
そう言われた静子は静一に対して笑みを浮かべ、それだけでした。
静一はそんな彼女の笑みを見て、何故そんな事をするのか全く理解できないまま裁判が始まります。
そんな中でも静一は静子の事を見ていたのです。
いきなり波乱…
裁判が始まり、名前を問われる静一だったが、嗚咽してしまいます。
それでも何とか名前を述べる静一。
生年月日を答える時も嗚咽していたので、静一に注意する裁判官。
裁判官は一郎と静子に声をかけると、一郎は視線を下に向けていて、静子は冷静に対応します。
裁判官はしげるを突き落としたのは事実かと聞くと、静一は頷きます。
鑑別所の時は何を考えていたのかと聞かれ、静子の事だけを考えていたと言う静一。
静一はしげるは無駄に命を散らしたと言い、裁判官は彼の両親に申し訳ないと思わないのかと聞かれた際には無言でした。
裁判官は一郎と静子に事件後の静一の様子を聞くと、一郎は声を詰まらせながら何も出来なかった事を申し訳なさそうに言うも、静子は突然母親を辞めると言います。
血の轍12巻の感想・考察
罪悪感に襲われる…?
鑑別所に送られ、処分を待つ事になった静一ですが、次第に罪悪感に苦しめられるのではないでしょうか。
ここにいるのは皆敵のような状態であり、静一の味方になってくれるような人達は誰もいません。
最初のうちは平然としているが、そのうち罪悪感に苦しむと思います。
静子への想いは残ってる…?
静子が逮捕された際、好き放題言っていた静一でしたが、今でも母親の事を想っている様子ですね。
口では好き勝手言っても、母親の事は忘れられないのだと思います。
それに幻とは言え、母親に褒められていましたから、静一は今回の事は余り反省しないでしょうね。
静子の感情はどっち…?
江角から静子が悲しんでいたと言っていましたが、どちらの意味の悲しみだったのでしょうか。
静一が手を下させてしまった事に関する罪悪感なのか、静一も自分と同類になったと言う歓喜なのかが分かりません。
どちらかなのかは、いずれ明らかになるのではないでしょうか。
裏切り…?
まさかの裏切りでしたね。
静子は静一が一旦房の中にいる事を聞かされ、全ての罪をなすりつけようとしているのかもしれません。
警察に連れていかれていく前、静一は静子の事を罵倒していましたので、その意趣返しのつもりなのだと思います。
最初に落としたのも静一…?
しげるの遺体が静一を責め立てた事から、最初にしげるを落としたのも静一じゃないかなと思いますね。
そうじゃないと静一の前に現れ、責めるなんて展開にはならないでしょうしね。
それ故に静一は静子のせいにしたのかもしれません。
会ってどうなる…?
一郎は静子が静一に会いに来ると言っていましたが、どうなるのか気になりますね。
静一は静子が無罪を主張したのを知っているため、どんな顔をして会えばいいのか、何を話せばいいのか分からない状態です。
もし会ったら、どんな会話をするのか、楽しみなところがありますね。
不安と絶望が押し寄せる…?
静子は全く来ませんね。
敢えて来てないか、本当にショックを受けて来ていないのかは分かりませんが、静一は前者だと思っています。
しかし、本心では来てほしいと思っているのか、不安や絶望を感じている様子です。
このままでは精神崩壊するのではないかなと思いますね。
裁判が始まる…?
遂に裁判が始まりますが、普通の裁判で終わる様子は一切ないですね。
静一は正直に話すと思いますが、問題は静子が何を話すかが焦点になってくるでしょう。
彼女は正直に言うのか、嘘をつくのか、果たしてどちらになるのか気になりますね。
罪悪感無し…?
静子が母親を辞めると言う発言にも驚きましたが、静一もしげるを突き落とした罪悪感は微塵もない事が分かりました。
少しくらいはあってもいいと思いますが、罪悪感が無いと言う事は余程しげるを恨んでいたと言う事なのだと思いますね。
まとめ
以上、『血の轍』12巻のネタバレと感想・考察の紹介でした。
押見修造さんの繊細な絵のタッチと人間のドロッとした部分をもっと感じたい、という場合は以下作品たちもおすすめですよ。
- 闇深:
- エロ:
- 伏線:
- 完結:全11巻(単価462円)
実写映画化された押見修造のヒット作。本の虫の地味男子が出来心でクラスNo. 1美少女の体操着を盗む現場を、暴言吐きまくり孤立女子に目撃されてしまい、下僕に成り下がる中学生活を送るという出だし。主人公が狂気爆発で教室をカオスにしたり、ニケツで雨の峠を抜け出すシーンとか無双感がエゲツないです。
- 闇深:
- エロ:
- SF:
- 完結:全9巻(単価660円)
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- 闇深:
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- 毒親:
- 連載中(単価605円)
悍ましいの一言。度を超えた過保護の母親がある日事件を起こし、唯一の目撃者である中学生の静一が洗脳と正気の狭間を彷徨います。静一を救おうとする聡明JCもグッジョブキャラ。段々と壊れた傀儡のようになる母親の表情に恐怖を覚えながらも、不気味なほど魅せられる不動の毒親物語。
- 闇深:
- エロ:
- グロ:
- 完結:全7巻(単価660円)
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- 完結:全10巻(単価660円)
いじめられっ子が夜道で吸血鬼の女に噛まれて吸血鬼化。その後、いじめ主犯とも仲良くなるも彼も吸血鬼にさせられ一家殲滅。人里を離れて年を取らなくなった主人公と、彼を救おうとする女性の障壁を越えようとする姿に吸引されます。