この記事では麻生海さんのラバココミックス連載漫画『の、ような』単行本5巻。
を順番に紹介していきます。
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『の、ような』5巻の発売日と収録話数
こちらはまだ公表前でしたので、過去の発売ペースから予想してみました。
◇『の、ような』の発売ペース
- 1巻:2018年7月13日
- 2巻:2019年4月16日
- 3巻:2020年6月16日
- 4巻:2021年6月16日
『の、ような』の単行本は約10〜14ヶ月ペースで発売されているため、5巻の発売日は2022年6月16日と予想できます。
ちなみに、5巻の収録話数予想とタイトルのまとめです。
話数一覧 | タイトル |
18話 | 進級の準備が進む中… |
19話 | 圭の暴露を受けた冬真は… |
20話 | 眠れる夜を過ごす冬真! |
21話 | 寝坊した冬真が見たものは… |
こちらは予想なので、巻が発売され次第、正式な収録話数へ更新予定です。
それでは続いて、気になるネタバレを見ていきましょう!
『の、ような』5巻の全話ネタバレ紹介
『の、ような』5巻の収録話数は全部で5話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!
進級の準備が進む中…
小学校に進級するにあたって、準備するものの話でもちきりの保護者たち。
希夏帆はことみに自分が使っていた学習机を譲る約束をします。
春陽の学習机は本人の希望で、母親のお下がりを使うことになりました。
冬真は料理部で肉じゃがを作りますが、そこから家庭の味の話になり…。
深雪家の味を再現してくれる希夏帆のことを話題に出し、笑顔を見せるのでした。
肉じゃがは圭の家の味付けになり、冬真は褒めますが圭は複雑な表情を見せます。
そして下校する際に、ついに圭は重い口を開きました。
“…冬真のご両親の事故の相手 俺の父さんなんだ”と。
圭の暴露を受けた冬真は…
事故は圭のせいじゃないと、後ろめたそうな圭をフォローする冬真。
ところが圭は”俺のせいかもしれない…っ”と言い出します!
その頃既に圭の両親は離婚しており、圭は父とたまに面会していました。
しかしその日、圭は父に会うのが嫌で断ったのです。
“もし会ってたら 事故はなかったかもしれない”と手を震わせる圭。
許してくれなくていいと涙を流す圭は、それでも言わなければならないとずっと思っていたようです。
その夜、圭の家庭の味の肉じゃがを家で食べながら、冬真はどう返事をしたかも思い出せないほどぼんやりしていました。
家事の手伝いをしていても、いつもはどうってことないことが何をしても疲れてしまい…。
寝る時間になると、爽太から電話がかかってきました。
爽太は冬真と圭の会話を聞いてしまったことを明かして謝り、言いづらそうに事故の件は圭のせいだけじゃないと語ります。
おそらくその日、激しい腹痛でまともに動けなかった爽太の面倒を見た圭は、それを父親に会う約束を断る口実にしたのです。
それを聞いた冬真は…”おなか大丈夫だった?”と優しく尋ねます。
爽太は圭が父親を疎んじる理由を打ち明け、圭を母親思いのいい奴なのだとフォロー。
そして冬真の心境も慮り、”ちゃんと会って話しよ”と声をかけ、冬真は礼を言うのでした。
眠れる夜を過ごす冬真!
圭たちが正直に話してくれたおかげで、気持ちが少し楽になれた気がする冬真。
ところが寝付くことができず…事故があった当日の放課後の情景が脳裏に浮かびます。
一方の希夏帆も仕事が終わらず、眠気覚ましがてら切れた電球を買いに行くことに。
冬真はついにマンションの外に出て、圭へ電話をかけます。
眠れなかったのは圭も同じだったようで、冬真は爽太から話を聞いたことを報告。
冬真の方も当時両親の迎えを急かしたことを打ち明け、涙ながらに後悔を吐露し…。
お互いにお互いのせいじゃないと言い合って、明日会う約束をするのでした。
その様子を買い物帰りに見つけていた希夏帆は、聞いてしまったことを正直に言います。
自分は正しい判断ができたかと尋ねる冬真に、”わからんな”と返す希夏帆ですが、”一つハッキリ言えるのは酒を飲んで運転した奴が一番悪い”とし、自分にできるのは春陽に今の状況も割と不幸じゃないと少しでも思ってもらうようにすることだと言いました。
それは冬真にも手伝ってもらうことで、冬真にもそう思ってもらうのも含まれているとも。
冬真はその言葉に微笑みますが、既にそう思っていると言うタイミングを外してしまうのでした。
寝坊した冬真が見たものは…
慌てて目覚めた冬真は、愁人が作ったお弁当を発見!
夜のうちに残り物を準備して詰めたものですが、それでも希夏帆と冬真を驚かせるには十分です。
一方有里花の家では祖母が母親をいびっており、父親がうまくフォローをするも、有里花が体調を崩して受験に失敗したことまで悪く言われるのでした。
幼稚園に向かう希夏帆と春陽は、祖母に送迎される有里花が小学校では友達を選ぶようにと言われているのを聞いてしまい…。
春陽は無邪気に”おともだちって小学校行ったら選ばないといけないの?”と希夏帆に質問。
希夏帆は今までいつの間にかできたのなら、それでいいと答えます。
そして”お友達を選ばなくちゃいけない時があっても人に言われて決める事じゃないと私は思ってる”とも。
冬真は圭と昇降口で会い、気恥ずかしそうに声を掛け合います。
そこに加わった爽太に2人は礼を言い、いつも通りの雰囲気を取り戻し…。
冬真は圭に”別に今不幸な訳じゃないから”と告げ、圭は冬真の柔らかい表情を確認してうなずくのでした。
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『の、ような』5巻の感想・考察
物語はついに事故当時の話へ?
事故の件について、ついに圭の方から打ち明けられる時が来ました!
自分が悪いわけでもないのに、罪悪感に苦しんでいるような圭が痛々しいですね。
ここで冬真は両親を奪った事故について、しっかり向き合うことになるのでしょうか?
圭とのわだかまりが解けていく?
ついに冬真へ真実を打ち明けることができた圭!
対する冬真は爽太の話を聞いて何を思ったのでしょうか?
互いに複雑な立場と心境にあることは違いないですが、このまま2人のわだかまりが解けていくことを期待するばかりですね。
物語は雪解けへ?
冬から春に季節が移り変わり、春陽が小学校へと進学していくように、冬真の心に残っていた冷たい後悔が解かされ、徐々によい変化がもたらされているようですね。
その変化が春陽にも影響を与え、今ある幸せをせいいっぱい享受できることを願うばかりです。
話は有里花の家庭問題へ?
冬真と圭のわだかまりについては完全に解消できた模様!
希夏帆と春陽が話したように、2人は当人同士で心からの友情を築いていくことでしょうね。
そして有里花の家の姑問題はなかなか根深い模様。
そこに希夏帆たちがこれから関わり、いい方向へ変えていくことになるのでしょうか?
まとめ
以上、『の、ような』5巻の発売日と収録話数予想、ネタバレ・感想考察の紹介になります。
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