プラタナスの実−小児科医療チャンネル−4巻の発売日とネタバレ感想

「テセウスの船」で一躍話題になった東元俊哉先生の新作『プラタナスの実−小児科医療チャンネル−』。

1. 発売日予想
2. 全話ネタバレと見どころ
   
3. 先行配信をお得に読む方法
4. 感想と考察
5. 関連おすすめ作品

を順番に紹介していきます。
（上の文字を押すとスルスルっと移動します）

『プラタナスの実−小児科医療チャンネル−』4巻の発売日と収録話数

こちらはまだ公表前でしたので、過去の発売ペースから予想してみました。

なお、ビッグコミックスピリッツの単行本は約3〜5ヶ月ペースで発売されているため、4巻の発売日は2021年11月30日と予想できます。

ちなみに、4巻の収録話数予想と週刊ビッグコミックスピリッツ掲載日のまとめです。

話数一覧	タイトル
24話	2021年6月14日（28号）
25話	2021年6月21日（29号）
26話	2021年6月28日（30号）
27話	2021年7月12日（32号）
28話	2021年7月19日（33号）
29話	2021年7月26日（34号）
30話	2021年8月10日（36・37合併号）
31話	2021年8月23日（38号）
32話	2021年8月30日（39号）

こちらは予想なので、4巻が発売され次第、正式な収録話数へ更新予定です。

それでは続いて、気になるネタバレを見ていきましょう！

『プラタナスの実−小児科医療チャンネル−』4巻の全話ネタバレ紹介

『プラタナスの実−小児科医療チャンネル−』4巻の収録話数は全部で9話分ありますので、順番にネタバレしていきますね！

改めて挨拶

英樹は起きて早々ランニングをしていたが、真心は眠っていたのです。

そして真心、英樹、ナベは改めて挨拶し、吾郎もこれから頑張っていこうと声を掛けました。

その頃、朋美は病気の影響か、かなりの毛が抜け落ちていたのです。

そこへ真心がやって来て、彼女に親身に接すると彼女から何で優しく出来るのかと尋ねられます。

対して命を落とした母親の事もあるからそれで出来るだけの事はしたいと答えつつ、好中球が減っていると説明する真心。

その会話を密かに聞いていた英樹は吾郎の元を訪れ、彼から莉乃が真心宛に書いた手紙を受け取り、読みました。

英樹は患者に寄り添うのは大事だけど、感情移入し過ぎは良くないし、結局のところ完璧に治してあげる事が肝心だと言ったのです。

その頃、朋美の元に葛西と言う人物のメッセージが届きました。

 

葛西と言う男

朋美の母親は朋美のクラスメートから寄せ書きを受け取り、彼女の元へと向かいます。

母親は朋美に寄せ書きを渡すと、何故病気の事を言わないのかと聞くと、朋美は今は言えないと答えたのです。

そして帽子を受け取ると、病室から出て、青葉に声を掛けました。

彼女にスマホを渡し、葛西のメールを確認して、嫌な内容だったら消去してと言う朋美。

葛西は学校の先輩で、朋美の好きな人でした。

それ故に病気の事を知られるのを怖がっている朋美。

そんな彼女に対し、青葉は自分もそんな事があったと言いつつ、いい恋愛は無かったけど朋美みたいなケースなんて滅多にないから羨ましいと言って、自分で見るように言います。

朋美は確認してみると、特に朋美が心配するような内容じゃ無かったので安堵し、ちゃんと病気の事を説明すると青葉に伝えたのです。

その頃、英樹は真心に今入院している者達のカルテが見たいと言います。

病名がバレた！？

朋美は思いを寄せる葛西にメールを送るも、返信が来なかったので落ち込んでいました。

そんな中、事務所から電話が来て、友人のタレコミで病名がバレている事を知らされ、驚く朋美。

もしかしたら葛西がバラしたのではないかと思った朋美は病院を抜け出します。

そして葛西に会うと、中学時代の返事を聞かせてほしいと言う朋美。

しかし、葛西はその事を覚えていなかったので、帰る事にしました。

その頃、真心達は朋美がいなくなったため、病院内を探していたのです。

そして同時に朋美の病名が発表されるニュースが流れました。

そして朋美は白血病の影響からか、苦しみ始め、葛西は救急車を呼ぼうとしていました。

 

重症

葛西に会いに来た朋美は、返事を聞こうとするも彼は覚えてませんでした。

そして急に倒れたので救急車を呼ぶ葛西。

この事は朋美を探していた真心達の耳にも届きます。

そして朋美は真心達の病院に運ばれ、青葉は葛西を発見したので彼と話をします。

朋美の謝罪の言葉を聞きつつ、彼女の状態から的確な指示をする真心。

そして検査した結果、朋美は好中球減少性腸炎である事が発覚しました。

手術をしないといけない事態だが、今のままではリスクが高いから回避しようとする真心。

その頃、英樹は母の墓参りをしていたのです。

母からどんな医者になりたいかと昔問われ、当時は分からないと答えた英樹。

そして墓前で自分は只の医者で、これからもこの道を進むと言います。

 

最悪の事態も

朋美が倒れた事で両親がやって来て、父親は真心達を責めます。

真心達はただ謝る事しか出来ませんでした。

その後、真心達は両親に今の朋美の症状を教えつつ、今は手術をせずに抗菌薬の投与をして様子を見ると説明します。

その夜、青葉に葛西の返事が聞きたくて飛び出してしまった事を話す朋美。

そして他の医者達と共に朋美の今後について話し合う中、英樹はもし症状が悪化したりするかもと言う最悪の事態に備える必要があると訴えます。

続けて真心にも緊張感がないからこういう事態になると言いつつ、外科医の立場から見たら何時手術になってもおかしくないし、もしそうなったら命懸けになると言うのでした。

 

答え

真心は同僚達が英樹に対する悪口を耳にしたが、吾郎が彼らを窘めるのでした。

その後、母親の墓へ墓参りに行くと、英樹が言っていた言葉を振り返る真心。

そして医療とケアのやり方は人それぞれでは違うし、自分のやり方が合っていたかもわからないが、何が正しくて間違っているかをとことん追究するしかないと言う答えに行きついた真心。

それから病院に戻った真心は朋美の治療をしていると、彼女から勝手に抜け出した事を謝られたのです。

対する真心は気にしないでと言いつつ、莉乃の映像を見せて励ますのでした。

その頃、青葉は葛西に会っていました。

そしてカンファレンス室では吾郎と英樹が朋美のカルテを見て、英樹は朋美と似た症状の患者の手術をした際、少々遅かったせいで命を落としたから同じミスはしたくないと言ったのです。

 

手術するか否か

野原を葛西と歩きながら、彼から嘘でも朋美への返事を言った方がいいのではと言う相談を聞く青葉。

対する彼女は今はそっとしておいてほしいと言います。

それから1週間後、朋美の熱も好中球の数値も良くなっていて、体調も良くなっていたのです。

しかし、まだ痛みはあったので検査をする事にしました。

その結果、虫垂の軽度腫大があった事や結果を皆に説明する真心。

話を聞いた英樹は今の治療法は朋美の症状は悪化する可能性があるから、好中球が良くなって今手術するべきだと言います。

真心はリスクがあると言うも、英樹も譲りませんでした。

吾郎は英樹の意見に賛成したが、家族に伝えてからだと言います。

 

決断

朋美に手術の事を話した真心。

彼女は真心の事を信じているので、手術するなら承諾すると言います。

そして真心は英樹に会い、彼女が手術に承諾した事を伝えると英樹は朋美を今は亡き母にだぶらせていて、手術したくないのもそれをせずに完治させたいからじゃないのかと聞きます。

真心は手術しなければならない展開になるかもしれないが、少し待つべきだと言うも英樹は手術にすぐさまやるべきだと訴えたのです。

続けて今の病気を治すには早めに手術して治さないといけない言う英樹だが、真心は今の朋美は心に負担を抱えているから、これ以上荷重にさせたくはないと言います。

英樹は心の問題は自分達の仕事じゃないと言うが、真心は子供だからこそそう言う心に寄り添う事も必要だと訴えるも、英樹は命を救う事こそに意味があると譲りません。

そんな彼に、書面上だけしか見ず、患者と向き合わない医者に命を預けられないし、手術はしないと言い放つ真心。

対する英樹は手術しないと分からない事もあると呟いたのです。

その後、真心は朋美の動画を見ていると、吾郎がやって来ます。

朋美の両親は手術の判断は病院側に任せると言っていたと言う吾郎。

続けて真心と英樹の意見はどちらも間違っていないが、自分はリスクは承知の上で手術に踏み切った方がいいと吾郎は言います。

そして英樹が朋美と似たケースの患者を救えなかった事を話し、この病院を作ったのも妻や真心達への償いの為だと言いつつ、手術は行うと吾郎は言ったのです。

対する真心は承諾しました。

 

けじめをつける

英樹は朋美に手術の事を話すが、彼女は葛西の事で頭がいっぱいでした。

そしてやって来た青葉に対し、葛西への想いは忘れると伝える朋美。

しかし、忘れように忘れられませんでした。

それに葛西本人が朋美の病室がある場所を外から見ており、メールで彼が来ている事を知った朋美は窓を開けると葛西がいました。

しかも告白の返事もイエスだったので、青葉に告げた決意が揺らぎ始める朋美。

しかし、意を決して今の病気のせいで髪の毛が殆どない状態なのを葛西に見せ、改めて決別の言葉をメールで送りました。

そして窓を閉めると、やって来た青葉の目の前で泣きます。

やがて手術の時間となり、英樹は手術を開始したのです。

 

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『プラタナスの実−小児科医療チャンネル−』4巻の感想・考察

全否定しているわけじゃ無い…？

莉乃の一件の際に、患者に対する対応でひと悶着あった真心と英樹。

英樹は患者と寄り添う事を否定していると思っていましたが、必要最低限に留めた方がいいと言うのが今日分かりましたね。

どちらが正しいかは分かりませんが、患者次第だと思いますね。

好き…？

話を聞く限りだと、朋美にとって葛西は本当に好きな人なのでしょうね。

それ故に心配をかけたくないから病気の事を隠しているので、ちょっとどうかなと思いましたね。

好きな人が自分の事を心配してくれて、励ましてくれるのであれば、それは幸せな事だと思います。

実際、ちゃんと心配していたようなので良かったと思いました。

バラしたのは…？

本当にバラしたのは誰なのでしょうか。

朋美の病状を知っているのは葛西、家族、病院関係者だけです。

友人からのタレコミなので、葛西なのは間違いないでしょうね。

しかし、葛西は言っていない事から葛西に送られてきたメールを誰かが見て、タレコミをしたのだと思います。

危険な状態…？

今回の話で朋美は好中球減少性腸炎になっていた事が発覚しました。

手術しないといけない様子ですが、避けたい様子ですね。

しかし、ほっといたら危険な状態が続く事になると思いますので、一刻も早く何とかしたいところですね。

最悪の事態を考えるのは正しい…？

言い方が少しきついかもしれませんが、英樹が言っている事は間違っていませんね。

勿論、手術をせずに済むのならそれに越した事はありませんが、逆に良くなくなる展開も十分にあるでしょう。

それ故に危機管理の意識を持つのは悪い事ではないと思いましたね。

手術は近い…？

英樹の言葉が事実ならば、手術は近いうちに行われるでしょうね。

手術するなら症状が悪化する前に片を付けないといけませんので、それに越したことはないでしょう。

しかし、英樹の評判は余り宜しくないので、手術をするために強硬手段を取る可能性もありそうです。

両親の決断は…？

手術するか否かは両親の判断に委ねられそうですね。

両親は手術をする事で娘の体に傷がつくのを快く思わないと思いますが、娘の命は守ってもらいたいと思っている筈です。

この事からも苦渋の決断として吞むのではないかなと思います。

手術準備…？

手術する事は決まりましたから、その準備をするのだと思います。

改めて朋美や両親に報告したり、手術に必要な道具を準備したり、英樹を中心にこういうプランで手術を行う等の準備をするのでしょう。

真心が何をする事になるのか、気になりますね。

成功か否か…？

次回は手術の話になりますが、その結果がどうなのかが明かされると思います。

以前と違い、治せない状態になる前なので大丈夫だと思いますが、それ故に失敗は出来ないと言う思考に陥る可能性があります。

英樹が問題なく手術できるかどうか、気になるところです。

まとめ

以上、『プラタナスの実−小児科医療チャンネル−』4巻の発売日と収録話数予想、ネタバレ・感想考察の紹介になります。

では、最後までお読みいただきありがとうございました（^^

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