私が15歳ではなくなっても。6巻ネタバレ感想！何とか一線を越えなかった2人

この記事では、あむ先生の漫画『私が15歳ではなくなっても。』６巻のネタバレ・感想を紹介します。

『私が15歳ではなくなっても。』６巻のネタバレ紹介

何とか一線を越えなかった２人

シイナは正太郎に追い詰められながら、配信をしていた時のことを思い出していました。

配信を見ていた人たちが「自分の身体を誇りにして！」とコメントしてきたのは自分たちの欲求のためで「私は無数の消費物のたった１個」と気付いたシイナ。

軽んじられて馬鹿にされて使い捨てにされて空しい、でもこれでいいと涙ぐみながら金のためならこっちから犯してやるとシイナは正太郎のパンツを脱がせます。

しかし、シイナは目の前の正太郎のモノを見て「やっぱり無理いい」と声にならない悲鳴を上げます。

そして、ここで正太郎は勝機を取り戻し、この状況はまずいと「だっ、駄目だっ」とシイナから逃げ出します。

逃げる正太郎の足に足かせを付けシイナが正太郎の上に乗っかります。

衝撃に悶絶する正太郎。

シイナは正太郎のモノを見ながら「う、気持ち悪い」と涙目。

「や、止めるんだ」と言う正太郎を無視し、自分が何をやるのか頭を整理するシイナ。

ネットで調べた方法は口での奉仕。

「口、口！？これを？咥えるの？汚い汚い、毛まみれ、先っぽなんか汁でてるぅ」と涙を流しながらも「私はなんのためにここに来た」と自分を奮い立たせるシイナ。

正太郎は「やっ、やめっ、それはっ」と叫んだところで、ふと考えます。

そもそもなんでこんなに拒んでいるのか、現実を抜け出したかったから熱海まで逃げて、これが自分が望んだことなのかと自問自答をする正太郎の頭に家族の顔がよぎります。

「やっ、やめてくれっ」と正太郎が言った瞬間、股間が温かくなり焦りますが、見るとシイナがゲロを吐いていました。

「ずびばせ…」と言いながらゲロを吐き続けるシイナなのでした。

死にたくなる恥ずかしさを感じながらお風呂に入るシイナ。

どんな顔して話せばとお風呂から出ると正太郎が目の前にいて思わず「わっ」と驚きます。

正太郎はお金を渡してきますが「でっでも私」と困惑するシイナに「いいんだ。もう帰るね」と言い残し部屋から出ていきます。

正太郎は闇夜を走り、ゲロのおかげで一線を越えなくて済んだと安堵し、真っ当に家族のために生きようと安堵しつつも、現実でも現実から抜け出してもその先はキモがられて金を要求されるだけと絶望するのでした。

月曜日。

学校に登校したシイナは漏らしたトラウマと戦っていました。

しかも、正太郎との一件で更にトラウマが増える始末です。

「でも私、結構頑張ったよな」と少しの自己肯定感を感じるシイナですが顔は引きつっています。

ここあが登校するとシイナがいて「まだ登校してんのか」と嫌そうな表情を浮かべます。

そんなここあに友人が「ここあちゃん、おはよー。実は昨日さ永椎さんのヤバい写真回ってきて～」と言われ「えっ何何～？」と身を乗り出すここあ。

友人が「永椎さんが中年のオッサンといる写真。パパ活じゃないこれ？」と写真を見せてきました。

ここあはシイナと正太郎が写る写真を見るのでした。

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『私が15歳ではなくなっても。』６巻の感想・考察

正気を失いシイナに襲いかかった正太郎。

そんな正太郎に追い詰められながら、シイナは以前の配信の出来事を思い出し見ている人の考えに気付き絶望していました。

そのことで止めるかと思いきや、自分から正太郎を犯してやるとパンツを脱がすという荒業に出ましたが、初めて見る男性のモノに声にならない叫び。

そこで正太郎は正気を取り戻し逃げますが、シイナに捕まりパンツも脱がされ絶体絶命でしたが、まさかのシイナがゲロを吐くというオチでした。

何とかギリギリで踏み止まりました。

その代わりシイナはトラウマが増えましたが…。

お金を渡し逃げるように部屋を出た正太郎は、これで日常に戻れると安堵しながらも、現実でもそこから逃げても結局キモがられてお金を要求されるだけという自分の人生に絶望していました。

２人とも絶望する描写が多く切なくなります。

そして、学校では新展開。

シイナが正太郎と歩いている写真が出回っており、ここあもそれを見てしまいました。

果たして次回はどんな展開になるのでしょうか？

まとめ

以上、『私が15歳ではなくなっても。』６巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。

正気を失いシイナに襲いかかる正太郎でしたが、ギリギリで踏み止まった２人。

しかし、お互い今までのことを回想して現実に気付き絶望するのでした。

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