この記事では、赤みつ先生の漫画『ワタシダケレス』1巻のネタバレ・感想を紹介します。
『ワタシダケレス』1巻のネタバレ紹介
亮介の風俗通いを知ったハルカ
「カンタ、コータ!朝だよ!ホラさっさと起きるー!」と声が響きます。
彼女の名前は相田ハルカ、2児の母親です。
夫の亮介とは結婚10年目で下の子ができてはや5年になります。
幸せそうな家庭ですがハルカには悩みがありました。
それは「セックスレス」。
ただレスと言っても夫婦仲は良好で、お互い助け合って子育てをしています。
そんな慌ただしい日々を送る中、ハルカは亮介が後輩の送別会に行くと話していたため、念のために軍資金を入れておいてあげようと亮介の財布を手に取るハルカ。
すると財布の中に見慣れないピンクのポイントカードが…。
見ると「ピーチクラブ」という名前のお店のポイントカードでポイントもかなり貯まっていました。
説明書きの所には18歳未満の方のご利用は固くお断りの文字があり、大体月1くらいのペースで行っているようです。
「これって、まさか」と思いつつも、カードのことが頭から離れないハルカは会社のパソコンで調べてみると、やはり風俗でした。
「ウソでしょ?なんで、うちの亮介が!!」と落ち込むハルカに「相田さん。さっきのデータ入力終わってる」と上司のリサ子が声をかけてきました。
ハッとするハルカのパソコンを見たリサ子は「なに調べてるのぉ?会社のパソコンで」と言われ慌てるハルカ。
そんなハルカに「なにかあったなら、話聞こうか?」と言うリサ子に涙目になるハルカは昼休みにリサ子に朝の出来事を話します。
かなり前からレスだったが夫婦仲は良好だったのに、風俗に通っているのが信じられないと言うハルカに「そんなに悩むほどのことじゃないんじゃない?」とあっけらかんと言うリサ子。
風俗なんてお金払って対価を得る美容室のようなもの、むしろ浮気じゃなくて良かったって切り替えたらと言います。
その言葉によそではそういうことして、自分の前では平気で笑っていたと簡単には切り替えられないと心の中で思うハルカなのでした。
夜遅くに帰宅する亮介。
シャワーを浴びると言う亮介がハルカの横を通るとフワッと石鹸の臭いが…。
シャワーの隙に亮介の財布を確認すると今日の日付のスタンプがカードに押されていました。
この現状に今までも確かに疲れて拒んだ事もあったが、こういう所に行く前に相談くらいあってもいいのにと落ち込みます。
そして、まだやり直せるかなと悩むハルカ。
数日後、久しぶりに良い下着を買ったハルカは、恐る恐る会話をしつつ亮介の太ももに手をやり「ひ、久しぶりにどうかな、今夜」と声を掛けます。
その言葉に「え」と固まる亮介。
「あ、ごめん。オレは、いーや」と今後はする気がなさそうな態度の亮介に、ずっとレスだったけどもう一生したくないとか思ってたわけじゃないのにと思いつつ、そうゆうのは外ですると決めたんですかと少し腹が立ってきたハルカ。
朝起きて調べてみると意外にも女性用のそういうサービスも多いと分かり、亮介の反応にショックを受けたハルカはポチッと予約をするのでした。
ホテルに着いたハルカは「本当に来ちゃった~!!!」と心臓バクバクのハルカ。
そうこうしていると頼んだ男性が部屋に着きます。
「はじめましてーっ。わー、きれーな人でうれしーな!」と言われ「それこっちのセリフ!!」と心の中でツッコむハルカ。
指名した男性とすぐにお風呂へ。
こんなキレイな男性とまるで恋人のように過ごせるなんてと感動し「あー、とろける」と感動するのでした。
満足したハルカが帰宅すると家の前でコータがお出迎えしてくれました。
「あ!ママ、おかえり!」とハルカに抱きつくコータ。
「ママ、おでかけたのしかった?」と無邪気に質問してくるコータに心が痛むハルカ。
「うん。楽しかったよ」と答えつつも内心コータとカンタに謝るのでした。
その日の食事はかなり豪華でカンタも亮介もビックリして何かあったのか質問してきます。
ハルカは有給取れて気分良かったからと答えます。
今回風俗に行ったことで後悔や罪悪感、亮介の怒りが爆発するんじゃないかと心配していたハルカでしたが、意外にも心は穏やかでした。
買ったばかりの下着を手洗いしつつ「お金払って対価のサービスを受けてるだけか」とリサ子の言葉を思い出すのでした。
亮介が歯磨きをしていると干している下着が目に入ります。
いつもと違う下着に、前回拒んでしまったから今度はセクシー下着で誘ってくる気かと考えますが、ふと下着が洗ってあるということは、もう着けた後ってことかと疑問が。
昨日今日は誘ってこなかったしなと不思議に思う亮介。
謎の家族サービス、満たされた表情、セクシー下着と亮介は考え始め疑問を抱くのでした。
するとちょうどハルカが現れたため亮介は「ハルカ、風呂場にあった高そうな下着、なに?」と質問してみます。
「なんで?」と焦るハルカ。
亮介はあんな下着がいきなり干してあれば浮気でもしてるかと驚くと軽い調子で言います。
ハルカは「亮介的に、風俗はウワキに入るの?」と逆に質問。
「えっ??」まさかバレてる?と焦りつつもカマかけてるだけかと考え「イヤ、入んないじゃないかな???しょせんフーゾクだし?」としどろもどろ答えます。
それを聞いたハルカは「だよねー」と笑顔になり「私もウワキなんてしてないよ。おやすみ」と答え先に部屋に戻り、亮介はハルカの言い回しに引っかかりつつもそれ以上聞けず悶々とするのでした。
ハルカは「お互いさまだしバラして開き直ってもよかったけど」と考えながらも今後の亮介の出方を見ることにし、その出方次第では私も?と考えるのでした。
『ワタシダケレス』1巻の感想・考察
偶然長年のパートナーの風俗通いを知ってしまったハルカ。
かなりショックを受けています。
上司のリサ子は美容室と一緒だから気にしない方が良いと言われますがハルカには難しいようです。
しかもその後、涼介を誘うも撃沈。
しかし、亮介に問い詰めるかと思いきや、自分も風俗に行くという斜め上の発想をするハルカなのでした。
あれだけ亮介のことを信じられないと言っていたのに、自分も体験すると意外に罪悪感は少ないみたいです。
流石に子供には申し訳なく思っているようですが…。
その後、いつもと違う下着を指摘され浮気を疑われたハルカですが、逆に風俗は浮気と亮介に質問。
亮介は後ろめたいことがある感じで焦っていました。
ただハルカの言い回しに違和感を感じているようなので今後はどうなるのでしょうか?
このままでは関係修復は難しく感じます。
まとめ
以上、『ワタシダケレス』1巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
偶然、長年連れ添ったパートナーの風俗通いを知ってしまったハルカ。
しかもハルカが誘っても拒否をする亮介。
それに腹を立てたハルカは自分も同じようなサービスを受ける決心をするのでした。
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