この記事では、COMIC ヤミツキ掲載漫画『小悪魔教師サイコ』6話のネタバレ・感想を紹介します。
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『小悪魔教師サイコ』6話のネタバレ紹介
始まりは13年前のサイコ担任から…
ーー13年前、菖蒲小学校ーー。
「ほーらカサイ、見ろよ!」
「全然平気、虫には興味ないから」
読書中のカサイの眼前に虫をぶら下げるタクトですが、カサイは無表情のまま見向きもしません。
カサイのことが好きなタクトは、無反応な彼女のびっくり顔が見たくて、あれやこれやとイタズラをしていました。
その日もイタズラ用に虫を探していると、何か袋を持ちながら家とは違う方向へ向かうカサイを見かけて後をつけると、カサイが学区外の神社の茂みでハトを惨殺しながら笑っていました。
後退りした拍子に物音を立ててしまい、逃げ帰るもののカサイにはその姿を見られてしまいます。
数日後、タクトは意を決して放課後にカサイを呼び止めます。
「神社でのこと、先生に言いつけてやる!」
ばーか!と言い残し走り去るタクト。
本当は先生に言うつもりなどなく、ただこれであんなことを辞めてくれれば…という思いから出た言葉でしたが…。
ーードンッーー。
階段を降りる瞬間に無表情のカサイに背中を押され、勢いよく階段から転落し首の骨が折れました。
「すごぉい…タクトくん…人間の首ってそんなふうにも曲がるんだぁ…!」
キラキラとした顔で覗き込むカサイ。
ーー13年経った今もカサイの声が聞こえると、一人病室で震え、冷や汗をかきながら涙を流すタクトなのでした…。
教師として充実した毎日を送り、ワクワクが止まらない心春も、13年前の「恩師」、マルイ先生に思いを馳せています。
タクトが入院した当初は、生きてる死体を見ているようで見舞いが楽しかった心春ですが、5ヶ月ほど経ってまた退屈し始めました。
ーーまた何かおもしろいこと試したいなぁ…。
共に花壇を耕すマルイ先生の背を見ながら、ふと手にしたシャベルが金属製で重みがあり、とても尖っていることに気付きます。
ーーこれで人間の頭を思いっきり殴ったら、どうなるんだろう…。
高揚で高鳴る心春の胸。
周囲に誰もいないことを確認し、後ろからマルイ先生の頭にシャベルを振り下ろしました。
「ぎゃッ……!」
倒れ込んだマルイ先生の血まみれの後頭部を見て、皮膚はぱっくり割れているが頭蓋骨は硬くて割れないのだと観察する心春。
「か……さい……さん……!?」
マルイ先生が後頭部を押さえながら立ち上がり、どうしてだと問います。
仕損じたと焦りつつも、もう一度殴るのか、でも2度目でも倒れなかったら…と一瞬逡巡した心春は、誤魔化すという選択肢を選びます。
「ごめんなさい、先生の頭にハ…ハチが…いて」
早く倒そうとしたと謝る心春。
それを聞いたマルイ先生は、ドクドクと出血しながらも笑顔を作り、怒らないから頭を上げて1つだけ教えてほしい、と。
「あなたは今までに、ほかの誰かのハチも追い払おうとしたことある?」
ーーこいつ…気づいてる…!
わざと殴ったこともわかった上で、他の人にも試したことがないか訊かれているのだと分かった心春。
「い…いえ…」
「そう…良かった…」
心春はとても強いモノ、抑えられない衝動を持っている、それをコントロールできなければ、心春の力を恐れる存在に排除されるだろうと告げるマルイ先生。
どうしたらいいか尋ねる心春に、本当はその力を捨てられたら一番いいが、もし捨てられないなら…と使い所を教えてくれました。
「弱い人…困っている人のために、あなたの力を”正義”のために使うこと」
そうすれば守られた人たちが”味方”になると説き、強さは時に身を滅ぼす、心春が持つ強い毒針のせいで退治されないでほしいと。
「生徒の幸せは…わたしの幸せだから…」
殴られて血をダラダラ流しているのに笑っていられる教師の「強さ」に惹かれながら、不思議に思う心春。
ーー弱い生徒を守ることがそんなに楽しい…嬉しいことなのかな?
どんな気持ちなのか知りたい、体験してみたいという強い欲求に駆られた心春は、このときに教師になることを決意したのでした。
竜斗の新たな作戦
「…佐々木、お前葛西とヤリたいだろ?」
学校の屋上で、竜斗は陸に、心春をトラウマレベルで犯すように焚き付けています。
乗り気の陸ですが、竜斗がソッチ系に乗り気なのは珍しいと指摘します。
心春が来てからというもの、彩羽が死に、取り巻きも丸め込まれて気に食わないのだと答える竜斗。
実際彩羽のことは警察に任せるしかないと言う陸ですが、警察は兄の事故もロクに調べなかったと竜斗は聞き入れません。
美女とヤれればどっちでもいーや、と脳天気な陸の横で、葛西心春に地獄を見せると意気込む竜斗なのでした。
『小悪魔教師サイコ』6話の感想・考察
いつも無表情なカサイ…心春先生の興味関心は、昔から残虐な行為に向いていたのですね。
そして恩師のマルイ先生…頭パックリされてるのにその対応は確かに強すぎます。
でも果たして心春への指導は正しかったのかどうか…。
結果として、彼女の興味関心と衝動…「毒針」を使うために「正義」を利用するようになったのだと考えられます。
竜斗は心春先生に報復するつもりのようですが、その程度の計画ではサイコパスの心春先生はビクともしないどころか、また「正義」の名目を与えてしまうだけなのではないでしょうか…。
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まとめ
以上、『小悪魔教師サイコ』6話のネタバレ・感想考察の紹介になります。
タクトが寝たきりになってしまった理由、そして心春先生が教師になった理由…心春のサイコパス具合が更に明らかになりましたね。
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