この記事では、BSさん先生のエロシチュ青年漫画『19歳の夏休み』16巻のネタバレ・感想を紹介します。
『19歳の夏休み』16巻のネタバレ紹介
心の中の本音がすれ違う大介と明美
海沿いを1人歩く大介。
ポケットのスマホが鳴り出るとミエからでした。
起きたかと聞かれ、今から家庭教師に向かう所と答える大介。
「何よ~、起きたんなら連絡してよね。終わったら連絡して~」と注意され、ミエに謝って電話を切ります。
付き合ったらマメに連絡しなきゃいけないのかと、タイミングが分からない大介は公式がないか書店へ向かうのでした。
書店には恋愛に関するマニュアルが沢山あり助かったと満面の笑顔を浮かべる大介。
恋愛関連の参考書が思ったより多いなと思いつつも、一夜漬けは大介の特技なので1週間で本の内容をマスターすると目標を立てるのでした。
若宮家に着くと「こんにちは、先生」と挨拶をし紗月の家庭教師を始めます。
何やらドキドキする大介は「おじいさん、まだ戻ってないんだな」と紗月に言うと「うん、明日だって」と答える紗月。
自分の部屋に戻った明美は「明日になれば義父が戻ってくる。明日になれば、もう」と暗い表情を浮かべるのでした。
紗月に勉強を教える大介は水を飲みに台所へ。
明美の部屋を見つめ昨日の朝方まで過ごしたことを思い出します。
するとちょうど明美が部屋から出てきて鉢合わせます。
少し間を開けて「何かいる?」と訊ねる明美に「あ、水を飲もうと」と答える大介。
自分を見てちょっと慌てた、また迫られたらどうしようと思ってるのかな等考えてしまいます。
無防備な後姿の明美を見つめ、お尻に触りたい、今すぐにでもスカートをめくって襲いたいとズボンを膨らませる大介。
そんなことを考えていると「はい」振り向き水を渡す明美。
「あ、ありがとうございます」とコップを受け取り小走りでその場を去る大介。
大介はズボンが膨らんでいるのがバレない様にと急いでいたのでした。
己の身勝手な欲望に負けまい、明美に迷惑をかけないようにと自分を律し、自分は空気が読めるから安心してくださいと昨日のことは大切な思い出にしようとする大介。
一方、明美は大介が慌てて逃げたのにショックを受けていました。
彼女がいても一番お盛んな年頃なのにと考え、自分とのことがよかったならさっきの状況で普通は放っておかないはずと、襲われる絵まで想像する明美。
そして「プライドが傷つくわ。私との一夜がそんなにイマイチだった?」と顔を覆うのでした。
その後家庭教師の仕事も終わり「先生、失礼します」と声をかけて帰る大介。
返事が無かったため、まさかさっきの自分のやらしい気持ちに気付かれたかなとトボトボと歩きます。
明美の方は、義父がいない最後の日をこんな風に無駄に過ごすわけにはいかないと考えます。
「ママ、今日も出かけるの?」と訊ねる紗月に「うん。今日は戻らないわ。おかずは冷蔵庫にあるからちゃんと食べるのよ」と伝え、オシャレをして出かける明美なのでした。
義父のいない最後の日を有意義に過ごす明美
場所は変わり沖縄本島。
1泊2日の短い日程だが久しぶりに1人だけのゆったりとした時間を過ごす明美。
ホテルの部屋から見える海を見ながら若宮家の人間になるための苦労や我慢を思い返し、今日1日は自分の為だけに過ごすと心に決めたのでした。
とりあえず何をしようかと考えた明美は海を見てからある場所へ。
かなり際どいビキニを試着し鏡に写る自分の姿に「エロすぎ、恥ずかしいわ」と照れてしまいます。
こんな姿でビーチに出たらなんて言われるか、いい年こいたババアがみっともないと思われるかなと考えますが、結局そのビキニでビーチに出る明美。
ビーチを行きかう男性を見つめ、最近の若い男性の筋肉質な体に思わず「ヤバッ!!」と声が出てしまいます。
隣のカップルに変な目で見られ、しまったと感じる明美ですが「幸せ!健康な半裸の男たちを目の前で見られるなんて」と感動します。
特に純朴そうな男性が好みのようで、自分に酔いしれている男性よりも断然いいと涎を垂らしながら見つめます。
隣のカップルはそれに気付き「あのおばさん、ヤバい」とドン引き…。
我に返った明美は「それはそうと、いい年したおばさんがこんな水着を着ていても誰も気にしないみたいね」と一安心。
時々いやらしい目でチラ見していく人に快感を覚えるのでした。
そんな時間を過ごしていると、明美が目を付けていた男性陣がこちらの方へ歩いてきました。
明美の近くに座り何やら話し始めます。
聞き耳を立てていると、どうやらここには混浴温泉があるという話をしています。
「混浴風呂?男性はきっと入浴そっちのけで女性の裸を見るのよね?ああ、考えただけで恥ずかしい」とドキドキする明美なのでした。
夕方になり自分の部屋に戻る明美。
「はぁ、暑いところに長居したからくらくらする」と疲労困憊の様子。
しかし男性の半裸を見るのは楽しかったらしく、明日の朝も見物しなければと考えながらベッドに横になります。
ふとベッドの横のマッサージの紙を見つけた明美は受けてみることに。
少しすると「さきほどお電話いただいた方ですね。コースはどうなさいますか?」と中年の男性がやってきました。
どんなコースがあるか質問する明美に、服を着たまま受けるドライマッサージと服を脱いで受けるアロママッサージがあると答える男性。
続けて、今は男性マッサージ師1人しかいないこと、旅行の疲れを癒すならアロマがおススメと言います。
このおじさんがするのかと考えドライマッサージを選択した明美。
準備が整うまで待つ明美は「まさかマッサージの途中でセクハラされたりしないわよね」と少し不安を感じていました。
そこへ「よろしくお願い致します」と現れたのは純朴そうな若い男性。
マッサージを受けながら男性を見つめ「かわいい」と感じる明美。
「こういうお店はおじさんおばさんばかりだと思ってたけど、お若いんですね」と話しかける明美に「あ、はは。今年二十歳になります。夏休みだけのバイトなんですけど」と苦笑いする男性。
「でも技術面の心配はしないでください。マッサージの資格は1年生の時に取ってるんで」と天真爛漫な笑顔を振りまく男性に頬を赤らめます。
こんな可愛い子に触れられて興奮する明美は「何年振りかしら?こんなに柔らかい男性の手」と大介よりも少しゴツゴツしているのも少し比べてしまいます。
男性マッサージ師はセクハラすると聞いたことがあった明美は、この子もするのかしら、むしろガッツリセクハラされたいと願い始めます。
しかし明美の願いとは裏腹に勤勉誠実な男性は太ももより上に手が上がることはありません。
もう少し上、直接アソコに触れてほしいと寸止めされてじれったく感じる明美。
客だから我慢しているのか、それとも自分が肉の塊に見えているのかともどかしくなります。
女性の体を触っているのに何の反応もない男性に「一番敏感な年頃なのにやっぱり私も多くのおばさんの客のうちの一人なのね」と悲しく感じた明美はゴクッと唾を飲み「あの」男性に声をかけます。
明美は「アロマコースに変えたいんですけど」と伝えると「あ、そうですか。じゃあ準備して」と男性が言うのを遮り「アロマに変えたら、先生も私と一緒に脱ぐんですか?」と恥ずかしそうに訊ねるのでした。
『19歳の夏休み』16巻の感想・考察
明美の暴走っぷりに心配になりました。
今まで我慢していた分大爆発の様子。
大介が明美を思って自分を律していましたが、明美はかまってほしかったみたいです。
大介にかまってもらえなかった明美は、義父がいない最後の1日を有意義に過ごすため沖縄本島に行きます。
ビーチでは涎を垂らしながら男性の半裸を見るという変態的な行動をとります。
結局夕方まで見物をしていた明美はお疲れの様子…。
ベッドの横のマッサージのチラシを見て頼むことにした明美。
部屋に最初に来た中年の男性ではなく、若く純朴そうなマッサージ師に歓喜しますが真面目な彼はせっせとマッサージをこなしていきます。
マッサージ師はセクハラすると聞いたことがあった明美ですが、全くそんな気配のない男性に焦らされてしまい、結局自分からアロママッサージに変更しアプローチすることに…。
清純そうな男性が乗るとも思えませんが果たしてどうなるでしょうか?
というより、こんなにあからさまな明美の行動が周囲にバレないか心配です。
義父が帰って来たらまた我慢の生活になりますが本当に耐えれるのでしょうか?
マッサージ師との禁断の関係は上手くいくか、次回の展開が楽しみです。
まとめ
以上、『19歳の夏休み』16巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
大介に相手をしてもらえなかった明美は、義父のいない最後の1日を満喫するため沖縄本島へ向かいます。
そこは明美にとって半裸の男性を普通に観察できる楽園なのでした。
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