この記事では、Gyou Team/ハスキー先生の漫画『カノジョの弱みを握ったら』8巻のネタバレ・感想を紹介します。
『カノジョの弱みを握ったら』8巻のネタバレ紹介
部屋から慎太郎が現れたのを目撃した吉村
ドアを開けろと騒ぐ声に、焦る慎太郎と凛々花。
ヤってる音がうるさいと騒ぐ男性を陰から見つめる吉村。
余りに騒ぐので自分が出ると言う慎太郎を心配する凛々花。
ドアを開け男性に大音量で映画を観ていたと謝罪する慎太郎。
男性は女性が住んでいると思っていたため驚きつつも、相手の男性が出てきたのではと疑い中を確認しようとします。
そんな男性を制止し、それ以上入って来たらと慎太郎は男性を睨みつけます。
慎太郎の雰囲気に圧倒された男性は気を付けろよと捨て台詞を吐いて帰って行くのでした。
事務所では情けない雰囲気の慎太郎の男らしい一面を見て、頼りになって安心すると感じた凛々花。
慎太郎はそろそろ帰ると言いますが、引き留めお礼をしないとと今度は凛々花から慎太郎へ奉仕を始めるのでした。
一方、部屋から慎太郎が出てきたことを目撃し、ショックで震える吉村。
先ほどの女性の声も凛々花だと気付き、怒り心頭の様子。
その頃望月は宮崎が紹介してくれた女性2人行為の真っ最中。
女性2人を相手しながら凛々花と望月の3人ですることを思い浮かべます。
女性の内1人が吉村のような豚になるなんてと萎えそうになりながら、大丈夫そうな絡み方を考えますが、どう考えてもげんなりしてしまいそうです。
ひとまず凛々花の苦しむ顔だけしか楽しみがないと考えていると望月に再び電話がかかってきて、相手はまたもや吉村。
自分も暇じゃないのにと面倒臭そうに電話に出ると、凛々花に男がいたと騒ぐ吉村。
あの見た目で彼氏がいないわけがないと答えると、相手が問題だと吉村は言います。
吉村から慎太郎が相手だと聞かされ望月は信じられないといった表情に。
凛々花の部屋では行為も終わり、凛々花は望月との間にあった話を慎太郎に話し始めるのでした。
彼女がまだ働き始めの頃、望月は少し厄介だが嫌いではなく、むしろ気にかけてくれる良い人という印象だったそうです。
慎太郎はなぜそんな奴を信用したのかと質問。
凛々花は事務所での立場を知り悩んでいたのと、人を見る目がなかったと答えます。
事務所では気分次第で無視されたりと人として扱われていなかったと話す凛々花。
自分がどんなに頑張っても在籍する人たちにとってはただの受付の女だと気付いたのでした。
話を聞きながら自分と重ねる慎太郎。
凛々花は自分の名前をちゃんと読んでくれる人もいたが、そういう人はみんな下心丸出しだったそうです。
そういう人たちに比べれば、ボディタッチをしてくるとはいえ望月はまだマシだと考えていました。
しかしそんなマネキンの様に生きる事に疲れてしまった凛々花が街である男性に出会ったことが凛々花の悲劇の始まりになるのでした。
凛々花が望月に脅される理由
その男性はベンチに座る凛々花にタイプだとナンパしてきたそうで、寂しさを感じていた凛々花はその男性と連絡先を交換することに。
それからすぐに男性と会う事になったのでした。
一緒に食事をし、男性の職業を訊ねるとテレビ局で記者をしていると話す男性。
自分の立場のコンプレックスから、有能な男性に惹かれていった凛々花。
すぐに深い関係になり、男性の為なら何でもしてあげたいと考えるように…。
そんな中、男性から事務所の訪問者リストを持って来て欲しいと言われ、当然ダメだと分かっていながら役に立ちたいと男性に渡してしまうのでした。
男性に訪問者リストを渡したのが最後に見た姿だったそうで、数日後には凛々花の資料を元に記事を出して大々的にテレビで報じられてしまいます。
事務所では勿論大騒ぎになり、凛々花もようやく事の重大さと男性に捨てられたことに気付き、男性に電話をかけますが案の定電話に出ない男性。
結局凛々花は男性に利用されただけだったのでした。
涙を流しショックを受ける凛々花の元に現れたのが望月で、何があったのかと心配そうにする望月。
弱ったところを見せてはいけない、絶対に信じてはいけない男に秘密を話してしまったのでした。
秘密は守ると言いながら会話は録音され、望月に手に落ちていくことになった凛々花。
慎太郎はスマホを探った方がいいのではと言いますが、それが1番だが1番難しいのと、望月のパソコンにはおそらく自分以外の人間の秘密も隠されているはずと凛々花は話します。
自分が知りたいのは望月の弱点だと話す凛々花に、慎太郎も納得。
凛々花は続けて望月は他人の弱みを握るのが趣味だと話し、用心深くて執念深いと言います。
凛々花も全て話した訳ではないのに、異常な執念で全てを調べ上げられバレてしまったそう。
慎太郎も望月の陰湿でしつこいのを知っていました。
まだ望月と仲良かった頃、慎太郎が好きな子と付き合える方法を教えると言った方法。
その時望月は相手の弱みを楽しそうに話していて、不気味に感じた慎太郎。
こんな怪物になる前に叔父に報告するべきだったと慎太郎は後悔します。
話を終えた凛々花は慎太郎にも気を付けてと心配します。
自分には頼もしくて信頼出来る心強い味方がいるから心配しないでと伝える慎太郎。
その心強い味方である美葉は慎太郎のことを思い出しながら、1人で自分の体の火照りと格闘中。
自分を満たせるのは慎太郎だけだと、翌日の作戦のご褒美を貰おうと待ち遠しい美葉は1人で最高潮を迎えるのでした。
次の日、芹菜は自分の唇を鏡で見ながら慎太郎の唇になぜ懐かしさを感じたのかと考えていました。
昔の「お兄さん」とのキスした時の唇の感触今でも覚えている芹菜は慎太郎がもしかしたらと考えたり、ただの勘違いなのか考えたり混乱していました。
事務所に着くと退院おめでとうと樹里に言われる芹菜。
樹里がいつもと違うパソコンを持っていることに気付き訊ねると、どうやらパソコンの点検をすると言われたとのこと。
パソコンの点検なら慎太郎に会えるかもと顔を赤くする芹菜。
慎太郎も出社し凛々花と目配せし、必ず望月の弱点を見つけると覚悟を決めた慎太郎。
その頃望月は、天気の良い空を見上げ何やら慎太郎の事について考えながら不敵な笑みを浮かべているのでした。
『カノジョの弱みを握ったら』8巻の感想・考察
凛々花の話と慎太郎の体験談から望月はかなりサイコパスなヤバイ男の様です。
作戦はそう上手くいかない気がしてきました。
望月の執念は異常みたいなので、そう簡単に尻尾を掴ませることはしないよう対処も完璧にしていそうです。
何とか成功すると良いのですが…。
一方で樹里のせいで慎太郎にかなり嫌われている芹菜でしたが、そんなことは知らないので慎太郎にどちらかと言えば好意を抱いている様子。
過去の「お兄さん」が慎太郎と気付くのも近いかもしれません。
そして、慎太郎と凛々花の関係を目撃してしまった発情中の吉村。
この男もこの後何か問題を起こしそうで心配です。
次回は作戦遂行だと思うのでハラハラな展開になりそうです。
まとめ
以上、『カノジョの弱みを握ったら』8巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
慎太郎は凛々花から望月に脅されることになった経緯を聞くことに。
それを聞いた慎太郎は凛々花を助ける為、作戦を実行に移すのでした。
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