この記事では、増田ちひろ/裏地ろくろ先生の漫画『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』12話のネタバレ・感想を紹介します。
『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』12話のネタバレ紹介
自分の居場所を作るために奮闘する深月
優のお墓の前には深月の姿が。
復讐も埋葬も雄介に押し付けてしまったことを優に謝ります。
隆司を自分１人ででも守ると優に誓い、優のお墓の前から去るのでした。
それから時間が経ち、自衛隊のヘリがやって来ていろめき立つ避難者たち。
ヘリから自衛隊が降り立ち、牧浦たちを手で呼びます。
牧浦たちがヘリの元へ行くとそこには支援物資の山。
顔色が悪くなる牧浦を見て深月も不安になります。
救助の予定が救援物資を持って来たことの意味をなんとなく察した深月。
自衛隊との話を終えた牧浦たちは避難者たちに説明を始めるのでした。
今日は燃料の余裕が無く怪我人や病人を優先して搬送するとのこと。
当然避難者たちからは救助がまた来るのかと質問されます。
説明では燃料を確保出来れば２・3日で来ると言われたそうで、それを聞いて一先ずは安心した様子の避難者たち。
深月は隆司が安心しながらも自分は一緒にはいけないと不安そうにします。
それに気付いた牧浦は、深月に隆司の病状を説明します。
もしかしたら隆司は虫垂炎かもしれないこと、それなら手術か薬の投与が必要、ここでは処置出来ないが設備が整った場所なら問題はないと伝え、心配だろうが任せた方が安心だと伝えます。
それを聞いた深月はお願いするしかないのでした。
ヘリが飛び立ってからは怪我人や病人がいなくなり部屋が広くなりました。
しかし救助の続報は無く、食料の配給も少なくなってきました。
１人膝を抱え、スーパーに籠城していた時より人はいるのに寂しさを感じる深月。
考えてみればスーパーにいた時は４人だけだったがゾンビにも飢えにも怯える心配がありませんでした。
今は知らない人たちと過ごし飢えと戦っていました。
自分がどれだけ雄介に頼っていたか実感する深月。
スーパーで暴漢に襲われて助けてもらっておきながら雄介に暴言を吐いてしまった。
あの時すぐに謝ったが雄介は何も言わず…。
今思えば一緒に過ごしていて唯一雄介が自分自身を押し込めた瞬間でした。
そんなことを考え深月は涙を流すのでした。
時は少し戻り、牧浦の前で自分が殺すべきたったと吐露した深月。
流石に人目のつく場所では話が出来ないと医務室に移動する２人。
スーパーでの襲われたことを話した深月。
牧浦に雄介は自分たちの為にしてくれただけで責めないでと深月は伝えます。
牧浦もそんなつもりはないと深月を落ち着かせます。
牧浦も雄介のことは印象に残っていました。
最初に出会った時も深月たちの後ろで鋭い目で眺めていました。
危ない人物かもとマークをしていたが埋葬を見たことで牧浦はその考えを改めたのでした。
時は戻り１人膝を抱える深月の元へ牧浦が現れます。
牧浦は地下にある深月たちの車の食料を分けて欲しいと深月にお願いします。
深月は雄介の物だと伝えると、雄介にはすでにお願いしたとのこと。
すると条件付きだったそうです。
深月が条件を訊ねると、庁舎の資料の閲覧とそれに付随する各部屋の立ち入り許可と独立して自分が動けるようにすることでした。
雄介らしいと深月が考えていると、食料の残り半分は深月の持ち物だからそっちに聞くように言われたと牧浦が伝えます。
予想外の言葉に驚き、とっくに自分のことなど忘れられていると考えていた深月。
深月はこのままではいけないと食料を上げる代わりに自分に仕事をくださいと牧浦に伝えるのでした。
深月が所属することになったのは衛生班で、初めに割り当てられたのは水の運搬補助でした。
ただ中々上手くいかず頑張って自分の居場所を作らなければと考えるのでした。
水を確保し運んでいると何やら怒声が聞こえてきました。
どうやら工藤という男が武器を返せと職員に詰め寄っていました。
そこへ工藤の会社の社長が現れ職員たちに謝罪しつつも、外に食料を取りに行きたいが流石に手ぶらでは厳しいと伝えます。
許可がなければ武器は渡せないと話す職員に早く許可を取れと工藤は怒り、社長もなるべく早くしてくれと頼みます。
少しすると牧浦が現れました。
本当に食料を取りに行くのかと訊ね、不便をかけていることを謝り、全員で生き残る方法を模索すべきだと訴える牧浦。
しかし社長の意思も固く、牧浦も返す言葉を失うのでした。
そこへ自分も行くと雄介が現れました。
久々に雄介と深月は再開するのでした。
『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』12話の感想・考察
雄介と深月が再び一緒になってほしいですが、深月の今の心の状態では難しそうです。
それでも雄介の言葉に再び前向きになりつつある様子。
いい傾向です。
そして今回外に食料を探すグループに参加を表明した雄介。
久しぶりに深月は雄介を目にしますが、次回は会話もあるのでしょうか？
どんな展開になるか楽しみです。
まとめ
以上、『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』12話のネタバレ・感想考察の紹介になります。
しばらくは落ち込んでいた深月。
しかし牧浦から聞かされた雄介の言葉で再び立ち上がるのでした。
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