この記事では、Boco/ハギョン先生のエロシチュ青年漫画『はらはら恋々』12巻のネタバレ・感想を紹介します。
『はらはら恋々』12巻のネタバレ紹介
家賃滞納の件で仕事が手につかない浩一
涼子がドアを開けるとそこには若い男性が立っていました。
もじもじする男性に「誰、あんた」と質問する涼子。
すると涼子の着衣の肩紐がずり落ち危うく胸が出そうになり、それを見ていた男性に「どこ見てんのよ。警察呼ぶわよ」と一喝。
「す、すみません!天沢浩一さんいらっしゃいますか」とビクッとして謝る男性。
「すまないと思うなら慰謝料10万出しなさい。浩一は私の彼氏だけど何か?」と聞き返す涼子。
男性は大家の息子らしく、部屋に来た理由は家賃数か月分の滞納の件と、連絡のつかない浩一を心配した男性の母親に見に行けと言われたからだそうです。
涼子がどれくらい代納しているのか訊ねると、滞納3か月分と今月分の4か月分で24万円とのこと。
かなりの大金に驚き、いつまでに払わなければいけないか確認した涼子。
今すぐ払わなければ追い出すと大家は怒っているようです。
涼子は1・2ヶ月待ってほしいと伝えますが男性は「そ、それはうちの両親が決めることなので」と難色を示します。
ドアを閉めながら悲しそうな表情で「今すぐは難しいから、もう引っ越すしか。仕方ないわよね。じゃあね」と話を終わらせる涼子。
すると男性は閉まりかけたドアを掴み、親に掛け合ってみると提案。
それを聞いた涼子は「ありがとう〜!うまく話してね。今度ご飯でもおごるから〜!」と男性に胸を押し付けるように抱きつきます。
男性はドキドキしながら「は、はい!うまく話してみます!心配しないでください」と涼子に伝え帰っていきました。
ため息をつきながらベッドに戻った涼子は浩一に今の件を報告するのでした。
浩一は午後の会議の資料を作成しながら、涼子からの報告を見て頭を抱えていました。
その様子に気付いた恵麻が「何か問題でもあるの?」と話しかけてきました。
慌ててなんでもありませんと返した浩一。
それを聞いて安心した恵麻は、金曜日の仕事帰りに真奈美とご飯を食べに行くから一緒に行かないかと浩一を誘います。
一瞬明るくなった浩一ですがすぐに表情は曇り、今週は忙しくてと断ります。
恵麻は手伝おうかと提案しますが、1人でやってみますと浩一。
恵麻が去った後、落ち込む浩一は頭がごちゃごちゃで他のことを何も考えられないのでした。
席に戻った恵麻に話し掛ける真奈美。
しかし、真奈美がいくら呼び掛けても反応しない恵麻。
ようやく真奈美に気付いた恵麻に「ケガしたところ痛みますか?元気なさそうに見えますけど」と訊ねます。
「ううん、これは大丈夫よ」と言いながら令司に注意されている浩一を見ます。
「ならよかったです。ところで金曜日どこに行きます?前に話したところはどうですか?」と真奈美が訊ねると「さあ、どこでもいいわ」と睨む恵麻。
「え、わ、私、何かしましたか?なんで睨むんですか」と驚く真奈美。
慌てて真奈美に謝る恵麻なのでした。
結局夜遅くになっても仕事が終わらない浩一。
家賃の件で頭が一杯になってしまって仕事が手につきません。
そのままドサっと眠ってしまう浩一。
しばらくすると浩一を呼ぶ声が…。
浩一が自分を呼ぶ声に気付き少しずつ意識を取り戻していくと、なんと目の前には恵麻の姿があり飛び起きます。
恵麻が言うには自分が来てからも30分も寝ていたそうです。
恵麻は帰ろうとしたそうですが浩一が心配になって戻ってきたのでした。
何かあったら必ず話すようにと体調なども心配する恵麻。
そんな恵麻を見つめる浩一は突然恵麻にキスするのでした。
浩一のことが好きになってしまった恵麻
突然の出来事に驚きながらも、そのキスを受け入れる恵麻。
すると浩一は急に我に帰り慌てて飛び退きます。
浩一が何か言おうとする前に「ちょっと失礼」とその場を後にする恵麻。
ドキドキしながら「俺は今、何をしたんだ?」と混乱する浩一。
女子トイレでは浩一とキスをしてしまい、こちらも混乱している様子の恵麻。
「なんで私にキスをしたのかしら?」と恵麻もドキドキが止まりません。
その後、自分のデスクであたふたする浩一の元へ恵麻が現れ「天沢君。帰らないの?私は帰るけど」と言われ「あ、俺も帰ります」とぎこちない笑みを浮かべる浩一。
気まずい雰囲気でエレベーターに乗る2人。
恵麻が「なぜあんなことを?」と当然の質問をしてきます。
初めは寝ぼけていたのでミスと言いますが、エレベーターを降りた浩一は「いえ、すみません。ミスなんかじゃありません。俺がキスしたかったんです。ごめんなさい。おかしなことを言っているのは重々承知ですが、主任がとても、とてもきれいで。二度としません」と謝罪する浩一。
その言葉に「そ、そうね、気をつけて。上司にいきなり、こんことしちゃ、ダメじゃないの。じゃあ、私はお先に!」と明らかに動揺しながら去って行く恵麻。
「怒るよな」としゅんとしながら恵麻に謝罪し見送る浩一なのでした。
しかし、恵麻は「どうしよう!私、天沢君のことが好きみたい!」と慌てているのでした。
家に帰りシャワーを浴びながら先程の一件を反省する浩一。
そこへ「浩一〜。洗ってあげようか〜?」と涼子が現れました。
疲れてるからいいと言っているのに、浩一のモノを掴み弄りだす涼子。
「ね、ヤラないの?」とシャワーでスケスケな状態で迫ってくる涼子に「できそうにない」と断る浩一なのでした。
『はらはら恋々』12巻の感想・考察
涼子が明らかに自分にドキドキしている男性を手玉にとり、支払い期限を延ばすことに成功しました。
これには流石の一言です。
しかし、この問題を知った浩一は仕事が手につかなくなり大変な状態に…。
さらにそんな浩一を心配する恵麻にうっかりキスしてしまうという大事故を引き起こしてしまいました。
謝罪する浩一でしたが、この一件で恵麻は自分が浩一のことが好きだと気付いてしまいます。
彼女がいる浩一を好きになってしまった恵麻はどうするのでしょうか。
中々面白い展開になってきました。
次回も楽しみです。
まとめ
以上、『はらはら恋々』12巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
家賃滞納で仕事が手につかなくなり何も考えられない浩一。
疲労困憊で寝ぼけた浩一は恵麻にキスをしてしまうのでした。
もし、同じような非日常な恋愛漫画が気になるという方は、以下作品もおすすめですよ(^^
- 闇深:
- エロ:
- 伏線:
- 著者:千代
- 巻数:8巻(完結)
高校教師のラブリンが女子生徒・幸子に禁断愛を寄せるも、その異常性愛っぷりはガチサイコ。夜な夜なベッド下で全裸で息を潜め、熟睡中の幸子を相手にするド変態。完璧な仮面と戦略で邪魔者を蹴散らす、一直線な恋は逆にピュアと言えるのか…。
- 闇深:
- エロ:
- グロ:
- 著者:千田大輔
- 巻数:10巻完結
ある日、コスチュームカードをキャラに実装させるバトルゲームの世界に転送される渋谷メイ。痛覚が伴うグシャっと毎回やられて精神ボロボロ。そこへ救世主の同級生で上位ゲーマー秋葉が協力するも謝礼は性的なアレ…。仮想&現実でも地獄のメイが取った行動とは?
- 闇深:
- エロ:
- 伏線:
- 著者:海道ちとせ
- 巻数:8巻(連載中)
元隣人のイケメン留学生が、壮絶な過去の記憶にフタをした幼なじみと同居し、彼女を自分なしでは生きられないよう着実に洗脳していくヤンデレ漫画。賛否両論の中でいよいよ最終回へ突入!
- 闇深:
- エロ:
- 魔性:
- 著者:長崎さゆり
- 巻数:6巻(連載中)
魔性女を描く伝道師・長崎さゆりの最高傑作。虐待→覚醒→多重人格→サイコ男を操り、嫉妬錯乱の女を人生終了させるという若干小学生の激動ストーリー。人間のあらゆる欲望が彼女の周りで蠢き、人間の進化の如く適応能力を発揮して打破するシーンはため息もの!
- 闇深:
- SF:
- グロ:
- 著者:宮月新/向浦宏和
- 巻数:8巻(完結)
真琴と危機迫る病床の妹だけが昨日にタイムリープ。翌日を迎える手段が「その日人を殺すこと」と判明。いじめ主犯や暴行魔、サイコ女をターゲットに確実に日数を進めるも、このSFを暴いてくる異常刑事とも鬼バトルを展開。絶望感が病みつきになる完結作!