サスペンス

君が僕らを悪魔と呼んだ頃7巻のネタバレ感想!善良な夫婦が半狂乱?

かつてクラスメイトを蹂躙してきた胸糞男子が、高校入学後にある事件で記憶喪失になり、闇討ちの如く虐めてきた人間から復讐される漫画『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』7巻の、

をまとめて紹介していきます!

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君が僕らを悪魔と呼んだ頃7巻のネタバレ

『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』7巻は11話分(67〜77話)ありますので、まずは順番にネタバレしていきますね!

  • 君が僕らを悪魔と呼んだ頃(67話)

    崩壊する兄としての信頼!?

    悠介、涙の土下座から翌日。

    蒼志は“悠介は自分が養っている!”と考え、ご飯の量を遠慮させたり、ゴミ出しの手伝いを促すようになります。

    でも、悠介に好意を寄せる茜は、蒼志の態度が傲慢に思い、“悠介は自分達が頼んで住んでもらってる”と、食い気味に反発

    “自分が食わせてやってるのに…”

    ニャン玉
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    悠介を擁護する妹達に、不満が溜まる日々だニャ。

    現場でも注意力散漫になり、“たまには息抜きも”クラブへ連れて行く上司&加地。
    そして、初の酒池肉林に溺れる蒼志。茜からの電話も取ることなく…

    その頃、熱で倒れた悠介はうわ言で“ゴメンなさい”と連発。看病する茜は、蒼志と連絡が取れず、不安なまま夜を明かし…

  • 君が僕らを悪魔と呼んだ頃(68話)

    羽生ダムの夫殺しの犯人は…?

    翌朝、復活した悠介は朝食を振る舞い、礼を言われて照れる茜。

    トイレを覗くと、酔いつぶれて寝ている蒼志が…不満爆発の茜。それを制し、寝かせてやるよう諭す悠介。自分が知っている兄の姿でなくなっていき、不安が募る茜。

    ニャン玉
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    【シーン変更】羽生ダム事件の被害者宅だニャ。

    豊田大が、顔判別不可なほどハンマーで殴られた犯行現場

    警部は部下の柴崎に、本件についての考えを尋ねます。“最初は歓迎された同居人だけど、最終的に夫婦に虐げられた”。つまり、その恨みが溜まり犯行に及んだと推理。

    でも、怨恨の動機にもかかわらず、千恵は外傷もなく、ダムに身を投げたのはなぜか?その時、凶器(ハンマー)の指紋の主が誰なのか、認証結果が届きましたが…

    “指紋の持ち主は、ダムで沈んだ妻”

    驚愕する柴崎ですが…、夫妻の心を巧みに操り、妻に夫を殺させたと睨む警部。

    「それこそ考えうる限り、一番残酷なヤり方じゃねぇか?」

  • 君が僕らを悪魔と呼んだ頃(69話)

    何もかも都合が良すぎる…!?

    “ユーちゃんという人物が、千恵に夫に対する憎悪を燃やさせ、犯行に及ばせた”

    千恵が残した飼育日記を読みながら、恐るべき推理を働かせる警部…(以下日記)

    子供ができたら勇(ゆう)と命名する予定だった。

    子犬を拾った千恵は、その愛着心からユーちゃんと呼んだ。

    翌年3月に忽然と姿を消した子犬

    その1週間後、ホームレス姿の悠介が首輪を持って登場し、夫妻を案内した先は、自分で作った死んだ子犬の墓。

    悲嘆する千恵ですが、弔ってくれた悠介に感謝。

    風呂とご飯を振る舞うも、その翌朝悠介は去って行った。

    ここまでは良かったわけです。でも、キッカケさえあれば状況は勝手に進み出す…

    夫妻崩壊に導いた引き金について、話を進める警部。

  • 君が僕らを悪魔と呼んだ頃(70話)

    坂道を転げ落ちる豊田夫妻

    毎日欠かさず犬の墓に献花する千恵は、道中で不良とすれ違う。

    聞こえた言葉は、“ホームレス”、“汚ねえ石に「謝れ」の一点張り”。

    察した千恵が急いで向かうと、墓前でボロボロの悠介を発見。

    手当後、眠る悠介の傍らで、夫から事実を聞かされる千恵。

    “不良にいじめられていた犬を庇った”けれど、間に合わなかった…。

    そして、その後も不良たちに壊されまいと“必死で墓を守ろうとした”

    健気な悠介に涙する千恵は、しばらく置いてやりたいと提案し、夫も同意。

    (その時、悠介は薄眼を開けて夫妻の会話を聞いていました…

    悠介との同居生活が始まってから、坂を転げ落ちるように荒廃していった夫婦生活

    そして…夫は妻に撲殺され妻はダムで入水自殺。この救いようのない結末を、

    “この男による悪魔のような企み”と結論。全てがこの男のシナリオ通りだったらと…

  • 君が僕らを悪魔と呼んだ頃(71話)

    キレた蒼志に笑みが溢れる悠介!?

    ニャン玉
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    【シーン変更】悠介が緑を迎えに行った帰り道だニャ。

    “「お店」や「お金が…」など、今まで聞いたことのない言葉でケンカしている”

    兄姉の様子がおかしいと打ち明ける緑に、“茜の美味い飯食って仲直りだ”と不安を和らげる悠介ですが…

    帰宅すると家の中がメチャクチャ。
    茜は膝を抱えて震えて、ただ泣くばかり…

    “義父か?”“泥棒か?”と聞くも首を振り、じっと一点を見つめる茜に、ついに悠介は禁断の一言を差し向けます…

    “あ、蒼志…か?蒼志なのか?なぁ、そうなのか!?茜!”

    瞳孔は開き、まさに人間が悪魔に取り憑かれたような喜悦の表情を見せる悠介。

    きっかけは、悠介にも家賃を払ってもらい茜も学校辞めて働けと言いのける、酔っ払い蒼志。

    茜は“あのアクマ(義父)と同じ”だと言い、キレた蒼志…

    “なぜこんなことに”と、苦悶にあえぐ茜。“へへへっ、そりゃこっちが聞きてぇよ”
    そう言って、“自分はただ生きてるだけなのに!!”と笑いながら自問する悠介…

    「違うよ!」

    悠介が義父から助けてくれた紛れもない事実を訴え、手を差し伸べた緑。そのまま、蒼志を迎えに行こうと2人を引っ張っていきます。

  • 君が僕らを悪魔と呼んだ頃(72話)

    悠介が耳元で囁いた言葉は…

    その夜、キャバクラで酒を煽る蒼志を見て、家族は大丈夫か…と心配する加地。

    “悠介がいるから心配ない”と笑う蒼志の目から涙が…

    “誰にも必要とされていない自分”を慰めようとするキャバ嬢。思いっきり振り払った蒼志は、そのまま倒れてしまい…

    ニャン玉
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    ここから蒼志の夢の中だニャ。

    義父に殴られ金を奪われるも、妹達を守るために犠牲になることを厭わない蒼志。

    茜が働くと言い出すも、そんなことは頑として認めず、自分が腹一杯食わせてやると言うも、一人で守る自信もない。

    “俺が二人を支えてるつもりが、ずっと俺の方が支えられてたんだな…けれどもう”

    ニャン玉
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    そして、夢から覚めるニャ。

    目覚めた蒼志に、加地は悠介に謝るよう言い、茜と緑と加地はアイスを買いに退出。

    悠介と2人きりに…どんな気分かと聞かれ、二日酔いで頭痛が酷いと答える蒼志に、

    「必死に守ってきた居場所を俺に盗られ、どんな気分かって聞いてんだ」

  • 君が僕らを悪魔と呼んだ頃(73話)

    悠介の悪魔発言に大爆笑!?

    守り通してきた“頼れるお兄ちゃん”が、突然現れたホームレスにかっさらわれ、ポッカリ空いた心の穴。それを酒と女で埋めるため、家の金をつぎ込み窮地に追い込まれ、

    “惨めだねぇ”

    泣くほど悔しいか?と煽る悠介に、なぜか爆笑の蒼志

    “以前、俺が疑った時といい、ホンット嘘つくの下手っすね”

    突然キャラ変し、怒らせようとする悠介の狙いは…“出て行け”と言わせること。

    でも、自分が勝手に独り相撲を取り、悠介に負い目を感じて欲しくないと答えます。

    戻ってきた妹達も悠介を引き止めます。

    ただ、茜に抱きつかれた瞬間、泣きながら全く同じことを言った千恵と、ボートに乗せた大の亡骸を思い出し、口を抑えて真っ青なまま倒れた悠介。

  • 君が僕らを悪魔と呼んだ頃(74話)

    悠介の引越し先はというと…

    “どうよ?そろそろ大黒柱としてのメンツは回復できそうか?”

    あれから2週間後、解体現場の休憩中、加地に聞かれて渋い顔をする蒼志。

    ニャン玉
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    ここから退院後シーンだニャ。

    土下座して茜に許しを請う蒼志は、“使い込んだ金をキッチリ返す”と誠意全開。お金は蒼志が稼いだものだから…と言う茜。

    “これで仲直り!”と、明るく緑にまとめられ、苦笑する二人。

    退院後、金欠の蒼志に資金援助してくれた悠介。蒼志は、家賃と生活費を助けられたことを振り返ります。

    さらに、蒼志たちの家を出て、たまたま空いていた隣の部屋に引っ越し、頻繁に緑の幼稚園の送迎をしてくれる悠介。

    全ては蒼志の采配。皆んな悠介と一緒にいたいと改めて伝えると、悠介は物憂げに自分だったら潰れてるとつぶやきます。

    そう言った後、玄関チャイムが鳴り、緑かと思った蒼志がドアを開けると、

    “やっと見つけた。この人殺し”

  • 君が僕らを悪魔と呼んだ頃(75話)

    恩田夏樹と悠介の関係とは?

    突然、悠介の胸ぐらをつかむメガネ女を、何やってんだと止めに入る蒼志。
    そして、部屋から出てきた妹達を見て…

    “なるほどね。もう次の獲物に目をつけたわけだ”

    不審がる茜に、名刺を差し出すフリージャーナリスト 恩田夏樹。

    悠介を数年間追いかけてきた恩田は、彼が一体何をしてきたか話そうとしましたが、あっさり断る蒼志。そして、追い返す緑と茜。去り際にまた出直すと言う恩田。

    解体現場の先輩上司にも恩田の一件を話すと、すでに聞き込み済みとのこと。

    加地は恩田の話も念のため聞いた方が良いと促すも、悠介を疑うことなんて決してできない蒼志は笑って誤魔化すだけ。


    ニャン玉
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    そして、この1週間後のシーンに移るニャ。

    ナイフ片手にぶら下げた蒼志の目の前に、血まみれの義父が横たわる姿が…

  • 君が僕らを悪魔と呼んだ頃(76話)

    義父と恩田が手を組んだ…!?

    悠介の誘いで、鍋を囲いながら、団欒を楽しむ蒼志たち。

    “恩田が言ったことは全て本当の事だ”と訴える悠介を、全く信じようとしない蒼志。

    ニャン玉
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    シーンは再び、義父を見下ろしながら苦笑する解体現場に移るニャ。

    義父という悪魔と、悠介が同じなはずがないと言い聞かせる蒼志。

    “なんか喋れよ…アンタが俺を呼び出したんだろ!!”

    ニャン玉
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    再び恩田が来た翌日に移るニャ。

    “ヨォー、蒼志ィ、久しぶりー”

    3ヶ月ぶりに掛かってきた義父の電話に、警戒心むき出しの蒼志。

    義父は恩田から一部始終を聞かされ、悠介をムショ送りにすると計画!?焦った蒼志は、一旦待つように交渉すると…

    “1週間後に10万持って解体現場に”

    義父の要求に応じる蒼志。護身用のナイフをギラつかせながら、

    (今度は俺が、ユースケさんを守る番だ)

  • 君が僕らを悪魔と呼んだ頃(77話)

    義父を殺した犯人とは…?

    金曜朝、相変わらず不在の悠介。玄関チャイムが鳴り、顔を出したのは例の女記者。

    “義父はクズ人間”だと言い、なお義父を利用してまで悠介逮捕にこだわる恩田。胸ぐらを掴んで、追求する理由を聞く蒼志。義父よりもはるかに危険だと答える恩田。

    ニャン玉
    ニャン玉
    ついに金曜夜になったニャ。

    10万円護身用のナイフを持って辿り着いた解体現場。そこには、すでに死んで横たわっている義父の姿が…

    土曜早朝、ガバッと起きた蒼志は、昨晩の件を必死で整理。

    その時、玄関チャイムが鳴り、現れたのは恩田ではなく、まさかの警察。

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君が僕らを悪魔と呼んだ頃7巻の感想・考察

今回は、悠介が自分に宿している悪魔に、もがくシーンがありました。もう二重人格です。

ニャン玉
ニャン玉
自責の念なのか…苦悶する悠介を目の当たりにした姉妹は、何とかして悠介の責任ではないことを訴えたかったはずだニャ。

そこへ、ちょうど緑が「自分を助けてくれた」まぎれもない事実をもって、悠介を解放へと導きました。まさかとは思いますが、それすらもシナリオ通りって可能性も…(笑)

加地の客観的視点に期待…!

中学から20歳までの数年間、忍耐と必死の努力で築いてきた姉妹の信頼が、2週間かそこらで水泡に帰したと思うとやりきれませんね。

ニャン玉
ニャン玉
それほどに、人間の心というものは弱く脆いものなのか…ニャ。

悠介手の届く内部にいると、こんなにも追い込まれてしまうのかと怖さを感じるます。

しかし、その反面、外部の勘の鋭い人間からは、そのカラクリ(シナリオ)が見えるのではないかと思いました。

もしそうなら、蒼志を客観的に見守っている加地なら、悠介の本質が少なからず見えているのではという期待が持てます。

警察に疑われた蒼志がとった行動とは…

ついに警察が絡んできて、犯人でもない蒼志が精神的に追い詰められる構図ができました

ニャン玉
ニャン玉
あとは、悠介が姿をくらましておけばOKだ…ニャ。

自然と蒼志が壊れて、警察や恩田に手を上げて逮捕されるか、追い詰められて事故死という展開を待つだけになりました…

ただ、警部が有能っぽいので、悠介の張り込みと同時に、蒼志の動向も追っかけるコトにしたっぽいですね。

義父の死体を片付けたのが警察だったら、蒼志は保護される側に回るため、悠介の計画は破綻する可能性が高まります。

ニャン玉
ニャン玉
逆に、死体を隠したのが悠介なら、蒼志は言い訳で警部の手から逃れ、悠介が疑われないように普段通り振る舞うニャ。

そして、こっそり死体探しに馳け回るうちに、悠介とバッタリ会い、悠介は自分が義父を殺ったと言い迫ります

①茜誘拐未遂、②蒼志の急性アル中で入院、③恩田が来た日の鍋会。

3度悠介が持つ悪魔の顔を見ながらも、悠介を信じた蒼志は、4度目の悠介の顔を見て、それでも信じることができるのでしょうか?

あくまで予想ですが、なんにせよ蒼志が報われる形であってほしいなとは思います。

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まとめ

以上、『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』7巻のネタバレと感想・考察の紹介でした。

最後までお読みいただきありがとうございました(^^

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