この記事では、白石なぎさ先生の漫画『レンタル妻』8巻のネタバレ・感想を紹介します。
『レンタル妻』8巻のネタバレ紹介
今回の依頼者は女の子を育てる父親
起きてきた純一に気付いたミユは洗い物をしながら挨拶。
ミユがオフだと忘れていた雰囲気の純一に昨日伝えたのにと呆れます。
リビングのテレビでは女優と俳優夫婦の話題が流れていました。
女優が妊娠を発表したという話題でしたが、俳優の旦那の不倫が発覚し離婚寸前と言われていたようです。
これはつまり許したということではないかと盛り上がるエンタメニュースを見ながら、あんなゲス不倫する奴が改心するわけがないと悪態をつく純一。
ミユはその様子を冷めた目で見ていると、仕事の連絡で代理をお願いしたいと書かれていました。
仕事の連絡を見て今日も仕事に行けると明るくなるミユ。
純一に代理を頼まれたと伝え出掛けます。
純一は自分のご飯はと質問しますが、お弁当買ってとだけ残して仕事に向かうのでした。
会社の車に乗り依頼者の元へ向かうミユ。
会社の人は「外泊デートプラン」に対応出来る人がいなくて困ってたから助かったとミユに話します。
今回は動きやすい服装を指定されていたため、観光地かもと楽しそうなミユ。
最近のミユを様子を心配していたのもあり、ミユの変貌に喜ぶ会社の人。
ミユは悩んでいたがこの仕事に救われた、精一杯頑張ると話します。
安心した会社の人は無理だけはしないようにとだけ念を押すのでした。
依頼者のマンションへ行くためエレベーターを待つミユ。
そこへ父親を急かし走ってきた女の子。
満面の笑みで挨拶をされ、可愛いとミユも笑顔で挨拶します。
少しして父親が現れ、遅いことを怒る女の子。
そんな2人と一緒にエレベーターに乗るミユでしたが、部屋に着くと依頼者は先程の親子。
家に上がりお茶を出されたミユ。
父親は娘を紹介し、名前は陽菜というそうです。
困惑するミユに父親は2人で話があるからと陽菜を離れた場所に行かせます。
ミユは申し訳なさそうに、子供のお世話は受けれないことを伝えます。
父親は陽菜にとってミユは「遊びに来たお姉さん」だから母親をしなくても良い、あくまで自分の妻を演じてくれれば良いと話します。
陽菜を見つめながら複雑な表情を浮かべるミユに、たった1日だけでも「妻」の存在に癒されたいと話す父親。
悲し気な瞳をする父親に不快事情を感じ、全力でサービスをすると伝えるミユなのでした。
ミユの仕事に勘付いている陽菜
話が終わり陽菜を連れて出掛けることに。
出掛ける準備をする陽菜が何やら悩んでいるのでどうしたのかと訊ねると、お出掛けするから綺麗にしたいが髪が上手く結べないと話す陽菜。
まだ小さいのに高い美意識を持つ陽菜に感心するミユ。
ミユはそれならと提案するのでした。
父親が準備をして2人の元へ行くとバッチリに決まった陽菜の姿がありました。
驚く父親にミユがしてくれたと上機嫌の陽菜なのでした。
その後3人がやってきたのは遊園地。
ミユの手を握り楽しそうに歩く陽菜。
父親に子守りはさせないと約束したのにと謝られますが、自分も楽しんでいるから気にしないでと伝えるミユ。
そして様々なアトラクションを3人は楽しみ、一旦休憩することに。
陽菜がマスコットと遊んでいるのを見ながら自分の時は妻、陽菜の時はお姉さんとして振舞ってくれるミユに感謝する父親。
そんな父親に自分を呼んだのは陽菜のためでしょと質問するミユ。
父親はそれを認め謝罪し、事の経緯をミユに話すのでした。
父子家庭のため陽菜に淋しい思いをさせているため、こういう時にどうしたら分からず陽菜を遊園地に誘ったそうです。
しかし陽菜は父親の仕事が大変だということに気付いており逆に気を遣われてしまう始末…。
その結果自分の友達に誘われたと嘘をついてしまったのでした。
陽菜が乗り気になったのは良いが今度は友達をどうするかという問題に直面した父親。
そんな時に「レンタル妻」の広告を見つけたという流れで現在の状況だそうです。
改めてミユを利用してしまったことを謝罪する父親。
そこへマスコットから風船をもらって嬉しそうに2人の元に戻って来た陽菜は風船をミユにプレゼントするのでした。
遊園地からホテルに移動した3人。
陽菜は遊園地で遊び疲れたのかグッスリ眠っていました。
陽菜が楽しそうなのを久しぶりに見れたことに感謝する父親。
それを聞いて良かったと返したミユは、今度は夫婦の時間だと話します。
そんなつもりはなく、陽菜の相手をしてもらったからと話し父親は慌てますが、自分の仕事は「おねえちゃん」じゃなく「妻」だと伝えるミユ。
自分に仕事をしないで寝ろと言うのかと父親に迫ります。
未だ葛藤する父親の股間が膨らんでいることを指摘し、バスローブを脱ぎ始めるミユ。
我慢が出来なくなった父親はミユと行為を始めます。
少し声が大きく陽菜が起きそうになったため、お互い声には気を付けながら最高潮に達するのでした。
ことも終わり父親はミユに自分と陽菜の相手をしてくれたお礼を言います。
ミユはそれはあなたが本当に望んだからここにいると笑うのでした。
翌朝、ホテルのチェックアウトが終わるのを待つミユと陽菜。
2人きりになった時、陽菜はミユに父の友達をしてくれてありがとうとお礼を言います。
仕事が終わり1人になったミユは陽菜が賢い子だと感心し、あんな小さい子でも思いやれるのにと家での純一の態度を思い出します。
どっちが子供なんだかと呆れるミユなのでした。
『レンタル妻』8巻の感想・考察
今回の依頼者は父子家庭の親子。
本来はダメでしたが子供の相手もしたミユでしたが、父親のことを思いやれる陽菜は薄々勘づいていて気付かないフリをしていました。
こんなに親を気遣える子供は凄いです。
しかし、そんな思いやりを持った子供を見ると純一の残念さが際立ってしまいます。
ミユは陽菜と比べて呆れるしかないのでした。
純一といるのが少し辛いのか仕事があると元気になるようになってきたミユ。
段々家庭崩壊気味になってきましたが大丈夫なのでしょうか?
少し心配です。
まとめ
以上、『レンタル妻』8巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
父子家庭の親子の元へ仕事に来たミユ。
依頼者の娘の陽菜の思いやりや気遣いにただただ感心するのでした。
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