私が15歳ではなくなっても。13巻ネタバレ感想！意識が戻ったシイナが直面した現実

この記事では、あむ先生の漫画『私が15歳ではなくなっても。』13巻のネタバレ・感想を紹介します。

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『私が15歳ではなくなっても。』13巻のネタバレ紹介

医師がベッドに横たわるシイナに決断を迫ります。

決断の内容は産むのか中絶するのかという２択で、シイナは妊娠15週目なのでした。

１週間前、病院で意識を取り戻したシイナ。

意識が戻り混乱するシイナに医師は状況を説明します。

シイナはここあに胸を刺されてから３か月間眠り続けていたとのこと。

続けて医師が何かを伝えようとしますが、刺されたことを薄っすらと思い出しパニックになるシイナ。

医師が心配そうにしていると、カーテンを開けて慌てた様子で飛び込んできた正太郎。

正太郎は良かったと泣きながら駆け寄りますが、すぐに中絶しようとシイナに提案。

全く状況が分からないシイナはただただ言葉を失うのでした。

そして現在に至るのでした。

医師は中絶手術が受けられるのは妊娠21週６日までで、母体の安全を考え早めに決断して欲しいと伝え、何にしても残り１か月半以内に決断しなければいけないと説明。

来週には退院のため、自分の責任に向き合わないとと言われるシイナ。

今自分が置かれた状況もよく分からず苦しむのでした。

看護師に援助交際の相手しかお見舞いに来ないことを気の毒だ等言われながら入院生活を送るシイナ。

少ししてなんと母親がお見舞いに来ました。

意識が戻って良かったと言う母親に少し希望を感じたシイナでしたが、すぐにその僅かな希望は消えてしまいます。

母親は、子供を産むことは人生を捨てることだから感情移入せずに中絶するよう迫ります。

子供を産むことの世間の考えは違う、衝動的な一時の感情で一生覆せない責任を抱え人生無駄にする等とだけ伝え、続けて15歳のシイナには責任はないため慰謝料１０００万はいけると話す母親。

母親はそれだけ伝え、あとは着替えを置いて帰って行きます。

シイナは以前自分の15歳の身体は唯一の価値、まだ若く価値がある内に１０００万くらい稼いでやると言ったのを思い出しますが、この虚しい結果に号泣するのでした。

翌週、退院したシイナを迎えに来た正太郎。

一緒に歩きながら正太郎はシイナに謝罪します。

しばらく歩くとシイナは家に帰りたくないとボソッと呟きますが、それを聞いた正太郎は困ったような表情を浮かべます。

シイナはあれから正太郎はどうしているのかと質問します。

正太郎は口ごもりながら川に架かる橋の下を指し、そこに住んでいると答えます。

橋の下に置かれた寝床を見て驚くシイナ。

正太郎はシイナをここあがいじめていたこと、刺したこと、正太郎は妊娠させたこと、家族を自分が不幸にしたこと等全部自分が悪いから、これは当然のことだと話します。

だからこれで良いと話す正太郎に困惑するシイナ。

自分が正太郎に行為を強要したからでと言いながら、シイナは医師の言葉を思い出します。

「自分の責任に向き合うこと」という言葉が頭の中に蘇り、この状況は自分が作ってしまったことに気付き、改めて産むのか中絶するのかの選択に向き合わなければと感じたシイナ。

土手の上を仲良さそうに歩く家族を見つめ、母親の言葉「子供を産むことは自分の人生を捨てること」と言う言葉も思い出します。

固まるシイナを心配そうに声を掛ける正太郎。

現在妊娠16週と１日のシイナは家に帰りたくなくなり、一緒に暮らすのはどうかと正太郎に提案するのでした。

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