この記事では、単行本『炎炎ノ消防隊』22巻のネタバレと感想を紹介します!
炎炎ノ消防隊22巻のネタバレ
22巻の見どころは全部で9話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!
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Point1(187話)
バーンズが祈り続けたのは…
シンラとジョーカーはバーンズと戦っていたが、中々決着がつきませんでした。
どうして桜備とショウがこんな目に遭わないといけないのか、何故白装束に力を貸すのかとバーンズを糾弾して攻撃を仕掛けるシンラ。
対するバーンズは自分は神に仕える僕だと言って、シンラの攻撃を防ぎます。
そして自分も他の者達も一人の人間だと、自分はこの国や世界のために祈ってきたと語るバーンズ。
バーンズはアドラリンクで伝導者を見た後、ジョーカーに何を言われようとずっと祈り続け、最終的には祈る事が目的になっていました。
バーンズはシンラにお前は何も叶えられず、何も出来ないと言って白装束に桜備に蟲を入れるように命じ、彼を焔ビトにさせて…
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Point2(188話)
復活したエクスカリバーですが…
蟲を埋め込まれて焔ビトにされようとしていた桜備。
しかし、鍛えに鍛えた筋肉によって、蟲は体内に入り切れず無事でした。
そんな姿を見た火縄達は応援。
白装束は更に3匹の蟲を放つも、鋼の筋肉の前では無意味。
“平気なのは火事場の馬鹿力によるもので、油断をすれば焔ビトになる可能性がある“と呟くバーンズ。
シンラはバーンズをぶっ飛ばすと決意。
その頃、ドラゴンは発火能力を使用としたであろう、強烈な衝撃波を放ちます。
火縄達を吹き飛ばすが、何とか無事だったアーサー。
アーサーはドラゴンスレイヤーの称号を与えると言い、エクスカリバーの刀身を復活させます。
そして、渾身の一撃をドラゴンに浴びせるのでした…
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Point3(189話)
ボロボロになったアーサーは…
渾身の一撃をドラゴンに浴びせるアーサー。
しかし、攻撃は通じませんでした。
ドラゴンの攻撃は風圧だけでもダメージを与え、鼻血を流させる程の威力。
しかし、怯まず挑むアーサー。
心臓に当たる箇所を積極的に攻めるのを褒めるドラゴン。
意味を成さない火縄の援護。
次第にボロボロになり、息吹に飲まれるアーサー。
まともに喰らった彼はプラズマントを身に纏い…
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Point4(190話)
真の力を出すドラゴン‼
ドラゴンが吐き出した息吹を、プラズマントで防いだアーサー。
ドラゴンスレイヤーになると改めて宣言してドラゴンに斬りかかっていくアーサーですが…
ドラゴンの鱗が原因で彼は鼻血を出します。
斬りつけた腹部からヒラヒラと舞い始めた鱗。
まるで焔ビトの体みたいで、恐るべしと感じるアーサー。
人間ながらよく頑張ったとアーサーを評価したドラゴン。
強烈な拳の一撃をアーサーに叩き込んで吹き飛ばし、壁に激突させます。
やがて自分の体を次第に焔ビトの姿へと変貌させていくドラゴン。
その頃、自分の過去に起こった事件を独自に捜査していた火華。
それらにドッペルゲンガーが関係している事に気づき、正体が分かれば真相に辿り着ける事が出来ると思っていました。
エクスカリバーとプラズマントが無ければやばかったと言いながら、再びエクスカリバーを振るアーサーですが…
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Point5(191話)
ぶつかり合うそれぞれの意地
自由自在に焔ビトになる事が出来るドラゴン。
最大パワーで繰り出すも破壊されてしまったエクスカリバー。
黒い翼を広げながら人間イコールダストだと言い放つドラゴン。
その頃、ジョーカーと共にバーンズと戦っているシンラ。
彼の口から火事場の馬鹿力を発動させている桜備は長くはもたないと言われます。
カードで攻撃するジョーカー。
全ての攻撃を受け止めるのが自分の責務だと言って攻撃を受け止めるバーンズ。
この国を変えられたのかと問われるも、変えるのはダークヒーローではなくヒーローだと言いながら戦うジョーカー。
攻撃を受けながらも、反撃したシンラ。
彼らは意地だけでお互いの信念をぶつけ合い…
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Point6(192話)
激化するシンラVSバーンズ
意地のぶつけ合いとなったシンラとバーンズの戦い。
ただ見守っていましたジョーカー。
”お前には何も変えられない”と言うバーンズ。
”これからだ”と答えて蹴りを繰り出すシンラ。
しかし、足を掴まれて止められます。
彼は振り回して投げ飛ばそうとするも、足から炎を噴出させて脱出するシンラ。
再びバーンズに迫って、顎に一撃を叩き込むシンラ。
連続蹴りを繰り出すシンラに対し、彼の両足を掴んで地面に叩きつけるバーンズ。
それでも蹴りを叩き込むも、バーンズに拳の一撃を喰らってしまい、倒れてしまいます。
バーンズはシンラの頭を掴むと、顔面に拳の一撃を叩き込みます。
ジョーカーは加勢しようとするも、途中でやめてシンラの名を叫びます。
体の体勢を変えて蹴りを叩き込むシンラに、拳をお見舞いさせるバーンズ。
只の悪足搔きだというバーンズ。
足掻(あが)かずに従順なのが好きなのかと言い放つシンラ。
対してバーンズは…
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Point7(193話)
シンラの想いは届くのか?
ヒーローになると、その信念を納得するまで見せると言い放つシンラ。
同時に、母親と弟のショウの事を絶対守ると言う約束をしたのを思い出します。
2人を守るためなら、例え敵が神だろうと世界だろうとぶっ飛ばすと告げます。
そんな彼の強い思いが、洗脳されている弟のショウの心にも届いていたのです。
幼少期に全てを失ったシンラ…
”命は全て大事だと、その中でも守りたい命がある”と言います。
オーバーヒートが近づいている中、バーンズに強烈な蹴りを叩き込むシンラ。
そんな彼を見ていて、若い頃を思い出します。
”獅子は厄を祓う存在だ”とラフテル三世に言われたバーンズ…
その事を光栄に思っていたのです。
バーンズは神は滅亡を望んでいると、自分は神の従者だと言うと同時にシンラの足がクリーンヒットします。
そして、バーンズは…
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Point8(194話)
決着!シンラVSバーンズ
ステージ5へと到達したバーンズ。
彼は全身が炎に包まれていました。
怯むことなくバーンズに蹴りを浴びせるシンラ。
バーンズの熱量に思わず離れそうになるも踏ん張ります。
シンラの胸を掴みながら”伝導者は神だ”と言うバーンズ。
”自分は絶対に認めない”と言い放つシンラ。
そんな彼に”全てを吹き飛ばせ”と煽り始めるバーンズ。
”誰にも止められない、自分の蹴りはどんな火災も吹き飛ばす”と言ってバーンズを吹き飛ばすシンラ。
小さな黒い鬼のような形のものがバーンズの胸から飛び出します。
それと同時に負けを認めるバーンズ。
”どうして自分の攻撃を全て受け止めたのか”と聞くシンラ。
全て受け止めるだけだと、世界よりも強くなれと言うバーンズ。
そして彼は…
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Point9(195話)
バーンズ散る!
鬼に似ている影の存在に刺されたバーンズ。
ドッペルゲンガーかと驚くシンラ。
その頃、白装束と関わりがあったレッカの勤務表を見ていたカリムとフォイエン。
アイリスと火華が昔住んでいた孤児院を訪ねていた事から、ドッペルゲンガーと関係があったと悟る2人。
その頃、ドラゴンと戦うマキ。
彼が放つ攻撃を何とか防ごうとするも防ぎきれないと察して攻撃に飲まれます。
そして、そこに現れたハウメアたち。
バーンズのもとに鬼が現れたことを伝えると、“柱以外を始末する”と言い放つのでした。
その頃、鬼に刺されながらも“白装束はシンラには手だししないはずだからすぐに逃げるように”と促すバーンズ。
“桜備達を連れて逃げるように”とシンラに言ったバーンズ…
祈りを捧げながら彼は黒い渦に飲まれたのでした。
その頃、シンラ以外を始末しようとする白装束の一味。
そんな彼らのもとに…
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炎炎ノ消防隊22巻の感想・考察
桜備は焔ビトになってしまうのか…?
バーンズはシンラの心をへし折ろうと言わんばかりに、白装束に命じて桜備を焔ビトにしました。
最後の描写から見たら桜備が焔ビトになっているように思えますが、もしかしたらなっていないかもしれません。
桜備は蟲が入りそうになって唸り声を上げていましたが、実際は蟲は入れない可能性があります。
その根拠は次回のタイトルである『鋼の鎧』にあります。
桜備は発火能力を持たない反面常日頃体を鍛えており、かなりの筋力を誇っています。
その筋力がまさに鋼の鎧と化する程にまで鍛え上げられていて、蟲が入ろうとしても硬すぎて入れない可能性があると思われます。
この事が真実なら、シンラも安心してバーンズと戦えるのではないかと思われます。
桜備の筋肉とは…?
今回の話は桜備が火事場の馬鹿力込みだとはいえ、鋼の筋肉で蟲を通さない程の力を見せてくれました。
桜備は元々一般の消防員から第八の大隊長まで上り詰めた無能力者です。
それ故に桜備は普段から体を鍛え続けており、暇さえあれば常に鍛えているのです。
そのおかげで途轍もない馬鹿力を手に入れ、白装束によって捕まって牢の中に閉じ込められている際も張りつけにされるまでの間、体を鍛えていたので本人曰く鋼の筋肉を手に入れて、蟲の侵入を防げたのです。
それに火事場の馬鹿力も込みによるものも含まれているので、鋼の筋肉となっているのだと思います。
火事場の馬鹿力は第七の大隊長である紅丸からシンラとアーサーは習いましたが、桜備の場合は一般消防員として常に命懸けで作業をしているうちに得たのだと思います。
この事から桜備にとって筋肉とはなくてはならないものなのです。
アーサー達の攻撃が実を結ぶのか…?
今回の話で、アーサー達が何度も何度も攻撃を叩き込んだにも関わらずに全然余裕そうだったドラゴン。
本気の本気であるアーサーの攻撃を諸共せずに逆に彼の攻撃を褒める余裕さえ見せているドラゴンですが、いずれアーサー達の攻撃が実を結ぶのではないかと思います。
例えどんな相手であろうと、何度も何度も攻撃を繰り返していけばいずれ綻びが出てくるものです。
今回の話でアーサーはドラゴンに対して心臓がある位置を中心に本気の攻撃を仕掛け、火縄も致命傷になる箇所に銃弾を浴びせています。
幾ら頑強な体をしているドラゴンでもやがて倒れる瞬間が来るはずで、アーサー達がドラゴンの強烈な攻撃を耐えながら攻撃を仕掛けていれば勝機が来るものと思われます。
アーサーの戦意は落ちてしまう…?
前回と今回におけるドラゴンとの激しい戦いの末にアーサーのエクスカリバーが折れてしまいました。
この事からアーサーの戦意が極端に下がってしまうのではないでしょうか。
アーサーは騎士王になることを夢見ていて、発火能力もエクスカリバーやプラズマントを見る限り騎士をモチーフにしています。
それにドラゴンのような騎士が倒すべき敵を見たり、自らの見た目を騎士っぽくしたり、雰囲気がRPG風だったりする事で彼の想像力が膨らみ、戦闘力も増す傾向にあります。
その反面、騎士っぽい感じじゃなかったら戦闘力は弱くなってしまいます。
今回、アーサーの中で騎士の象徴ともいえるべき武器であり、これまで一度も折れる事が無かったエクスカリバーが折れてしまったので、これまで以上に戦闘力や戦意が著しく下がるのではないかと思います。
お互いの信念と意地が激突…?
今回はそれぞれの思いや信念や意地が激突する話になりましたね。
バーンズは崇拝するべき神のために戦い、シンラは焔ビトに怯える一般人を守るヒーローになるために戦い、ジョーカーは裏から国を変えるために戦っています。
それぞれの思いや信念や意地がこの場でぶつかっており、お互い一歩も引かない展開になっています。
シンラは悪魔の型等自らの意地を示すかのようにバーンズに攻撃をし、ジョーカーもフォーカードによる攻撃をして意地を示しているかのように感じられます。
対してバーンズは彼らの信念や意地の攻撃を敢えてこの身で受け止めて、彼らの攻撃を上回るかのようにステージ3になって攻撃をしてきました。
この事から次回も男達の意地が激突する話になると思われます。
バーンズはシンラの壁になっている…?
意地だけで戦っている両者ですが、バーンズはシンラに自分が悪足搔きをするような奴を嫌うと思っているのかと、そういう奴は大歓迎だと言っていました。
この事からバーンズはシンラに対する乗り越えるべき壁として立ち塞がっているのだと思われます。
バーンズは自分は既に老兵で、聖陽教徒として神に忠誠を誓う身だから表立って反逆しようとしませんでした。
神に対する忠誠心はハウメア達白装束も認める程でした。
この事からバーンズは国を救うのは自分ではなく、シンラのような悪足搔きをしてでも戦おうとする若者ではないかと考えたのではないでしょうか。
そして敢えて敵となって自分を倒せなければ国は救えないと拳でぶつけ合わせる事で、その事をシンラに教えたのではないかと思われます。
シンラもバーンズの言葉でその事を悟ったみたいなので、絶対に超えるとするのではないでしょうか。
2人の戦いは次回で決着が着く…?
今回の戦いでもシンラとバーンズはお互いの意地と信念をもって戦っています。
オーバーヒートが近いシンラに対して、バーンズはボルテージノヴァがステージ5にまで上がっている事からバーンズはまだまだ余裕のように思えます。
しかし、ステージ5より先はないと思うのでバーンズのパワーアップはここまでだと思われますがパワーアップしているので厄介極まりないです。
対してシンラはオーバーヒートが近づいているので早急に蹴りをつけないといけません。
とはいえ、相手がバーンズなのでそうもいきません。
オーバーヒートが近づいているという事は死が近づいているという事に繋がるので、火事場の馬鹿力が更に発揮されると言う事になります。
パワーアップした者同士の戦いはかなり激しい上に喰らった時のダメージはかなりのものなので、次回で決着が着くのではないかと思われます。
黒い鬼は新たなる柱なのか…?
今回の話で何とかバーンズに自らの意地を見せつける事が出来たシンラですが、最後でバーンズが黒い鬼の角に貫かれました。
白装束のハウメア達は新たな柱が誕生したと言っていたことから、この黒い鬼はその新たな柱なのではないかと思われます。
黒い鬼の姿は普通に考えたら鬼の焔ビトのように見えますが、恐らく白装束側の人間が焔ビトの力を保った状態の姿なのではないかと思われます。
ドラゴンも人の身体を持ちながらも、焔ビトとしての身体も持っていました。
彼以外にもそのような人間は白装束側には少なからずいると思われます。
それ故に黒い鬼の正体は焔ビトになった白装束側の人間であり、新たな柱なのではないかと思われます。
目的は失敗したバーンズやシンラ達の始末なのではないかと思われます
むーんらいと仮面の正体とは…?
ドラゴンにアーサーを倒され、殆ど満身創痍の火縄達を始末しようと白装束が迫る中、攻撃を放って彼らを守ったむーんらいと仮面。
その正体は第七の大隊長である紅丸ではないかと思われます。
理由としては彼が喋る外来語が平仮名だった事です。
紅丸が治めている浅草は江戸時代の風景が残っているかつ昔の時代の雰囲気の人々が大勢おり、普通の家やビルが実在していませんでした。
これは第七が原国主義だからで、太陽神に忠誠を誓っている者達とは一線を画しているからです。
それ故に外来語の言い方が流暢なのです。
もしむーんらいと仮面の正体が紅丸なのであれば、まさに絶体絶命である火縄達にとっては救世主的存在であり、白装束を蹴散らすヒーローとなると思われます。
まとめ
以上、『炎炎ノ消防隊』22巻のネタバレと感想・考察の紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^