この記事では、現在アフタヌーンKCで連載中の『ブルーピリオド』3巻のネタバレと感想を紹介します!
ブルーピリオド3巻のネタバレ
3巻の見どころは全部で7つありますので、ポイントごとにネタバレしていきますね!
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Point1
予備校の課題は“モチーフなし”のイメージ画
テーマは「わたしの大事なもの」。
ひねり出したイメージは“縁”。
そして、モチーフは“糸”で固まりますが、描けば描くほど迷走してしまい…
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Point2
本当に“縁=糸”なのか!?
模索する中、“F100”のキャンバスに挑戦。
何かヒントを…と、龍二とムサビに行き、そこで森先輩の“祈りの絵”に感銘!
そして、モチーフは“糸”から、環境に応じて様々なカタチに変化する“金属”に…!?
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Point3
八虎の覚醒…そして撃沈!?
“縁の絵”が絶賛。
その後は一気に、“自分の絵作り”が掴めるようになった八虎。大葉先生にも褒められっぱなしで絶好調〜
そして、コンクール作品の評価は…
まさかの下から3番目!?
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Point4
自分を自分でビンタ!?
“縁の絵”の焼き回し。
鮮度、挑戦、工夫もない。これじゃ藝大に受からない。
部屋にこもりタバコを吹かし、冷静になろうとする八虎。
そんな時、世田介から電話が入るや、即行切られてイタ電かと落ち込む。そして、大葉先生に言われたことを振り返るうちに、ハッと気づいた八虎。
“自分のコピーしようとしてた…?”
そんな自分が猛烈に恥ずかしくなり、自分を思いっきりビンタ!?
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Point5
試験までの課題が鬼!?
藝大本番までの課題は45枚、うち10枚が冬休みの課題!
これだけでも周りは、ゔっ…ってなるのに、もう10枚追加要望を出す八虎(笑)追加課題と一緒に、大葉先生から
“画材の扱いを変えると表現の幅もすげー広がるよ!”
自分なりの発明!それを探したり試してみるよう促されますが…
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Point6
世田介となぜか年越し!?
八虎が冬休み課題に没頭中、また世田介から電話が…
“初詣いかない?”
リア充ヤンキーの八虎なら100%断る…と思った世田介でしたが、まさかのツーショットで湯島天神へ行くことに!
先日、電話を掛けたことを謝る世田介ですが、今日誘った理由は言わないまま…
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Point7
世田介に嫌われて歓喜!?
カウントダウンが始まる中…
この際、本音でぶつかろうと世田介に笑顔でぶっちゃけます。
“俺 美術やってきたから 世田介くんのこと好きだし 腹ん中 煮え繰り返しそうなくらい嫌いなんだ”
一応、羨ましいの裏返しだとフォローを入れる八虎に、世田介もぶっちゃけます。
“俺は…基本的に他人には興味ないから でも 俺も矢口さん見てるとイライラするよ”
猛烈に感動する八虎と、そのリアクションにドン引きの世田介(笑)
“ただの人”だと認識していた自分を、世田介という天才が特別視している…
どんな起爆剤よりやる気の出る言葉を受け、冬休みの課題もクリア!
泣いても笑っても、あと2週間半で全てが終わる…
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ブルーピリオド3巻の感想・考察
3巻では、八虎がF100キャンバスに描いた“縁の絵”と、冬休みに表現方法の発掘作業を通した、計2回の覚醒を経た感じがしました。
成長はあっても成功が見えない!?
最初のイメージ画で、自分の奥底に残っている言葉を拾って、もがきまくるシーンが一気に吸い込まれていきました。
ブルーピリオド 3巻読んだ。
すごく良い。苦難に苦難の試行錯誤。ひたすら絵の難しさと、その壁の超え方を考えてる。成長はあっても成功が見えない。知り合いの絵を借りて作品に使っていくスタイルの漫画は過去にあったのかな。作中に登場する絵画も面白い pic.twitter.com/mCMp7tbw8g— トクタ (@comic_0032v) 2018年8月29日
【成長はあっても成功が見えない】
…って芸術世界じゃなくても、実際よくあるので共感しまくり!
ただ、佐伯先生も言っていたように、
“「失敗」という概念は一度捨ててみて そしたら今まで得た技術知識…そしてこの絵が あなたの味方をしてくれますよ”
自分の持てるモノをぶつけて実体化や成果物にさせる事で、自分の当体になるわけだから裏切ったりはしない、と解釈できて何かシックリする事ができました。
絵との境界線って?
八虎が最初に描いた“縁=糸”の絵は、“境界線が曖昧になる”感覚がなかった。
でも、金属の絵を描いている時は、評価云々を度外視してオリジナルの世界観に入り込み、絵と対話していた感じがしました。
ブルーピリオドは凄く面白い漫画です
これは3巻で鳥肌立ったシーンを私なりにアレンジした絵 pic.twitter.com/Ak5iJA1yao— バイオっさん@イラスト(低浮上) (@Biossanoekaki) 2019年2月24日
パフォーマンスというより、描き手が絵を前にしても、取り繕わずに対峙し続けた結果、他人の五感に訴えかけるモノが宿る。
自分の考えを言葉じゃなく絵で表現するって、つまりどこまで裸の自分を晒せるかってことに通ずるのかなぁと思いました。
世田介に恋愛感情を抱いている?
世田介と一緒に初詣で並んでた時、カウントダウンと同時に本音をぶつけました。
このシチュエーションがなりゆきでできるって、天然のロマンチストか!(笑)
これ、相手が女子だったら完全に告白シーン確定。
一瞬、八虎が世田介に恋愛感情を抱いている…くらいに思ってしまったほどです。
世田介に対し、性格の相性を軽く超越するほどリスペクト感が強い八虎。
八虎の一方的な思いで迷惑がっていたと思いきや、世田介も八虎を眼中に入れていた。
ある意味、このやり取りは恋愛モードに入ったと捉えても良いのでは!と、BL腐女子は考えてしまうわけで…
まとめ
以上、『ブルーピリオド』3巻のネタバレと感想・考察の紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^