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ブルーピリオド2巻のネタバレと感想!母親と世田介に泣かされる八虎?

この記事では、現在アフタヌーンKCで連載中の『ブルーピリオド』2巻ネタバレと感想を紹介します!

2巻のあらすじ

八虎が美大に向けた思いを絵で表現!それを見た堅実志向の母親も、涙の了承。

難攻不落の母親をクリアした八虎が待ち受けていたのは、型破りな予備校生たちと己の実力不足。

ユカちゃんこと龍二の失恋や、世田介からの酷評に打ちのめされ、たっぷり挫折を味わうことになる八虎ですが…

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ブルーピリオド2巻のネタバレ

八虎が引っかかっていること。

それは、一番の理解者となる必要がある親に、まだ美大受験の話をしていないことで…

母親に美大のメリットを伝えてもダメ…

学費を払ってくれる両親への了承を得ない限り、受験生にすらなれない…(ズーン)

とりあえず、いつもの空気を読んだトークで、美大のメリットを伝える八虎。

ただ、反応は今ひとつ。というのも…

自費で予備校の冬期講習に、密かに通っていたことがバレていたのです!

ますます不安になる八虎母(は〜ぁ溜息)

森先輩と絵の交換って…アオハルかよ!

翌日、母とのやり取りで疲労感ドップリの八虎は、美術室で仮眠。

すると、そこへ現れたのは憧れの森先輩!?

なんと、前から八虎の絵を好きだと言い、描いた絵の交換をしたいと提案する森先輩。

描いてもらった絵は、知恵と戦いと勝利の女神「ニケ」。勇気を得た八虎は約束します。

「先輩に渡す絵、卒業式まで待ってもらえませんか?」

ニャン玉
ニャン玉
再度、母親に美大に行きたい気持ちをぶつけるニャ。

母親を涙の説得…結果は!?

八虎が母親のために描いた絵は、“キッチンに立つ母の後ろ姿”でした。

美大進学の了承をもらうために描いた絵だと思うと、素直に喜べない母。

ただ、今度は上辺の志望動機ではなく…

絵が言葉以上に伝える力や、なぜ似顔絵でなく母の後ろ姿を描いたのかを語り始めます。

↓このシーンメッチャ泣けます!

自分の可能性を拓きたいと言う願望と、母の協力なしではできないことを伝え、

「心配だけじゃなくて、少しでいいから信用して欲しい」

そうして、絵を描いてくれたことと、自分の思いが伝わったことに感涙する母。

ニャン玉
ニャン玉
難所の母から承諾を得られてよかったニャ。

八虎が渡した絵は、“天使が見守る中で特大キャンバスに絵を描いている森先輩”

入学式を経て、いよいよ高校3年生になる八虎は、本格的に予備校デビューを果たすが…

藝大合格には絵作りが必須!?

予備校クラスは、八虎は油画、ユカちゃんこと龍二は日本画。

担当講師・大葉先生と面談中、早くも藝大キツイね発言をされ、苦笑いの八虎。

ニャン玉
ニャン玉
ちなみに、藝大入試スケジュールは次の通りだニャ。
  • 1月:センター試験(外国語・国語+1教科)/志望者1200人
  • 2月:1次試験(1日 デッサン)/300人に絞られる
  • 3月:2次試験(3日間 油彩・スケッチブック)/合格者55人

藝大合格者たちの絵を見せる大葉先生いわく、

「藝大は同じ系統の絵は1枚しか選ばない」

デッサン力は浪人生の方が圧倒的に上手…。だから現役生に求められる力は絵作り!

「まずは、“自分が何を好きか知ること”。そこから始めましょ」

美術館で買い付けごっこ?

知見を広げるため、さっそく嫌がる世田介に美術館のチケット渡す八虎。

そこへ、世田介と同じ高校の橋田遥も加わり3人で行くことになります。

橋田の美術館巡りの数に驚き、自分も置いてかれないよう、吸収意欲に燃える八虎。

ピカソの良さが分からない話から、

「芸術って“食べれへん食べ物”やと思うねん」

そう持論を語りだす橋田に、妙に納得する八虎。

「芸術は正しいかより、自分がどう感じたかのが大事やろ」

そう言って、買うつもりで絵を見る“買い付けごっこ”を提案する橋田。

美術と自分の隔たりをなくし、自分独自の視点で見るのとは、別物だと感じ取れた八虎。

画集を買って、3人で公園からあんみつ屋に行く途中、八虎が見てしまったものは…

ユカちゃんの失恋で学んだことは!?

ユカちゃんこと龍二が、前日に連絡先交換に言い寄ってた佐々木とハグ中

ニャン玉
ニャン玉
泣き顔を見せて別れた…ってことはフラれたんだニャ。

八虎とベンチでタバコを燻らせながら経緯を話す龍二。

自分が女装男子と分かり、最初は驚き、すぐに優しい笑みに変わった佐々木がかけた言葉…

「俺…“普通”だから、わかるよね?」

トランスジェンダーの龍二が、世間の常識に抗う気持ちや、女子から性的な意味ではなく好かれるのも女心を理解できる、ある種の王子様だからと思いを話します。

「俺の“好き”だけが、俺を守ってくれるんじゃないのかなあ…!」

後日の講評会でも、橋田や龍二のことはを思い出し、自分のレベルの低さを痛感する八虎

ニャン玉
ニャン玉
一番引っかかってた龍二はと言うと…

すでに次の体育会系の彫刻科・男子とイチャついてて、拍子抜けする八虎でした(笑)

世田介から喰らった酷評とは?

夏期講習は言うなれば、かつて森先輩が下から5番目だったシビアなコンクール。

コンクールでトップが予想されるのは、藝大一家サラブレッドの桑名マキ

あまりの実力差に尻込みする自分を叱咤し、とにかく絵作りをするも悪戦苦闘の八虎。

講評会でもイマイチだった絵を見つめる八虎は、通りかかった世田介に意見を求めます

「芸の上澄みだけを掬ったような絵だな」

表面的なことを真似ただけで、本質を分かっていないという酷評に、面食らう八虎

すべての名画は構図が良い!?

大場先生の面接では、描いた枚数を絶賛されるけれど、世田介の言葉で落ち込む八虎。

理由を聞いて大笑いする大場先生は、

“名画はすべからく構図が良い”ことを説明してくれます。

いい構図とは…

  1. 大きな流れがある
  2. テーマに適している
  3. 主役に目がいく
  4. 四隅まで目がいく

↓名画はこんな風に“5つの幾何学形態”で分割できる!


そして、納得いかない大場先生が、八虎の絵を幾何学に例えて、メスを入れまくります!

③④は秘密(笑)自分で模写して心を動かしていくうちに、公式を探してみようとのこと。

森先輩が下から5番目のコンクールに…

大場クラスでは、藝大家族のサラブレッド女子・桑名マキと一緒。

コンクールに向けて作品を描いていく八虎は、まず浪人生の奇抜な描き方に驚愕

ニャン玉
ニャン玉
キャンバスを切ったり、薬の調合みたいなことしてたニャ。

常識の枠内にいる八虎は、桑名の「あれも一つの工夫」という言葉に見方が変わります。

そして、森先輩が下から5番目だったというコンクールの結果は…

なんと、中の上!

ちなみに、桑名は1位…(笑)しかも、1位の人は藝大に受からないというジンクスが…

世田介が予備校を辞める!?

結果、八虎はスキルでは劣るものの、橋田と世田介よりも上位成績だったのです。

コンクール終了の打ち上げをやろうと、橋田が八虎と世田介に声をかけたところ、

「埋まんない受験絵画 押し付けやがって…俺もう予備校には行かない」

予備校は“いい絵”を教えず、“受かる絵”を教えるところ。ゆえに受かる気がしない。

去っていった世田介に悶々とする八虎。「不器用で甘えん坊さん」と軽い感じの橋田。

藝大生の作品を見たけど…

美術部の佐伯先生の勧めで、仲間たちと一緒に藝大の学祭に行くことになった八虎。

途中で、なぜかコーヒーで酔った八虎は、グロッキーになり1人休憩することに…

すると、そこに母親と一緒に見学に来ていた世田介を見つけ、とりあえず挨拶。

流れで世田介と2人で見学をすることになり、藝大生の作品に対する感想はと言うと、

「こんなもんか?思ってたよりたいしたことないな」

肩透かしと言う世田介と同意見の八虎ですが、

「でも、年近い分参考になることも多かったな。来て良かったわ やっぱ藝大にいきたい」

俺の絵で全員殺す!?

前向きに捉えられ、一緒に見学してくれる友達もいる八虎に、苦手意識MAXの世田介。

「なんでも持ってる人がこっちにくんなよ 美術じゃなくてもよかったクセに…」

さすがにカチンときた八虎は、顔を近づけて「その言い方はなくねーか」と迫ります。

その時、ちょうど仲間が様子を見に来て、事なきを得ましたが、悔しさに涙が出る八虎。

「俺の絵にもっと説得力があったら あんなこと言われなかったんだから」

美術室に戻った八虎は、キャンバスに思いの丈をぶつけまくります。

今は美術に全部懸けるしかない自分は、爆発しそうな気持ちをガンガン出していきます。

「死ぬほどこわいよ でもそれ以上にひれ伏させたい 俺の絵で全員殺す」

受験絵画はもう昔の話?

八虎の号泣の果て、エネルギー放出しまくった渾身の絵は、大葉先生からも高評価!

現在、受験絵画は死語となり、小手先より絵作りそのものが試験評価の焦点となっている。

ニャン玉
ニャン玉
ヨタスケもそのことを、本当は知ってたんじゃないのかニャ。

大葉先生は現役生にしかできない、というアドバイスをくれました。

“武器の少ない人が武器の多い人に勝つことは難しい”

“でも 武器が少ない分 身軽に動けるのは現役生の強みよ”

ニャン玉
ニャン玉
八虎と入れ違いに、荷物を取りに来たのは世田介…

大場先生曰く、世田介は八虎を意識しまくってると、荷物整理中に話しかけ、苦手意識を持たれたまま、お別れとなってしまいました。

ただ、大場先生としては、このまま終わらせないと、一人盛り上がっているみたいで…

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ブルーピリオド2巻の感想・考察

2巻は見どころ満載で、どこを切り取っても名言だらけでしたね〜

特に、母親の説得シーンと、世田介の辛辣コメント諸々、心に響くものがありました…!

母親説得シーンは神!

今まで普通に勉強して遊んでた優等生DQNの息子が、突然美術に目覚めてたら…

そりゃ心配しない親はいませんね(笑)

会話の組み立て方を見ても、IQもコミュ力も高い八虎が、まさかの説得失敗…

この辺の、母親にとってこれは理屈じゃないってシーンが、すごく繊細に描かれてて◎


やっぱそうですよね〜(涙)

最後はちゃんとお互いの気持ちが通じ合って、なんかもう涙腺崩壊でした…

世田介はこのまま消えるのか?

絵のセンスはズバ抜けている世田介ですが、かなり気難しい性格ですね。

本質を捉えた視点や、八虎にとってはエグいコメントも、上手くなるためには居なくてはならない存在だなぁと思います。

世田介が橋田に“セカイくん”って呼ばれてたのは、お気付きの通りです(笑)


黙ってれば可愛い系なんですがね〜。とはいえ、やっぱ読者女子からは人気!


なんだかんだ、「主人公より人気あるキャラ設定」になりそうな気がしますが…

森先輩と八虎は付き合わないの?

八虎にとって、これは純愛と尊敬が入り混じった感情なんだろうなぁ…きっと。

世渡り上手で達観しているヤンキーと、地味だけど縁の下的なキュートな森先輩。

一見、真逆でお互い遠い存在だけど、感性の距離感っていうのか…

そういうのがパチッと嵌ると、心を開けて何でも話せる仲になるんですよね。

八虎にとっては、付き合いたいって願望は限りなくゼロで、認められたい喜んでもらいたいという師匠のような存在かなと思います。

これらを含めて、以下のツイートがとても面白い視点でした↓


性格が対照的でも、小柄の黒髪が好みってことかぁ…じゃあ龍二ことユカちゃんが苦手なのも分かるかも…(笑)

さいごに

以上、『ブルーピリオド』2巻のネタバレと感想でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^

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