この記事では、漫画『HIKARI-MAN(ヒカリマン)』2巻のネタバレと感想を紹介します。
HIKARI-MAN2巻のネタバレ
HIKARI-MANになった白池ヒカリは、PC操作をする無意識状態のヒカリに双子・健康コンビの居場所をリサーチする指令を送ります。
高校のシステムにハッキングして、住所を取得。
侵入したヒカリは飼い犬に気づかれましたが、難なくあやしつけました。
健康コンビへの復讐
自室で今日撮ったヒカリの陰部写メを見て、ゲラゲラ笑ってる健康コンビ。
突然、健がかざしたスマホからヌルッと登場したHIKARI-MANに仰天する康。
健はゲラゲラ笑っているため見えておらず、気づいたら康がイスから倒れている異変に気づきます。
そして、二人とも超常現象レベルの恐怖で、イスから倒れて気絶。
「弱みを握ってイジメをするなんて卑怯者めっ…」
二人のスマホを破壊したヒカリは、コンセントの穴を通って赤沢瞬也のマンションに向かいます。
カラオケで瞬也を瞬殺
弁護士の母を持つ瞬也は、タワーマンション住まいで窓からヒカルの団地を見下ろす、リッチな暮らしぶり。
現在地はカラオケボックスで、室には紫音と二人きり。
エロいことを企み、行為に及ぼうとした瞬也の前に、早くもHIKARI-MAN登場。
しなやか過ぎる動きのHIKARI-MANに力及ばず、馬乗りでボコされ意識が飛び、もれなく前歯も折られる瞬也。
颯爽とスマホの充電コンセントから姿を消すHIKARI-MANに、一目惚れする紫音。
そして、隣の室に紫音の友人・藍と一緒に入っていた、瞬也の連れの大男・ダイヤ(蛇伊也)が様子を見に来て…
白目の大男登場
フルボッコにされた瞬也を見たダイヤは、犯人割り出しにカラオケの監視カメラの確認を急ぐよう店長に要求。
ただ、そもそもダイヤの指示で監視カメラを切っていた為、証拠はなく、理不尽にもダイヤに殴られる店長。
「そういうのは、第六感で感じ取って予知してなきゃダメだって!お前は店長なんだから、責任者なんだから」
回線をたどり人間に戻ったヒカリは、いじめた連中を自力で倒した達成感と自信にみなぎっていました。
喧嘩がプロ過ぎるダイヤ!
カラオケから撤収し、ゲーセンに移動した前歯を折られた瞬也と、隣でプリンを食べるダイヤ。
瞬也にとってはダイヤは格闘技の師匠で、学校内では敵なしレベル。
一方、ダイヤは事件を起こしては瞬也の母(弁護士)に示談に持ち込んでもらっている、いわゆる同盟関係。
話している最中、瞬也は外からこちらを背面越しに見ながら、電話しているヤバめの男を発見。
何気なくトイレに立ち、一人になったダイヤの前にやってきた凶器持参の強面5人集。
先日、ダイヤに両足を折られてた仲間の敵討ちで、やられる前に意外にも土下座するダイヤ。
一瞬の隙をついて、ダイヤは回りこみ馬乗りになりながら、殴るでもなく、プリン用のスプーンで眼球をエグろうとし始めました。
即座にスキンヘッドは
「待てっ!」
と他4人の動きを止めます。
「君たちさぁ、カラオケボックスでも襲いに来て、ゲーセンにも追い込みに来るなんて、しつこいヤツらだな…」
当然、カラオケの一件はヒカリの奇襲だったので知るわけありませんが、ダイヤにはシラを切っているようにしか聞こえません。
徐々にスプーンが目の裏に押し込まれ、悲鳴を上げるスキンヘッド。
こいつじゃないと察したダイヤは、キン○潰しで許してあげて早々に撤収。
痛みが後から来る恐怖?
戻ったヒカリは、再度HIKARI-MANになろうと試みますが、
(何をどうすれば電気になって、意識を飛ばすことができるんだ…?)
と、意識を飛ばす方法に頭を抱えました。
その時、ふと保健の先生に言われた言葉を思い出します。
「感情の高まりが、発電の原因じゃないかとも言われているのよ」
そして、いじめられた映像を思い出し激昂するヒカリは、自分の血管が光り出し、指先まで伸びている状況に困惑。
視界が、動けない自分から外の電線に移った時、HIKARI-MANになれたと自覚。
夜の学校に辿り着いたHIKARI-MANは教室で、ゲームキャラのようなアクロバットを披露し、運動神経がケタ外れなのを改めて実感。
試しに窓ガラスを割ろうとするも、パワーゲージ20%では割れず、ゴツゴツとパンチを連打しても無駄のよう。
パワーゲージ100%にした瞬間、拳に電気がみなぎり、再度パンチを入れた窓ガラスは木っ端微塵。
ただ、電気を放出するため、身体の電気が薄くなっていき、このまま消滅する恐怖に襲われたヒカリは、猛スピードで自宅に戻ります。
そして、無事人間に戻ったヒカリは気づくのです。
HIKARI-MANの時は感じなかった痛みが、人間に戻った瞬間やって来ることを…
「痛みが後から来るなんで、聞いてないよ〜」
なぜかボロボロ泣き出すヒカリ。
女子の目の前で失禁!?
翌日のクラスでは、瞬也と健康コンビが光人間の話題で持ちきり。
「白池がどっかの誰かに頼んだんじゃね…」
結局、弱みの写真はサーバー保存されていた為、スマホを破壊した意味がなく、公園に拉致られるヒカリ。
ただ、喧嘩では負けないという自信からか、瞬也たちを卑怯者と罵り出します。
ふと、その影からダイヤ登場し、怖気付くヒカリ。
一瞬でコンクリート柱に頭を打ちつけられ、胸ぐらを掴み宙に浮かされます。
「そのコスプレ男。今すぐ連れてこい」
ガクブルのヒカリに、左ストレートを入れようとした時、瞬也からストップがかかります。
「メガネの上からはマズいって」
「後ろコンクリだし〜死んじゃったりしたら、パクられて青春時代台なしだよ」
襲ってきた人物は誰で、ヒカリが依頼した相手は誰かを裏付けてからと、ダイヤに説明する瞬也。
「あれ?あれ?あれ?ち、力が入らない…」
「あっ。コイツ、漏らしてるっ!」
なんと、恐怖のあまり失禁が止まらないヒカリ。
「これじゃ話になんないじゃないか…」
この隙に帰り出す女子二人。それを見て、今日は無理だなと退散し出す瞬也たち。
自宅にやって来たダイヤ…
公衆便所で水をかぶって失禁をカモフラージュするヒカリ。
団地近辺に到着したところ、待ち構えていたのは紫音。
なんとヒカリと同じ集合団地の住人だったのです。
「アイツをやっつけてよ。あの黒くて、イカツイ男だよ」
HIKARI-MANに頼んで倒して欲しいと迫る紫音は、LINE交換をして去っていきました。
紫音曰く、「学校や、下手したら家までやって来るって」という執念深さがあるとの事。
帰宅後、濡れた制服を洗濯機に放り込み、びしょびしょの靴は玄関に放置。
いつも通り、静電気の被害を受けないように、自室に裸で閉じこもるヒカリ。
さっきダイヤに、コンクリの柱に頭を打ち付けられた為、後頭部から軽く出血していることに気づき戦慄きます。
「赤い血は、なんでこんなに痛いんだ。光った血の時には、痛みを感じないのに…」
眠りについたヒカリは、夜12時頃に母が帰宅した音で目が覚めました。
その時、玄関チャイムが鳴り響き、不審に思った母がドアスコープから覗いた先にいたのは…
直立不動のダイヤだったのです。
「ヒカリ君に謝りたいと思いまして」
部屋にこもったのは「友達とケンカしたから」と、いらぬ勘違いをして玄関ドアを開けてしまう母。
この続きは3巻に続きますが、確実に白目のダイヤは破壊の限りを尽くすでしょうね…
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HIKARI-MAN2巻の感想・考察
初登場のダイヤは、瞬也の言うことに絶大な信頼を置いているみたいですね。
キレ者の瞬也にとっては、狂犬ダイヤももはやペット同然。
瞬也の護衛なので、ウィンウィンでもありますが、それ以上に裁判沙汰にならずに済んでいるダイヤにとっては瞬也は神的存在。
暴力事件を起こしても、弁護士である瞬也の母が揉消し、いつまでもダイヤが留置所入りされないという地獄ループが続くわけですね。
充電切れや、後発的な痛みがくる恐怖が出てきたHIKARI-MANですが…
つまり、骨折したり、刺されでもしたら人間になった瞬間、ヒカリの命にかかわるってことですよね。
強敵には迂闊に飛び込めなくなりましたが、読者としては無敵じゃない方が、プレッシャーを共有できてハラハラした心境で読み進められました。
さいごに
以上、HIKARI-MAN2巻のネタバレと感想でした。
今回登場したダイヤが、ストーリー的に前半の宿敵なのか、最後までヒカリに絡んでくるキャラなのか気になりますね。
おそらく、HIKARI-MANの弱点が他にも出てくるのと同時に、新たな技も発見し、使いどころを見極める頭脳線になってくれば面白いかなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^