日常崩壊

HIKARI-MAN(ヒカリマン)3巻のネタバレ感想!ダイヤに勝利してキス?

この記事では、「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連作中の漫画『HIKARI-MAN(ヒカリマン)』3巻ネタバレと感想を紹介します。

前回までのあらすじを読む

いじめられっ子の学生・白池光は、ひょんなことから感電した際に、電気の通っているところならどこでも移動でき、発光人間に具現化できる存在「HIKARI-MAN」になりました。

HIKARI-MANに変身したことで得た力で、いじめっ子へのリベンジを果たした光。

しかし、いじめっ子のダチで超ヤバ筋の蛇伊也(ダイヤ)が、大型団地に住む光の自宅まで報復にやってきました…

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HIKARI-MAN3巻のネタバレ

自宅に乗り込んできたダイヤ(蛇伊也)が、息子を狙っていると察した光の母・美沙子は、これ以上行かせまいと手を広げて道を塞ぎます

しかし、強行に出たダイヤが美沙子の首を掴み、

「息子と同じ目に合わせる」

とせせら笑い声を鳴らせ、緊急事態に追い込まれた光は、ついにHIKARI-MANに変身します。

ダイヤとの勝負は圧倒的不利?

HIKARI-MANになった光は、玄関外からダイヤの後頭部に打撃を食らわせ、意外にもバタンと倒れるダイヤ。

ただ、すぐに起き上がったダイヤが、美沙子の方を見やったので、HIKARI-MANは階段へと誘い出し…

そのまま、柵も壁もない落ちたらアウトの屋上で、ダイアとタイマンを張ることになったHIKARI-MAN。

ただ、攻防をする中で、圧倒的な体格差によりなかなかダメージを与えらず、いたずらに体力が削り取られるHIKARI-MAN。

「スタミナってのは一瞬で発散されるが、取り戻すのには時間がかかるぞぉ」

戦況は、HIKARI-MANの攻撃が「かゆ痛い」というダイヤ優勢

ニャン玉
ニャン玉
その頃、紫音は自室窓から、屋上のバトルをスマホ撮影していたニャ。

急所のみを狙う作戦で応戦

確実にジリ貧のHIKARI-MANは、白池光に「格闘技 効率よく 最小限で」と検索させ、人間の急所を一瞬でチェック完了。

人間の白池光と、脳や視界が同期しているHIKARI-MANは、弱いながらも急所への集中攻撃に変更。

ある程度のダメージを与えるも、ダイヤの寝技により確実に手足を折られた予感

光人間になっている時は痛覚がない代わりに、人間に戻ると蓄積された痛みが一気に襲いかかる恐怖。

(痛みがぜんぜんわからない。戻った時、ショック死してしまう…)

エネルギーも残り13%しかない為、このまま逃げようと考える光ですが…

ブチ切れて覚醒した光

人間であることを疑うダイヤは、HIKARI-MANに話を向けてきました。

「なぜ、お前のようなスペシャルな奴が、白池光と繋がっているのか…」

瞬也のようなタワーマンションと比べ、年季の入った団地在住の凡人。

「極め付けは、あの母親。息子を守る為に玄関に仁王立ちで立ち塞がる、あの記号的な安い凡対応」

「守る力などないくせに、とりあえずはやっとこう的な浅はかな発想」

「ちょうどよかった、一人くらいああいう凡熟女、欲しかったんだわ」

それを聞いていた白池光本体に心臓への痛みが走り出しましたが、それと同時にHIKARI-MANが覚醒

白目コンタクトレンズを指二本で外し、金○にキックを入れるや、顔面蹴り&顔踏み潰し。

その拍子に転がったスマホを拾い、本名と番号確認。

数秒で化けの皮が剥がれるダイヤ

本領発揮した白池光は、ダイヤについて検索&リサーチ。

そして、怪文書風のフォントでLINEに送ってやったのは、

「自分より弱い相手としか闘わないんだって?僕が小さいから勝てると思ったんだろ」

「凡人の発想ですね」

という、プライドズタズタ系の言葉。

完全にキレたダイヤは、そのままHIKARI-MANもろとも落とす気満々で突進。

残り2%状態でも怯まず、ダイヤが通っていた整形外科のシステムをハッキング


診断書から「後頭部下の首」が弱点であると判明。

タックルしてくるダイヤの首を押さえつけながら、屋上から落ちる寸前で地面に打ち付けてKO

完全に気絶したダイヤと、パワー0%のHIKARI-MAN。

そのタイミングで紫音がやってきて…

超刺激的なキスとは!?

「HIKARI-MANに電気を与えてくれ」

と、白池光からのLINEに困惑の紫音。

紫音から、用心の為に買ったというリップ用のスタンガンを、身体に当てられ意識が回復するHIKARI-MAN。

アンテナで充電しようと走り出すHIKARI-MANを、

「お礼くらい言ってくれてもいいじゃない」

と、引き止める紫音ですが、

「ごめんなさい。私の方がお礼を言わなきゃいけなかったよね」

そして、そのままキスをした紫音は、唇から感電して倒れます。

すぐに屋上を見渡しましたが、もう姿を消したHIKARI-MAN。

「なによこれ…超刺激的」

その後、目覚めた母・美沙子が警察に通報し、一旦ダイヤは病院送り

骨折や打撲の痛みの恐怖で、人間に戻ることを拒む白池光

もう一つの疑問、それが「ダイヤに罵られている時に感じた心臓?の痛み」のこと。

(いつか戻らなくちゃいけない。その時は、ファーストキスの感覚も甦るんだろうか?)

ゲーム感覚でスキルアップ

ダイヤ戦から少し時間経過があり、人間に戻った白池光からシーンは再開

今はHIKARI-MANの操作にも、だいぶ慣れてきた模様。

チンピラの縄張り争いなどの危険な現場で、捕まった人間を助けるなど、人前に出てくる頻度が上がり、もはや都市伝説から脱却する勢い。

ただ、白池光は「正義のヒーロー」に目覚めたわけではなく、真の目的は…

(電気になって活躍したデータを持ち帰れば、生身の白池光にも反映するから)

つまり、自分自身のスキルアップのためにやってるだけ。

(だって、こんなに効率よくバージョンアップできるなんて、とても合理的じゃん)

痛みを持ち帰ってしまうのが、余計なプログラムというのも理解の範疇。

キスのデジャブ!?

授業中も、抜け殻状態でボーッと隠れて格ゲーをやる白池光。

飛んできたチョークもキャッチし、そのまま難問をスラスラと黒板に書く機械人間のよう。

ゲーセンでも、絡んで恐喝してきた不良を返り討ちにして、顔を知られた為、目潰しをしようとする白池光。

ほとんど、ダイヤ戦の時と同じ動きになっていました。

しかし、それを見ていた紫音が止めに入り、階段の踊り場で叱責。

「あの人の目を潰すつもり!?」

本気で言ってる白池光にゾッとしながらも、捕まる気かと訴える紫音。

ただ、白池光は周囲を確認し、見ているのが紫音たちだけと分かった上で実行。

「私がチクったらどうすっていうの?口封じの為に暴力でも振るうつもり?」

そして、いきなり白池光の脳にファーストキスの映像が入り、そのまま紫音にキス

その瞬間、「バチッ」と唇に電気が流れ、唇から血を流す紫音は、

「白池…変わりすぎじゃない?人間じゃないみたいだよ」

この状況で3巻は終わり、次の4巻へと続きます!

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HIKARI-MAN3巻の感想・考察

今回は話の半分がダイヤ戦に使われていましたが、頭脳戦も織り交ぜながら、かなり見応えがあったと感じました。

ただ、その後の白池光の行動が現実とゲームの間にいる雰囲気で、人間味が完全に失われた状態。

これは、「果たして人間に戻れたのか?」と疑問ですね。

もしかしたら人間に戻らず、意識はHIKARI-MANのままで、無意識状態の白池光を上手くコントロールできるようになったとも解釈。

それにしても、HIKARI-MANで磨いた戦闘スキルが、生身の身体にも同期されるシステムは楽でいいですよね〜

とはいえ、いぬやしき並みの殺戮シーンはないし、まだまだ戦闘力的にチンピラレベル。

もし、これから発電所の操作や、コンピューターウイルスを撒き散らすスキルが備われば、下手すりゃ世界を相手にすることも可。

そうなれば主人公がヒール役になり、それを止めるヒーロー役が登場する展開になりそうですね(笑)

とにかく続きが気になりすぎるので、同時発売された4巻も、読了次第、感想を書いていきたいと思います!

さいごに

以上、HIKARI-MAN3巻のネタバレと感想でした。

光人間で戦いながら、PC操作で対戦相手の解析をする発想が斬新でしたね。

言い換えれば、誰にも知られてはいけない完全に孤独の世界。

そろそろ、白池光の能力理解者が現れて欲しいとことです。

では、最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^

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