この記事では、連載誌名で連載中の『ホームルーム』6巻の、
- ネタバレや感想・考察
- 単行本をほぼ無料で読む方法
をまとめて紹介していきます!
ホームルーム6巻のネタバレ
ホームルーム6巻の見どころは11話分あるので、順番にネタバレしていきますね!
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Point1(53話)
全く抜け出せなくなったラブリン!?
目をさますと、キッチンで朝食を作る母の後姿がぼんやりと浮かび上がり…
急いでメガネをかけた桜井は久しぶりの母との再会に、後ろから抱きついて“おかえり”と大粒涙。
娘の泣き顔をあやすように、“ご飯にしよ!”と言うついでに、パンツを穿いていない娘の姿にやや引き気味…
寝ぼけて脱いだんじゃないとワチャワチャする傍、ベッド下で息を殺すラブリン。
完全に出るタイミングを失い、“あのババアめ…”と心で舌打ち。夜の仕事ってことは、昼間は家にずっといる。つまり、今日は出勤できない…!?
それに、もし脱出できても母親が出入りするため、もう来れなくなる。
イライラするラブリンをよそに、桜井母は自分の交際相手と暮らすため、ここを一緒に引っ越そうと娘に提案。
“転校の準備しときなさいよ♪”
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Point2(54話)
ラブリン教師初の無断欠勤…!?
3年2組の教室では、学校に来ない丸山の空席を不安げにチラ見する桜井。
“マルのことは疑っていない”と、上履き事件を思い出し、友を信じて待ちます。
このまま、会えないまま転校するなんてキツい…
そんなことを思っている時、教室に入ってきたのは長友という先生。
騒然となるクラスに、長友先生はさらに被せるように、
“仕方ねーだろ、愛田先生 連絡取れねーんだから”
教師が無断欠勤という、ありえない状況に“やるじゃんラブリン”やら寝坊やらとガヤガヤ…
そして、窓から空を見上げる桜井は、ラブリンの行方を案じます。
一方、そんなラブリンは只今、桜井宅のベッド下でかれこれ8時間以上も素っ裸で身動きが取れない状況。
視界はベッド下から見える僅かな隙間のみで、今何時かも分からない…
ゲッソリしながらも、学校の無断欠席のやらかし以上に、桜井の転送を阻止することで頭の中を占めているラブリン。
しかし、とんでもない危機的状況であることを思い知らされるラブリン。
なんと、桜井母が掃除を始めたので、掃除機の吸い込み口の先端は、当然ベッド下にも伸びてきて…
その頃、丸山は豪邸・竹ノ内家のベッドで目を覚ましました。
しかし、隣に竹ノ内はおらず。
その竹ノ内本人は、丸山をハメた報復のためラブリン宅と勘違いしっぱなしのまま、桜井宅のアパートの階段を鬼の形相で上っていき…
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Point3(55話)
竹ノ内に対面してしまった桜井母は…
ラブリンの自宅と思い込み、ズンズン向かっていく竹ノ内。
教師は学校にいる時間帯。部屋の中はもぬけの殻。部屋に潜入して弱みを握るなら今がチャンス…!
“丸山待ってろ 俺がヤツの正体を暴いてやる…!!”
しかし、玄関ドアをピッキングしている最中、ガチャッとドアが開かれて、ギョッとする竹ノ内が見た相手とは…
“ん?幸子の友達?あれ 違った?桜井幸子 ね?そうでしょ?”
事態が飲み込めない竹ノ内は頭をフル回転させ、色々察した様子。
変態教師が桜井に優しくなる理由も繋がり、その場をとり繕い退散。
その間、ベッドから忍びのごとく抜け出し、着替え、ベランダから配管を伝って降り、脱出成功したラブリンがいました。
その夜、竹ノ内とその仲間達は、職員室に潜入して何かを捜索。
夏目ゆあが、最近顔を出さないことに疑問が上がるも、猫並みに気まぐれだからとサラッと適当な会話をしているうちに、目的のモノ発見。
職員名簿のラブリンの自宅住所をスマホカメラに収める竹ノ内。
決行は明日の平日昼。ラブリン不在時に、ついにガサ入れをされることに…
そうとも知らずに、素っ裸の不完全燃焼のラブリンが、おびただしい数の桜井の写真が貼られた部屋で、ロンリープレイを楽しむ姿が…
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Point4(56話)
ゆあにLINEを送ったらまさかの返信が…
月夜の豪邸の縁側にポツンと佇む竹ノ内。
明日のガサ入れ前に、全然連絡して来なくなった夏目ゆあが気になり、送ったLINEの内容はというと…
ラブリン家かと思って潜入したはずが、竹ノ内の調査で桜井家と判明した事。
でも、その前にゆあが潜入した結果、ラブリン家でない事は分かってたのでは?という、もっともな内容。
“ニャ?”
完全に忘れているらしい返信が来たから、あまり深堀せずに、明日のガサ入れ時間を共有して終了する竹ノ内。
翌日も炎天下が続き、13時という蒸し暑い時間にラブリン家に向かうヤンキー一向。
やはり、ゆあは参加してない。気になって電話をする竹ノ内。
そのタイミングで、ラブリン家に到着。ポストにも「愛田」と書かれ、年季の入ったアパートの外観にハイテンションになる連中。
掛けても電話に出ないゆあを心配になりながらも、得意のピッキングをしようとする竹ノ内ですが…
ガラッ
“…お前ら…何やってんだ?”
なんと平日昼にもかかわらずラブリンが玄関を開けてお出迎え…!
そして部屋の奥で、静かに竹ノ内の電話にバイブで反応する、ゆあのスマホが…
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Point5(57話)
インフル欠席で窮地を脱したラブリン!?
冷えピタをデコに付けて玄関前に登場したラブリン。
竹ノ内たちは追い返され、仕方なくゲーセンで時間つぶしをする羽目になります。
まさかこのタイミングでインフルエンザにかかるなんて…と、空振りを余儀なくさせられる竹ノ内。
ただ、これでラブリンが桜井家に通っていることが確定し、今度は桜井にその件を追求しようと方向転換。
一方、ラブリンはゆあのスマホ没収をしたおかげで、敵の手の内が分かり、インフル当欠を利用し、我が城を護り抜いたことに安堵。
しかし、その夜…桜井の動向をGPSでチェックしてみると、なんとコッチに向かってくるとういう異常事態…!
ラブリンのインフルエンザを心配する桜井の思いとは裏腹に、パニックになるラブリン。
いよいよ桜井がラブリン家に到着すると、誰かが玄関口に立っているのに気づき、スマホのライトを当ててみると…
まさかの椎名先生が先着していて…
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Point6(58話)
椎名先生vs桜井の結果ラブリンが勝利…?
“あら、桜井さんもお見舞い?”
椎名先生とバッティングしてしまった桜井。手持ちは、コンビニで買った栄養ドリンクとバナナ。
怖気付きそうになった桜井でしたが、椎名先生がまさかの手ぶらで勝ちを確信。
それを見透かすかのように、ラブリンに必要なものとは何かを問いかけ、“人肌” であると切り込む椎名先生。
“あなたはウイルスを愛せるの?”
生半可な覚悟で来たポニー桜井を一蹴して、ラブリン家にお邪魔してする態勢になった時…
ガラッと、玄関の横引きドアが開き、二人の前に登場したラブリン。
驚く間も無く、“椎名先生、病院連れて行ってくれませんか?”と、間髪入れずにお願いするラブリン。
“はい!どうぞ、私の車に!”
当然了承する椎名先生。そして、隠れて危機を脱した安堵の笑みを浮かべるラブリン。
さて、その頃…
竹之内と丸山の2人は、夜の街を手繋ぎデート中。
基本、丸山は渋々といったところ。
“こんなとこ誰かに見られたらどうすんのよ…?”
そう照れながらも、まんざらでも無い様子でしたが、突然後ろから声を掛けられて…
“マルちゃん?”
その主は、なんと桜井母。
竹之内と面識を持ち、娘の彼氏と思い込んでいる桜井母にいらぬ誤解を与えそうで、面倒いことになりそう…
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Point7(59話)
桜井母の不可解な言動に丸山は…
“やっぱりそうだ〜マルちゃん久しぶり〜”
さらに続けて、“彼氏ハンサムね〜はじめまして♪”と、竹之内と
はまるで初対面のような口ぶりの桜井母。 不可解に思い、動揺を隠せない竹之内。
“おばさん、こっちに帰ってきたんですか?”
驚きの表情のまま尋ねる丸山に、元々ちょくちょくは帰ってたこと
と合わせ、娘と一緒に引っ越すことを伝えます。 全く聞いてなかった丸山にとっては青天の霹靂。
“新しいお父さんのところに引っ越すの”
再婚相手となる旦那は、優しくて面倒見が良く、娘も安心だろうと
、肩の荷が下りた安堵の表情を浮かべる桜井母。 丸山は視線を下ろし、泳がせながら、何かを必死に思案中。
今まで仲良くしてくれたお礼を丸山に伝え、信号を渡ろうとする桜
井母は、去り際に… “それとハンサムくん…今度ゆっくり遊びにおいで!なんちって”
2人の関係を察しながらも、意味深な社交辞令とも受け取れる言葉
を残し、その場を去っていく桜井母。 一瞬、北極が見えるほど寒気がした竹之内。
そして、丸山はというと頭の中は(幸子)が延々と反響していて、
いきなり竹之内の手を引っ張り、ホテルに連れ込んで行為開始。 その最中に、とんでもない大胆な作戦を伝えます。
“あんたさぁ、あのお母さん、落としてきてくんない”
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Point8(60話)
彼氏に桜井母の浮気を依頼する彼女!?
丸山から耳を疑うような事を受けて、思わず聞き返す竹之内。
“お、俺が桜井のおばさんを!?冗談だろ?”
しかし、本気だという丸山。
“例えば、幸子の新しいお父さんと別れさせるとか”
桜井は絶対転校させないという、固すぎる意志の下、ここは竹之内のテクに賭けるしかない。
竹之内からしたら、彼女からのお願いとあれば引き受けたい気持ちは山々。でも…
“ちょっまてよ、俺のこと好きじゃないのか?”
そういう竹之内の不安を打ち消すように、
“好きじゃなきゃ、こんなことするわけないじゃん”
そう言って、さらに好きになりたいという理由の下、泣きながら懇願する丸山。
そして、ついに竹之内からOKをもらいます。
ホテルからの帰りは、丸山から手を差し出し、二人手を繋いで帰宅。
若干、俯きながら歩を進める二人は、どちらも憂いを帯びた表情でしたが、きっと同じ気持ちではないでしょう…
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Point9(61話)
ハンサムくんを勘違いする桜井は…
“よ〜ネ〜ちゃん いい乳してんな〜”
ラブリンを病院まで椎名先生と付き添った後、人気のない夜道を歩いていた桜井に、突然声を掛けてきた人物とは…
“お、お母さん!!”
びっくりした桜井と戯れる母。何していたのかと母に聞かれるも、笑ってごまかす桜井。すると、また藪から棒に…
“ハンサムくん 家に来たわよ?”
誰のことかさっぱり分からない桜井は、ナポレオンのコスプレをしたラブリンが玄関前にいる姿を想像。
(でも何しに…?)
翌日、マスク姿のラブリンに、生徒が皮肉にもカラオケを誘うボケを入れて、“このマスクが見えんのか!”とツッコミを入れるクラスの日常。
一方、丸山は気まずそうな桜井の後ろ姿を、心配そうに見つめます。
その丸山を心配そうに見つめる竹之内。
桜井母から転校の話を聞き、気が気じゃないんだろう…と思うと同時に、桜井にも確認したいことがあると、気持ちの準備をします。
すると、ラブリンが桜井の机前まできて、昨日のお礼を言います。
そこで、桜井は母から聞いた「ハンサムくん=ラブリン」と思い込んだがゆえ、つい聞いてしました。
“一昨日、私の家に来ました?”
一瞬、信じられないことを耳にして、固まったラブリン。続けていう桜井。
“母から聞きまして…”
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Point10(62話)
水面下で母親に売られる桜井幸子…!?
(あの日か…!!)
まさかと思いつつも、“行くわけないだろ〜”と、当たり前のように笑って答えるラブリンに、軽く動揺する桜井。
用もない上に、インフルエンザで寝込んでいたことなど、無理な要素を上げられ、
“ごめんなさい!私…”
謝る桜井にラブリンは頭に手をポンと置き、お母さんが帰ってきて良かったと喜びを共有します。
意表を突かれながらも、頬を紅潮させる桜井。
そして、教室を出たラブリンは頭の中を…記憶をフル回転で整理…!
(バレた…!!ついにバレた…!!)
相手はきっと桜井母。
想定では、おそらくベッドの下を掃除した時には、すでに気づいていたことになります。
ただ、ふとある希望を見出すラブリン。
仮に顔を見られていたとしても、(ババアは俺のことを知らない!!)
確信は即座に、(大丈夫だ!!まだ間に合う…!!)と、次なる一手向かう行動に変わり、ポケットからスマホを取り出し…
その頃、教室では各自が竹之内が、一連の会話から憶測を巡らせ、ある事実に辿り着きます。
桜井はラブリンが「自宅に来ている」ことを知らないと確信し、次に駒を進める準備に移ります。
その夜、桜井家の自宅では、桜井母が荷造りをしている最中。
電話で話しているのは、今度旦那となる男で、“順調!順調!”と言って、相手の状況を話すよう促します。
“そっち行ったら約束通り ちゃんと店 持たせてよね〜”
そしてついに、引っ越し理由について裏事情が明かされます。
“あの子にはしっかり稼いでもらわないとね〜”
まさかの、娘を稼ぎ口として考えている桜井母。
ただ、その水面下では、ラブリンと竹之内が動いていて…
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Point11(63話)
桜井母を襲った犯人の男は…!?
“ただいま〜”
そう言えば、“おかえり”と返ってくる嬉しさをしみじみ感じる桜井幸子。
相変わらず、ハンサム君とは上手くいってるかと聞いてくる母に、そんな人いないと言い続ける幸子。
そんな事はお構いなしに、自分が相手を幸せにできる自信がないならと…
“諦めるのも愛よ”
そんな娘を思った言葉の裏には、恋愛など引越しの邪魔でしかない。
幸子は新しい父の元で働いてもらうから、誰かと恋してる暇はないと…
そんなことを思いながら、母はガムテープを買いに行くと言って玄関を出て行きます。
しかし、ここで…
階段はまでの通路を歩いている途中、突然バチッと音がしたと思ったら、ショックで気絶する桜井母。
その後ろには、スタンガンを持った高校生くらいの男が立っていて…
竹之内でもラブリンでもない…てかオマエ、誰!?
ホームルーム6巻をほぼ無料で読む方法
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ホームルーム6巻の感想・考察
ホームルーム6巻でも、相変わらずラブリンはモテますね〜これでサイコラバーじゃなきゃグッドなんですけどね…(笑)
約10時間も微動だにせず…!?
どんな危うい状況も覆してきたラブリンが、珍しく詰んだ表情をしていましたね(笑)
次なるターゲットは、桜井母とその交際相手の男性になる予感がします。
それよりも、ベッド下を覗かれたらアウトですし、ずっとあの体勢をキープするのもかなりキツイはず…何せ素っ裸ですからね(苦笑)
完全に詰んだっぽいラブリン。掃除機の先っぽが触れた瞬間、人生終了ですからね。
しかも、物音を立ててもダメ。咳もくしゃみもダメ。
夜中から朝まで微動だにしないでいられるなんて、どんな忍耐力と精神力してんだこの人は…ソルジャーに入隊してもやっていける。
それにしても、服はどこにしまってあるのか?ベッドの下でしょうかね。
空回りする竹ノ内の男気…
念願叶って、丸山を一応彼女にできた竹ノ内の狙いは、ラブリンへの制裁のみ。
丸山の望みは桜井との関係修復と、ラブリンを近づけさせないこと。
一方、竹ノ内がラブリンにお見舞いするのは物理攻撃と考えられますので、逆にラブリンに弱みを握られる可能性大。
でも、拳を握りしめて向かったアパートにはラブリン不在ですからね…
待ち伏せするのか、一度帰宅してリベンジするのか、いずれにせよ竹ノ内の考えでは、ラブリンを仕留めるのは難儀を極めるでしょう。
竹ノ内がファインプレーすぎる…?
ラブリンからしてみたら、神対応レベルの竹ノ内の来訪。得意の抜き足でなんの痕跡も残さずに逃走でき、ホッとしましたが…
あのまま掃除を続けられてたら、完全にバレてお縄状態でしたね。
そして、瞬時に桜井とラブリンの関係を察する竹ノ内。
ここまでの切れ者相手じゃ、さすがのラブリンも後手後手になってしまうんじゃないかと若干の不安が…
ガサ入れ阻止はマグレか…!?
竹ノ内がゆあに連絡していなければ、ラブリンがガサ入れの存在を知る事はなかった…
となると、またまた竹ノ内のファインプレーが光りましたね!(笑)
それにしても、ゆあは現在どこにいるのかが気になりますよね。
森先生に貞操を奪われたのは確かですし、証拠となるスマホも奪われて成す術なし。
かなり精神的にボロボロになっているのが、想像に難くないですね。
ラブリン息つく暇もなく襲来!?
ゆあのスマホからのインフル公欠で、間一髪敵襲を防いだラブリンですが、また新たな刺客がやってきましたね。
椎名先生が最近見られかなかったので、ここでどんなアプローチをしてくるのか…!?
桜井の暴走が激化しないように願うばかりですが…
自然すぎる桜井からの回避劇
しかも、しっかり椎名先生に頼り、桜井の嫉妬心を煽る効果も残し、お見事でしたね!
それにしても、竹之内はまさかのキーパーソンに会いましたね。
なぜなら、これでラブリンが桜井家に潜入したことを桜井母に伝えることが出来るからです。
撹乱作用としてはまあまあでしょう。ラブリンが潜入した痕跡は残すことはないでしょうが…
一番は、なぜ担任が桜井家に無断で入ったのかという件ですね。この問い詰めにどんな機転を利かせることが出来るかが見どころですかね〜
桜井幸子奪還の布石とは?
桜井を意地でも引き止めたい人物は2人。
それが、ラブリンと丸山という相反し、敵対している両者。
どちらも、かなりの独占欲がありますから、違う角度から桜井母の引っ越しを思い留めることができるんじゃないでしょうか。
ラブリンは桜井本人にアプローチするはず。
具体的に、椎名先生をライバル視させることで、引っ越しという戦線離脱を拒絶するくらい熱しておく作戦かなと…
丸山はそのまま竹之内を桜井母とくっ付ける作戦。
桜井母はお水仕事をしていますから、カンタンにはいかないでしょうが、顔と金と恋愛戦術をフルに駆使して挑ませるはずです。
知る限りの桜井母の趣味趣向を竹之内に伝授。
丸山に対する忠誠心の塊のような竹之内は、献身的に働くでしょう。
そして、ハンターと化した両者が、どこかでバッティングする事も想像できますね…笑
丸山と竹之内の温度差は同じ?
お互いの事情を考えると、決して向き合った付き合いをしている訳ではなく、互恵関係つまりWin-Winの間柄なのが分かります。
丸山は、好意を寄せている友人の桜井を必ず取り戻し、ラブリンを寄せ付けないこと。
一方、竹之内は、丸山を失いたくない気持ちから、彼女に対する献身性や忠誠心が絶賛増幅中。
この2人の絆は、丸山から見た桜井の気持ちが遠ざかれば遠ざかるほど、より強固になっていく為、恋人同士としてはタブーなこともスッと受け入れることができるわけです。
この均衡が破られた時、気持ちの糸がプツンと切れて、分裂は免れないどころか、ラブリンの天下となってしまいます。
ここからは、戦略勝負になるので、どこまで策略が通用するか、見ものですねー!
ラブリンの認識次第で全てが終わる…
桜井の勘違いと素朴な疑問が、ラブリンが犯罪者予備軍に引き上げてしまいましたね…
あの日は昼間前まで、桜井のベッドの下に隠れていて、もちろん誰にも気づかれていなかったはず。
でも、桜井母はそのことを知っている…!?
つまり、見つかったけど見なかったことにされている。これは、桜井母が桜井を経由して、自分にカマをかけているのでは…!?
さらに、母の見間違いだったと思わせるくらい、ポーカーフェイスを装い、完全かつ自然なアリバイを作る算段も立てる必要があります。
それを果たして、一瞬の間でできるのか…ラブリンの反応が楽しみですね〜
引越しも楽にいかない理由は…?
母の愛情の裏には、しっかり利害があると分かり、逆にしっくり来ましたね〜
水商売をしている女と、専属の客が男女の関係になった場合、その背景にはお金が絡んでいるという典型的な話。
ただ、娘の背後には(動機はともあれ)守護神のような存在が2人いるので、引っ越しも一筋縄ではいかないでしょう。
そして、母以上にラブリンを信じきっている桜井は、ドロドロの人間関係の荒波の果て、どこに漂着するのか…気になりますね〜
桜井母を襲った男は何者なのか…!?
ここで彗星の如く現れた闇深な男が登場しましたが…
顔を確認しても、今まで登場したキャラの誰でもないのは間違いないです。
他のキャラと接点ゼロの場合なら、桜井幸子のストーカーと考えるのが自然。
ただ、前回の描写を見ると、ラブリンがスマホを取り出し、際どい強行手段を取ろうとしましたよね。
なので、この男はラブリンが桜井を解放(誘拐)するために仕込んだ人物で、目的は桜井母の動きを一時手に封じるため。
ラブリンのことなので、自分の手は決して汚さない手法を取ってくるので、このスタンガン男も、なんらかの弱みを握られている可能性はあります。
そして、これに対して、竹之内がどう動いてくるのか気になるところですね!
まとめ
以上、『ホームルーム』6巻のネタバレと感想・考察の紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^