この記事では、漫画『ストーカー行為がバレて人生終了男』5巻のネタバレ感想と無料で読む方法を紹介します。
ストーカー行為がバレて人生終了男5巻のネタバレ
では、5巻のネタバレ(15話分)を順番に紹介していきますね。
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Point1(54話)
塩見課長に秘密がバレてしまい…
自分が猪狩チーフと、コソコソ何か探っていること。さらに、仕事をほっぽって玉木や他の社員の周りを嗅ぎ回っていることが塩見課長にバレて、驚愕の影沼。
でも、将棋に勝てば白状せずに済むと思い、とにかく集中しますが、いきなりメチャクチャ強くなる塩見。そして、あっけなく敗北する影沼。
塩見がフルフェイスの犯人だったら完全アウトと、覚悟を決めて全容を話すと…
“こんな簡単にバレてるようじゃ駄目だぞ”
と、見過ごしてはいけない事実だと言い、影沼に調査の継続を促す塩見。
意外な答えに拍子抜けする影沼。塩見は将棋で一番弱いと思われる“歩”を最強の駒だと言い、それを影沼だと例えます。
敵陣にやすやす入り込み、“と金”に成り犯人を追い詰めることができる。
さらに、帰りの別れ際に、影沼を2次面接した時の話を振り返る塩見。
好きな戦法の問いに、“棒銀です!真っ直ぐな男でありたいから”と答えた影沼。
ある意味、上司との対局を終えた影沼。続く調査内容とは…
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Point2(55話)
夜な夜な女装していた人物とは?
結局、塩見課長はシロで、かつ調査の後押しをしてくれたと影沼から聞き、驚きと安堵の猪狩チーフ。
でも結局、犯人候補となる4人を調査しても、確証を掴むめないまま…犯人は別の課にいるのかと、まして不安は残った状態。
“いや…実は僕…犯人の目星はすでについているんです”
まさかの一言に食いつく猪狩チーフですが、証拠を見つけるまで待ってもらうことになり…
誰もいない夜のオフィスに1人残る影沼は、あるPC画面を見て核心に迫ります。
数日後の夜、猪狩チーフと思われる女性が、人気のいない夜道を歩いていると、誰かがつけてきて、肩を掴まれましたが…
“ようやく見つけた…こんな格好でなにをしているんですか、林直人さん”
顔面蒼白の表情で振り向いた女装姿の林…一体、その目的とは!?
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Point3(56話)
猪狩本人になりたかった林の目的が…
影沼に声を掛けられて驚く林は、“他人にとやかく言われる筋合いはない”と、女将趣味の自由を訴えます。
しかし、林の女装姿が明らかに猪狩チーフを模倣した姿。影沼は写真を撮り、猪狩に送ると交渉し、林のマンションで目的を聞くことに…
部屋にはものすごい量のウィッグ、メイク道具、服。林いわく、猪狩チーフへの憧れから、ついに“そうだ…僕は、猪狩チーフになりたかったんだ”
理想の女性であるがゆえ、どうしたら彼女に近づけるのか?
その答えが、ロッカーで彼女のバッグを漁り、全てを取り揃え、自分自身が猪狩チーフになりきることだったのです…
しかし、フルフェイスの不法侵入と、USBすり替えについても林が実行犯であると話を進めると、その件は全く身に覚えはない!と訴える林。
“…だそうです。どうしますか?”
すると、ドアの向こうから現れたのは、まさかの猪狩チーフ本人で…
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Point4(57話)
原田がとった不可解な行動とは?
猪狩チーフを見た林は動揺を抑えきれず、ブラをつけた格好で平謝り。影沼も、林が自分らの追っている犯人とは違う可能性を説明。
フルフェイスの身長差や、USBを盗むメリットがないこと。さらに、嫌がらせの魂胆がなく悪質度は低いことなど。
そして、聖母とも思える猪狩チーフは、必要以上に林を咎めず、今後は私物を漁るのを止めてもらうことを注意して終了。
ただ、林の罪悪感が晴れずに、影沼たちの捜査に協力したい意気込みを見せます。
場所を変えて、話をまとめる影沼。すると、林はある重要なことを思い出したのです。本物のUSBが20時以降に置かれたことや、それ以前にすり替えた可能性を考えると、
“まさか…あいつか…?”
2週間前くらいに猪狩チーフのロッカーを覗きに行った林は、なんと原崎が一足先にロッカーを漁っていたのを見たのです。
ただ、それだけでは犯人と特定するには先走りすぎる。それに前日まではUSBは本物だった為、すり替えが行われたのは4月13日水曜の午前〜午後までの間。
しかし、さらに思い出した林は、原崎が怪しいという決定的な何かをつかんだ様子で…
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Point5(58話)
原崎への特殊尾行が秀逸すぎ!?
原崎がとった不可解な行動を他にも思い出した林。事件のあった4月13日の昼休み、外回りから戻ってきた林は、誰もいないオフィスで一人PC動画を見ていました。
すると、入ってきたのは、自分を見て明らかに血相を変えた原崎。なぜか猪狩チーフのデスクを漁りだし、尋ねてみると…
“頼まれちゃったんですよ…入館証忘れたからとってきてって”
林の視線を逸らすかのように胸元をバックリ開けて…結局見つからずにそのまま退室したとのこと。
その日は、原崎が珍しく猪狩チーフを誘ってのランチでしたが、スマホを忘れたと言って途中で抜け出したので、明らかに嘘だと確信するチーフ。
本物のUSBを夜のオフィスに置いた方法は不明だが、背丈的にもフルフェイスと合致。さらに、動機は男性社員からモテる嫉妬からきたものと仮定した場合…
例のオフィスラブを匂わす、“今夜会いたい”付箋メモを原崎に書いた相手が、重要人物として浮かび上がってくるのでは!?
原崎の身辺調査を開始して4日目。未だ収穫なしの状況だが、今日は何か用事があるとすぐに退勤した為、尾行開始する影沼。
今回は女性相手のストーキングなので、バレたら本当に警察沙汰で人生終了…
なので取り入れたのは、影沼と原崎の中間に、女装した林を置いたバディ尾行!
いつもと違う駅で降りて、周りを気にしだす原崎。そこに向かってきた人物とは…
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Point6(59話)
原崎の社内恋愛は利用されただけ!?
“待ったか?原崎”
なんと原崎の前に現れた人物は、2課の中西課長だったのです…!
その晩、スナック摩天楼で、塩見課長・猪狩・林・影沼の4人が顔を揃え、今までの調査内容を整理し始めます。
- USBのすり替え犯:原崎
- 指示した人物:中西課長
塩見の仮説だと、同じ事業部が2つの課に分かれていることから、自然と業績を競い合う形となる。そして狙いは…“1課全体の転覆”と言います。
ここ最近は不況もあり、2課の業績が芳しくなく、もし1課と同じ客を食いあった場合は大事になる。
半年前、有楽町駅の20面ディスプレイ導入の時、元々先に2課に依頼があり、それを横取りされたと中西が食ってかかってきたのを思い出す猪狩。
1課と2課の根深い犬猿の仲。影沼は原崎のゴミ箱から発見した「今夜会いたい」の付箋メモを塩見に渡すと、やはりそれは中西の字体。
そして事を整理します。
- 4/12 17:30 影沼が原崎のゴミ箱から付箋メモ発見
- 4/1312:00 猪狩とのランチの行く手前に、オフィスに戻りUSBをすり替える(林が目撃)
- 17:00 猪狩退社
- 20:00~23:00 本物のUSBが猪狩の机に置かれる
中西がUSBをすり替えた本人で、ちょうど塩見を探しに1課を覗きに来たのを思い出す影沼。そして、残るフルフェイス犯はこの際、どっちでも良いと…
影沼と林は、明日さっそく中西を直接問い詰めると熱り立ります。それを、待つように言った塩見は突然…!
“あぁ!?変な言いがかりつけてんじゃねぇぞ!!俺がやったって証拠でもあんのかぁ!?”
中西はすぐに反撃してくると、演技を含めて2人の勇み足を止めます。
仮に、原崎を問い詰めても中西への恋愛感情ゆえ、真実を話すことはない。
確固たる証拠がないと、逆にこちらが不利になると考えた塩見は、明日の会議で“中西と原崎に人を罠にかける”と作戦を話し始め…
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Point7(60話)
塩見の作戦にまんまと掛かる中西…
翌朝、ZONY本社で1課の会議で口火を切った塩見。
原崎と2課課長の中西を罠にハメる作戦決行…!その手法とは…
新規プロジェクトに暗黙上で2課担当とされているプロジェクションマッピングへの参入!さらに大型ショッピングモールへ大量導入も企画中とのこと。
シマ荒らしは、中西が最も嫌いなこと。でも、課外秘として水面下で進めていくプロジェクトと課員に念を押す塩見。
これで、誰かがリークしない限りは、中西の耳には入らない。
そして、影沼がチラ見した限り、原崎は予想通り動揺している様子。
昼過ぎになっても何の音沙汰もなく、不安がる影沼。原崎がスルーしたってことなのか…!?
気を揉んでいる影沼に、最終手段としてある人物に頼るとつぶやく塩見。すると突然登場した中西。
“塩見ぃ!!これは一体どういうことだぁ!?”
ぶったまげる影沼と林。シレッとしている塩見は、鬼気迫る中西が案の定、イオンモールの資料を手に恫喝してきました。
ただ、塩見としては課外秘なのに、なぜ中西が持っているのか聞くと、誰かが落としたのを拾ったと聞き流しますが…
“いいえ、中西課長。あなたに、そのプリントを渡したのは原崎さんですね!!”
ギョッとする2人は一体…
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Point8(61話)
原崎が片棒担いだ理由とは…!?
2課中西課長に、課外秘の資料を横流ししたと原口に対し、口火を切った影沼。
案の定、言いがかりだと反論した2人。まずは、尾行時に撮った、2人が腕を組んで歩いているスマホ画像を掲げ、黙らせます。
ただ、それが資料横流しの証拠にはならない…
そこで、塩見課長の作戦を進める影沼。
1課の原崎以外に配布された資料は、“シオンモール越谷店プロジェクションマッピング企画”ですが、原崎のだけ店舗名が“新木場店”になっていたのです…!
そして中西課長が手にしているのも“新木場店”。
さすがに言い逃れできず、今回の横流しを認めるも、“どうしてこんなことを”と、腑に落ちない様子でうつむく原崎。
影沼は、以前も同様に中西の指示に従って、1課を陥れるために“猪狩チーフのプレゼン資料のUSBをすり替えた”と、原崎に自白の流れを向けます。
“てめぇ 何訳分かんねーこと言ってやがんだ!?”
キレた中西に証拠を求めるよう恫喝される影沼ですが…
原崎の肩に手を置いた猪狩。そして、入社時に原崎と取引先を回った際、猪狩自身の資料ミスで客先から叱責を受け、駄目な先輩だったと振り返ります。
“過ちは誰にでもある。大事なのはそれを認め二度と繰り返さないことだと思うの”
自分への反省と、原崎に立ち直るきっかけを与える猪狩の言葉に…涙を流して謝罪する原崎。
“協力すれば出世させてやると中西課長に言われて”と、全てを自白した原崎を見て、絶句する中西。
塩見が最後のシメに入り、“いい加減観念しろ!”と暴かれし黒幕に迫ります。
影沼も勝利を確信しましたが、そこには不敵に笑う中西がいて…
“ああそうだ思い出した。原崎が勝手にUSBをすり替えてくるとか言い出したんだよなぁ!!”
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Point9(62話)
開き直った中西に見せた切り札とは?
原崎が出世のキップ欲しさのために、勝手に猪狩のUSBを奪ったのだと言い、自分は一切関与していないと抜かす中西。
“他人の私物を漁るなんて犯罪だぞ”と、逆に原崎に言いががりを付けられた被害者ヅラする始末。
とぼけるなと迫る影沼に、“それで?”と証拠もなく憶測だった時にゃ、ただじゃ済まないと瞳孔を見開いてヤクザまがいの脅し。
原崎たちも証拠を握っている様子もなく、万事休すの影沼…
するとそこへ、事業部長の後藤がやって来て、ぶったまげる中西ですが、すぐさま味方に取り込もうとします。
証拠もない冤罪だの、美人局だのと言いまくり、圧倒的に部が悪い影沼たち。
青ざめる影沼がふと見た塩見の顔が…何とも切ない表情。
“俺はお前に最後のチャンスをやりたかったんだ。良心が少しでも残っているならと信じてな”
何言ってんだと恫喝的な表情で塩見に食ってかかる中西。しかし、塩見が開いたPC画面に映った自分を見て戦慄…
監視カメラがバッチリ、中西がデスクにUSBを置いた姿を捉えていたのです。
“残念だよ…中西くん”
後藤部長の手が肩に乗り、初めて苦悶の表情に唸り声をあげる中西は…
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Point10(63話)
中西は終わった…でも鹿田の謎がまだ…?
“くっく…ぐぅぅっ…があああっ…”
なぜこんなバカなことをしたのかと聞く塩見に、“お前は変わらねえな”と自分の心境の変化を吐露しだします。
業績や評価に縛られて、いつの間にか仕事への理想を見失い、他人の失敗を望むだけの卑屈な男に成り下がった…
そんな話を遮った部長は、カエサルの格言を用いて…
“指示を与える者には責任があり、指示を受ける者には義務がある”
原崎の不倫行為はあったものの、それは命令の下。中西に処分を与えることが決定しました。
あれから数日後…
中西は地方の子会社に左遷され、原崎は会社を休み続けている状況。
そして、影沼の指導係の鹿田は、今回のUSB事件の手柄については認めるものの、資料も同様にパパッと片付けるよう恫喝。
“あ…できてます”
そう言って完成した資料を渡され、驚いた鹿田は目を通すとちゃんと要点を得ている…!
向かいのデスクからグッドサインを送る林。実は、あの事件後に林から資料作りの指導をしてもらい、要領を掴んだ影沼。
そして、バナソニックの社員から貰っていた封筒はなんだったのかと問いかける影沼。その真相は、なんのことはない“大学アメフトのチケット”でした。
大学の先輩だったことを明かすも、塩見いわく“リサーチも兼ねて、営業に繋がる可能性を狙っている”と、鹿田の仕事に対する姿勢について影沼に伝えます。
すると、猪狩チーフからラインが入り、“今夜空いてないかな?”と、まさかのお誘い…!
その夜、“影沼くんに助けてもらったから、今日はいっぱいお礼させて”
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Point11(64話)
猪狩チーフの身体を張ったお礼とは!?
“楽にして影沼くん…!”
“どう…?んぅ…ふぅ…気持ち…いいっ…!?もう…我慢できないよね。きて…影沼くん…!!”
ギシギシとベッドを軋ませて、猪狩チーフからのご褒美タイムが始まりましたが、一体ナニが行われているのでしょうか?
まさか、海藤のように肉体関係を結んでいるのでは…と勘ぐってしまいます。
遡ること、3時間前…
夜景の綺麗な高級レストランで食事をする二人。
それだけでも恐縮なのに、“今夜はとことん…付き合ってもらうからね?”
酔った顔で、そんなことを言う猪狩チーフ。
カラオケやバーで楽しく過ごし、猪狩チーフの新居となるマンション前まで形的に送っていく影沼。
酔ってるからと期待したものの、やはり上司と部下の関係は変わらないと、残念に思い帰ろうとすると…
“少し…寄って…いか…ない?”
そして、寄ったアングル描写は、いかにもヤッてる最中のように思いましたが…
まさかの「タイ古式マッサージ」をやってもらう影沼。
デスクワークでの疲れが取れて、これはこれでと一段落すると、例のフルフェイスの存在について話題を振ります。
結局、あのフルフェイスの犯人は、中西か原崎かが分からずじまい。
侵入方法・目的についても謎のまま。
さらに、猪狩チーフは未だに失踪中の、経理課の女子社員・清水の両親が、先日捜索願を出したと話します。
フルフェイスと清水の失踪は関連しているのか…タイ古式マッサージで絶叫しながら思案する影沼。
そして、翌朝の山梨県山中に…
犬の散歩中に、犬が女性の靴(パンプス?)を咥えて戻ってきました。
飼い主の男性は、特に気にすることもなく、そのまま散歩続行。
しかし、犬が靴を咥えた先には、肌けた人間の手足が土の中から出ている姿が…
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Point12(65話)
フルフェイスは一体誰なのか!?
猪狩チーフのタイ古式マッサージのあと、経理課・清水のメールを見せてもらい、同時にフルフェイスが誰なのか、侵入目的と合わせて思案を巡らす影沼。
ダラけ気味の影沼に声をかけたのは課長の塩見。
話を聞くと“中西課長も原崎さんも…フルフェイスではない”と意外な顛末に驚くばかりの影沼。
塩見が本人に確認したと同時に、裏付けを話し始めます。
中西は左腕に交通事故の後遺症を抱えていて握力がほとんどない。そのため、雨どいの配管をスルスル降りるのは困難とのこと。
原崎は身体能力的には問題ないけれど、現時点で中西をかばって嘘をつく必要がないため。また、USBをすり替えた足で、不法侵入する理由がないため。
(あいつは一体…誰なんだ!?)
今でも野放しのフルフェイスが、猪狩チーフを狙っているかもしれない。
そんな猪狩チーフは、本日は外回りの直帰予定…このままじゃマズイ。
フルフェイスの目的が達成されていなければ、なんらかの方法で再び猪狩チーフに近付こうとするはず…!
影沼が会って話したいメッセージを送るも、ちょうど猪狩チーフがいるのは電波の悪い地下のバー。
スマホを心配そうに見る猪狩チーフに対し、“誰かと約束でも?”と声をかける男。
それを否定すると、改めて外回り先でバッタリ会うことに驚き、誕生日プレゼントにもらったキーケースを今でも使っていると伝える猪狩チーフ。
“…ああ プレゼントした甲斐があったよ”
その言葉を聞くや、クラッとしてそのまま眠りに落ちてしまう猪狩チーフ。
“…ご苦労”とマスターに伝え、金を渡す隣席の男。
一体その女をどうするのか尋ねるマスターに…
“好きにさせてもらうよ 最初からこうすれば良かったんだ”
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Point13(66話)
監禁された猪狩チーフは縛られて…
目を覚ました猪狩チーフは、自分が椅子に縛られていることに気づき…
ギィィッとドアが開き、“目が覚めたか?猪狩京香”と、呼びかけてきた男を見て驚愕。
“何っ…!?これは…?何なの…!?”
激しく動揺する猪狩チーフに、いつものクールビューティが台無しだと冷静な男は、2つの疑問に答えます。
“なぜ自分は攫われ監禁されているのか?”→知る必要はない。
“では私は一体どうなるの?”→言葉ではなく、もっと効果的な行動で答えるという男は、ハンマーを手にしたのです…!
“…っい…っい…いやああああああああ!!”
翌朝、影沼は仕事の資料を今日中に片付けるため、デスクに向かいます。
先輩の鹿野からもハッパをかけられますが、大丈夫と自信のある返事。
ただ、昼過ぎになっても猪狩チーフが出社せず、まさかの無断欠勤に心配になり、電話してみる影沼。
電話の向こうからは無機質な“電波が届かない”アナウンスが流れ…
様子を見に来た林にも、その件を伝えて“絶対おかしい”と思い、塩見課長の元へ行こうとしました。
すると、会議が終わり、出てきた部長と課長は何やらただならぬ雰囲気。
“実はな…警察が来てる”
そう聞かされ、虚をつかれた顔になる影沼と林。
概要としては、昨日の正午過ぎ…山梨県の山中で女性の遺体が発見され、それが経理課の社員だと判明したとのこと。
まさかの経理課…しかも名前が「清水由美」で、猪狩チーフから聞いていた失踪した同僚と一致。
さらに、死因が他殺で、凶器は鈍器のようなもの。殺害後は山中に埋められた模様。
震える手でスマホをかざし、猪狩チーフから転送してもらった、清水から休職前に送られた“最後のメール”を見せます。
重要な手がかりだと、警察に見せるべきと判断する塩見課長。
すると、林が後ろから“…ん?このメール何か変じゃないか?だって…ほら”
まさかの事実に、影沼は動悸を激しくさせ…
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Point14(67話)
メールに隠された暗号とは!?
殺された清水が残したチーフへの1通のメール。
その件は、課長から部長に伝えられますが、肝心の猪狩チーフがいない…
全員の頭に過ぎった良からぬ予感。
喫茶店で、林とメールの意味と猪狩チーフの行方について考え…
猪狩チーフは清水殺害犯に攫われたと予想する影沼。
それを聞いて、いてもたってもいられない林。早くしないと手遅れに…
影沼の推理では、このメールを送った時、清水は犯人の監視下にあったため、「SOS」の意味を持ち、居場所を伝える意思があるとのこと。
つまり、暗号にしている可能性は大。それを聞いた林は…
“でも仕込めるとしたら後は ここくらいだな…”
どういう意味かを聞こうとしたところ、鹿田から影沼の電話に怒号が入ります。
資料作成もやらずに喫茶店でサボっていることを、ネチネチ言ってさっさと戻るよう命じられ…
“今 それどころじゃないんですよ!!”
この非常事態に邪魔しないでくれと叫び、電話を切る影沼に、鹿田がイスから落ちて“あ…あんの野郎…”
そして、影沼が目をつけたのは、メールアドレスの「H03」の部分。
突然、ノートに書き出したかと思えば、何か見えたようですが…
その頃、猪狩チーフが監禁されたアパートの一室で、犯人らしき男が誰かの指令を電話で受けている様子。
“楽しんだ後にきっちり…始末しときますよ”
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Point15(68話)
影沼の予想通り猪狩チーフはすでに…
今にも襲い掛かろうする茶髪と巨漢の男2人に、悲鳴をあげる猪狩。
“あの人”に猪狩で楽しませてくれと言わなかったら、今頃埋められていると脅しをかける男。
巨漢は清水の死体に興奮したという、異常性質を露呈し、凍りつく猪狩。
そして、シャツをビリビリに引き裂いて、肌けた猪狩に“イレたい イレたい”と我慢の限界に達する巨漢。その時…
ピーンポーン
玄関チャイムが鳴り、なぜかやたら怯え出す巨漢と、ドアスコープから覗いて見るよう強要する茶髪。
帽子で顔が隠れた宅配ピザ屋が立っていて、“頼んでねー”と恫喝する茶髪。
ただ、しつこく“受け取り拒否のサイン”を求められ、ドアチェーンを付けた状態でドアを開け、隙間からサインをする茶髪。
その時、ドアの隙間に足を挟み込んだピザ屋、もとい影沼はニヤけ顏で…
“林さん!!今です!!”
走りこんできた林が、チェーンカッターでチェーンロックをぶった切ります…!
ドアを全開にして茶髪に体当たりして突入成功する影沼。
“チーフいるんですか!!”と、姿の見えない猪狩を呼びかけます。
“影沼くん!!ここよ!!助けてぇ!!”
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ストーカー行為がバレて人生終了男5巻の感想・考察
塩見がなんの目的で飲み会をやったのかが気になるところ。
原崎はマジで嫌そうなオーラが出てて、仕事のできない影沼も何も言えない状況っていう絵面が、現実でもよくありそうな感じ。
塩見が普段おとなしそうな人柄かと思いきや、とんだ曲者でした。
業務上のことは分からないアナログ人間なのに、上司というタチが悪い男。
ノリが完全におっさんで、やや幻滅しましたね〜。もっと物静かなイメージだったのに…
それにしても、この飲みが影沼の探っている猪狩チーフ嫌がらせ犯人とどう繋がるのか?
それとも、話的にご無沙汰中の“原崎の社内恋愛相手”に絡んでくるのか?
塩見課長はシロで良かったのか…?
塩見課長の本来の目的が果たせたようで、影沼にとってみれば取り越し苦労でしたね。
それにしても、影沼は存在感が無いようでかなり目立っていたのか、塩見課長の視野の広さが物語っているのか…
尾行している人物にはバレないスキルはあるけれど、さすがに外から見れば不審な動きだとすぐ分かりますから…それだけ、影沼を気にかけていたってことですね。
ひとまず、これで全員の表面的な素行調査ができました。
残るは、競合他社の人間と接触した鹿田の明らかに怪しい動きや、受け取った封筒の中身。
また、尾行するのか別の方法で接近していくのか…気になるところです。
林が猪狩に向けた好意の形とは?
林直人が女装しているとは…猪狩チーフへのイビツな愛が怖すぎる…
一度目の尾行時には、林が女性用のリップを買っていたことから、猪狩チーフへのプレゼント、もしくは女装趣味を思わせる描写がありました。
でも、林が犯人となると、フルフェイスの背丈が合わないことや、USBを盗むメリットの説明が難しくなってきます。
浮かび上がってくるのは、共犯もしくは、違う動機で犯行に及んだ別の人物。
いよいよ、大詰めに迫ってきますね。
林から新犯人が浮上か…!?
ついに、猪狩チーフへの嫌がらせ犯が林直樹と判明したと思われましたが、影沼が追っている件とは一切無関係だったわけですね。
ただの、屈折した愛情表現だと慈愛の眼差しで見つめてあげるのが良いのか…
猪狩チーフからしたら、派手に気持ち悪い話です。思い返せば影沼も同類ですからね。
本当に…まともな男性とは、なかなか縁遠い宿命なんだろうなと、お察ししますよ。
影沼が目星をつけたのが林だとしたら、完全に当てが外れたってことであれば、再考しなくちゃいけなくなりましたね。
原崎がとった不可解な行動とは?
ロッカー漁りと女装趣味の林が、一気にキーパーソンに成り上がりましたね。
悪い人じゃない元来の人柄と、貴重な情報を握っていたおかげで、見事に窮地からの脱出しました。この悪運の良さは、影沼といい勝負。
そして、新たな犯人像が浮かび上がってきました。まさかの女性社員の原崎という線が濃厚らしいですが、すり替え後に本物のUSBをデスクに置いたのは誰なんでしょうか…?
犯人は本当に2課・中西課長だったのか…?
2課の中西が、原崎を利用するために不倫関係になっているのは想定外でした…!
天下のZONYでも業績不振になるこの不況。2つの課は必然的に、数字上での比較は余儀なくされ、中西としては1課の躍進を押さえ込みたかった、といったところ。
最悪の事態は免れましたが、猪狩チーフへの嫌がらせは、もはや犯罪行為にまで及んでいますからね…。
残る疑問は、鹿田の競合他社との密会くらい。そこで鹿田が受け取った封筒が、今度の会議で明かされるのか気になりますね〜!
フルフェイスの正体は誰なのか?
おそらく、猪狩チーフを眠らせたバーの男が、今回もう1件の黒幕なのが濃厚でしょう。
バーでも会話的にも、今まで登場した課内のメンバーかつ敬語を使う。
それは、課長の塩見、鹿田、玉木の3人。
猪狩チーフのやや動揺した様子から、USBの件もあり塩見は除外。
残る鹿田と玉木は、一度は影沼の尾行により限りなく白だと判明させましたが、それはあくまでUSBの件に限ります。
フルフェイスの侵入目的は、潜伏して猪狩チーフを襲うというより、何かを探し当てることが目的だったはず。
失踪した清水の件から予想するに、清水が猪狩チーフに送ったメールの削除が本当の目的なのかもしれませんね。もしかしたら、あのメールはSOSのサインなのでは…
となれば、今回はかなり危険な状況。猪狩チーフも証拠と一緒に消してしまおう、という考えの持ち主なのではないかと…
メールに隠された暗号とは?
清水由美が、失踪前に送ったメールに隠されたメッセージに、気づいた影沼と林。
一体、どんな意味を読み取ったのでしょうか?以下メールの内容です。
○清水由美 4月x日
TO:自分
ごめんね…
当分会社行けそうになくて
リゾート、また行きたいね。
ベトナムすっごい楽しかったー。
エンジョイできるところ探そう。
とにかく心配しないでね。**************
TEL 090-3408-xxxx
E-MAIL :H03-20198158-506@zony.co.jp
これは…全くわからないです…縦に読んでも意味が通らないですし…
違和感としては、「楽しかった」「エンジョイ」と英語変換されている部分とか…
文面がやたら無機質なところも気になります。
それに「H03」の文字に隠された意味も気になりますが、調べても家電製品の型番冒頭くらいしか出てきませんでしたね…
男2人に果たして勝てるのか…?
例の暗号の意味はさておき、なんとか突入成功できた影沼と林は見事ですね!
そして、清水殺害の実行犯も、この2人で間違いないと判明。
ここからは、完全に肉弾戦になりそうですが、腕力的には圧倒的不利な影沼たち。
この時点で、警察に連絡していなかったら3人まとめて殺られるでしょう…
特に、巨漢は猪狩チーフを人質にとっているため、影沼たちの分が悪い。
他にも味方が潜伏していると願いたいところですが…
まとめ
以上、ストーカー行為がバレて人生終了男5巻のネタバレや無料で読む方法でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^