この記事では、あむ先生の漫画『私が15歳ではなくなっても。』7巻のネタバレ・感想を紹介します。
『私が15歳ではなくなっても。』7巻のネタバレ紹介
ここあの言葉に深く傷付く正太郎
「パパ活じゃない?これ。直美が盗撮したんだってさー」と友人が見せた画像を見て固まるここあ。
「ん?ここあちゃん、どうかした?」と不思議そうな顔の友人。
「うわ、ヤッバ。やっぱ永椎さんキモ」と笑顔で言うここあ。
しばらくその画像の話で盛り上がりましたが、「あっ、ごめんちょっとトイレ」とここあはトイレへ。
トイレの個室に入ったここあは先程の画像を思い出し嘔吐。
「違う、そんな訳、大体あんな服装どれだけでも。そういえば最近帰り遅い」とうわ言のように呟くここあなのでした。
一方会社では、「ひゃー岩下さん、現場残業の後資格勉強ですか」と同僚に驚かれる正太郎。
この前の熱海での罪悪感からここあの留学費を稼ぐ努力をしていますが、気持ちと身体がついてこないのでした。
勉強も終わり家に帰る正太郎は土曜日なのもあり駅に酔った若者が多いなと感じます。
電車の中でも酒を飲み愚痴を言って騒ぐ若者を見て、呆れた正太郎は離れた席に移動しようと立ち上がります。
そんな正太郎に気付いた若者は「オッサンまで俺を避けるのかよォ!?」と突然殴りかかってきました。
突然殴られ床に倒れる正太郎。
周りの若者の友人たちも必死に止めに入ります。
殴られ唇から出た血を服で拭い、「な、なんなんだよ一体。もう、人生ってクソだわ」と思う正太郎。
その後、「スイマセンでしたァ!警察はっ、警察だけはっ。どうかこれでひとつ穏便に」といくらかのお金を貰えた正太郎は「留学費用、儲けたりっ」と少し気分よく家に帰るのでした。
家で着替えていたここあは洗濯物を出しに洗濯機の元へ。
洗濯機の中の正太郎の仕事着を見て「この服、やっぱり写真と似て」と思っていると、袖に口紅のような赤いシミがあることに気付きます。
翌日、急な雨でびしょ濡れになりながら帰宅した正太郎。
リビングに行くと深夜の真っ暗な部屋に1人で座るここあの姿が。
「こ、ここあ!?な、何して」と驚く正太郎。
ここあが何も答えず雨の音だけが響き渡るリビング。
正太郎がそそくさと「ふ、風呂入ろかな」とお風呂に向かおうとすると、「何してたの?毎晩毎晩、夜遅くまで何してるの?」と正太郎をここあが睨みました。
「聞いたんだ。ここあ留学したいんだってな。そのお金貯めるために今日も会社行ってた。ここあのために頑張ってるんだ」と正太郎が答えると「また、そうやって。私のためのお金!?むしろ捨てに行ってるんでしょ!?」と激高するここあ。
「す、捨てる?なに言ってるんだ。ちゃんとやってるよ、父親なんだから」と弁解する正太郎。
ここあの脳裏には友人の「パパ活じゃない?」の言葉が巡り、正太郎に「アンタの子供になんてなりたくなかった」と言ってしまいます。
ショックを受けた正太郎の顔にハッとするここあ。
正太郎は何も言わず泣きながら雨の降る中飛び出していきました。
雨の中走りながら「なんなんだよ、なんなんだよ。誰も彼もが俺を認めやしない」と絶望する正太郎。
水たまりに足を取られ転んだ正太郎のポケットから飛び出すスマホ。
ずぶ濡れになった正太郎はスマホを見つめ「シイナに、また作り笑いでいいから骨の髄まで俺を肯定してほしい」と言う願望が芽生えるのでした。
家では「ちがう、ちがう。おかしいのは向こうだろうがよ。絶対、絶対、そうだ。尾けてやる。これから毎日。永椎を尾行して確かめてやる」と決心するここあ。
その頃正太郎は「会えませんか」とメッセージを打ちましたが送信ボタンを押せずに苦悩していました。
「くそっ、何を躊躇っているんだ。ここあじゃなく自分のために金を使えばいい。だが…」と頭の中では、娘と同い年、未成年淫行、逮捕、家庭崩壊、離婚という言葉がグルグル回ります。
結局、「今度会えませんか?デートのみで」と言うメッセージを送る正太郎。
「大丈夫、大丈夫、会うだけ。なんの問題も」と考えている正太郎にシイナから着信が。
電話に出ると「あの、その、会うなら、また、その、ラ、ラブホテルに行きませんか?」とシイナ。
この前ちゃんと出来なかったから勉強したとシイナが言いますが、正太郎は謝りながらダメだと言います。
この前のことが原因なのかと訊ねると「犯罪なんだから、君とするのは」と答える正太郎に「何故、犯罪をしては駄目なんです?」とシイナ。
逮捕されたら家族に迷惑がかかるし、会社にも行けなくなるからと答える正太郎。
「逮捕されたら。悪いことだからじゃなく、逮捕が嫌だから犯罪は駄目なんですね」と強めに質問するシイナに困惑する正太郎ですが、シイナは続けます。
「私もそう思います。遠くの街で私服でホテルに行ったら、一体誰が私を未成年と気付いて逮捕されるんです?私達のことなんて誰も見てるはずないんですから」と正太郎に伝えるのでした。
『私が15歳ではなくなっても。』7巻の感想・考察
ここあの友人が正太郎とシイナの画像を見せてきて混乱するここあ。
嫌悪感からトイレで嘔吐、たしかに自分の父親だったら最悪です。
ただ、正太郎もシイナもここあもダメなことたくさんありますから、まあどっちもどっちな気持ちで見てしまいます。
正太郎は前回の罪悪感からここあの留学費用を捻出するために、仕事と資格取得のための勉強に奮闘中。
酔っ払いに殴られたりといいことない日常に、少し腐りながらも頑張っていました。
しかし、家で正太郎の服の袖に着いた赤いシミに勘違いしたここあは正太郎がパパ活していると思い、罵声を浴びせてしまいます。
あの赤いシミは殴られた後の正太郎の血だったんですが…。
罵声を浴びせられ、泣きながら雨が降る外へ飛び出します。
本当に災難が続きます。
絶望した正太郎が頼ったのは、やはりシイナ。
シイナと会う約束をした正太郎ですが、シイナはラブホテルで会いたいと言います。
それは犯罪だからと言う正太郎に、「逮捕されるかもが嫌で悪いことだからではない」と言うシイナ。
シイナに説き伏せられてしまう正太郎なのでした。
ただ今回、ここあはシイナを尾行する決心したため、次回は危ない展開になりそうです。
まとめ
以上、『私が15歳ではなくなっても。』7巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
ここあが勘違いとはいえ図星をつき、更に罵声を浴びせてしまったためショックを受け家から飛び出した正太郎。
頑張りが実を結ばない正太郎が頼ったのはシイナなのでした。
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