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レンタル妻1巻ネタバレ感想!どこにでもいる主婦ではない女ミユ

この記事では、白石なぎさ先生の漫画『レンタル妻』1巻のネタバレ・感想を紹介します。

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『レンタル妻』1巻のネタバレ紹介

どこにでもいる主婦ではない女ミユ

「おかえりなさい、あなた」と笑顔で出迎えるミユ。

ミユはどこにでもいる主婦ではない。

見送り、出迎え、炊事、果ては夜の営みまでこなすミユは、客から依頼を受けて貸し出される「レンタル妻」です。

今日もお店から連絡が。

どうやら予定の子がダメになったため、代打でミユにお願い出来ないかとのこと。

「大丈夫ですよ」と返事をし支度を始め、お店の車が迎えに来ます。

迎えに来た女性は「休みだったのにごめんね~」とミユに謝罪。

依頼主の元へ向かう途中雑談をし、依頼主の情報を聞きます。

今回の依頼主は常連さんで「理想の妻」の設定が細かいから注意とのこと。

依頼主の元へ到着し玄関で出迎える男性に丁寧に挨拶をするミユ。

しかし男性は挨拶は良いから上がって早く打合せをしたいと促します。

男性の設定は、ミユではなくカナンと呼ぶ、自分のことはアサトくんと呼ぶ、服装、眼鏡等の簡単な説明をし、後は指示書を見るように指示し、「僕は一旦外出するから、夕食の支度を頼むよ。帰ってからが夫婦の時間だ、OK?」と出掛けるアサト。

アサトが出掛けるとミユは指示書に目を通します。

確かに細かいと指示書を見ていると、棚の上にアサトと奥さんと思わしき女性の写真に気付き、キリッとして凄く綺麗な女性です。

ミユは理想の妻カナンを演じるため、眼鏡をかけるのでした。

完璧にカナンになりきったミユ

「ただいまー」とアサトが帰ってくると「おかえり、アサトくん!」とカナンを演じるミユがお出迎え。

あまりにも理想通りだったのか固まるアサト。

呆気に取られるアサトに玄関でハグをするミユ。

アサトは「腹が減った。カナンの手料理を食べさせてくれ」と夫婦の時間が始まるのでした。

食事も終わり、ワインを飲んだ2人はそのまま夜の営みへ。

しっかりカナンを演じるミユとアサトは激しく愛し合うのでした。

早朝、アラームで目が覚めたアサトは「おーいカナン、じゃなかった。ミユさん起きて!夫婦ごっこはおわりにしよう」とミユを起こします。

目が覚めたミユは「アサトさん、もう少しだけ一緒にいさせてもらえませんか?まだ、カナンが抜けなくて。仕事であることを忘れるくらいアサトさんとの時間が楽しかったから」と手を握るミユ。

その言葉に本当の果南にプロポーズした光景を思い出すアサト。

「そうだね、僕も同じ気持ちだよ。延長しよう」とアサトが言うと「本当ですか!嬉しいっ」と抱き着くミユ。

メッセージがアサトのスマホに届いていますが無視して朝から愛し合う2人なのでした。

シャワーを浴び「先程は失礼しました」とミユが恥ずかしそうにしています。

アサトが「もうカナンは抜けたのかい?」と訊ねると「はい」と答えるミユ。

「あそこまでなりきってくれたのは君が初めてだ」と満足そうなアサト。

次からもミユを指名すると約束も貰え「ありがとうございます」と笑顔のミユ。

そこからアサトが果南について話し始めました。

果南は自分の妻で今は単身赴任中。

自分から望んで妻子から離れたというより逃げたと話すアサト。

単身赴任の生活は最高で結婚したことを心底後悔したそうです。

「妻は本当に素敵な女性だった」と話すアサトに「過去形?」と質問するミユ。

その言葉に「ああ、そうだよ。僕の愛した妻はもうどこにもいないんだ」と悲しげなアサト。

子供が生まれるまでは幸せだったが、生まれてからは絶望に変わったのだそうです。

子供の夜泣きに文句を言ったアサト。

すると果南は鬼の形相で反論、そして説教。

そんな毎日にアサトは気付いてしまいます。

自分が求めていたのは果南との日常ではなく非日常だったことを。

結果、アサトは仕事を理由に果南達と離れることにするのでした。

そうすることで日常から目を逸らし、1か月に1度の帰省も非日常になり愛情を注ぐことが出来たのです。

スマホには未だ何件ものメッセージが届いていますが無視して話すアサト。

アサトは過去を空しく感じていた時にレンタル妻を見付けたとポツリ。

「だから、私がカナンになった」と眼鏡を外すミユにドキッとするアサト。

「ところで先程から通知が来ているようですが」とミユ。

「ああ、どうせ仕事だ。見れば現実が待ってる。今は少しでも君との余韻に浸っていたいのさ」とアサトが返したところでアラームが鳴り、延長の時間も終了。

「遅くなってしまったし、片付けはしなくていいよ。はい。利用料少しいろつけておいたから!」とアサトから報酬を貰い、お礼を言って部屋を出るミユ。

ミユがエレベーターで下へ向かうと、隣のエレベーターから子供を連れスマホで電話する女性の姿が…。

気分良く鼻歌を歌っていたアサトはしつこい連絡に、急な案件かと目をやると驚愕。

出ると「もしもしパパ?もしかして今まで寝てたの?さっきからメッセージを送ってるんだけど、まだ見てない?だから姉さんが事故ったから出てきたんだって!そうそれで今、玄関前にいるから開けてくれる?」と本当の果南が家にやってきたのでした。

会社の車で家に戻ったミユ。

「遅くなっちゃった。すぐにご飯の支度しなくっちゃ!」と玄関を入ると男性が出迎えてくれました。

「ただいま純一さん」、「おかえり由美。今日もごくろうさん」と普通の主婦に戻るミユなのでした。

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『レンタル妻』1巻の感想・考察

どこにでもいる主婦の由美は「レンタル妻」として働くミユ。

夜の営みもありというのはすごいですね。

今回の依頼主はアサトという常連さん。

呼び方から服装等細かい設定の多い依頼主でした。

指示書や写真から完璧な「カナン」になりきるミユ。

アサトも再現具合に驚いていましたが、なりきり具合はすごかったです。

ただ理想の妻として過ごすだけではなく依頼主の誰にも言えない悩みなども聞いてあげたりと癒していくミユに脱帽です。

家では旦那さんが待っていて、この仕事を理解があるようなのも良いですね。

次回はどんな悩める依頼主が現れるでしょうか?

楽しみです。

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まとめ

以上、『レンタル妻』1巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。

どこにでもいる主婦由美は「レンタル妻」のミユとして働いていました。

今回、代打で行った依頼主は細かい条件がある常連さん。

依頼主の理想の妻「カナン」になりきるミユなのでした。

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