この記事では、増田ちひろ/裏地ろくろ先生の漫画『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』７話のネタバレ・感想を紹介します。
『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』７話のネタバレ紹介
知性を取り戻しつつあるゾンビたち
「ここか！」と火事の現場に辿り着いた雄介。
火事のあった場所は山の施設に行く近道だったため、厄介ごとになってなければいいがと心配になります。
そんなことを考えていると中から車が猛スピードで現れ、閉まっている門にぶつかり、車の上から何かが飛び降ります。
飛び降りたのは髑髏男で車の中で悲鳴を上げる女性を無理矢理外に引きずり出し、刃物で首を切り落とし惨殺するのでした。
今までのゾンビよりかなり人間に近い動きをすることに驚き、正体を知りたいが危険過ぎると雄介は判断しますが、バイクの音で髑髏男に気付かれます。
髑髏男はその姿・恰好からどうやら生前は警察官の様です。
結局雄介は髑髏男の危険性を感じ、追跡して様子をうかがい隙があれば拳銃で排除する決心をするのでした。
建物に入って早々髑髏男を見失った雄介。
どうやらこの建物は大学の様です。
廊下を探索しているとどこからか物音がします。
音が聞こえたドアを開けると中は火の海で、女性のゾンビが２体いました。
その２体は何故か雄介の存在を認識しているような雰囲気でゾッとする雄介。
そちらに気を取られていると今度は別の部屋のドアが開き、中から髑髏男が悲鳴を上げる男性を引きずって出てきました。
髑髏男はそのまま男性を空中に突き出した板にぶらさがる格好にし、ニタッと笑って下の階へ落とすのでした。
その光景に戦慄しましたが、髑髏男が部屋に入って行くのを確認し追いかける雄介。
部屋に入ると中はもぬけの殻でどうやら別の扉から髑髏男は出て行ったようです。
異常なことが多過ぎるこの状況に混乱する雄介は、偶然ビデオカメラを発見。
中のデータを確認すると、先程の突き出した板から下の階に人を落とす映像が…。
しかもそれを見て楽しんでいる様子です。
「私刑か娯楽か」とビデオを進めていくと先ほどの髑髏男も出てきました。
そして、ゾンビ化するという流れ…と思いきや雄介はある驚愕の事実に気付きます。
最初は獣の様にうごめくだけだったゾンビ達が人を喰うたびに少しずつ少しずつ人間的な動きを取り戻していました。
ビデオを叩きつけ怒り狂う雄介。
バカなことをした奴らのせいで、他より早く知性を取り戻しつつあるゾンビ達。
山に避難するのにこの場所を通るのが近かったが迂回するしかないと考える雄介。
危険過ぎるこの場所からスーパーに帰ろうとドアを開けると生首を持った若い女性のゾンビと出くわします。
一瞬目が合いますが、すぐに別の部屋に入って行きました。
雄介が部屋の中を確認すると中には死体の山があるのでした。
出掛けてからかなり時間が経ってからスーパーに戻った雄介。
駐車場に着くと変な臭いが…。
ふと生ゴミの集積所のドアが開いているのに気付いた雄介は焦って深月達の元へ走り出します。
「おい！聞こえるか！深月！」とトランシーバーで深月に連絡を取ろうとする雄介。
生ゴミ集積所には誰かが生活していた痕跡がありました。
スーパーに元々いた生存者たちは全員出て行きましたが全員の死亡が確認されたわけではありません。
雄介は停電で暗闇に耐えられなくなった存者が深月達の元へ向かった可能性に気付いたのでした。
もしかすると危険な生存者かもしれないため、急いで深月達の元へ走る雄介なのでした。
『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』７話の感想・考察
火事の現場に到着した雄介は、普通とは違うゾンビ達と遭遇しました。
しかも他のゾンビ達と違い雄介を認識しているようです。
その原因はゾンビ達に生きた人間を与えるというバカな人間がいたせいでした。
やはりこういう極限の状態になると狂った人間が出てくるようです。
最悪な人間です。
これでまた雄介の悩みが増えてしまいました。
人を食べれば食べるほど知性を取り戻すという事実は、かなり厄介なことかもしれません。
この場所以外でも知性を取り戻したゾンビがいるかもしれないので危険度が増した気がします。
更にスーパーに戻ると生ゴミ集積所に誰かがいた形跡が…。
深月達と連絡も取れず焦る雄介。
果たして深月達は無事なのでしょうか？
ハラハラドキドキの展開で次回のお話も気になります。
まとめ
以上、『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』７話のネタバレ・感想考察の紹介になります。
火事の現場で知性を取り戻しつつあるゾンビに遭遇。
原因はバカな事をした人間がいたためで、激高する雄介。
更に深月達と過ごすスーパーのゴミ集積所には誰かが生活していた形跡を見つけ、焦る雄介なのでした。
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