この記事では、白石なぎさ先生の漫画『レンタル妻』7巻のネタバレ・感想を紹介します。
『レンタル妻』7巻のネタバレ紹介
優しい依頼人の言葉に癒されるミユ
「うーん」とパソコンの画面を見ながら悩む店長。
「店長、さっきからどうしたんです?」と訊ねられ、店長はここ最近のミユの様子を質問します。
部下は特に変化はないと言いますが、店長は「これ見て」とパソコンの画面を見せます。
今までミユにクレームはほぼありませんでしたが、今月になり急に増えてきたそう。
内容は何かやらかした訳ではなく仕事に集中してない様子だと書かれています。
店長は部下にミユに悩みがないか聞けたら聞いてみてと指示を出すのでした。
その後、ミユを送迎する部下。
車内での様子を見ると、確かに以前よりボーっとしている感じのミユ。
依頼人の元へ少し早く着いた為、最近の調子はどうか訊ねます。
「お陰様で忙しくさせてもらってます」と答えるミユに、最近ランキング入りした為氏名も増え、無理しているんじゃないかと店長が心配してたと伝えます。
「疲れが顔に出るなんてまだまだですね。気を付けます」と話が違う方へ流れてしまい、あまり話が聞けないのでした。
依頼人の部屋の前に着いたミユ。
先程の「無理してるんじゃないかって」と言われた言葉を気にし「だって仕事していれば、気にしなくて済むから」と呟きます。
しかしすぐに余計な事を考えず集中しなきゃと由美からミユへ気持ちを切り替えるのでした。
部屋に入ると依頼人が優しく出迎えてくれます。
今回の依頼人は常連のため説明やオプションも無しのため、そのまま仕事を開始するミユ。
淹れてくれたコーヒーを飲みホッとしていると依頼人はミユに掃除をお願いし、自分は夕飯の買い物へ行くとのこと。
自分が行くと言いますが、今日は休みだから散歩がてら自分が行くとミユに伝え「夕飯も期待しててね!」と笑顔で出掛けて行くのでした。
1人残されると再び気持ちが落ち込むミユですが「いけない、いけない。仕事しなきゃっ!」と掃除を開始。
日が暮れ始めた頃に沢山買い物をして帰って来た依頼人。
「随分たくさん買って来たのね」と戸惑うミユ。
依頼人はミユのために何作ろうかと考えていたら、こんな量になってしまったと苦笑い。
ミユは夕飯を作ってくれることに驚くと「いつも頑張ってくれる奥さんにたまには楽してもらわないとね!今日は僕に任せてよ!」と満面の笑みを浮かべる依頼人。
嬉しいと抱き着くミユ。
玄関でキスをしていると段々興奮してきたのか、ミユはこのままシたいと依頼人の首元を舐め始めます。
そして口で奉仕し始めたミユの不意打ちですぐに最高潮に達してしまいます。
ミユも依頼人に気持ち良くしてと頼みますが、焦らされてしまいます。
散々焦らされたミユは激しく最高潮に達し、その後2人はお風呂で行為をするのでした。
行為も終わり2人で一緒に夕飯。
依頼人は料理が得意だと言うだけあってとても美味しく感動するミユ。
そんなミユに掃除は苦手で洗濯もいつもシワだらけにしてしまう自分からすれば、家事を毎日こなす奥さんの方が凄いと労う依頼人。
すると「あなたは優しい夫ね。そんな風に労ってもらえたらどんなに嬉しいか」と純一のことを思い出してしまい「あっ、ごめんなさい。今は私が奥さんなのに」と慌てて謝るミユ。
依頼人は気にしないでと伝え、自分も奥さんを演じてもらってる代わりに「理想の夫」でありたいと語ります。
今の環境ではお嫁さんを貰える状況ではない依頼人は、サービスとはいえ良い夫婦になれるため癒しの時間だと笑い「最後に楽しかったって言ってもらえれば僕も嬉しいからね」とミユに伝えます。
その言葉に涙が出そうになるミユ。
ちょっと説教くさくなったと恥ずかしがる依頼人。
その後もしばらく夫婦の時間を過ごし、アラームが鳴り終了の時間。
「またのご利用お待ちしております」と挨拶して帰ろうとしたミユでしたが「あの、一言いいですか?」と依頼人の方を振り返ります。
そして「楽しかったわ、あなた」と依頼人に伝えるのでした。
帰りの車の中ではミユの調子は昨日より良さげ。
店長も新着の意見でも良い感想を貰っていると一安心します。
家に着いたミユはドアの向こうは現実の夫婦と現実に戻されます。
「ただいま」と返事しても純一からの反応はありません。
家の中を探すとリビングでいびきをかいて眠る純一の姿が…。
そんな純一の姿に呆れていると純一のスマホに通知のランプが点滅しているのに気付きます。
以前の事を思い出し心がザワつくミユは、スマホに手を伸ばします。
しかし、グッと堪えたミユは笑顔で純一を起こすのでした。
『レンタル妻』7巻の感想・考察
前回のことで気持ちがだいぶ落ちているミユ。
それはレンタル妻の仕事にも影響してしまっているようです。
そんな中訪れた仕事先でとても優しく接してくれる依頼人。
いい奥さんと過ごすために理想の夫を心掛けていると言います。
そんな最高な依頼人のお陰で気持ちが晴れたのか、調子を取り戻していくミユ。
新規のクチコミも良い内容が上がって来て一安心した店長。
しかし家に帰るとやはり現実に戻ってしまうミユ。
純一と結婚しているメリットはレンタル妻を続ける以外無くなってきた気がします。
リビングで眠る純一を起こし笑顔を浮かべたミユでしたが、何やら影のある笑顔に見えました。
今後の展開はどうなるのでしょうか?
まとめ
以上、『レンタル妻』7巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
純一との関係に悩むミユは仕事中もどこかぼんやり。
その結果クチコミなどの評価が落ち、周りを心配させてしまうのでした。
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