この記事では、ビッグコミックスペリオール連載の押見修造さん原作『血の轍』13巻の、
- 発売日
- ネタバレや感想・考察
- 無料で読む方法
をまとめて紹介していきます!
『血の轍』13巻の発売日はいつ?
こちらはまだ公表前でしたので、過去の発売ペースから予想してみました。
◇『血の轍』の発売ペース
- 4巻:2018年9月28日
- 5巻:2019年2月28日
- 6巻:2019年8月30日
- 7巻:2019年12月26日
- 8巻:2020年4月24日
- 9巻:2020年8月28日
- 10巻:2021年1月29日
- 11巻:2021年6月28日
『血の轍』の単行本は約4〜6ヶ月ペースで発売されていることから、13巻の発売日は2021年4月28日頃と予想されます。
こちらは、あくまで予想なの公式発表され次第、更新していきますね!
『血の轍』13巻のネタバレ
13巻の見どころは全部で9話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!
※106話〜114話まで収録予定。
衝撃の発言…
母親を辞める発言した静子は続けて、静一は欲しくなかったと発言します。
静子はそもそも静一を産めば、これまで得られなかった愛情を得られると思っていたため、自分の事しか考えていなかったのです。
この発言から出ていくように言われるも、一時は産むべきでは無かったのではないかとも思ったと言う静子。
対する静一は冷静に聞いていました。
そして静子は静一は人を始末したから、母親と言う役目を辞めて自由になると嬉々としながら言っていたのです。
止めと言わんばかりに人を始末してくれた助かったと言いつつ、さようならと言い放った静子。
これには静一は唖然とするしか出来なかったのです。
お互いの感情…
静一の事を捨てて去ろうとする静子に対し、静一は怒りの衝動を抑えきれなかったのです。
そして彼女の元に向かい、胸倉を掴んで床に押し倒してマウントを取る静一。
怒り心頭の静一に対し、静子はもう彼の事を赤の他人と見ているのか、心底どうでもいいと思っているかのように無表情で見つめていました。
静一は彼女の首を絞めようとしていたのだが、静子はされるがままにしていて、特に暴れるそぶりも見せませんでした。
そしてそういうことするんだと無表情で言う静子。
そう言われた静一は怒りから絶望の表情に変わります。
裁きの時…
静子の首を絞める静一を職員達は引き離しました。
そして静一に目を合わせる事無く、もう帰ると口にして去っていく静子。
この事が切っ掛けで静一は精神的に壊れてしまったのか、多くの人々がどのような姿をしているかを認識できなくなっていました。
しかしながら、その状況で裁判の続きをする事になりました。
静一は裁判での会話を少しずつ聞いており、父親の一郎が引き取る事になったのです。
そして最終的に救護院に搬送する事を受ける静一。
未来の静一…
中学時代の思い出は静一の中で、全部消え去りました。
そして時は進み、静一は一人暮らしをしていましたが、その様子は悲惨なものでした。
自分の部屋はゴミ屋敷状態になっていて、その状態で寝ていました。
そんな中、起き上がって納豆ご飯を食べていく静一。
そして町へと出かけていきます。
彼は過去にしてしまった事に関して、かつての人生が復活する事はないし、自分は命を落とさずむざむざと生き延びてしまったと後悔している様子でした。
静一の仕事…
静一は職場にパンの工場へと向かい、パンを容器へと詰めていきます。
休憩中に、バイトの人達の愚痴を聞きながらラーメンを食べていく静一。
その後、静一はいちごのヘタを取る仕事を淡々とこなしていきました。
淡々とこなしていく中で、人の姿をした者が崩れ去るような怖い妄想をしていたのです。
そして仕事が終わり、帰路につく静一だったが、一郎から連絡が何度か来ていた事に気づきます。
電話をかけると、一郎から静一の元に告げられ、了承する静一。
久しぶりの再会…
静一は家で寝ていると、自分を尋ねに来た一郎がやってきたので、家に招きます。
彼は出張で遠出していて、そのついでに彼に会いに来たのです。
静一の家は汚いため、外で話をしようと提案する静一。
そして2人は道を歩き、公園を横切ると静一は年若い夫婦と子供を見かけます。
更に商店街へと到着し、彼らは居酒屋へと向かいました。
そして料理を食べつつ、静一に何もしてやれない事を申し訳なく思う一郎。
対する静一は一郎が自分を見放さなかった事を感謝していたのです。
やがて2人は居酒屋から出て、駅へと向かいます。
倒れる…
一郎と再会してから月日が経ち、静一はこれまで通り仕事をしていました。
しかし、彼との話の事を思い出す度に、憂鬱な気持ちになってもいたのです。
そのせいで仕事に身が入らず、ミスをしてしまい、お客さんからも呆れられてしまう静一。
仕事の後、家へと戻ろうとした際にスマホに電話が何度もかけられていたので、出てみると一郎が病院に搬送された事を知る静一。
病院へと行き、息子である事を受け付けの人に話すと、病室へと向かいます。
到着すると、人工呼吸器をつけられている一郎がいたのです。
一郎の症状…
一郎が寝ている様子をうかがう静一。
医師がやって来て、一郎は腸穿孔と言う病を患い、手術して治したが予断を許さない状況なのを静一に話します。
静一は入院の手続きをしていると、昔の事を思い出していました。
一郎は救護院にいた頃や、出て来た時から静一の面倒を見ていました。
その後、東京に一人で働いて暮らしていきたいからと言う旨を一郎に告げる静一。
東京で過ごし始めた静一に一郎は電話をかけていました。
現在に至り、静一は仕事のために会社へと向かうのでした。
一郎が回復する…
一郎が入院した後、起きては病院に行き、それから仕事に行く日々を送る静一。
ある日、一郎が回復したので静一は病院に行き、一郎に会います。
一郎は迷惑かけた事を謝罪するが、静一は気にしていなかったのです。
そして急にお金の事や、万が一の手紙の存在を静一に教える一郎。
静一は了承しつつ、何か買ってもらいたい物はあるかと聞くと、本が欲しいと一郎は言います。
まだ油断できないが、取りあえず様子を見ると言う医師の判断に従い、帰ろうとする静一。
その際、一郎が手を握るように言い、静一はその通りにすると一郎は謝罪の言葉を述べます。
翌日、仕事を終えて家へと帰った静一だが、医師から一郎の容態が悪化した事を知らされたのです。
血の轍13巻の感想・考察
ただただ恐ろしい…?
今回の話で静子は非常に怖くなりましたね。
きっと静一が警察に捕まった時点で、このような事を考えていたのかもしれません。
まぁ、人を始末したのだから突き放すのは十分あり得る話ですが、突き放し方が怖すぎてトラウマになりそうです。
一郎の心境…?
次回は一郎の心境が明らかになると思います。
この裁判が始まってから静一と静子の様子ばかり書かれていましたが、一郎の心境までは書かれていませんでした。
静子が静一を見捨て、その静一が彼女に手をかけようとしている光景を見て、きっと悲しい心境なのではないでしょうか。
立ち直れない…?
前回の話から、静一はもう立ち直るのは厳しいのではないでしょうか。
心の支えにしていた静子から拒絶どころか赤の他人扱いされたので、精神的に壊れてしまったのだと思います。
こうなってしまった以上、仮にある程度良くなって救護院から出たとしてもちゃんとした生活は出来ないでしょう。
惨めな暮らし…?
しげるの一件から時が経ちましたが、思っている以上に悲惨な生活を送っているみたいですね。
裁判を受けたのだから、当然なのかもしれませんがそれでも惨めな感じです。
リアルでも罪を犯して出所した人は、このような生活を送っているのでしょうか。
淡々と働く…?
静一が仕事をしていますが、実に淡々としていましたね。
こういう仕事の方が、罪の事を忘れて没頭できるのかもしれません。
しかし、仕事をしている中で行っていた妄想が不穏でしたが、嫌な予感がするなと思いましたね。
感謝してる…?
静一はぶっきらぼうな言い方でしたが、一郎には感謝しているみたいですね。
殺人を犯してしまったのだから、一郎も静子と同じように見捨てられてもおかしくないと静一は思っていたのでしょう。
それでも見捨てなかった彼に少なからず感謝していたのだと思います。
状態は良くない…?
病院に運ばれ、呼吸器をつけられている一郎ですが、状態は良くないのでしょう。
完全に入院中の様子ですし、下手すれば命の危機かもしれません。
静一や静子の事、年のせいで心身ともに疲弊してしまったのでしょうね。
後悔する…?
静一は内心では後悔するのではないかなと思います。
以前一緒に酒を飲むまでの間、一度も会っていなかったですし、電話もしていませんでした。
それ故に少しの間でも実家に帰ってもよかったと、後悔すると思いますね。
命を落とす…?
次回は一郎が命を落とすのではないかなと思います。
今回の話で、一郎はお金や万が一の手紙の事を仄めかしていました。
これはもう自分の命が長くないのが分かっていたから、命を落とす前に静一に伝えようとしていたのでしょう。
そして容体が悪化したので、最期に遺言を残して命を落とすと思います。
まとめ
以上、『血の轍』13巻のネタバレと感想・考察の紹介でした。
押見修造さんの繊細な絵のタッチと人間のドロッとした部分をもっと感じたい、という場合は以下作品たちもおすすめですよ。
- 闇深:
- エロ:
- 伏線:
- 完結:全11巻(単価462円)
実写映画化された押見修造のヒット作。本の虫の地味男子が出来心でクラスNo. 1美少女の体操着を盗む現場を、暴言吐きまくり孤立女子に目撃されてしまい、下僕に成り下がる中学生活を送るという出だし。主人公が狂気爆発で教室をカオスにしたり、ニケツで雨の峠を抜け出すシーンとか無双感がエゲツないです。
- 闇深:
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- SF:
- 完結:全9巻(単価660円)
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