サスペンス

君が僕らを悪魔と呼んだ頃12巻のネタバレ!悠介が犯人と勘ぐる蒼志?

かつてクラスメイトを蹂躙してきた胸糞男子が、高校入学後にある事件で記憶喪失になり、闇討ちの如く虐めてきた人間から復讐される漫画『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』12巻の、

をまとめて紹介していきます!

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『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』12巻のネタバレ

12巻の見どころは全部で11話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!

  • Point1(122話)

    深夜に蒼志を訪ねる米村は…

    乱暴に玄関の扉を叩き、蒼志を呼び出す米村。

    蒼志は、暴行されたかのように傷だらけで腫れあがった米村の顔に驚きます。

    “誰かが近づいてきたと思ったらイキナリ袋叩きにされてこのザマだ”

    蒼志の手当を受けながら、それが悠介の仲間の仕業だと主張します。

    懐からボイスレコーダーを出し、悠介の去り際の言葉を聞かせる米村。

    悠介を怪しみ警戒するように、蒼志を諭すのでした。

    話を終えて雪道の中、一人帰路につく米村。

    やはり顔の傷は、襲われたように見せかけるための小細工であった様子。

    もう一度ボイスレコーダーを再生し、米村のような悪魔を消し去るのなんて不可能だと笑うのでした。

    蒼志は、米村から聞いたことを茜に話します。

    夏樹の取材メモが入ったUSBの中身を見て、そのおぞましさに衝撃を受けたことも。

    自分たちの前では普通の優しい人間である、悠介のことを信じたくて葛藤している心境を吐露する蒼志。

    そこで茜は”誰に何を言われても警察は信用するな”と悠介に言われたことを明かします。

    “悠介さんか警察か どっちの言葉を信じたらいいのか―…”茜は笑いながら泣き出してしまい…。

    決断を託された蒼志は、

    ”兄ちゃん決めたから どっちを信じるのか”と言い、茜を安心させようと笑顔を見せるのでした。

  • Point2(123話)

    蒼志が信じた相手とは…

    1月8日AM6:00、朝早くから緑に起こされた悠介が玄関を開けると、一面に広がった雪景色が目に入ります。

    蒼志と茜の分の雪だるまを作ると張り切る緑を手伝って、3つの雪だるまが完成。

    すると、ちょうど蒼志と茜がやってきて、緑の相手をしてくれたお礼をします。

    緑は次は“ユースケの分”を作ると言い出し、遠慮する悠介ですが、“もう家族みたいなもの”だと緑に言われて、蒼志と茜も切ない笑顔を一緒に作ることに。

    緑は思いました。

    この雪だるまを一緒に作った家族の思い出を忘れないと…

    悠介は自分を家族の一員と言ってくれた感謝を蒼志に言うと同時に、“今夜この街を出て行こうと思う”と告げます。

    引き止めようとする蒼志に、以前から決めていたことで、そろそろ答え出さないといけないと言って、気持ちは変わらない様子。

    その答えを伝えるために、今夜10時に街外れの潰れたボーリング場にて落ち合う約束をする悠介。

    “誰にも言わずに一人で”

    そう念を押し別れ、帰宅する蒼志は、自分はちゃんと笑えていたのかと、口元を抑える格好をします。

    そして、さっきの話を電話で米村に伝える蒼志。

    “斎藤が動きました”と…

  • Point3(124話)

    決断した蒼志は米村へ…!

    米村と電話をする蒼志は、「今夜10時」「街外れのボーリング場」で、悠介と話をする約束をしていることを密告します。

    悠介が街を出て行く前に、蒼志だけに「何らかの答え」を伝えたがっているのだと。

    “当然君を始末するための口実だろうな”という米村の言葉に、拳を握りしめつつ同意する蒼志。

    護身用のナイフを用意していることも、米村に打ち明けます。

    “何があっても家族を守るのが俺の役目っスから…”

    自らの厳しい表情をナイフに反射させる蒼志。

    米村は白々しく、自分を信じて情報を流した蒼志に繰り返し礼を言うのでした。

    通話が切れると蒼志は、「良かったんだよな?コレで」と自分に言い聞かせつつ、仕事のために外へ出ます。

    晴天の中、「ユースケさんダルマ」がみんなの雪だるまの日除けになっているのを見つけ、本当の家族のように自分たちを守ってくれていた悠介を重ね合わせます。

    しかし、”何も知らなかったから信じてられたんだよ!”と怒りに任せ、蒼志は雪だるまたちをめちゃくちゃに壊してしまい…。

    悠介を信じきれなかったことへの後悔を、泣きながら吐露します。

    その様子を盗聴し、蒼志の寝返りに安堵する米村。

    悠介と蒼志を相討ちさせる計画を立て、種をまくだけで満足していた頃の日常を取り戻すことを決意するのでした。

  • Point4(125話)

    20年後、当時を語る女性の正体は

    場面は再び20年後、”あの夜のこと”を尋ねるインタビューへ。

    三つ編みをいじる中年女性は、何も見ていないが兄からはすべて聞いている、と言います。

    つまりその女性はなんと、茜なのです!

    茜は、翌日になって帰ってきた蒼志が

    ”本当の悪魔は米村の方だった 俺が信じるべきはユースケさんだった”

    そう茜に告げたのだと言います。

    米村が当時思い描いていた通りの計画を落ち着いて語る茜。

    “ご存じの通り計画は失敗”と話しますが、悠介のことに言及しようとすると泣き出してしまいます。

    もし自分が信じていたら、と茜は後悔の念を吐露します。

    そんな彼女にハンカチを差し出し慰める夫は、蒼志の職場の先輩だった加地らしき外見をしており…。

    ベテラン刑事と、過去に悪行の限りを尽くした男なら、誰だって刑事の言葉を信じただろうと断言します。

    しかし、それでも茜いわく、あの日の夜「最悪」な出来事が起きたのは確かであり、蒼志は平穏な日常に戻り20年経った今でも苦しんでいるのだと。

    “もし生きていたら今頃何をしていたんだろう……?悠介さん”と、感傷に浸るのでした。

  • Point5(126話)

    悠介を待ち受ける蒼志は…

    1月8日、PM9:30。

    蒼志は悠介がまだ来ないうちに米村に電話をかけ、打ち合わせをします。

    蒼志の役割は、悠介を油断させ、ギリギリまで近づいてくるのを待つ。

    そして、手の届く範囲まで来たら蒼志から飛びかかり、ひるんだところを警察が一気に取り押さえる。

    米村以外に何人も刑事がそこかしこに潜んでいる、と吹き込まれている蒼志は、そんな作戦を指示されているのでした。

    蒼志はこの期に及んで、このまま何事もなく今日が終わることを望んでいました。

    (約束の時間になってもアンタは現れず、俺に何も告げずそのまま街から去っていくんだ)

    そんな願望を夢想してみる蒼志ですが…。

    しかし、悠介は一度も蒼志たちとの約束を破ったことはありません。

    蒼志の想いもむなしく、悠介は蒼志の前に現れるのでした。

    悠介に自分の方へ近づくよう、さりげなく誘導する蒼志。

    悠介は「一連の事件の黒幕」を蒼志に打ち明けようと、足を踏み込んだところで、一人にしては数の多い足跡に気がつきます。

    他に誰かがいると勘付いた悠介。

    米村の潜む方に向かって”隠れてんじゃねぇ…出てこいよ”と言うのでした。

  • Point6(127話)

    隠れていた米村が暴かれる…!?

    “隠れてんじゃねぇ 出てこいよ”

    足跡をたどり、米村の方に近づく悠介。

    しかし、悠介が覗いた先には誰もいません。

    (ハイ残念 そりゃ足跡ぐらい偽装するさ)

    罠に引っ掛けた米村がほくそ笑みます。

    悠介の背後を取った米村は、ボウリングのピンで頭を殴ろうとしますが…。

    “ハイ残念…お見通しだ”

    悠介の言葉とともに、米村の脇腹に強烈な一撃!

    いつの間に現れた会澤が、バットで更に米村を追撃します…!

    倒れ込む米村に、悠介は警察の真似事をするように、罪状を挙げて手錠を掛けました。

    米村は蒼志に、”早く私に加勢してくれ!!”と説得しますが…。

    “騙されないで”、と後ろから蒼志の肩を掴む夏樹!

    米村が一連の真犯人であることを話します。

    戸惑う蒼志に悠介は、蒼志が米村に騙されていたことも全部わかっていると語ります。

    “そんなことはどうでもいいんだ お前が無事ならそれだけで”

    その一言で、蒼志が悠介を裏切っていたことすら見抜いていたことを、蒼志は理解するのでした。

    ここで米村は、何故自分の手の内がバレたのかと呑気に聞きます。

    “……まだわかんねぇの?俺は悪魔で お前はただのタヌキだったってことさ”

    悠介は、悪魔のような顔でそう言い放ちました。

  • Point7(128話)

    悪魔とタヌキの勝負の行方は…

    “俺は悪魔で お前はただのタヌキだったってことさ”

    そう凄む悠介に、米村は一本取られたと大笑いします。

    “完敗だ完敗!!素直に負けを認めよう!”

    そんな米村の異様な様子に、混乱した蒼志が前に出ます。

    米村に対し、本当に自分のことを騙していたのかと問う蒼志。

    米村はあっさりと、2人を相討ちさせる算段であったことをバラしました。

    しかしすかさず、蒼志が簡単に悠介のことを裏切ったことを指摘する米村。

    そうやってことが上手く運び過ぎたため、調子づいてしまったのが自分の敗因だと。

    蒼志はそれに腹を立て、

    “ざっけんなクソがぁっ!!!”とついに爆発!

    米村を蹴り飛ばし、さらにもう何度も追撃を加えます。

    米村への怒りの言葉を連ねて、夏樹の制止もものともしません。

    蒼志の暴力により丸く縮こまった米村を見て、

    “この期に及んで見苦しい 全くもって見るに堪えないよ”と嘲る会澤。

    とどめの一撃とばかりにバットを振りますが…

    そのひと振りを喰らったのは、米村でなく蒼志。

    “ホンッット嫌いなんだよね~ 人のせいにして八つ当たりするダサい奴”

    会澤にとっては、蒼志の被害者面が許せずにいたのです。

    確かに自分の意志で、恩人である悠介を裏切る決断をした蒼志に対し、言葉と手に空いた穴越しの視線で追い詰める会澤。

    そこで会澤を後ろから蹴り飛ばす悠介ですが、

    “お前はいつか俺を裏切る そんなこと……オレはわかってた”

    そう蒼志に打ち明けるのでした。

  • Point8(129話)

    悠介の秘めた葛藤とは…

    蒼志が悠介を裏切ることに、一体いつから気づいていたのかと尋ねる蒼志。

    すると悠介は”最初から お前と出会ったその日からだ 蒼志”と答えます。

    その答えに納得できないと掴みかかる蒼志に、会澤と夏樹も、わかるように説明するべきだと悠介を促しました。

    そして語られる、悠介が記憶を失った過去。

    悠介は確かに罪の記憶を取り戻しましたが、それはまるで実感が伴わないものだったということ。

    悠介がすべてを思い出しても悪魔に戻らないのは、当時のことが今でも他人事のように感じてならないからだったのです。

    “俺がやったことじゃない 全部別の誰かが犯した罪だ”と、今でも時々頭をかすめると言う悠介。

    しかし、「そんなことを思うことすら許されない」と悠介は理解しており、この10年間”お前は悪魔だ”と自身に言い聞かせてきたのです。

    それならなおさら、いつかこうなるとわかっていながら、蒼志たちを助けたのはなぜなのか。

    それを蒼志に問われた悠介は、”あの時お前に「信じる」って言われて結構嬉しかったんだよなァ…”と答えるのでした。

  • Point9(130話)

    悠介の救いとなった蒼志だが…

    悠介は、蒼志の「信じる」という一言だけで、まだ自分が人間だと思えたと語ります。

    “誰かに信じてもらえるに足る人間なんだ……って”思えたのだと。

    そして、今回の事件が起き、蒼志を守ることが悠介にとって”最後の償いのチャンス”だと、スイッチが入ったと言うのです。

    しかし、会澤によって、変わり果てた母親と引き合わせた悠介は、その「甘い考え」を捨てます。

    記憶をなくしても、産みの親にさえ憎まれるほどの悪魔なんだと、自分で認めた悠介。

    だから蒼志は何も悪くないと悠介は言いました。

    それを全力で否定しようとする蒼志ですが、結局は悠介を信じきれず裏切った蒼志。

    雪だるまを壊したことを思い出しながら、悠介が人間として生きていける最後の希望を自分が打ち砕いたのだと、犯した罪への後悔に泣き叫びます。

  • Point10(131話)

    米村の処遇はどうなる?

    ヒーロー番組を見て、悪役を応援して敗北に泣く少年。

    米村の脳裏には、何故だか自分のそんな過去が浮かんでいました。

    悠介は、米村の処分を夏樹に任せると言います。

    “この中で実際にこいつの被害者って言えるのはアンタだけだからさ”

    それを聞いた米村は、悠介の胸倉を掴み、悪魔らしく筋を通せと主張。

    会澤にまたしても、背中をバットで殴られてしまいますが、悠介も結局ヒーローに憧れるくだらない連中と変わらないのだと落胆する米村。

    彼はヒーローごっこで魔人役を務めながら、己の力のみで立ち向かい続ける魔人を好み、”悪の本質が孤高のヒーロー” だと感じていた少年時代を思い出します。

    その価値観と、悪がこの世界で生きる難しさから、米村は自分が悪にならずとも間近で悪を見続けられる、警察という職業を選んだのです。

    そして悠介こそが、やっと巡り会えた、憧れ続けた理想のヒーローのはずなのでした。

    蒼志は悠介に、これからどうするのかと問いかけますが、生きる意味を失っている悠介は死ぬことを匂わせます。

    悠介は会澤に、一つだけ頼み事をしようとしますが、そこで地震が発生…!

    その衝撃で米村の前に拳銃が転がり、米村は自分が「ヒーロー」になる決意とともに銃を構えるのでした。

  • Point11(132話)

    米村が発する凶弾が貫くのは…?

    自宅で地震のニュースを見た環が、明里たちのことを心配していたその矢先、明里からの着信を受けます。

    明里は寒さに震えながらも、藤森家のアパートにも見張りが必要ということで、外で独り張り込みを任されていました。

    それを“体のいい厄介払い”だと言う明里は、” ゆっくり湯船に浸かりたい”と不満たらたら。

    軽口を叩き合っていた環はその言葉に、”そっちが全部片付いたら…温泉にでも入ってゆっくり温まってきなよ” “悠介と二人でさ”と返します。

    その提案を明里は笑い飛ばしますが、“明里の好きにすればいいんだよ”という後押しに、ハッとさせられた様子。

    電話が切れた後、悠介と一緒に生きていきたい、という願望をこぼしました。

    しかしその頃、米村から銃弾が放たれます。

    蒼志が前に出て庇おうとしますが、その首をかすめていき…。

    そんなことを知る由もなく、悠介を温泉に誘うことを考えて、顔を赤らめて笑う明里。

    無情にも悠介の左腹部に血が滲み、倒れてしまうのでした。

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『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』12巻の感想・考察

蒼志の決断はいかに…?

悠介の過去、そして米村の迫真の演技に揺さぶりをかけられ、悩み苦しむ蒼志たちが可哀想ですね。

ここは悠介を信じてほしいところですが、やはり気になるのは未来の蒼志の”後悔”です。

ここでの蒼志の決断が、悠介の運命を決定づけることは間違いないでしょう。

ビターエンドの予感がひしひしと感じられますが、どこまでも卑劣な米村にも、そろそろ相応の罰が下ってほしいですね!

蒼志が米村を選んだ理由とは…

結局、蒼志は悠介を裏切る形になってしまいましたね。

やはり、決めては茜が流した苦悶の涙と、悠介の過去の実態でしょうか。

警察は信用するな、と茜に強調するように言った悠介も、今となっては自分サイドに付ける魂胆があったからと考えてしまうはず。

最後まで悠介を信用しているのは、幼い緑だけなりました。

きっと、以前描写された親父になった蒼志の告白シーンで、その後悔が語られるのだと思われます。

本当に、このまま無実の罪で悠介は捕まってしまうのか…

米村に利用されたまま、気づかずに最後の別れを迎えるのか…気になりますね。

悠介たちに逆転の目はあるか!?

多くの人間の人生を狂わせておきながら、”悪魔で居続けるのはしんどすぎる”と言ってのけ、再び遠くから他人の人生を狂わせる「日常」に戻ることを望む米村。

保身のために罪のない蒼志を殺す計画まで考えていて、ここで絶対に破滅させなければならない人間だということが、改めて伝わる回でしたね。

ここで既に米村の計画がすべて明らかになったこと、米村を警戒したうえで悠介が蒼志と接触しようとしていることから、米村にとっての番狂わせがあることは明白です。

米村に対し、本物の悪魔の鉄槌が下されるのかどうか、次回でついに状況が大きく動きそうな気がします…!

インタビュアーの正体は?

またしてもインタビューという形式で、悠介と蒼志たちの結末が思わせぶりに語られ、続きが気になってしょうがなくなる回でしたね。

茜の20年後の姿というのも衝撃でしたが、加地と結婚したとはさらに驚きです!

確かに蒼志にとってのいい先輩という立ち位置でしたが…。

例の事件があった後、後悔や傷心に暮れる蒼志たちを、加地が助けてくれたのかもしれませんね。

また、インタビューをする記者の正体も気になるところです。

今回も姿を見せないこと、若い女性らしいことから、誰かにそっくりの娘であることが予想されますが、どうなのでしょうか?

殺された柴崎の子どもは男の子なので違いますし、蒼志の息子が名刺を見て”こんな漢字見たことねーし読めねーし”と言ったことから、珍しい名字であることが考えられます。

子どもが見たことないような名字の人物とは、これまで登場したでしょうか?

「一ノ瀬」「大河原」「会澤」「恩田」なら見たことない字とは言わないでしょうし…。

この謎の真相も気になるところです!

悠介はすべてを知っている!?

約束通り、蒼志の前に現れた悠介。

ですが、核心に触れるより前に、米村の気配を感じ取っています。

もしかすると、悠介は蒼志に吹き込まれた計画も、米村の思惑も、すべて知っているのではないでしょうか?

直接知ることはなくても、過去の悠介は悪だくみにかけては天才的だった「悪魔」です。

悪魔を演じようとしている米村の考えくらい、推測するのはお手の物でしょう。

果たして悠介は、米村を逆に翻弄し、彼の悪魔的犯行を明るみにすることができるのでしょうか…?

いよいよハッピーエンドへ…?

仲間と協力し、ついに米村を追い詰める大逆転!

蒼志に米村の本性をバラすこともできましたし、スカッとしましたね。

ところが、これまで見せられてきた未来の伏線が、まだ回収されていません。

未来の蒼志に刻まれた首の傷、そしてこの夜悠介の身に何かがあったこと…。

これらの顛末が明らかにならない限り、まだまだ油断はできませんね!

裏切り者・蒼志の心境は…?

蒼志の怒りもわかりますが、疑心暗鬼に囚われた蒼志が悠介を裏切ったのもまた事実。

会澤がここで蒼志を痛烈に叱咤したのは、いい落としどころのように思えます。

ここで一件落着したかのように見えますが、最後の悠介の言葉がまた蒼志を悪い方向に突き動かすような、嫌な予感が止まりません…!

悠介は罪を背負うべきなのか

悠介は記憶を取り戻したところで未だに、自分の罪を「他人事」と感じたままであるということがわかりました。

もちろん悠介本人が言う通り、そう思ってしまうことすら許されない、という考えがあることもわかります。

むしろ悠介は本質的に、自分の悪魔性を改心させることすらできていない、と厳しく考えることもできます。

しかし、ここまできて尚悠介を罪に問うことはできるのだろうか…?という疑問も浮かび上がって仕方がないのです。

人の過去とは、贖罪とは一体何なのだろうか…と考えさせられる回でした。

悠介を追い詰めた人物とは?

悠介がここまで自罰的に陥った決め手が、母親との再会だったということがわかりました。
それを差し向けたのは会澤。

そうなると、悠介の希望を絶ったのは蒼志ではなく会澤なのでは?と考えることもできます。

会澤は悠介の悪魔性が蘇ることをずっと期待し、それを仕向けていた人物です。

そして、悠介の過去の悪魔性に魅入ってしまった米村が、今回の事件を起こしました。

すると、過去の「悪魔」だった頃の悠介が、間接的に今の悠介を追い詰めている…と思えてなりませんね。

悠介から会澤への頼み事とは…

ここからあの未来へ繋がるには何が起きるのかと思っていたら、まさか地震が米村の味方をするとは…。

ここでもう一段階、誰かの裏切りがあるものだと、ヒヤヒヤしていたところにこれは拍子抜けなところがあります。

しかし、この世に未練がないはずの悠介は、会澤に何を頼もうとしていたのでしょうか?

母親のことか明里のことではないかと、個人的には予想しています。

蒼志たちの今後のことも気にしていそうですが、彼らの事なら会澤より夏樹に託す方が自然です。

その2人のどちらか、または両方に、悠介の死を知らせてくれ、といったところだと考えられますね。

2人の結末はどうなる?

明里は環の後押しを受け、ようやく悠介と2人で生きることを考えられるようになれたんですね。

とてもいい表情を見せてくれただけに、読んでいて悲しくなってしまいました…。

未来の蒼志の話に繋がる要素がこれで揃いましたが、それでも「悠介は死んだことになっているだけで、明里とともに幸せに生きている」という結末を願ってやみません。

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まとめ

以上、『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』12巻の発売日と収録話数予想、ネタバレ・感想考察の紹介になります。

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