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あなたがしてくれなくても4巻のネタバレ感想!三島との不倫発覚か?

この記事では、単行本『あなたがしてくれなくても』4巻ネタバレと感想を紹介します!

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あなたがしてくれなくても4巻のネタバレ

4巻の見どころは全部で7話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!

  • Point1(24話)

    更新予定

  • Point2(25話)

    更新予定

  • Point3(26話)

    社員旅行での気づきからケジメへ…

    “どうしたのわざわざ迎えに来て…”

    ダメだったと聞かれて、ダメじゃないと即答して、陽一でも食べれる甘さ控えめなピーナッツ系のお土産を手渡すみち。

    陽一としては、お土産を買ってきた=怒っていないと捉えますが、バレてるかどうかまでは分からずモヤモヤと落ち着かない様子。

    やはり、陽一は変わってきていると実感するみち。

    (昨日一線を超えなくてよかった)

    新名誠の気持ちに答えるつもりなら、陽一としっかり向き合って答えを出そうと考えるみち。

    一方、帰宅して誰もいない、リビングソファに腰掛ける誠も、(あの時やめてよかった)と、みちと同じことを考えます。

    それに、妻である楓を傷つけると…

    “あれ、帰ってたんだ?”

    パチンと電気を点けて、仕事帰りの楓はいつもの感じでテーブルに腰掛け、タブレットで仕事の続きを始めます

    お土産を渡すも、誠の方を見ることなくお礼を言います。

    “楓…話があるんだ”

    画面から目を離さず「なに」かと尋ねる楓に、再び同じことを問いかけますが、こちらを見ない妻。

    “僕らってなんで一緒にいるのかな?”

    サッと、誠の方を振り向く楓に、“やっとこっち見た”と、儚げな表情。

    編集長からスマホに電話が入ったので、取るよう促されるも保留にし、“急に…どうしてそんなの事いうの?”と、驚いて聞き返す楓。

    ずっと悩んでいた事や、楓に協力的な自分に対し、楓からの気持ちが見えない寂しさを伝える誠。

    仕事のために誠がいるわけじゃないと、感謝していることを伝えますが…

    じゃあなんで拒むのかとレスとなった核心を突く誠。

    “今はそれどころじゃない”と申し訳なく言う楓ですが、いつになったらできると聞かれてもスッと答えることができない…

    “楓が納得するまで、オレは一生待ってろって事?”

    再び、電話が掛かってきますが、自分を嫌いになった?好きじゃない?と思いつめた表情で聞く楓に…

    “…分からない”

  • Point4(27話)

    夫に初めて拒絶された楓は…

    オフィス内のレストルームでコーヒーとため息がセットの

    誠を追い詰めてしまっていた事、どっかで許してくれると思っていた自分の甘さを振り返り、一人黄昏る楓のもとに、同僚がやってきて…

    “ナチュラル(主婦雑誌)に異動になった”と聞いて、驚く楓。

    本人も最初は驚いたけれど、“あとは受け止めて、どう動くかだよね”と、達観した考えに先日の自分と照らし合わせ…

    (周りの空気が止まったようにフリーズして、絞り出した言葉が…)

    十代の女子のような事しか出てこなかった。

    同僚は昨年、旦那と離婚。病んだ時期もあるものの、その分成長できたと言って別れる二人。

    誠が他に好きな人がいるのか…

    そう想像するも浮気なんて旦那に限ってあり得ないと自分に言い聞かせる楓。(女としての自信も…ある)

    の頃、喫煙所に顔を出した陽一は、三島とバッタリ合いますが、入れ違いに去っていく彼女。

    “あ、あの…三島さん…つかぬ事をお聞きしますが…”

    そう前置きして、妻とSNSで連絡取っていたりしていないか尋ねる陽一。

    “吉野君、今 私がどんな気持ちかわかる?”

    そう言って去り際に、SNSで連絡は取っていないこと、自分が今傷ついていることを伝え、陽一に想像力が欠落していることを示唆。

    三島との温度差に、心境を察するにはいささか難しく、ポカンの陽一。

    一方帰宅した誠は…キッチンで慣れない料理をしている楓の姿に驚きます。

    どうやら、仕事の中抜けしてハンバーグを作ってくれているようですが、出来栄えは悲惨なもの。

    “無理しなくていいよ”

    誠の気遣いに、余計惨めになる楓。ちょうど職場から連絡が入り、再び戻る準備をします。

    自分が玄関を出る際も、こちらを見てくれなかった誠。

    玄関を出て、ドア前でしゃがみ込んで改めて気づく楓。

    “そうか…私も今まで 全然誠の顔 見て話そうとしてなかった”

    自分がやってきたことが返ってきたと、自責の念にかられ…

  • Point5(28話)

    三島が葛藤した結果…みちに接近!?

    “妻とは上手くいってないんだよね”

    不倫男の常套句とも言えるセリフ。そんな自分も不倫をしていた、若き日の記憶が蘇った三島。

    会社では、新しく入った男性社員を紹介され、挨拶する三島ですが、その男性社員は三島の顔を見た後、視線を下し胸をチラ見…

    (何で男って顔→胸何だろう…まあさすがに慣れた)

    喫煙ルームでタバコを燻らせながらボーッとしながら、一瞬よぎった吉野陽一との激しい行為を思い出し…

    (吉野君は他の男とは違うかもなんて、どうして思ったんだろう…)

    初めて会社で、陽一と出会ったシーンを回想する三島。

    初日なのに全然緊張していない陽一。

    対する三島は、ガッツリ胸の谷間が見えるVネックの服を着て、一人焦り…

    (吉野君…見えてたよね)

    でも、隣でPCモニターを見ながら業務の説明中にも、胸には全然関心を向けない飄々とした陽一…

    たったそれだけなのに、なぜかとてもいい男に見えた

    左手のリングを見て既婚者であることに残念な思いをしますが、不倫はもうしないと決めていた三島。

    そんなことを思い出しながらも、(結局またしてしまった)と軽く自己嫌悪。

    過去の不倫相手の岩井といた時は、自分は周りの不倫している人達とは違う、特別感を抱いていた…

    出会うのが遅かっただけの「純愛」だと思い込みますが、相手が奥さんにバレそうになったと身を引き、夢から覚める

    男の生態を理解しているのに、また不倫してしまうのは、一瞬でも奥さんより自分を優先してくれたことに、価値を見出してしまったから…

    オフィスで陽一を見て、サッと身を隠す三島。

    陽一はデリカシーの無い男と思ったけれど、単純に他人に興味が無いだけ。

    でも、奥さんはそんな陽一に選ばれた唯一無二の存在。

    自分はその存在ではない。

    そう思ったら、途端に陽一の妻がどんな人物か気になり、SNSから辿り、気づけば吉野みちの職場オフィスビルの下に来ていました。

    まるで過去に岩井の妻を見に行った時と、同じ行動をとっていて、再び自己嫌悪に陥り、引き返そうとしたところ…

    “吉野せんぱーい!”

    その声を聞き、サッと振り返ると、向こう側で後輩の呼びかけに笑って答える陽一の妻がいました…

  • Point6(29話)

    陽一が一人の女として扱ってくれて…

    職場にいる時、友人の綾乃からBBQの連絡が入り、陽一はきっと気乗りし無いと思うみち。

    その時、ちょうど誠から食事の誘いがかかりますが…夫と向き合うことを優先に置くみちは、丁重にお断り。

    帰宅後、マンション改修工事のためベランダ掃除が必要だと話をすると、案の定、面倒くさいとブーブー言う陽一。

    ついでに、ダメ元でBBQの件を話すと、“わかった”と言って一緒に言ってくれることに…どういう風の吹き回しだろう。

    海辺のBBQ場で、綾乃&彼氏と奈津子ファミリーと合流。

    ただ、奈津子の旦那が早速ビールを飲みくつろごうとしたところ…

    “ちょっと、何 酒飲もうとしてんの!?”

    バッサリ言われて、男3人は焦って準備に取り掛かります。

    女の“察してちゃん”は、男には通用しないから、こういうのはガツンと言った方が良いと、奈津子イズムを見習う女性たち。

    準備が終わったところ、陽一がいないので海辺の見晴らし台に行きます。

    陽一の元に行くと、久しぶりの海はサークルの時以来のようで、驚くみち。

    そして核心に触れるため、“今日どうしてきてくれたの?”と尋ねます。

    すると、“みちの為”だと当たり前のように、遠くの水平線を見ながら答える陽一。

    大抵のことは、みちの為にしか行動しないし、無神経な性格を承知の上でも、みちを傷つけたいと思っていないと改めて伝えます。

    それに、Hの事も今すぐには無理でも、努力してちゃんと向き合う。

    一番欲しかった言葉を貰ったみち。寄り添いながら、思います。

    (女だって言われないと 分からない事がある)

    翌日、職場で焼けたことを誠に尋ねられ、その後また食事に誘われますが…

    “ごめんなさい 空いてないです”

    陽一を信じる気持ちが大きくなり、これからまた育んでいきたい思いが、誠を上回ったわけで…

     

  • Point7(30話)

    みちから関係解消された誠の気持ちは…

    “あれ?みち ベランダに洗濯物干すの?”

    工事はこの階まで上がってきていないから大丈夫、と判断するみちに、下着を見られる可能性を伝える陽一。

    気にしてくれるんだーとツッコミを入れるみちに、BBAの下着が視界に入ったらかわいそうと切り返す陽一。

    プンプン怒るみちに対し、頭をワシャッとして“ごめんごめん”と謝る陽一。

    新婚夫婦のような、束の間の出勤前。

    職場では早速、みちの変化に気づいた華。ホァってしてトゲがない

    “出会った頃の先輩 思い出します”

    コソッと、これも新名のおかげと付加疑問で結ぶ華ですが…

    帰りに寄ったスーパーで、華が言った入社したての頃を思い出すみち。

    その時すでに、陽一へのトキメキはなく、日常への安心と穏やかな幸せをまとっていたと…

    その頃、帰路を歩きながら、みちを思う誠。

    みちが海に行った相手は旦那で、もう再構築しているのかも…と、の自分の必要性について執拗に苛まれる誠。

    (大事な人の幸せを願えないなんて 最低だ)

    帰宅すると、洗濯物がキレイに畳まれ、テーブル上に楓からのメモが置かれ…

    帰りが遅くなることと、夕飯を作って冷蔵庫に入れてること。

    メモをぐしゃっと握り、今更感と急な楓の変貌ぶりにイラついて仕方ない誠。

    (オレって何を求めてたんだっけ…?)

    その晩、ドライヤーで髪を乾かしたあと、おざなりなっていたリップにふと手を伸ばします。

    リビングでは、まだ仕事中の陽一がいて、先に寝ててと促されるみち。

    その唇のツヤには気づいてくれないようで…

    明日の雨に備えて、カーディガンを決めようとクローゼットを開けると、陽一からの砂時計が目に止まります。

    (もし このまま陽ちゃんと上手くいったら…)

    先延ばしに出来ないのは、誠との関係をリセットすること。

    翌日、傘をさしながら待ち合わせ、お互いが束の間の沈黙。

    強風で飛ばされたみちの傘を見て、自分の傘に彼女を入れる誠。

    久しぶりに間近で見た誠に、一瞬ドキッとするみち。

    “旦那さんと上手くいきそうなんですね”

    誠が察した通り、みちは頷き…不倫の罪悪感と、このまま続けるのはパートナーへの裏切りになると前置きをし、

    “だから もう…新名さんとは会えません…!ごめんなさい”

    みちの傘を拾って手渡してくれた誠は、ただの同僚に戻ることを承諾し、そのまま去っていきます。

    こうなることは分かっていたはず…それでも思い出す…

    (今までみたいに傍にいて下さい)と、誠の言葉を受け入れたみち。

    そして今、2人が同時に思ったことは…

    (あんな約束…するんじゃななかった)

  • Point8(31話)

    罪悪感が拭えず安心感を求めたみちは…

    朝、アラームとともに目覚めたみち。

    新名から連絡のないスマホを気にするも、早く忘れないといけない…と、隣で眠る陽一を見ながら憂鬱な表情。

    会社の廊下では、特に挨拶も会釈もせず、同僚と話しながらすれ違う新名。

    自分が傷つくいわれもないのに、ひたすら辛い感情に悶々とするみち。

    そんな姿を見かねた華が、相談に乗ってくれますが、ある疑問を言われます…

    “二人が遊びで不倫するとは思えない”

    お互いレスで不満と不安に苛まれていた…

    そんな真実は、新名の面子を守るため言うわけにはいかず、自分が旦那に不満があったと伝えるみち。

    そこまで問題を抱えながら、なぜ離婚に踏み切らないのか、理由を補足。

    一生を添い遂げようと思った相手とは、そんな簡単には別れられない…

    また、離婚自体が自分を納得させる答えではなかったこと。

    その晩、週末に陽一の姉達が東京に来るため、一緒に食事することを聞くみち。

    そう伝えた陽一は、ゲームをやりながら、そのまま寝る体勢になります。

    BBQの時に言ってくれた陽一の言葉を思い出すも、言い知れぬ焦燥感は嘘をつけない。

    新名と別れて確信的な、不安を鎮められるものを求めるみちは、背を向けてゲーム中の陽一に抱きつきます

    すると、こっちを向いたのも束の間、すぐに上に乗りキスをしてくれた陽一。

    その頃、みちの連絡先を削除した新名。

    それと時を同じく、ついに陽一と濃密な時間が始まり、呼吸が荒くなっていくみちは…

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あなたがしてくれなくても4巻の感想・考察

三島の衝動は止められるのか?

みちの存在を確認してしまった三島が、ここで接触してしまうと、話がかなりこじれるので何とか思いとどまって欲しいところ…

みちは社員旅行の時、誠とは一線を超えずに思い留まったので、陽一ほどの罪悪感は持っていない。

そのため、三島との不倫を知ってしまっても、性格的に後ろめたさを感じて咎めることはできないはず。

絶対秘密の防衛ラインを破られたら、もう同じ空間に住むことはできないでしょう。

ここで初めてリアリティを増して迫ってくる別居、そして離婚…という言葉。

三島が感情的ではなく、節度を保ちながらみちに話しかけても、結局いろいろ順番がおかしい…怪しい…

どうあっても、そのまま回れ右して、大人しく自社に戻ってくれることを願います。

陽一が優しくなった心境とは…?

思い込みや自身への罪悪感も相まり、みちが心なしか淡白に感じた陽一。

そこから、能動的に関係修復?に努める陽一ですが、いつしか本気でみちとのカラダの繋がりを取り戻そうと考えるようになったわけです。

みちとしては、動機はなんであれ、陽一とまた関係が築けると思い、嬉しさが跳ね上がったことでしょうね〜。

不倫中はどんな言葉も刹那的…

互いの傷を舐め合うように、人目を阻んで連れ添ったみちと誠。

夜の営みにはギリギリで思い留まりましたが、その時点で2人にとってお互いは1番じゃないと、同時に再確認をしたようなもの。

だから、やはり先走った約束だったと言わざるを得ませんね…

ただ、今回に関しては、みちの方がパートナーへの思いが強く残っていた結果、両者が望むべく方向に迎えたとも捉えられます。

みちは陽一という安心感を再び手に入れましたが、誠の思いは宙に浮いたまま雨ざらしにされている状態。

このまま楓に気持ちが向かわなかった場合、どうなってしまうのか心配ですが…

陽一がその気になった理由は…

陽一がみちを受け入れたのを見て、もう一度向き合うというあの言葉は本気だったんだと思い、なんだか安心しました。

まとめ

以上、『あなたがしてくれなくても』4巻のネタバレと感想・考察の紹介でした。

最後までお読みいただきありがとうございました(^^

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