この記事では、週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の『アオアシ』23巻(収録話数)のネタバレ・感想を紹介していきます。
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『アオアシ』23巻の発売日と収録話数
こちらはまだ公表前でしたので、過去の発売ペースから予想してみました。
◇『アオアシ』の発売ペース
- 20巻:2020年4月28日
- 21巻:2020年7月28日
- 22巻:2020年10月30日
『アオアシ』の単行本は約3ヶ月ペースで発売されているため、23巻の発売日は2021年1月28日頃と予想できます。
話数一覧 | 掲載日 |
231話 | 2020年10月12日(46号) |
232話 | 2020年10月19日(47号) |
233話 | 2020年10月26日(48号) |
234話 | 2020年11月2日(49号) |
235話 | 2020年11月9日(50号) |
236話 | 2020年11月16日(51号) |
237話 | 2020年11月21日(52号) |
238話 | 2020年12月7日(1号) |
239話 | 2020年12月14日(2号) |
240話 | 2020年12月21日(3・4合併号) |
こちらは予想なので、23巻が発売され次第、正式な収録話数へ更新予定です。
それでは続いて、気になるネタバレを見ていきましょう!
『アオアシ』23巻の全話ネタバレ紹介
『アオアシ』23巻の収録話数は全部で10話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!
試合のスタメン
福田監督は、青森星蘭との試合のスタメンを発表します。
フォワードに遊馬、橘、高杉、ミットフィールダーには桐木、馬場、大友、ディフェンダーは葦人、阿久津、冨樫、山田、ゴールキーパーには秋山と言う布陣になります。
冨樫に先程話したプラン通りに練習すると告げる福田。
馬場や秋山にも声をかけた福田は青森星蘭とは総力戦で戦うと告げると、皆は大きな返事をしたのです。
そして葦人は自分の部屋に行くと阿久津がおり、自分に青森星蘭について話せと言ったのです。
阿久津が変だと感じながら、敢えて何も聞かない事にした葦人。
そして試合の日となったのです。
監督同士、バチバチ!
遂にエスペリオンと青森星蘭の試合が始まろうとしていました。
花達も応援に駆け付ける中、試合前として福田監督と成宮監督が握手を交わします。
その際に、エスペリオンは下り坂の状態で、福田監督の悩みがチームに影響を与えていて、そんな監督に振り回される選手がかわいそうだと言い放つ成宮監督。
対する福田監督は悩んではいないし、答えは出ているから、この試合で証明すると不敵に言います。
そして成宮監督はエスペリオンは栗林や義経がいたとしても、自分達には勝てないと言い、福田監督はこのチームが下り坂に見えると言う言葉が節穴じゃなければいいけどねと言ったのです。
その頃、控室では葦人が大友にヘアバンドってどうつけるのかと聞いていました。
見ているぞ!
選手入場の際、葦人はヘアバンドを身に着けて登場します。
そして北野と握手を交わすが、彼は葦人を無視したので葦人は船橋学院との試合で自分と目が合って笑ったように見えたけど、気のせいだったと内心怒っていたのです。
同時にこの試合に勝てば、東日本の高校世代を制覇出来るけど、凄い舞台だと思う葦人。
そして阿久津は円陣を組むと、負けて得られるものはないし、それは負けた言い訳に過ぎないと言いつつ、自分は勝つ事で前に進むから皆もそうしろと言い放ちます。
青森星蘭の成宮監督は選手権で絶対王者になるために、この試合はそのための通過点だから当たり前のように勝てと言ったのです。
フィールドに立った葦人は北野を見ると、北野は葦人に対して自分は見ているぞと言うサインを出します。
やっぱり知っているけど、何でなんだと疑問に思う葦人。
しかし、そんなのはどうでもいいと心の中で思う中、遂に試合が始めりました。
圧倒的パス回し!
試合開始になり、エスペリオンはパス回しで様子を見るも青森星蘭はプレスにし来ず、ドン引いているわけでもありませんでした。
様子見をしているであろう青森星蘭に対し、来ないならこっちから行くと心の中で言う葦人。
エスペリオンのトップ昇格が決まっている山田を中心にエスペリオンは攻め上がり、そこからパス回して青森星蘭を翻弄していきます。
橘がゴール前へと行き、シュートを撃とうとするも阻止されるもコーナーキックのチャンスを得たのです。
葦人達1年生はセレクションの時にボールに触れることなく絶望を感じた事を思いつつ、それが最高の味方だから勝てるとも言いました。
膠着状態
最初のコーナーキックのチャンスをエスペリオンが手にし、ボールが渡った山田は高杉にパスします。
高杉はシュートを撃とうとした際、槇村ががっちりキャッチしてゴールを阻止しました。
それからもエスペリオンは山田を中心に攻め入るも、葦人は凄いとは思いつつもそれ程悔しがっていませんでした。
その様子に気付いた福田監督は山田のプレースタイルは葦人の理想像とは違うし、今の葦人にはそれが分かっていて、この試合次第では大きく皮むけるはずだと思っていました。
この状況は範囲内と考えつつ、チームに指示を飛ばす北野。
そしてボールは葦人の元へ飛んできて、葦人は何とか相手にボールを渡さないようにキープし、スローインで逃げたのです。
この時点で青森星蘭の選手達は葦人に狙いを定めます。
狙われる葦人
右サイドバックの山田を中心に切り込んでいくエスペリオンだが、葦人にパスを出した際に青森星蘭がボールを奪おうとしてきます。
スローインでも葦人にマークし、左サイドから攻めようとしてもすぐさまボールを奪おうと向かいます。
葦人は桐木にパスを出し、桐木は阿久津にパスを出すも葦人はマークされているので、一旦キーパーに戻したのです。
観客席で見ていた花は葦人が狙われている事に気づきます。
パスを受け、ボールを奪われないようにしながら冨樫にパスを出す葦人。
冨樫は山田にパスを出そうとするも、山田にはマークがついていて出せず、葦人に戻すも青森星蘭はすぐさまボールを奪おうと向かったのです。
試合前、成宮監督はミーティングで右サイドは山田で来ると考えていて、左サイドは誰が来るか分からないから誰が来ても良いように対策していました。
そこから左サイドが小早川だったら厄介だが、葦人だったら一番楽だと考えていたのです。
葦人を狙う理由
青森星蘭のキャプテンの羽田に狙われた葦人は何とかボールをキープして大友にパスします。
しかし、大友の元にも選手が迫っていたので大友は選手の足に当てる事でフィールドの外にボールを出すも、他の選手にも青森星蘭の選手はマンツーマンを仕掛けていました。
時はミーティングの時に遡り、成宮監督は山田と葦人がサイドでスタメンだったらマンツーマンを仕掛けるように命じていたが、他の選手やコーチは羽田を葦人につける事とマンツーマンを仕掛ける事に理解できませんでした。
対する成宮監督は2人に組み合わせがアンバランスである事、葦人は1対1での突破は出来ない事を語りました。
そして現在に至り、葦人の足元のプレーは上手くないから自分なら簡単に奪えると成宮監督の言葉を理解した羽田。
一方、福田監督はキーパーを見ていました。
秋山の超絶プレー
葦人は自分にエース級をぶつければ問題ないのだろうと思いながらも、懸命にボールをキープしていきます。
マークをしている羽田も目がいいから気をつけてと言う北野の言葉通り油断せずにマークしており、しかも葦人の近くにいる選手達のマークは強化していたのです。
出すところが無くなってしまったので、困ってしまう葦人。
そうしたら阿久津に目がいき、阿久津もその視線を感じ取って動き出し、葦人もパスを出しました。
しかし、注意していた羽田はパスを出したと同時に動きだし、パスカットをしてゴールへと向かったのです。
そうしたらゴールから飛び出していた秋山がボールを奪い、更に前線へとドリブルで突破し、桐木にパスを出したが槇村に阻止されました。
福田監督は秋山のプランで行くと言ったのです。
秋山を軸に!
秋山のプレーを見ていた成宮監督は動じる事無く、選手達にマンツーマンの手を緩めるなと叫ぶも福田監督の様子が気になります。
葦人の元にボールが来て、羽田はボールを奪おうとするも葦人は福田監督の視線を見て、秋山にパスを出したのです。
このプレーによって桐木のマークが薄くなったので秋山は彼にパスを出して、桐木は攻め上がるもクリアされてしまいます。
秋山の動きに驚きつつも、秋山からボールを奪えたら試合が決まると考える青森星蘭の選手達。
そして秋山にボールが渡り、奪おうとする選手達だったが秋山の元に向かえば、マークが薄くなるので動けず、その様子を見た秋山はそれでもボールを奪おうとした選手よりも先に阿久津にパスを出し、阿久津は大共にパスを出します。
すかさず山田にパスを出す大友。
動揺する選手達を尻目に山田はゴール前へと迫ったのです。
秋山じゃないと駄目な理由
昔、秋山と槇村はお互いに切磋琢磨しながら、来年ユースに上がって正GK争いをしようと誓い合いました。
しかし、槇村はユースに上がる事が出来ず、袂を分かつ事になりました。
現在に至り、山田のシュートを槇村は阻止しました。
秋山がフィールドプレイヤーとしての位置に立った事でマークに綻び出来たと悟る青森星蘭の選手達。
福田監督から後ろに押し込まれる事になったら秋山を上げると言っていたのを思い出した葦人は聞いた時は驚いたけど、GKはこんな使い方も出来るのかと呟きました。
秋山が上がる事でエスペリオンの選手達の誰かがマークを外れる事になり、動けるようになったのだが、それでも秋山が出てきている事事態に恐怖を感じる花。
それでも秋山は足元のテクニックはかなりのものだったので、ちょっとやそっとではボールを奪われないようにしていたのです。
思わず心の中で秋山のメンタル凄いと思っていました。
実際は、戻れるならゴールに戻りたいと秋山は思っていたがそれでも成功してチームを勢いづかせるのも、ミスして試合を壊す権利があるからたまらないと口にします。
そしてこれだからGKはやめられないよなと槇村に対して言い放ちました。
最新話のネタバレはこちら!
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『アオアシ』23巻の感想・考察
奇策を使う…?
福田は冨樫に対して何か秘策を授けている素振りがありましたが、恐らく試合の時には奇策を使うのではないでしょうか。
青森星蘭に対抗するためには、少ない時間でも何かしらの策を用意して対抗しようとしているのかもしれませんね。
イメージチェンジ…?
今回の話で、葦人が急にヘアバンドの事を言いだしたのには驚きましたが、もしかしたら心機一転と言わんばかりのイメージチェンジじゃないでしょうか。
船橋学院との試合以降は出番が無く、今回が久しぶりの出番なので気合が入っているのかなと思いますね。
戦えば分かる…?
ポジションについた葦人に対し、北野は自分は葦人を見ているぞと言うサインを出し、葦人は疑問に思いつつもどうでもいいと言いました。
あれはきっと、何で自分の事を知っているのか、注目しているのかは戦えば分かると思ったからだと思いましたね。
実力差を見せる…?
エスペリオンの圧倒的なパス回しに、青森星蘭は手も足も出ていませんでしたね。
きっとエスペリオンは自分達の方が青森星蘭よりも遥かに上だと印象付けさせ、そこから自分達のペースで試合を進めようとしているのかもしれませんね。
葦人は穴…?
葦人との一連のプレーで、青森星蘭の殆どの選手は葦人を見ましたが、きっと彼の存在がチームの穴なのだと察したのでしょうね。
きっと葦人と言う名の弱点を攻めれば、先制点を先に手に入れられると思ったのだと思いますね。
用意周到…?
当然と言えば、当然だと思いますが青森星蘭は誰が来ても良いように対策を立てていたとは、用意周到だと思いましたね。
それを踏まえると左サイドが葦人じゃなくても、きっと今回の話のように苦戦を強いられていたかもしれませんね。
理に適っている…?
成宮監督の策はかなり理に適っているなと思いましたね。
基本的には余りいい選手でない場合はそれ相応の選手にマークにつかせますが、上手い選手を敢えてつける事でボールを奪える確率が高くなりますからね。
それにエスペリオンにはいい選手がいっぱいいるのに、あまりいい選手でない葦人に羽田をつけるという事は北野を始めとした他の選手も優秀だから残る選手も抑えてくれるだろうと言う信頼もあるのでしょうね。
秋山のプランとは…?
今回の話で、福田監督が秋山のプランで行くと言っていましたが、きっと秋山の攻撃参加の事なのではないでしょうか。
現状、殆どの選手がマークされている状態なので秋山はもしそう言う展開になったら自分も積極的に攻め上がっていっていいかと監督に行ったのではないでしょうか。
そして秋山の思う展開になったので、動き出したのだと思います。
全員のマークは無理…?
今回の話で秋山のマークが不可能だと言うのが分かりましたね。
フィールドにいる選手はゴールキーパーを除けば10人であり、キーパーまで攻め上がってしまえば、どうしても人数が足りなくなるから守りが手薄になります。
それ故に秋山が攻め上がる限りは、マンマークは機能しないでしょうね。
当然の心境…?
秋山は出来るならゴールに戻りたいと言っていましたが、まさにその通りだと思います。
自分次第で試合が優勢になるし、不利にもなるからやめられないと言っていましたが、それでも内心は本当にミスをしてしまったらどうしようと思っているのでしょう。
まとめ
以上、『アオアシ』23巻の発売日と収録話数予想、ネタバレ・感想考察の紹介になります。
では、最後までお読みいただきありがとうございました(^^