廣瀬俊さん著・河野慶さん作画の『復讐の教科書』は、マガポケ連載のいじめ被害者と担任教師の体が入れ替わり、立場を駆使して主犯たちに復讐するリスキーでチョイグロな漫画です。
を順番に紹介していきます。
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『復讐の教科書』7巻の全話ネタバレ紹介
『復讐の教科書』7巻の収録話数は全部で9話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!
不道に追い詰められ黒瀬は…
焦りつつも白鳥であることを取り繕う黒瀬。
不道は「入れ替わり」までは突き止めていないものの、相手が黒瀬であることさえわかれば自分の勝利だと確信した物言いをします。
黒瀬は不道の発言にきっかけがあると考え、ネネ先生へ電話をしました。
不道に何か言ったか尋ねると、ぬいぐるみを自慢した話を聞かされて原因を特定!
白鳥の中身が黒瀬である証拠があるか否かが問題ではなく、「黒瀬によるイジメの復讐」という動機が明るみになれば、これまでの独立した事件が連続殺人として再調査されるはず。
(不道の話を信じて動く刑事がいるかどうかが焦点だ)と黒瀬は考えます。
もう一本電話をかける黒瀬を窺い、くるみは部屋を脱出して不道に電話をかけました。
黒瀬のカバンから二台目の携帯を見つけて盗ってきたと言うのです!
パスワードがかかっていましたが、不道の告げた「0601」黒瀬の誕生日で解除成功!
中身は英語のメールでくるみには読めないので、不道とカフェで待ち合わせを約束し…。
くるみが電話を切ると、隣には礼を言う黒瀬の姿が!
くるみに協力させてダミーの証拠をエサに、不道をおびき出そうというのです!
そして不道を拉致して始末してやる魂胆で、黒瀬は動き出すのでした。
不道殺害作戦開始!
くるみを使って不道を隣の森林公園の奥におびき出させ、背後から黒瀬が襲う作戦。
自分が助かるならなんだっていいというくるみはそれに協力しますが…。
約束の時間になっても来ない不道に連絡を入れると、霞ヶ関にいると言います!
黒瀬の作戦を見破ったうえで、警視庁に向かい黒瀬の所業を通報しに行ったのです。
しかし担当の警官が相手ではらちがあかず、群青の居場所を聞き出して向かう不道。
(イジメられたくらいで人を殺すなんて 度が過ぎてるんだよ)
そう居直って、群青がいるはずの屋上の扉を開くと…
“僕の勝ちだ”と宣言する黒瀬(外見は白鳥)がそこに立っていました!
“不道君 ここはお前の墓場だ”
そう言って黒瀬は、不道の顔に渾身の一発をたたき込みます!
黒瀬イジメの理由とは?
不道が学校に来たのを見計らい、さっきまで屋上にいた群青を帰した黒瀬!
黒瀬はくるみを使って罠を張っただけでなく、保険として群青に屋上の再捜査を頼んでおき、不道が屋上に行き着くようコントロールしたのです!
殴りかかる不道をいなして、イジメた理由を尋ねる黒瀬ですが…。
当初は掃除の班のメンバーのふざけぶりにげんなりしていた不道。
しかし唯一真面目な黒瀬もいて、すぐに打ち解けるようになります。
家に黒瀬を呼び話していると、父親がやってきてマラソン大会の話に。
ビリで他の生徒と同時にゴールしたことについて、ビリの子を独りにしないようわざとペースを合わせたのだと、黒瀬の明言しない美徳を見抜いて大絶賛します!
それ以降黒瀬びいきをエスカレートさせた不道父は、不道にあげたこともない誕生日プレゼントを用意し、同日の黒瀬に渡すよう不道に指示する始末!
父親が自分を見てくれないことに苦しむ不道に、白鳥が相談に乗ると言いだし…。
不道の歪んだ原因が明らかに…
過去に、白鳥に父親のことを話すだけでスッキリしたはずだった不道。
しかし白鳥は自分が悪いとする不道に”悪い奴は他にいるんじゃないか?”とそそのかし…。
実の父親から誕生日に腕時計をもらい、愛される黒瀬へ不道の嫉妬心が爆発!
掃除の班のメンバーを巻き込んでイジメを始めます。
それを見て見ぬ振りする白鳥に、不道はまともな教師じゃないと感じて警戒。
痴漢詐欺で黒瀬父を自殺に追い込み、父を奪われる”同じ痛み”を黒瀬に与えるのでした。
そして現在、大雨が降る中で不道は黒瀬に、イジメの理由は純粋な嫉妬であり八つ当たりなのだと言い切ります。
”一歩でも違う道を歩んでいたら僕らは友達でいられたかもしれないんだね”
そう語りかける黒瀬の顔をナイフで切りつけ、”お前をイジメたことに後悔はない!”と全否定するのでした。
黒瀬・不道の死闘の末に…
“クズを苦しめるにはもっとクズになるしかないだろ”
ピョン吉を殺され父親を自殺に追い込まれ、自分の人生を奪われた黒瀬にとって、生きている理由は復讐しかないのだとし、不道に何を言われようが退くつもりはありません!
しかし不道は隠し持っていた2つ目のナイフで黒瀬の背中を刺し、組み伏せました。
“逃げる勇気もない奴が被害者ぶってんじゃねえ!!”
不道はあくまでもイジメられる方が悪いというスタンスを崩さず責め続けます。
すると“なんでイジメられた方が逃げなきゃいけないんだ!!”とナイフを折る黒瀬。
“そんなにムカツク奴がいるならイジメる方が消えればいいだろ!!”と言い…。
意識が朦朧としてきた不道を屋上から突き落とそうとします!
すると途端に謝罪をし、命乞いを始める不道。
ところが”許してもらおうなんて思ってないんだろ?”と、あの時の言葉をお返しし…。
不道の身体は投げ出され、そして大きな音が響き渡りました。
黒瀬VS不道に決着!
黒瀬に突き落とされ、屋上から落下していく不道。
しかしかろうじて、校舎の窓枠を掴むことに成功しました!
窓の内側に回り込んだ黒瀬に不道は、ピョン吉殺しの犯人は他にいると言います。
手がかりがあるとして一緒に犯人を探そうと持ちかけますが…。
既にくるみからそれを聞いている黒瀬は聞く耳を持ちません!
白鳥の言葉を都合良く解釈してイジメを実行したのは不道だとし、復讐は何も生まないという不道の言葉にも、”過程でどう取り組むかが大事なことだ”と不道父の言葉を引用し、得るものが何もなくても気が晴れれば十分だと、不道を今度こそ突き落とすのでした。
落下した不道に駆け寄る陸上部は、上に誰かがいたのを目撃していた模様。
しかしそれに、誰かが説得して引き上げようとしていたのだと反論し、情緒不安定な不道による自殺だと語るのは…白鳥です!
白鳥は不道に応急処置をしつつ、陸上部の2人に教師と救急車を呼ぶよう要請。
なんと不道の落下地点にマットが置かれています!
黒瀬は白鳥に近づき、休日なのになぜ学校にいるのかと問い質します。
黒瀬はとぼける白鳥に、自分をイジメるつもりで不道を唆したのかと詰問し…。
その目的を知って復讐するつもりなら、“自分で自分を殺してみろよ”と挑発する白鳥!
対する黒瀬は自力で真相を暴き、白鳥の大事なものを壊すことで復讐してやると宣言するのでした。
一命を取り留めた不道は…
病室へ不道の見舞いに来た父親は、安心した環境で暮らせるようにと転校を打診。
関心を向けられたことで嬉しそうにする不道ですが…。
一人になった不道の元に黒瀬が登場し、正体をバラされる前に始末しに来ました!
不道は刑事にも父親にも自殺未遂と説明し、バラしやしないと必死に弁明。
不道としてはもう黒瀬と関わりたくないのです。
そんな不道を信じ切れない黒瀬ですが…そこに白鳥が登場!
入れ替わりを不道に打ち明けたらしく、その上で何やら釘を刺した模様です。
その詳細は不明ですがこれで問題ないとされ、黒瀬は白鳥の圧により引き下がることに。
黒瀬が去った後、白鳥は不道に、赤松刑事に黒瀬の正体をバラした件について言及し…。
黒瀬はネネ先生を呼び出し、ピョン吉殺害の日のことを聞き出します。
ところが飼育小屋のカギを取りに来たのは、朝に黒瀬と夕方に切木だけだったとのこと。
そうなると犯人は職員室内を自由に動ける職員に絞られますが…。
黒瀬はやっぱり白鳥が殺したのではないかと、疑念を膨らませます!
当の白鳥は不道に、「人体のバラし方」が書かれた紙を見せていました。
白鳥にとって、思い通りに動かない相手は「害虫」に過ぎません。
さすがに抵抗感を見せる不道へ、“人の命はそんなに重いか?”と問いかけ…。
白鳥についての考察は…
白鳥は黒瀬イジメの元凶であり、ピョン吉殺しの容疑者。
そして人並み外れた支配欲を持ち、他人を思い通りにしたい気持ちが強い男です。
それは黒瀬の手元にあるノートにも表れており、各生徒の操り方が記述されていました。
しかしカレンのページだけが空白で…黒瀬は白鳥としてカレンに接触!
カレン本人から手がかりは得られずも、新島からはカレンがイジメられていたことを探っているのだろうと言われます!
1年生の頃、カレンは正体不明の相手から嫌がらせを受けていたとのこと。
それでもカレンは相談もせず気丈に振る舞い、ある日イジメがぱたりとやみました。
それと同時にバド部の先輩・雪田が学校をやめ、ロッカーにはカレンイジメの痕跡が。
そこからバド部でカレンを問い詰めて初めて、イジメのことが明らかになったようです。
雪田はカレンにレギュラーを奪われたらしく、その嫉妬がイジメの理由だと考える新島。
それなら不道のように雪田に対しても、白鳥が嫉妬心をそそのかしたと思われますが…。
黒瀬は雪田に接触を図りますが、1年以上前から家出をしている模様。
赤松に連絡を取って心配する教師を装い、雪田の身分照会を頼みました。
ところが電話を切った赤松の前に、黒瀬の姿の白鳥が登場!
赤松を、1年前に”バド部の先輩”と来たという”静かな所”に誘導します!
赤松の身に危機が迫り…
一晩待ったものの、黒瀬に赤松からの連絡はありませんでした。
一方で白鳥は手洗い場で、血なまぐささの残る手の匂いを嗅いでいます。
不道は陰口を叩かれながらも登校し、白鳥から逃げられない恐怖に震えていました。
そして白鳥の血なまぐささに怯えますが…魚を捌いただけだと言う白鳥。
家出少女ならともかく、刑事が失踪すればさすがに大事になるから生かしていると言うのです。
昨日赤松と会ったのは、殺す算段を考えるため。
そして及び腰の不道に迫り、今日中に赤松を殺して来るよう命令するのでした。
放課後、ネネ先生から黒瀬へ、赤松から連絡があったのだと知らされます。
雪田の居場所がわかったようですが…黒瀬が折り返したちょうどその時、駅のホームに立つ赤松に不道が襲いかかりました!
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『復讐の教科書』7巻の感想・考察
出し抜くのは黒瀬・不道どっち?
一度は裏切ったくるみのことを逆手に取り、不道をおびき出す作戦の黒瀬。
しかしアッサリと約束に応じた不道の動向が気になります。
ひょっとすると黒瀬の企みを察して、逆に罠を仕掛けるつもりなのかも?
ヒヤヒヤさせられっぱなしの攻防戦に目が離せません!
1話の再現がやってくる?
黒瀬を自殺に見せかけて殺そうとしたことも忘れ被害者ヅラの不道に同情の余地はなし。
黒瀬の裏をかいたと慢心した不道に、黒瀬の復讐が開始されます!
因縁の屋上で戦いが始まったということは、1話のように黒瀬が不道を突き落とす?
一体どうやって復讐を遂げるのか見物ですね!
イジメ黒幕は白鳥だった!
ここまでいがみ合うことになった黒瀬と不道が、かつて仲が良かった姿を見せられると悲しくなってしまいますね。
不道父の黒瀬びいきはさすがに異様に感じられ、誕生日が同日であったことを踏まえて、もしかしたら取り違え子なのか何か裏があるんじゃないかと思わされます。
そして不道に生まれたゆがみに、白鳥がつけ込んだことも発覚…。
やはり黒瀬イジメ真の黒幕で、本当に復讐するべき相手は白鳥なのでしょうか?
不道に悲惨な末路?
ようやく不道が黒瀬をイジメる理由の全貌が明らかに。
白鳥にそそのかされた面はあるものの、元々クズだったこともうかがい知れるところや、開き直っているところからもはや同情の余地なしです。
そんな不道に黒瀬が引導を渡す時がいよいよやってきそうですね。
イジメっ子への復讐完遂?
ついにあの時と同じシチュエーションで、不道への復讐を行った黒瀬!
これでくるみ以外の4人を葬り、すべてやり遂げたかのようですが…。
不道をそそのかした元凶・白鳥がまだ残っています!
果たして黒瀬は白鳥の身体で、白鳥とどのようにやり合うのでしょうか?
生存した不道はどうなる?
不道への復讐を完遂できず、それに白鳥が関与してくるという最悪の展開に。
常人には理解不可能なサイコパス・白鳥に対して、黒瀬は復讐ができるのでしょうか?
黒瀬がここまで罪を重ねた状態でもう一度入れ替わりができたら、白鳥の社会的な死という形で復讐できそうなものですが…。
生きながらえてしまった不道をどう処理するかにも注目です!
不道が白鳥の手駒に!
命は助かったものの、白鳥によって直接殺人に手を汚すハメになりそうな不道!
白鳥は『ジョジョの奇妙な冒険』の吉良吉影のような、自分の「快適な生活」のために誰を犠牲にしても構わないサイコパスのようです!
果たしてここで不道が生存できたのは幸せなのか、それとも不幸なのか…。
ついに赤松が殺される?
白鳥の尻尾を掴むため、一つの手がかりを見つけた黒瀬!
ところが白鳥の魔の手が伸びる方が早いようで…?
赤松は白鳥の思惑通り、不道の手を借りて始末されてしまうのでしょうか!
そして同じ手段で雪田も始末されているのでしょうか!?
赤松の生死は?
いかにも赤松が始末されたかのような展開ですが、こんなに呆気なく刑事が殺されてしまうものでしょうか?
逆に不道が捕まえられても、白鳥にとっては面白い展開となるでしょうが…。
そして雪田の居場所がハッキリしているということは、彼女も白鳥によって始末されたわけではない線が濃厚。
そんな彼女を見つけ出すことが、黒瀬の今後の課題となりそうですね!
まとめ
以上、『復讐の教科書』7巻の発売日と収録話数予想、ネタバレ・感想考察の紹介になります。
では、最後までお読みいただきありがとうございました(^^
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