この記事では、島袋ユミ先生の漫画『夜伽の双子―贄姫は二人の王子に愛される―』3巻のネタバレ・感想を紹介します。
『夜伽の双子―贄姫は二人の王子に愛される―』3巻のネタバレ紹介
善意が誤解されてユオと離別
罵倒されて押さえつけられたヒルマは、事態が飲み込めず成す術ない状態。
毒を持ったのは何故か、どこの刺客かと問い詰めてくるユオ。
真実を話せばわかってくれるはずと、あの日からユオが好きで忘れられない、毒なんか持ったりしません!と必死に伝えるも、全く聞く耳を持ってくれません。
これまで何度も女に誘惑されてきたが、お前が一番そそられないとまで言うユオ。
そこへ「辛辣」と第一声にやってきたのはアーム。
そんなところが女の子にモテちゃうの?ヒルマは手枷が似合うね!と相変わらずのユルフワ笑顔。
なんだかんだ談笑しながらも、ユオに解毒剤を飲ませ、真犯人の刺客をプレゼントするアーム。
真犯人はヒルマの世話係の侍女とのことですが、証拠を提示するように言うユオと、ヒルマが毒を持った証拠はあるの?と反論するアーム。
さらに、犯人の侍女には尋問済みで、プロフィールから洗いざらい吐いてもらい、ヒルマの身の潔白につなげるアーム。
「ヒルマが裏切り者って思ってカッとなっちゃった?」と、ヒソヒソ揶揄するアームと、イラつくユオ。
そんな隙を狙ってか、侍女こと刺客は、衛兵の剣を奪いユオに向かって突き刺そうと向かってきました。
しかし、その剣先が貫いたのは庇ってくれたヒルマの横腹。
アームは傷口を押さえて魔法医師を呼び、子供をあやすようにヒルマを抱き抱えます。
そんな逼迫した状況にも関わらず、先程自分を殴ったユオに「大丈夫ですか…」と心配の声を向け、ユオも気まずそうな様子。
アームの激しい夜伽に抵抗虚しく
アームにお姫様抱っこされながら、ヒルマは気色悪い、自己犠牲精神も大概、見返りを求めても相手が返してくれるとは限らない、と説教を受けます。
それもひとしきり終わってからは、優男に変貌して負傷したヒルマを気遣うトーク。
泣きそうになるヒルマの顔を見て、「早く僕を好きになれ」とおまじない。
それだけ看病が楽しければ夜伽はなくてもOKと言われ、パァっと希望が差し込むも、すぐに嘘だと言って膝枕してくるアーム。
一度も看病に来なかったユオに悪態を突くアームと、本当のことを言ってくるアームをますます嫌いになるヒルマ。
ユオを思って泣くヒルマに欲情したアームは、自分の氷属性で熱を下げられるという理由に、ヒルマの体を弄り始めます。
泣きたくて仕方ないのに、泣く間も与えてくれない、発熱で抵抗もできないヒルマ。
満遍なくアイブしながら、「かわいいな」とヒルマの気持ちもお構いなしに遊んでくるアームに言葉だけは抵抗します。
でも、そういうヒルマは今は素であることを見抜かれ、いつも自分を罵っていて、それが嫌じゃないとアームもヒルマに対する気持ちを語ってきます。
要はヒルマだけが自分に全力でぶつかって来てくれて嬉しい…と。
罵ってもいいし、殴ってもいい、ヒルマだけに許された特権だと変人ぶりを再オープン。
あっけに取られたヒルマ。いつの間にか涙は引っ込んでいました。
その夜──
ヒルマのおでこに手を当てにきて、謝罪の言葉を述べたのは念願のユオ。
朦朧とする中、ユオの悪びれる顔を初めてみたヒルマは、これは夢だとテンションMAX。
ヒルマの怪我を気遣うユオですが、逆にユオは大丈夫かと聞かれて、
(どっちがひどいことしたか分かってんのかよ…?)と、軽く自己嫌悪に陥り、口元に手を当てるらしくないユオは…
『夜伽の双子―贄姫は二人の王子に愛される―』3巻の感想・考察
熱で抵抗できないことと、氷属性の魔法使いである相性を利用して、ガッツリとヒルマの上半身を弄んだアーム回でした。
あれだけしても、あくまで追いかける側としての精神的な快感が勝るアームは、本当に変わり者ですね。
アームは支配されたい欲求が強い、生粋のマゾとも表現できます。
一方、ユオは完全に少年の心、性格なのが分かりましたし、貞操観念がしっかりしたアームと真逆なキャラクターとして固定。
回復したヒルマに対して、どちらが先に夜伽を果たせるのか注目していきたいですね!
まとめ
以上、『夜伽の双子―贄姫は二人の王子に愛される―』3巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
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