毒親

血の轍11巻の発売日とネタバレ感想!母を罵倒しまくる静一の本音

この記事では、ビッグコミックスペリオール連載の押見修造さん原作『血の轍』11巻の、

  • 発売日
  • ネタバレ感想・考察
  • 無料で読む方法

をまとめて紹介していきます!

『血の轍』11巻の発売日はいつ?

こちらはまだ公表前でしたので、過去の発売ペースから予想してみました。

◇『血の轍』の発売ペース

  • 4巻:2018年9月28日
  • 5巻:2019年2月28日
  • 6巻:2019年8月30日
  • 7巻:2019年12月26日
  • 8巻:2020年4月24日
  • 9巻:2020年8月28日
  • 10巻:2021年1月29日

『血の轍』の単行本は約4〜6ヶ月ペースで発売されていることから、11巻の発売日は2021年6月28日頃と予想されます。

こちらは、あくまで予想なの公式発表され次第、更新していきますね!

『血の轍』11巻のネタバレ

11巻の見どころは全部で9話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!

※88話〜96話まで収録予定。

『血の轍』88話のネタバレ

罵倒する…

静一は静子に対して自分をちゃんと人間として認めてくれていたのかと責め立てると、次々と暴言を吐き始めます。

吹石の手紙を破った事、肉まんとあんまんのどちらも食べさせてくる事、自分を赤ちゃんみたいに思ってキスしてくる事、口の中に指を入れる事、幼稚園では中まで迎えに来たり、靴紐を結ばせてくれなかった事、しげる以外の友達と遊ばせてくれなかった事を責め立てる静一。

最後に自分の体から出ていけと言う静一だったが、静子はここまで静一の言葉を無表情で聞いていたのです。

その表情を見た静一はそういう顔をしておきながら、自分を崖から落として始末するんだ、自分が辛い所は無視するし、自分の喜んでいるところ等を何故見てほしい所は見てくれないと言います。

最後に自分と静子が不幸になるところしか見てくれないんだと言う静一。

そうしたら言われっぱなしだった静子が反撃と言わんばかりに、静一に対して卑怯者、自分を見なさいと言ってきたのです。

『血の轍』89話のネタバレ

静子の視点…

散々罵倒してくれた静一にお返しと言わんばかりに、おかしいのはお前だと言い放つ静子。

続けて静子は静一にしげおの一件を全部静子のせいにしたいだけで、誰も愛していないのは静一だと言い放ちました。

そして本当の自分と静子を見ろと言うと、静一はしげるの事件があった時にまで遡り、静子の視点から事件を見ていたのです。

やがてしげるが落ちた崖へと近づいていき、林を抜けて視界が開けるとそこにはしげるが背を向けた状態で立っていました。

『血の轍』90話のネタバレ

静一の憎悪…

静子の視点から事件を見ていた静一は、背後にいた当時の自分が静子に対して激しい憎悪を抱いているのを知ります。

静一の憎悪を受けた静子は何も言わず、笑みを浮かべるだけでした。

静子から見た自分はこうだったのかと驚く静一。

そんな中、しげるが落ちそうになっていたので静子が助けるも、静一は口にこそ出さなかったが落とせと無言のメッセージを送ります。

その事を察した静子は反論せずに、ただ黙って静一の命令に従ったのです。

『血の轍』91話のネタバレ

全てを察した静一…

しげるを落としたのは静子だが、そうするように指示したのは自分だと言う事を知って愕然とする静一。

そして静子にそうさせたのは自分であり、心の中ではしげるは命を落としたほうがいいと思っていたのかと静一は思います。

更に静子を縛りつけて、苦しめていたのは自分であったのかと静一は悟ると共に謝罪して彼女にキスします。

そして静子を苦しみから解き放つためには、全ての元凶である自分があの世に逝けばいいのではないかと考え始める静一。

そうしたら静子に代わって、幼い静一が出てきて、静子がちゃんと落とさなかったらあの世に逝けなかったから、今度はちゃんと始末してほしいと言いました。

『血の轍』92話のネタバレ

一線を越えた静一…

幼い静一に始末してほしいと言われた静一はその通りにするかのように、静一を持ち上げました。

そして崖に迫っていくうちに、左半身が静子になる静一。

最終的に全裸になって、右半身が静一、左半身が静子になった静一は幼い静一を持ち上げて落とそうとしていました。

しかし、落としたのは幼い静一ではなくしげるでした。

落とされた際、何も言葉を発する事なく落下していくしげる。

しげるが落ちていく姿を静一は笑みを浮かべながら見届けるのでした。

『血の轍』93話のネタバレ

目覚める静一…

静一はしげるを崖から突き落としました。

崖から転がっていく中、しげるは悲鳴を上げる事無く、むしろ笑っていたのです。

しげるを突き落とした静一は最初は唖然とするも、次第に微笑を浮かべると去ろうとします。

その際に静子の声が聞こえたので、この場で立ち止まる静一。

そしてベッドから目覚めた静一は外の天気を見て、さっきまでのは夢だったんだと思います。

しかし、静一の傍には外へ出た際に身に纏った上着が遺されていたのです。

そして誰かが訪ねてきました。

『血の轍』94話のネタバレ

連行される静一…

朝早く家を訪ねてきたのは刑事であり、静一は対応します。

静一は父は仕事で自分は起きたばかりだと言うと、刑事はしげるが行方不明であり、長靴が濡れているけどどういう事なんだと追及します。

別の刑事も濡れているジャケットを見せて追及します。

静一は夢の中で外に出ていたと言うも、刑事はこれは現実であり、外に2人分の足跡があったと突きつけたのです。

それが現実なのなら自分はおかしくなったと言って、自分はしげると会っていて、崖から突き落とした事を言う静一。

そして現場へと連行され、静一は心の中で連行された静子も今の自分と同じ心境だったのかなと思うのでした。

『血の轍』95話のネタバレ

現場に到着する…

現場である高台に到着すると、既に多くの警察官がしげるの捜索に当たっていました。

刑事によってしげるを落とした場所へと向かう静一。

そしてここで落とした事を白状し、それに落ちていた帽子も自分の物だと言う静一。

刑事はしげるは何処まで落ちたのかと聞くと、静一は下まで落ちたと言い、刑事達は下の方まで探しに動き出します。

そしてスコップで雪をどかしていく中、刑事はどの辺なんだと静一に聞くも、静一は上の空でした。

やがてしげるが発見されるも、彼は目が見開いていて、腕が硬直している状態でした。

静一は今のしげるの事を猫と評し、刑事が何か言っているのを尻目にタンカーで連れていかれるしげるを見て、バイバイと言いました。

『血の轍』96話のネタバレ

取り調べを受ける…

しげるを突き落した事が確定し、警察に連行されて取り調べを受ける静一。

刑事からの取り調べに対し、淡々と答えていく静一。

そして静一は急に取調室の窓を見ていると、別の刑事が飛び混んできてしげるが命を落とした事を報告しました。

静一は命を落として良かったと言ったので、刑事はそれはどういう事なのかと聞きます。

これまでは静子のせいにしていたけど、本当は自分がしげるを始末したくてたまらなかったから、自分の手で命を落としてくれて良かったと言う静一。

この光景を見て、刑事達は哀れに感じていました。

そして和室で泊まる事になり、静一は布団の中に入るもその空間には何故か沢山の蝶がいて、1羽の蝶が静一の口の中に入りました。

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血の轍11巻の感想・考察

反撃開始…?

ここまでは黙って静一の言葉を聞いていた静子でしたが、ここから反撃してきそうですね。

静一はここまでずっと押し殺してきた思いを余すところなくぶつけてきたので、静子も心の中で押し殺してきた事をぶつけるのではないかなと思います。

あの日の真相がわかる…?

しげるの事件はここまでは静一の視点から語られたのですが、静子の視点から見た事件は静一の視点から見たのとは違うのかもしれませんね。

その事から静子の視点から事件を見ると、全く違う真相が飛び出てくる可能性が高いかもしれませんね。

静一が犯人…?

今回の話で、しげるを落としたのは静子なのは間違いありませんが、本当の犯人は静一なのが分かりましたね。

静子の視点から見ていた静一が驚いていた様子でしたので、きっと無自覚に悪意や殺意、憎悪を心の中に抱いていたのでしょうね。

自害する…?

もしかしら、静一は自らの手で死を選ぶのではないかと思います。

静一は事の真相を知って、かなりナーバスになっていますし、自分があの世に逝けば静子が救われるとも考えている状態です。

それ故に今すぐにでも死を選んで、自害するのではないかと思います。

壊れた…?

これは静一の精神が壊れてしまった瞬間だったんじゃないかなと思いますね。

静子の心境を知った静一は、自分は最低な人間であり、静子と同じ道を歩むしか出来ないと思ってしげるを突き落したのではないかなと思います。

しげるを落とした後に笑っていましたので、精神が壊れてしまったのでしょう。

ここまでの話は正夢…?

今回の話から察するに、静一がしげると共に事故現場まで来たのは正夢だったみたいですね。

そうでなければ上着が濡れているわけでは無いですしね。

そして今回の話の最後で、誰かが訪ねてきた様子でしたが誰が来るのか気になるところですね。

全ては現実だった…?

今回の話で、静一が行った事が実際に行っていた事が明らかになりました。

しかし、静一はやった事を認めましたが多分本当にやったのかどうかは曖昧なのでしょうね。

現場へと向かう際に、その曖昧が確信になっていくのではないかと思います。

命を落とした…?

しげるの様子を見る限り、もう命を落としているのではないかと思います。

しげるはまだ傷が完治しているわけではありませんので、突き落された際に傷口が開いたり、新たな傷が出来て動けなかったのでしょう。

しかも雪が降っている状態なので、間違いなく命を落としたのではないかと思います。

完全に狂った…?

しげるが命を落とした際、静一は自分がやり遂げたんだと言う喜びを露わにしていました。

人が命を落としたのにも関わらず、喜んでいると言う事は確実に狂ったとしか言いようがありません。

それ故に刑事達も憐れんでいたのでしょう。

まとめ

以上、『血の轍』11巻のネタバレと感想・考察の紹介でした。

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