この記事では、週刊少年マガジンで連載中の漫画『ランウェイで笑って』18巻のネタバレと感想を紹介します!
※登録後31日以内に解約すれば月額は発生しません!
『ランウェイで笑って』18巻の発売日は?
『ランウェイで笑って』18巻の発売日は10月17日と公表されました。
◇『ランウェイで笑って』の発売ペース
- 14巻:2020年1月17日
- 15巻:2020年3月17日
- 16巻:2020年6月17日
- 17巻:2020年8月17日
『ランウェイで笑って』の単行本は約2〜3ヶ月ペースで、毎回17日頃に発売されていることから、18巻の発売日は2020年11月17日と予想できます。
『ランウェイで笑って』18巻のネタバレと収録話数
18巻の見どころは全部で9話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!
午後に発動する仕掛けは…
ノービスのバングルの減り具合は5番手。
上位3位はアプロのラインが占めており、4番手にはAYANOだと聞いた育人は焦りを見せます。
そこに高岡学園長が現れ…。
“デザイナーの戦いは「準備」で95%終わってるのよ”、”本番は凛としなくちゃ”と優しく励ましてくれました。
そんな育人のブースに蓮が訪れたあたりから、見るからに展示会の客層が若くなってきます。
それに勘付く柳田は、美依が大勢に招待状を出したのだと察知するのでした。
ノービスではバッグに加えて、ファッションウィークでバッグを目立たせる白一色の服を発表。
シルエットが安定する肩支え・腰支えのデザインで、誰が着ても何を合わせても個性が出る。
育人の新作はアプロのデザイナーたちも評価しており、飛ぶように売れていきます…!
その一方で、「アプロ」=麻衣の後継者について聞くために、加地は麻衣とバックヤードへ。
若者のオシャレのハードルを下げる育人のデザインを褒め、”「ノービス」はハイブランドに欠けたピースを埋めてくれそう?”と尋ねますが…。
麻衣はそれを否定し、“彼 アプロを辞めてしまうんだもの”と残念そうに言うのでした。
流れに乗り、ついに3位に昇りつめたノービス。
自分がデザインした服が売れる景色を目の前に、育人の目が輝きます…!
遠のブランドコンセプトとは?
遠のブースを東が見ていると、遠のパトロンであるアルマ・ペイカーがやってきます。
アルマから遠の服の評価を聞かれた東は、アプロの服の芸術性をよく受け継いでいると答えますが…。
アルマの大胆だが品のある格好に気を留めます。
遠が仕立てたその服は、身体を覆う大きめの「アプロの服」とは違ったスタイル。
今までアプロの土俵で戦おうとしてきた遠ですが、身体を生かしたセクシャルな魅力を演出させる方が強いのです。
TGCを転機として、遠の「アプロとは違うデザイン」は急激に垢抜けているのでした…!
麻衣が加地に、”アプロを継ぐなら遠がいい”と言います。
それは、麻衣の求めたアプロのコンセプトが芸術でも「服のフォルム」でもなく、エゴだから。
遠のデザインは、デザイナーのエゴの昇華であり、アプロの理念になんら反していないのです。
向かいの育人に対抗心を燃やしつつ、AYANOも売上3位と追いついたところで、合同展示会初日が閉演となるのでした。
美依と育人の部屋で2人きり!
合同展示会の初日が終わると、育人は美依と、育人の部屋で反省会をすることに。
今回のお互いの目標を確認すると、美依は”アプロの中で3番目に入れたら嬉しい”と言います。
それは、アプロの中でノービスの存在価値を知らしめるため。
対して育人は”1番”と、答える前に美依に言われてしまいました。
今のチームが好きだと言う美依に、育人は”展示会終わったらアプロ辞めます”と宣言!
残念がりながら理由を尋ねる美依ですが、そこにインターフォンが鳴り、千雪が訪ねてきます…!
美依の姿を見るなりすぐ去っていってしまい、美依は”追いかけなくていいの?”と聞きますが、育人は”いつもあんなんですよ ピンポンだけ押していくの”と平然。
そして独立してブランドを持てばどれくらい人が必要なのか尋ねる育人に、美依はデザイナーとパタンナー、そして”営業が…いたらいいよね…”と、育人と過ごした時間を思い返しながら言うのでした。
そして美依は”とむらくん…好き”と発言し…!?
衝撃の美依の告白の真相は!?
美依からの愛の告白にうろたえる育人。
それに構わず攻める美依と思いきや…!
“って思われちゃうんだよ 千雪ちゃんから見たら”と一言。
それでも大混乱中の育人を落ち着かせて、勘違いしているであろう千雪の元に、育人を向かわせます。
しかし、それを見送った美依は、”あーあ フラれちゃった”と呟くのでした。
千雪の部屋のチャイムを鳴らし、電話を鳴らし、ドアを叩く育人。
イラついた千雪は電話で文句を言いますが、育人は誤解を解こうとします。
千雪が誤解していないとわかればすぐに電話を切ってしまいますが、複雑な表情を浮かべながら千雪がドアスコープを覗くと…。
そこにはまだ育人が立っており、”ごはんいっしょに行きません?”とメッセージを送ってきました!
ドア越しにやり取りをする2人、千雪は”なんで?仕事なんでしょ?”と返信。
それを見た育人が困った顔をするので、千雪は突然ドアを開け、育人を中に引き入れます!
お互いの部屋なんて何回も行き来しているのに、千雪は恥ずかしくなって、やっぱり育人を追い出して玄関にへたりこんでしまいました。
そして夜が明け、育人は展示会2日目に向かいます…!
展示会2日目の動向は…
1日目終了時点でアプロは418個、フィギュールは266個、AYANOは182個、そしてノービスは175個のリング分売り上げているという状況。
2日目はバイヤーに加え、インフルエンサー・個人客・デザイナーの身内といった、ライト層が増える見込みです。
遠は柳田との差、育人は遠との差が縮まないことに焦っていましたが…。
そんな育人の元にやって来たのは龍之介・香留、そして学園長!
香留は育人のブースなどそっちのけで、柳田のブースに夢中の様子。
学園長は来場している俳優の河崎雄也に注目していました。
遠は、ドラマや歌手のライブに衣装提供をしているので、そういった一般層への影響力が強いのです!
遠のブースが勢いを伸ばす中、龍之介は育人に”なんだ 綾野遠に負けてんのか!?”とせせら笑います。
しかし、それは芸華祭からたった一年で、育人がアプロの展示会で遠と勝負するステージまで上がってきたという証拠。
“…ムカつくぜ コイツ”と、龍之介はどこか嬉し気に言うのでした。
そんな龍之介に育人は、なぜ学園長が2日目も来たのかと尋ねます。
同時に、インタビュアーから、他のアプロのサブラインについて聞かれる柳田。
ノービスとの売り上げの差が開かない、という報告を受ける遠。
これら3つの答えは「#CALACURI」というSNSでものすごくバズっていハッシュタグにありました。
SNSで話題になるよう、キャッチ―なタイトルで統一させようとした結果、美依がつけた名前。
七変化するバッグ「CALAKURI(カラクリ)」。
人は遠のブースの方が多くても、このバッグだけを買いに来ている客が、展示会に集まっているというのです…!
そしてついに、ノービスが3位に浮上!
その報せを聞き、柳田は舌打ちしつつも、美依の名前を嬉しそうに呟きました。
見守っていた学園長は、育人は遠を独りにしないデザイナーなのだという確信を得ます。
そして育人からの報告を受け、会場外にいる美依も嬉しそうに笑うのでした!
育人に負けられない遠が…!
育人の巻き返しに、遠は焦るどころか楽し気な表情。
麻衣はある人物の接客をしています。
その相手とは、オリヴィア…!
日本の展示会に彼女ほどの大物が現れたことで、会場は騒然です!
柳田のインタビューをしていたOcelot副編集長のサリィを従えて、向かう先は…なんと遠のブースでした。
分刻みのスケジュールを割いて、遠の服を凝視するオリヴィア。
無言で遠に手を伸ばし、注文用紙を要求!
新興ブランドの服をオリヴィアが買い付けるという衝撃に、世界的なデザイナー誕生を感じさせ、会場の客が遠のブースに殺到するようになるのでした。
その光景に危機感を覚えた育人は、つい駆けだして、オリヴィアに声をかけます。
下手な英語で、自分のブースを見て欲しいと伝えようとしますが…返事は”NO”の一言。
立ち去るオリヴィアと落胆する育人の姿を、遠は見つめており…。
なんとたまらず駆けだして、オリヴィアに”見てあげてくれないか”と頼むのでした!
育人にオリヴィアの反応は…?
遠の思いがけない援護射撃に育人はびっくり!
オリヴィアは遠に”見る価値があると?”と尋ねますが、”ボクにはわかりません”との返事。
するとオリヴィアは黙って育人のブースに向かい、厳しい目を走らせます。
これまで育人に敵対心を向けられてきた日々を思い出し、“これで決まる”と呟く遠。
育人がそれに気を取られていると、オリヴィアから注文書を手渡され…!
注文を受けることに成功したうえに、”あなたには才能がある 大事にしなさい”と褒められました!
その光景を目の前にして、遠も柳田もどこか嬉しそうな様子。
そして育人のブースは、バングルがすさまじい勢いで減っていきます!
育人は接客を他のスタッフに任せ、遠に”なんで…?”と尋ねた時の、”君はもうデザイナーだ 負けられない”という答えを嚙みしめ、育人はバックヤードで静かに泣くのでした。
売り場に戻ると、育人はオリヴィアから名刺をもらいます。
そこに書かれていた名前を見て初めて、育人はその相手がミルネージュ因縁の相手であることに気がつき…。
その頃、美依は千雪を引き連れて、展示会場に入ろうとしているのでした!
最悪の鉢合わせの結果…
オリヴィアの名前に育人が驚愕すると同時に、美依は千雪を連れて会場入り!
その動機とは、育人の作ったものを一番綺麗に見せられる人は千雪だから。
“助けに来たぞ”と育人に声を掛ける千雪、すれ違うオリヴィアは無言で視線だけを送り、そのまま去っていきました。
それはまるで、ランウェイでモデル同士がすれ違うように…。
反射的にオリヴィアの名刺を隠す育人に、マネキンの片付けを頼む美依。
“わたしが1位にしてあげる”と自信満々に言い放つ千雪が、育人のブースで「モデルの仕事」を始めます!
その圧倒的なオーラに他の客たちは釘付け、麻衣も”やられた”と言わんばかりの笑顔を見せます。
育人のブースに客が続々と引き寄せられていく中、育人の家族も会場に到着!
千雪がいち花と目が合うと、それまでモデルらしい無表情だったのが、柔らかい笑顔を見せるのでした。
そして、合同展示会の全日程が終了します…!
展示会の順位はいかに!?
合同展示会が終了し、関係者への挨拶回りをするデザイナーたち。
遠は複雑な表情、柳田はアプロでの来期続投の話、麻衣は誰かにメールを送り外へ…。
そんな中、育人の母が柳田に挨拶をしに行きます。
迷惑そうな柳田ですが、育人の母は深々と頭を下げ、以前に育人を雇ったことへの感謝を表明。
それを見た柳田は、育人を見つけたのは自分でないこと、これまで育人がどんな努力をしてきたか、今日ここで結果を出したのも全部育人の実力であることを話します。
そして育人は母から”1位おめでとう”と祝福されるのでした…!
柳田は育人に”今日限りで正式に「Hazime Yanagida」をクビにする”と言い渡します。
“お前なんか二度と雇わん”と、どこか嬉しそうに。
その後美依にも、決め手は美依が連れてきた千雪にあったことを言及し、”俺はお前に負けたと思ってる”と認める発言!
それを聞いた美依は、思わず号泣してしまうのでした。
一方遠は、外で麻衣と向かい合っており…!
ランウェイで笑っての最新話を無料で読むならU-NEXT
※漫画村(閉鎖)、漫画BANK、raw、zipのような違法アップロードサイトではありません。
『ランウェイで笑って』の最新話を週刊少年マガジンで読んでみたいという場合、U-NEXTなら登録後すぐに1冊無料で読むことができます。
U-NEXTの
メリット & デメリット
デメリット
- 月額料金が高い ※1,990円/月(税別)
- 解約方法がわかりにくい
メリット
- 登録後すぐ600Pもらえる
- 31日間無料トライアルがある
- 購入から32日後に40%ポイントバック
- 毎月初めに1200Pもらえる
- 動画見放題(19万本〜)
- 雑誌読み放題(70誌〜)
- 1契約で4アカウントまで作成できる
- ダウンロード後はオフラインで読める
登録も3分くらいで済むので、今すぐ読んでみたい方にはオススメですよ!
※登録後31日以内に解約すれば月額は発生しません!
『ランウェイで笑って』18巻の感想・考察
高め合う2人は何を得る…?
遠が初期に見せた「人に抱きつくクセ」が、身体を生かしたデザインという形で昇華されたのは、見事な伏線回収でした!
TGCに引き続き、今回は偶然にも向かい合っての勝負ということで、育人と遠はよきライバルとしてお互いを高め合っています。
この展示会を経験して、2人はデザイナーとしてさらなる高みへと昇っていくのではないかと、先が楽しみになってきました。
反省会がまさかの修羅場に!?
千雪を見送った玄関で、美依が衝撃発言をしてしまいました…!
その思惑もさることながら、もし千雪本人がドア越しに聞いてしまっていたら、修羅場も不可避なのでは?
そして千雪のために独立する育人の新ブランドも、パタンナーとして浮かびあがった心、そして営業としての才覚を見せ始めた美依がいます。
彼女達がもし、育人のブランドに加入するなら、育人を巡る女の戦いが見られるかもしれませんね!
恋模様も一歩前進?
デザイナー・モデルとしての、それぞれの成長に比べると微々たるものですが、それでも確かに2人の関係は進展している様子。
それでも手を引っ張ったり2人きりになったりするのが精いっぱい、というのが微笑ましいですね!
ただ気になるのは、美依の真意。
育人の言う通り、美依は柳田のことが好きなものと思い込まされていましたが、意味深な一言には一体どんな気持ちが込められていたのでしょうか…?
次なる美依の作戦は…?
コネを生かした集客に続き、SNSを利用した話題作りで大当たり!
美依の営業力の高さが花開き、ついに遠のブランドを追い抜くことができましたね。
そんな美依は現在、別行動で街中に出ている模様。
さらなる仕掛けを用意するのでしょうが、一体何をする気なのでしょうか?
一般客をもっと呼び込むために、街中でバッグのPRをするとか?
白熱する展示会編ですが、2日目もワクワクさせてくれそうです!
オリヴィアのモデルはあの人!?
遠が黙って見送れば、きっと育人に圧勝できたはずの場面。
それでもライバルとフェアに勝負したいから、オリヴィアに割って入ったのは驚きでしたね!
今までの遠のどんな描写よりカッコよく見えた人も多いのではないでしょうか?
そして研二のエピソードを思い出させるような、厳しい態度のオリヴィア。
一流ファッション誌の敏腕編集長ということで、そんな予感はさせていましたが、”映画のモデルになってた”というモブのセリフに注目。
やはりあの大ヒット映画「プラダを着た悪魔」の鬼編集長ミランダ・プリーストリー、あるいはそのモデルと言われるVOGUEの編集長アナ・ウィンターが、オリヴィアの原型だと思われます…!
育人と千雪に肩入れしてしまう読者にとっては、オリヴィアはただ感じの悪い人ですが、そのルーツをたどってみると新しい発見に出会えるかも!?
千雪とオリヴィアが激突!?
ついにはファッション界の重鎮に認められ、遠も正式に育人を対等なライバルと見なしていることも判明!
この展示会2日目は、デザイナー・育人の記念すべき日となったことでしょうね。
しかし、千雪がオリヴィアと鉢合わせしてしまう予感に、ぬか喜びできない状況です…。
嫌な人かと思いきや、才能さえあれば評価する姿勢のオリヴィア。
成長した千雪をどう捉えるのか、あるいは完全に無視してしまうのか…因縁の対峙に目が離せませんね!
いよいよ育人は独立へ!?
お互い示し合わせなくても、育人と千雪の目標は共通して「1位」!
さすが最強タッグの安定感を見せつけてくれましたね。
そして興味のないものには目もくれないオリヴィアが、千雪に一瞬視線をやっていたのが気になります。
それはかつて無礼を働いた研二の娘であることを認識しているのか、それとも注目するほどモデルとしての価値を感じたのか…。
オリヴィアの思惑が、今後の2人の命運を左右することには違いありません!
そして、オリヴィアに名前を売り、遠にも比肩するデザイナーとして認められ、売上もかなりの成績が期待できる育人。
もうアプロでできる成長は十分果たしたとして、いよいよ独立へと動いていくのではないでしょうか?
育人に負けたデザイナーたちは…
まさか育人が本当に1位を獲ってしまうとは!
ライバルと言っても格上の遠、師匠である柳田、そして日本のトップブランドを担う麻衣すら売上で超越するなんて、誰が確信していたでしょうか?
アプロで名前を売ってから、自分のブランドをやり直すつもりだった柳田。
しかし来期もアプロにいると言ったのは、心から敗北を認めており、まだ修行が必要だと痛感したのかもしれません…。
そして麻衣と遠も、何やら複雑な心境を抱えているようで、それが明かされるであろう次回が気になります!
まとめ
以上、『ランウェイで笑って』18巻の発売日と収録話数予想、ネタバレ・感想考察の紹介になります。
では、最後までお読みいただきありがとうございました(^^
12巻 | 13巻 | 14巻 | 15巻 |
16巻 | 17巻 | 18巻 | 19巻 |