この記事では、めちゃコミック配信漫画『セブン・エンド』5話のネタバレ・感想を紹介します。
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『セブン・エンド』5話のネタバレ紹介
あきら語りの途中で凶行開始
緊張しながらかなえの家に向かう、緊張気味のエリートサラリーマン時代のあきら。
待っていた義父・松下遊司は玄関で陽キャ全開で、出迎えてくれて拍子抜け。
改めて、挨拶をすると娘をよろしくと頭を下げる義父は、自分が持っている中で一番いい物だからと腕時計を譲ってくれたと語るあきら。
昔カタギな義理深い人だったと、当初のあきらは思ったのです。
あきらが仕事の失態により会社をクビになり、義父に時計を返そうとしたときも親身になってくれたとのこと。
その後ことでした。かなえが父である遊司を刺し、亡き者にしたのは…
なんでそんな事！と言おうとした瞬間、バチッと音がして倒れ込むあきら。
ビックリしたショーコは、倒れたあきらの肩を揺らし名前を呼びかけますが、手にしたスタンガンを首に当てられたショーコが次に倒れます。
ヒトのものに手を触れるな、と…ショーコに毒づき、傍観していたタツヤに語りかけるかなえ。
父・遊司のことを何もわかっていないあきらに苛立つかなえは、あのあと遊司が自分に信じ難い事を言ったのだと。
父・遊司の裏の顔がエグい？
金も将来もない男とは離婚して、次はもっと安心して俺を世話してくれる奴を選べ、という裏の顔を露見。
昔から自分中心でDVも厭わない横暴な人間だった遊司。
自分の選んだ相手にも心ない邪険な言葉を吐き捨てた父を許せなかった。
そんな話をしながら、あきらを抱き起こそうとするかなえですが…
「あのさーこれオレらがいる意味ある？」
自分らに深く関わった人間の口封じをするためと思うが、自分らは法律的には存在しない人間。
殺した理由や愛の形なんて語っているが、かなえは結局依存しているだけで、旦那の金にすがった父親と旦那自身にすがるかなえは同等。
キレたかなえはシンク上の包丁を掴み、タツヤに突っ込みますが、目覚めたあきらが立ちはだかり身代わりになって刺されます。
死んでいる人間に、生きている人間の考えていることなんてわかるかよ。
そう返事をしたとき、警察が突入。
中込夫婦は自分と母の関係と同一
あきらは病院送りで、かなえは連行され、雁木に一部始終を録音したボイスレコーダーを証拠として渡すタツヤ。
タツヤが今回、かなえがあきらを探す心情が、自分を探しているであろう母親と重なり、だいぶ入れ込んだ事を皮肉っぽく雁木はニヤけます。
法律上は失踪者が生者に戻るのは可能だと告げるが、タツヤは嘘に塗れた世界に戻るくらいなら死人のままで良いと即答。
雁木にとってはイーブンな関係でまだまだやっていけるから安心だと。
中込あきらが生きていたら、彼女はまだアンタを必要としていると伝えてくれと、クエスチョンな雁木に頼みます。
数日後、ずっと依頼人に嘘をつかれていたショーコは、自分が襲われたことも含めてショックで涙が止まらず拗ねている様子。
なぜ皆、嘘をつくのか？もう自分も嘘つきになる…と自分を見失う発言。
でも、頭ポンポンしながら、せめてお前だけは正直者でいてくれ、と慰めるタツヤでした。
『セブン・エンド』5話の感想・考察
かなえは男性服従を父親から刷り込まれ、自分を本当に愛してくれる男性を潜在的に求めていたのかもしれません。
積年の恨みを持った父に復讐心がどこかに沸々を燃えていたかなえは、理想の男性・あきらに対し人間否定をして自分から奪おうとしたことに我を忘れたと言ったところでしょう。
DVという支配下から抜け出すのは難しいことですが、あきらとの結婚時に父親の人格について正直に伝えておくことで、凶行から逃れれたと考えられます。
もはや絶縁しても良いくらい。あきらは緊張もあり、義父の本心を引き出せなかったり、余裕のない状況でしか義父と対峙していなかったことも要因でしょうか。
その辺のごちゃごちゃと面倒くさい感情のもつれなんか、死人になっているタツヤにとっては超面倒いこと。
大事な助手・ショーコも傷つけられて、かなりブチギレてたんじゃないかと思います。
まとめ
以上、『セブン・エンド』5話のネタバレ・感想考察の紹介になります。
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