この記事では、島袋ユミ先生の漫画『夜伽の双子―贄姫は二人の王子に愛される―』1巻のネタバレ・感想を紹介します。
『夜伽の双子―贄姫は二人の王子に愛される―』1巻のネタバレ紹介
初恋相手とチャラ男との子作り協定
ずっとユオ様だけが好きだったのに、なぜ3人で子作りをしなきゃいけないの?
ユオの妻となったヒルマはどういう経緯か、旦那・ユオと双子のチャラ王子・アームの2人相手にベッドで悶えることに…
時は1年前に遡ります──
王国では国一魔力の強い女であればユオ王子と結婚できると聞いて、頑張って魔力を磨いたヒルマ。
とうとう初恋相手でもあるユオとの正式結婚がめでたく決定。
でも、まさかの「次代を継ぐ魔力のある子を産んでほしい」という国のお達しにより、ユオの双子の兄弟・アームとも子作り協定を結ぶ羽目に…
台座に座る凛々しくクールなユオに見惚れるヒルマですが、フイっと視線を逸らされ、自分のことを覚えていないのだと愕然。
国王いわく、2人と子作りしてどちらか強い子を産んだ方を次代の王にするとのこと。
ヒルマの心意気にすっかり気を良くしたタラシ王子・アームは、ユオを巻き込んで何とか条件成立。
で、早速アームとの夜伽初夜──アームは腹黒な本性を見せます。
身を捧げてまで王太子妃になりたい理由は何か?お金・権力・王族の血か?
見苦しい女で嫌になる、と先程とはまるっきり態度豹変の黒王子。
勝手な想像で下心のあるつまらない女だ、君は不要ってことで国王には説明すると暴走解釈するアーム。
それを堰き止めるように、「好きな人がいるんです!」と渾身の土下座をするヒルマ。
純心な想いから結婚を申し入れたことを、赤裸々に語るヒルマを見て、「ユオの事?」と核心に触れるアーム。
ただ好きな人のためってだけで、何人も蹴落として数々の難所を乗り越えてきたのか!、とアームは爆笑して興味が沸わせます。
それなら話が早い、「いいよ抱いてあげる、お望みならいくらでも」と、顔を近づけるアームですが、急すぎて気持ちがついていかないヒルマ。
思わず魔法を発動して、アームをベッドから突き飛ばし、気絶させてしまいます。
条件:夜伽は2ヶ月おきに双子と交互に子作りをする
牢獄でアームと初を奪われる?
アームに不敬を働いたヒルマは案の定、投獄されて柵越しに余裕の笑みを浮かべるアームに全力謝罪。
元はと言えば、アームが自分よりも魔力弱いせいじゃんと、心で毒づくヒルマ。
とりあえずお咎めなしとなり、牢を開いてくれたものの、さっきの続きと言わんばかりに顔を近づけてきて…
「僕を任す女なんて初めてだ!」と、ヒルマの魔力と努力を褒め称え、どうにかヒルマを自分のものにしたい独占欲が急上昇。
鼻歌歌いながらあちこちキスをする余裕のアームに、だんだん気持ちが疼き出すヒルマ。
それを察したアームはすぐに顔を離し、ヒルマは何をしたら喜ぶのか尋ねますが…
「ユオ様しかいらない!」と泣きながら訴えるヒルマ。
魔獣戦線を秒で終わらすヒルマ
王宮の庭にて、アームを気絶させたことをユオに問いかけられ、言い訳しようのない事実に慌てふためくヒルマ。
自分らよりも強いとは知っていたものの、アームが気絶したシーンを見たかった!と満面の笑みで子供のように喜ぶユオ。
アームとは打って変わって実直なユオは、国のために女を無理強いして子作りさせるなんて馬鹿げていると言及。
そんな誠実なユオに惚れているヒルマですが、今日のドレスは綺麗ではあるが「娼婦には似合わない」と冷徹発言を喰らいます。
パーティー会場で、アームからドレス選びは正しかったか聞かれて、ドレスは褒められたと言葉を濁して笑顔で立ち振る舞うヒルマ。
勘の良すぎるアームは、ユオが要らぬことを言ってヒルマを傷つけたのではと察し、面白くないと呟きます。
すると、和やかなパーティー会場に突如魔獣が出現し、会場はパニック状態。
ユオが標的にされて魔法で対抗するも相手の方が上手で、かなり戦況は良くない。
どうやら、後継者づくりを知った他国の敵が刺客を送り込んできて、ユオたちを亡きものにしたがっているよう。
アームが参戦しようとしましたが、先にユオへの援護に回ったヒルマは魔力全開で魔獣を一網打尽。
改めて驚いたユオの前に立ち、女らしさのカケラもない魔法使いではあるけれど、ユオの盾になり強い子を産み守り育てる母になれる。
そして、とっても便利で役立ちます、と逆プロポーズをするヒルマ。
背後ではパーティー参加者が、王太子妃になる人間が魔法だなんて野蛮だことと、批判の声で騒然し、俯き加減のヒルマ。
すると、アームが突然お姫様抱っこをしながら、さすが未来の花嫁!と賛嘆して駆け回り、周りも手のひら返しでヒルマを褒めます。
王宮の部屋へ戻って着替えようかとヒルマを抱いたまま、さっさと歩くアーム。
するとユオが手を差し伸ばし、アームに抱かれながらもガッシリとユオの手を握りしめるヒルマ。
アームがユオを振り返って睨み散らかしますが、関係ないと言わんばかりに「今夜、俺の部屋に来い」と誘ってくれてヒルマは…
『夜伽の双子―贄姫は二人の王子に愛される―』1巻の感想・考察
ただのチャラ男かと思いきや、アームはめっちゃいい奴でしたね。
ユオへの一途な想いだけで、魔力を国1までに高めたという頑張り屋さんで健気なヒルマに、ガッツリ惚れている感じも良いです。
ヒルマの想いを知っているからこそ、安易な国策で貞操を奪うことはできない男気あふれるユオも奥ゆかしい。
ヒルマの気持ちは固まっているから、夜伽自体は受け入れるはず。
ただ、オープニングのシーンにもあったように、2対1というシチュエーションには戸惑いを隠せないでしょう。
早速、ユオと一線を越えるシーンが拝めそうなので、次回は大いに期待ですね!
まとめ
以上、『夜伽の双子―贄姫は二人の王子に愛される―』1巻のネタバレ・感想考察の紹介になります。
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